2017年5月5日より、楽天証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)のスイッチング機能が改善されました。それと同時に、スイッチング時の表示画面も変更され、前よりは見やすくなりました。
*スイッチング:今保有している商品Aを、異なる商品Bに入れ替える事をスイッチングと言います。例えば、定期預金に預けていた10万円を、先進国株式のファンドAに7万円、国内REITのファンドBに3万円と入替える事が出来ます。
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楽天証券 iDeCoの改善内容
スイッチング機能の改善内容
前述のように、スイッチングとは商品Aを売却し、商品Bを購入する事ですが、商品Aの売却が完了してから商品Bの発注が始まります。
例えば、今日(土曜日ですが)、定期預金からたわらノーロード先進国株式へのスイッチング手続きを行った場合、定期預金解約の約定日が来週火曜日、そしてたわらノーロード先進国株式の発注日が水曜日、購入約定が木曜日となります。
このように結構な時間がかかりますが、今までは、一度手続きを開始すると、キャンセルや変更は出来ませんでした。
しかし、今回の改善により、スイッチング手続きを開始し、商品Aの売却が完了し商品Bの発注が始まるまでは、購入商品の変更が可能になりました。
まあ、コツコツ積立てしている方にとっては、あまり大きな意味はないかな?
だけど、ちょっとでもタイミングを読んで投資しようと思っている方にとっては、相場の急変に対応できる便利な機能です。
本サービス改善は記録管理運営機関 JIS&Tによるものです。
今回のサービス改善は、楽天証券というより、記録関連業務を行っているJIS&Tによるものです。
JIS&Tを記録管理運営機関としている、例えば野村證券やりそな銀行の確定拠出年金でも同様の改善が行われていると推測されます。(確認できませんので、あくまで推測ですが)
スイッチング画面の改善も。
今回の改善に合わせて、スイッチングを行う画面もリニューアルされました。
売却・購入の商品選択時に、それぞれの商品の約定日が表示されるようになりました。
下のキャプチャー画面は、定期預金を売却し、新たに購入する商品を選択する画面です。
各商品の約定日が表示されています。
参考までに、従来の画面も下の方に示しますが、デザイン的にも、以前の素っ気ない画面からすると、かなり見やすくなったように思えます。
ただし、商品名は相変わらず略称のままです。例えば、たわらノーロード 先進国株式は、ONEたわら先進国株楽天DCと表示されます。信託報酬なども記載してくれると、購入商品を間違えるといったミスも防げるのですが。。。
新しいスイッチング画面
従来のスイッチング画面
楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)の操作性などについては↓の記事も参考にして下さい。
まとめ
楽天証券 個人型確定拠出年金(iDeCo)のスイッチング機能が改善され、スイッチング先商品の発注が始まるまでは購入商品の変更が可能になりました。
また、それに合わせて、スイッチングの設定画面も見やすくなりました。
公式サイト(総合口座)楽天証券
公式サイト(iDeCo)楽天証券 iDeCo