1回の当選で数十万円から、たまには100万円を超える利益を出すこともあるIPO(新規公開株式)、下記記事に管理人の当選実績をまとめてありますが、高い確率で公募価格を大きく上回るであろうお宝銘柄には、そう簡単に当選するものではありません。
多数の証券会社の口座開設、資金移動、申込と、当選確率を少しでも上げるためには、多くの労力・時間がかかります。そうやって手間をかけたとしても、実際に当選できるかどうかわかりません。(一般のネット抽選の場合。証券会社店頭で巨額の取引を行い、担当者から配分されるような方は除く)
このように、労力をかけても当たるかどうかわからないIPO、とても、「こんな事やってられるか」って方にもお勧めなのがSBI証券で1単元(通常100株)だけの申込。
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SBI証券にはIPOチャレンジポイントという資金の少ない方にも優しい制度があります。
SBI証券のIPO抽選ルールは、申込株数が多いほど当選確率が上がります。当然、申込んだ分の資金を預けておく必要があります。要は、資金力勝負なのです。
ただ、このようにお金持ち優遇のSBI証券のIPO抽選ですが、資金力のない方にもうれしいIPOチャレンジポイントという制度があります。
IPO抽選に申し込んで落選すると、IPOチャレンジポイントが1ポイント貯まります。そして、配分予定量の30%をポイントの多い方に配分されるというシステムです。(抽選参加時にポイントを使うかどうか申請が必要)
銘柄にもよりますが、そこそこ人気のある当選には500ポイント以上が必要と推測しています(あくまで管理人の勝手な推測です)。つまり、ずっと抽選に参加していれば5~6年に1回ぐらいは当選させてもらえるという事になります。(最近、人気銘柄当選に必要なポイント数が上がってきているようです)
SBI証券のIPOチャレンジポイントを貯める方法
とにかくIPOを申し込めば良いのです。落選すると1銘柄につき1ポイントもらえます。
- 申込株数は1単元(通常100株)でも構いません。申込株数で獲得できるポイント数が変わる事はありません。
- 価格は仮条件の上限で申し込みます。(最終的な発行価格を下回ると抽選の対象にならず、ポイントももらえません)
- 抽選日に発行価格 x (最低)1単元分の買付余力が必要です。
複数の会社が同じ抽選日になってしまった場合、理想的にはその複数社分の買付余力があった方が望ましいですが、最低限、発行価格の高い方の買付余力だけでも確保しておきましょう。
例えば、A、B2社が同じ抽選日になってしまった場合、最初にA社の抽選を行い、落選すれば、B社も抽選対象になります。
もし、A社が当選(補欠を含む)してしまうと、そこで資金が拘束され、残りの資金がB社の発行価格x1単元より不足していると、B社は抽選対象外となり、ポイントももらえません。 - IPOチェレンジポイントは基本的に「使用しない」を選択
IPOチャレンジポイントは、ある程度のポイントがたまった後、是非とも当選したい銘柄の時、「使用する」を選択。
これをSBI証券で取り扱う全銘柄に対して毎回行うだけです。
もし、当選した場合、その時、実際に購入するか辞退するかを決めれば良いのです。
当選したのに辞退すると、その銘柄に対してのポイントはもらえませんが、他にペナルティーがあるわけではありません。(あくまで現時点でのルールです)
ただ、その当選した銘柄に対して、ポイントを「使用する」を選択していると、購入の有無にかかわらず、そこで使ったポイントは没収されてしまいます。ポイントがある程度たまって、本当に欲しい銘柄の時にだけポイントを使用しましょう。
そうやって、コツコツ貯めたIPOポイント、5~6年もすれば500ポイント以上になる筈です。
そして、これぞという銘柄にポイントを使って当選を目指しましょう。
この方法だと、時間はかかりますが、たいした労力、資金をかけることなく、お宝IPOをゲットできる可能性が高まります。
必要なのは根気です。
公式サイトSBI証券
各証券会社のIPO抽選参加ルールは下記記事にまとめてあります。