楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)、無条件で運営管理機関手数料無料、そして低コストのファンドをラインアップと、おすすめできるiDeCoプランの一つです。
そんな楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)、楽天証券の総合口座を開設しなくても加入する事が出来ます。その場合、記録管理業務を行っているJIS&Tに直接ログインして、資産管理、運用指示などを行うことになります。
しかし、楽天証券の口座を開設すると、楽天証券にログインするだけで、個人型確定拠出年金の管理、運用指示がより使いやすくなります。
その便利な機能をご紹介します。
*個人型確定拠出年金は受付金融機関・運用関連運営管理機関として商品などを提供する金融機関(楽天証券など)と、資産の記録管理・運用指図のとりまとめを行う記録管理運営管理機関(JIS&Tなど)で成り立っています。JIS&Tは、楽天証券でなくマネックス証券、野村證券・りそな銀行などの確定拠出年金も取扱っています。
*各画像はクリックすると拡大されます。
*画像は2017年10月時点のものであり、現時点では変更されている可能性もあります。
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楽天証券の口座にログイン
先ず、楽天証券の口座にログインします。
画面トップのメニューの右側に「確定拠出年金 iDeCo」とありますので、ここをクリックする事で、確定拠出年金の画面に移動します。
その際、JIS&TのログインID・パスワードは必要ありません。
楽天証券のID・パスワードだけで全ての操作が可能です。
資産管理
楽天証券
下記の画面のように、時価評価額、投資累計額、損益、利回り、そして保有している資産ごとの情報も表示されます。
*画像は2017.10時点
各商品をクリックすると、各ファンドの詳細な情報を見ることが出来ます。
この他にも、月ごとの資産額の推移がグラフと表で確認できるページもあります。
JIS&Tのサイト
*画像は2017.10時点
JIS&Tのサイトでも、当然、資産状況を見ることが可能ですが、楽天証券の方が遥かに見やすい画面です。ファンドの情報も分かりません。
掛金の商品配分の設定
楽天証券
毎月の拠出額に対する商品配分(どのファンドを、どれだけの割合で購入するか)を設定する画面です。
*画像は2017.10時点
各商品の、資産タイプ、商品名、リターン、そして信託報酬も表示されます。特に信託報酬が表示されるのは有り難い機能。選択する商品を間違うミスを防げます。
ただ、残念ながら、ここで配分割合を入力するだけでは終わらず、次の画面で、JIS&Tのページがウィンドウ内に表示され、ここで再入力しなければなりません。
下図がその一例。
左側が、上の画面で設定した商品と配分割合。右側がJIS&Tの画面。
左側の画面を参考にし、右側のJIS&Tのところに転記しなければいけません。
*画像は2017.10時点
結局、楽天証券のページで設定したものは、商品選択のためのアシスト機能のようなものだったという事です。それでも無いよりはまし。(人によっては、二度手間になるので煩わしと感じるかな?)
楽天証券で設定した情報を、自動的にJIS&Tに転送するようなシステムになれば嬉しいのですが、そこは楽天証券とJIS&Tは全くの別会社ですから難しいのでしょう。
JIS&T
JIS&Tの場合、最初から下記のような表示で、信託報酬などは分からず、しかもファンド名は略称で表記されますので注意が必要です。
*画像は2017.10時点
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楽天証券の初心者の為のロボ・アドバイザー(もどき)
投資初心者が、資産配分を決めるのはなかなか難しい事と思います。楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)では、いわゆるロボアドバイザーはサポートしていませんが、簡単な資産配分のモデルを提示してくれるロバ・アドバイザーもどき(?)があります。
下記の画面で、元本確保型、安定重視型、安定成長型、成長型、積極型とあり、どれかを選択すると資産配分が提示されます。
*画像は2017.10時点
このサービスは楽天証券にログインしなければ使用できません。
スイッチング
スイッチング(保有する商品の入れ替え)は、楽天証券にログインしてから行っても、拠出の資産配分設定のようなアシスト画面は表示されず、いきなりJIS&Tのページが表示されます。
*画像は2017.10時点
これは、2017年5月に改善されたもので、約定日が表示されるようになり、さらに新規に購入する商品の発注が始まるまでは購入商品の変更が可能になりました。
参考記事楽天証券[JIS&T] 個人型確定拠出年金(iDeCo)のスイッチング機能が改善されました。
取引履歴
取引履歴の表示は、楽天証券とJIS&Tで異なります。
表示内容は同じですが、商品名が略称ではない、デザイン的にも楽天証券の方が優れています。
楽天証券
*画像は2017.10時点
JIS&T
*画像は2017.10時点
まとめ
楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入される方(既に加入された方)は、同時に(または後からでも)楽天証券の口座を開設することをお勧めします。
資産管理画面など、直接JIS&Tのサイトでも見れますが、楽天証券口座の方が見やすいですし、商品配分指示も、楽天証券のアシスト機能が商品選択の間違い防止に役立ちます。
個人型確定拠出年金(iDeCo)以外にも投資する方は、楽天証券にログインするだけで両方の資産が管理できるのも便利です。
公式サイト楽天証券
公式サイト楽天証券 iDeCo
楽天証券のメリットは下記記事も参照して下さい。
参考記事投資信託なら「楽天証券」。投資初心者、「つみたてNISA」(積立NISA)で投資デビューする方にもおすすめのネット証券。