楽天銀行と楽天証券との口座連携サービス「マネーブリッジ」に、2018年5月1日より新機能が追加されました。
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楽天銀行・楽天証券 自動入出金(スイープ)の機能追加
楽天銀行・楽天証券、両方の口座を所有し、マネーブリッジを設定すれば、自動入出金(スイープ)を利用できます。
自動入出金(スイープ)は、楽天銀行の普通預金残高が、そのまま楽天証券の買付余力となり(買付時に資金が自動的に楽天証券に振替えられます)、さらに楽天証券の預り金が自動的に楽天銀行の普通預金に出金されるサービスです。
楽天銀行の普通預金は、マネーブリッジを設定するだけで0.18%と高金利になりますので(300万円超は0.12%)、無駄なく運用する事ができます。
楽天銀行に残す金額を設定可能に
従来、自動入出金(スイープ)使用時に、楽天証券口座に残す金額を設定する事は出来ました。
今回の機能追加で、新たに楽天銀行に残す金額も設定出来るようになります。
楽天銀行口座で、クレジットや公共料金等の引落を使用している方には便利な機能となります。
楽天銀行・楽天証券 どちらからでも設定が可能です。
従来は楽天証券サイトからの設定のみでしたが、今後は、楽天銀行、楽天証券、どちらの口座からでも設定が可能になります。
楽天証券での設定画面
楽天銀行での設定画面
上限額は設定出来ません (ペイオフ対策)
ペイオフを考えると、楽天銀行 残高が1,000万円を超えないようにしたいところですが、残念ながら今回の機能追加では、楽天銀行の上限額を設定する事は出来ません。
楽天証券に多額の預り金がある場合、ご自分で計算して、楽天証券に残す金額を設定し、楽天銀行残高が1,000万円以上にならないように調整する必要があります。
今後の改善に期待したい点です。
因みに、SBI証券、住信SBIネット銀行間の連携サービスでは、住信SBIネット銀行(ハイブリッド預金)の上限額を設定できます。
SBI証券・住信SBIネット銀行の場合
以上、楽天銀行、楽天証券のマネーブリッジ・自動入出金(スイープ)の機能追加のお知らせでした。
公式サイト楽天証券(楽天証券、楽天銀行両方の口座開設が可能です。勿論、口座維持手数料は不要です)