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証券会社

SBI証券 投信マイレージサービス。投資信託を保有するだけでT/Ponta/d/Vポイントなど還元、低コストのインデックスファンドも対象に。

投稿日:

SBI証券には、投資信託の保有額に応じてポイントが貰える投信マイレージというサービスがあります。

この投信マイレージが2017年2月1日にパワーアップされ、今まで対象外だった低コスト(信託報酬)のファンドも対象となりました。

さらに、その後も選択出来るポイントが増えるなど、より充実したサービスになっています。

*2017年10月以降、超低コスト・ファンドの登場により、ポイント還元率に0.03%の区分も新たに設けられました。
*2019年9月1日以降、新たに0.02%0.01%の区分が出来、従来、無(0%)だったSBI・先進国株式インデックス・ファンドが0.02%、SBI・新興国株式インデックス・ファンドが0.01%となりました。
*2021年4月1日以降、0.03%以下の還元率だったファンドの還元率がアップしました。一部、通常銘柄(0.10%還元)だったものが0.05%に引き下げられたファンドもあります。
*
2021年11月1日以降、Tポイント、Pontaポイントのどちらかを選択可能に。
*2022年1月以降、「SBIプレミアムチョイス」対象銘柄のポイント付与率アップ
*2022年2月以降、ポイント付与率が信託報酬 販売会社取り分(税抜)を超えないよう一部ファンドのポイント付与率改定。
*2023年2月27日以降、Vポイントが選択可能に(仲介口座ではなくインターネットコースでも)。
*2023年1月以降、「SBIプレミアムチョイス」ポイント付与率アップが2022.12で終了し新たに「SBIプレミアムセレクト銘柄」のポイント付与率アップ

[最終更新日 : 2024.1.4]ポイント付与率を最新の値に更新。
「SBIプレミアムチョイス銘柄」の付与率増量は2023.12で終了。
「SBIプレミアムセレクト銘柄」の付与率増量。
[2023.12.18]PayPayポイント選択可能に付与率変更を反映。
[2023.10.10]10/5からのポイント付与率変更を反映。
[2023.6.2]6/1からのポイント付与率変更を反映。
[ 2023.2.27]全て最新の情報に更新。
Vポイントも選択可能。
Tポイント、Pontaポイントが投信積立でも使用可能に。

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投信マイレージ・サービス

SBI証券ポイントサービス

投信マイレージ・サービスとは、対象の投資信託の月間平均保有額に応じてポイントがもらえるサービスです。

2017年1月までは信託報酬の低い投資信託はポイント還元の対象外でしたが、2017年2月以降、殆どのファンドが対象となりました。

また、2021年4月以降、0.03%以下だったファンドの還元率が引き上げられました。

ポイントはTポイントPontaポイントdポイントVポイントJALマイルPayPayポイントから選択できます。

*従来Vポイントは三井住友カード仲介口座の方のみ選択出来ましたが、2023.2.27より(仲介口座ではない一般的な)インターネットコースでも選択出来るようになりました。

*本記事はインターネットコースの方を対象にしたサービスの解説です。金融商品仲介業者経由で口座開設された方、または仲介口座に変更された方は本サービスと同様の別のポイントサービスが用意されています。

 

メインポイント(Tポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント、JALマイル、PayPayポイント)の選択

2021年11月1日から、Tポイント、Pontaポイントのどちらかを選択出来るようになりました。さらに、2022年2月21日よりdポイント、2022年11月7日からJALのマイル、2023年2月27日からVポイント、2023年12月18日からPayPayポイントも追加されました。

メインポイントにTポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント、JALマイル、のうち一つを選択し設定します。ポイントはメインポイントが付与されます。

SBI証券ポイントサービス

 

勿論、メインポイントを変更する事も出来ます。(毎月10日の0:00までに変更すれば当月のポイント付与に間に合います)

SBI証券ポイントサービス

 

 

ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。

*2023.1.4時点でdポイント/PayPayポイントでは購入出来ません。

 

スポット購入 (Tポイント / Pontaポイント / Vポイント)

SBI証券ではTポイント / Pontaポイント / Vポイントで投資信託を購入する事も出来ます(スポット購入)。

例えば、メインポイントをTポイントに設定してあっても、Pontaポイントで購入したければ、一時的にメインポイントを変更すれば即反映、購入できるようになります。

*投信マイレージで付与されるポイントがTポイント希望ならメインポイントを再度戻しておくことを忘れずに。

 

投信積立 (Tポイント / Pontaポイント)

現金決済による積立買付の一部、または全部にTポイント、Pontaポイントを充当する事が出来ます(2023.2.27から始まったサービス)

*Vポイントは積立投資に対応していません。
*クレジットカード決済での積立にはポイントを使う事は出来ません。

投資信託発注時に保有しているポイントを全て充当するか、あるいは、毎月のポイント利用上限を設定する事も出来ます。

 

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ポイント還元率

*JALのマイルを選択した場合、還元率は基本的に本記事記載の値の1/2となります。

基本的にはポイント還元率0.1%(年率)、さらに月間平均保有額が1,000万円を超えると、0.2%(年率)になります。(この0.1% or 0.2%の対象となるファンドを通常銘柄と呼びます)

但し、低コスト・インデックスファンドの多くがポイント還元率0.05%以下(年率)と通常銘柄に比べると還元率が低くなります。

尚、ポイント付与率は基本的に信託報酬 販売会社取り分(税抜)を超えないように設定しているようです。

*還元率は
年率換算
月間平均保有額
1,000万円
以上
1,000万円
未満
SBIプレミアムセレクト
銘柄(*1)
0.25%0.15%
(A)通常銘柄0.20%(*2)0.10%
低コスト・ファンド (月間保有金額に関わらず)
(B)指定銘柄0.063%~0.0175%
(ファンドにより異なる)

(*1)「SBIプレミアムチョイス銘柄」の付与率増量は2023.12で終了し、新たに「SBIプレミアムセレクト銘柄」対象ファンドの還元率がアップ。
(*2)一部銘柄は0.18~0.19%。

通常銘柄のポイント還元率を決める月間平均保有額には、低コストのファンド(B)の保有額も含まれます。

ポイント付与は対象月の翌月11日(休日の場合は翌営業日)、1カ月分毎に行われます。
*JALマイルは14~17日頃付与

 

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SBIプレミアムセレクト銘柄 ポイント還元率 0.15%/0.25%

*2023年12月31日でSBIプレミアムチョイスが終了し、2024年1月1日よりSBIプレミアムセレクトの対象ファンドのポイント還元率がアップします。
SBIプレミアムチョイス銘柄とSBIプレミアムセレクト銘柄は異なります。
従来のSBIプレミアムチョイス銘柄は通常の付与率になります。

月間平均保有残高1,000万円未満で0.15%、1,000万円以上で0.25%となるSBIプレミアムセレクト銘柄です。

SBI証券が厳選したアクティブファンドが対象となります。

*SBIプレミアムセレクト銘柄は3カ月毎に見直されます。

 

2024年1月4日時点で下記15本。

  • SBI岡三-日本ニューテクノロジー・オープン
  • SBI岡三-日本好配当リバランスオープン
  • 野村-情報エレクトロニクスファンド
  • 野村-野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
  • 大和-ダイワ・US-REIT・オープン(年1回決算型)為替ヘッジなし
  • 明治安田-明治安田セレクト日本株式ファンド
  • 三菱UFJ-モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)
  • One-米国インフラ関連株式ファンド<為替ヘッジなし>
  • アライアンス-アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
  • インベスコ-インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)
  • イーストスプリング-イーストスプリング・インド消費関連ファンド
  • キャピタル・インター-キャピタル世界株式ファンド
  • フィデリティ-フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド(資産成長型)
  • フィデリティ-フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)
  • ピクテ-ピクテ新興国インカム株式ファンド(1年決算型)

注意 : 以下のポイント還元率は2024.1.4時点の値です。

 ポイント還元率0.063%のファンド

  • 日興ー年金積立 日本短期債券オープン

 

 ポイント還元率0.06%のファンド

  • フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2065
  • フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2070

 

 ポイント還元率0.05%のファンド

インデックス投資家に人気のeMAXIS Slimたわらノーロードニッセイ<購入・換金手数料なし>三井住友・DCiFreeなど各シリーズの(一部商品を除く)多くが0.05%の還元率となります。

・野村-野村6資産均等バランス
・野村-野村つみたて日本株投信
・野村-野村つみたて外国株投信
・野村-野村インデックスファンド・先進国ESG株式
・野村-野村インデックスファンド・J-REIT
・野村-はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225)
・野村-はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)
・野村-はじめてのNISA・新興国株式インデックス
・三菱UFJ-つみたて日本株式(TOPIX)
・三菱UFJ-つみたて日本株式(日経平均)
・三菱UFJ-つみたて先進国株式
・三菱UFJ-つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)
・三菱UFJ-つみたて全世界株式
・三菱UFJ-つみたて新興国株式
・三菱UFJ-つみたて米国株式(S&P500)
・三菱UFJ-つみたて4資産均等バランス
・三菱UFJ-つみたて8資産均等バランス
・三菱UFJ-eMAXIS 日経225インデックス
・三菱UFJ-eMAXIS JPX日経400インデックス
・三菱UFJ-eMAXIS TOPIXインデックス
・三菱UFJ-eMAXIS JPX日経中小型インデックス
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・三菱UFJ-ジャパン・ソブリン・オープン(資産成長型)
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・One-たわらノーロード バランス(標準型)
・One-たわらノーロード バランス(積極型)
・One-たわらノーロード バランス(8資産均等型)
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・One-たわらノーロード 国内リート
・One-たわらノーロード 先進国リート
・One-たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり>
・One-たわらノーロード 先進国株式
・One-たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
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・One-たわらノーロード 新興国株式
・One-たわらノーロード 国内債券
・One-たわらノーロード 先進国債券
・One-たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>
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・ドイチェ-ドイチェ・ETFバランス・ファンド
・イーストスプリング-イーストスプリング・インド・コア株式ファンド
・セゾン-セゾン・グローバルバランスファンド
・アクサ-アクサ世界株式ファンド
(全266本)

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 ポイント還元率0.05%未満のファンド

2024年1月4日時点で下記49本。

ファンド還元率(年率)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国連続増配株式インデックスファンド0.0425%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)0.0420%
Smart-i Select 全世界株式インデックス(除く日本)0.0420%
Smart-i Select 全世界株式インデックス0.0420%
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド0.0420%
My SMTグローバル株式インデックス0.0400%
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)0.0375%
SBI日本国債(分配)ファンド(年4回決算型)0.0375%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド0.0351%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.0349%
たわらノーロード S&P5000.0346%
はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)0.0336%
eMAXIS Slim全米株式0.0336%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.0326%
PayPay投信 米国株式インデックス0.0290%
SBI・先進国株式インデックス・ファンド0.0250%
SBI・Vシリーズ9本(S&P500、全米株式など)0.0220%
SBI・iシェアーズシリーズ10本(米国バランス、米国総合債券など)0.0220%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.0220%
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド0.0220%
SBI・中国A株インデックス・ファンド0.0220%
SBI  S&P500パリ協定ンデックス・ファンド0.0220%
SOMPO123 先進国株式0.0220%
SBI・新興国株式インデックス・ファンド0.0200%
SMT iPlus 全世界株式0.0200%
SMT iPlus 米国株式0.0200%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド0.0187%
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス0.0175%
はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)0.0175%
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)0.0175%
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.0175%
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)0.0175%

 

通常銘柄でマイレージ対象銘柄1,000万円以上保有時の還元率が0.2%未満のファンド

1,000万円以上保有時の還元率が0.2%未満のファンドです。
*ファンドにより0.19%、0.185%、0.18%

ポイント還元率 (1000万円以上) 0.19%ファンド

  • eMAXIS NASDAQ100インデックス
  • 日本株式インデックスe
  • 日本債券インデックスe
  • モルガン・スタンレー社債/マルチアセット運用戦略ファンド2018-12
  • モルガン・スタンレー社債/マルチアセット運用戦略ファンド2019-03

 

ポイント還元率 (1000万円以上) 0.185%のファンド

  • 野村インデックスファンド・日経225
  • 野村インデックスファンド・JPX日経400
  • 野村インデックスファンド・TOPIX
  • 野村インデックスファンド・国内債券

 

ポイント還元率 (1000万円以上) 0.18%のファンド

  • 大和-S&P500(マルチアイ搭載)
  • フランクリン-フランクリン・テンプルトン・ユーロ毎月分配型ファンド

 

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最後に

低信託報酬のインデックスファンドを含め殆どのファンドが対象となるSBI証券投信マイレージサービス(低コストファンドでは)ポイント還元率0.063~0.0175%とはいえ、各ファンド、信託報酬0.01%単位で競い合っている事を考えると無視できない有難いサービスです。

勿論、SBI証券独自のサービスなので、いつ変更されるとも限りませんが、こういうサービスを上手く使って効率的な資産運用を!

 

SBI証券では、三井住友カードによる投資信託積立が出来ます。勿論、クレジットカードのポイント付与もあります。

三井住友カード(NL)なら年会費永年無料。
*三井住友カード(NL)での投信積立でのポイント付与率0.5%

 

三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。
*三井住友カード ゴールド(NL)での投信積立でのポイント付与率1.0%

 

SBI証券だけでなく、楽天証券マネックス証券松井証券auカブコム証券もポイント還元サービスを行っています。他社のサービスの詳細は下記記事を参照して下さい。

 

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

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マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

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