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ネット証券会社の投資信託ポイント還元サービス、徹底比較。(SBI、楽天、マネックス、auカブコム証券)

投稿日:2020年8月14日 更新日:

主要ネット証券会社では投資信託の保有資産額に応じて毎月ポイントが還元されるサービスがあります。

このサービスを利用すれば、事実上、信託報酬がポイント分割引された事と等価になります。

勿論、ポイント還元サービスは各証券会社の都合により変更される場合もありますので、その点はご承知おきください。

[最終更新日:2020年8月14日] auカブコム証券 資産形成プログラム開始(Pontaポイント)
マネックス証券 NISA/つみたてNISAでの還元率変更、一般・特定口座と同一へ(2020.9.23より)。
[2020年4月20日] マネックス証券 SBI・バンガード・S&P500取扱い開始されるがポイント付与対象外。
[020年4月17日] マネックス証券dポイントへの交換が可能に。
[2020年1月20日] SBI証券 SBIポイントからTポイントへ完全に切替となった為、SBIポイントの記載を削除。
2019年9月30日] マネックス証券、2019.10.1からのポイント還元対象ファンドの拡大を反映。
[2019年9月1日] SBI証券、ポイント還元率0.02、0.01%の区分が新設。

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各ネット証券会社の投資信託ポイント還元サービスの比較

先ず、各証券会社のポイント還元サービスの比較を表にまとめます。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]

 SBI証券楽天証券マネックス
証券
auカブ
コム証券
サービス名投信マイレージハッピー
プログラム(*1)
マネックス
ポイント
資産形成プログラム
(*2)
ポイントTポイント
楽天
スーパーポイント
マネックス
ポイント
Ponta
ポイント 
ポイント還元率(年率換算)(*3)   
低信託報酬
ファンド(*4)
0.05%
一部ファンドは
0.03%
0.02%
0.01%
0.048%0.03%
一部ファンドは
0%
対象外
その他の
ファンド 
1000万円未満
0.1%
0.048%0.08%
2.4万円以上
100万円未満

0.05%
100万円以上
3000万円未満
0.12%
1,000万円以上
0.2%
3,000万円以上
0.24%
 ポイント
付与
月間平均保有額
x還元率
/365x(月の日数)
 月間平均残高
毎月10万円毎
に4pt
 毎月平均評価額
x還元率/12
(NISAは月末残高)
月間平均保有額
(前月)
x還元率/365日
x保有日数(営業日)
ポイント使用1pt 1円相当
1pt 1円相当1pt 1円相当1pt 1円相当
 NISA(*5) 対象 対象 対象 対象

(*1)楽天証券ではハッピープログラムの他、投資信託資産形成ポイントも選択できますが、多くの場合、ハッピープログラムの方が有利となります。
(*2)auカブコム証券では資産形成プログラムの他、投資信託毎月ポイントもあり、au IDを登録すると資産形成プログラム、登録しないと投資信託毎月ポイントの対象になります。
(*3)ポイント還元率は最大の場合を示しています。例えば、楽天証券では10万円毎にポイントが付与されますが、10万円未満の端数は無しとして計算しています。
(*4)「低信託報酬のファンド」とまとめていますが、具体的には各社で異なりますので、詳細は下記の各証券会社毎の解説を参照して下さい。
(*5)ジュニアNISAは対象外となる場合があります。

低信託報酬のファンドに限れば、ポイント還元の対象となるのはSBI証券楽天証券、それにマネックス証券の3社となります。

元々の還元率がSBI証券の方が僅かですが高く、さらに楽天証券の場合10万円毎ですが、SBI証券では月間保有額に還元率をかけた分のポイントが付与され、無駄が少ない事も考えるとSBI証券が一歩リードと言えるでしょう。

但し、超々低コストファンドの場合(eMAXIS Slim先進国株式・全世界株式・全米株式、楽天・バンガード・ファンド、SBI・雪だるまシリーズなど)SBI証券が0.03~0.01%なのに対し、楽天証券が0.048%と、楽天証券の方が有利になります。

マネックス証券楽天証券には負けますが、一部ファンドではSBI証券と同等になります。

低信託報酬のファンドは対象外ですが、それ以外のファンドを100万円以上保有する方は、auカブコム証券が有利となる場合があります(100万円以上1,000万円未満、3,000万以上)

以下、各証券会社毎のポイント還元サービスを詳しく解説します。

 

SBI証券の投信マイレージ

SBI証券では、2017年2月以降、今までポイント付与の対象外だった低信託報酬のファンドも対象となる改定が行われました。(その後、還元率0.03,0.02,0.01%の区分も新設されました)

*従来のSBIポイントにかわりTポイントでの付与となります。SBIポイントが付与されるのは2019年12月末までの集計分です。Tポイントサービスを申し込んだ方は、申込月からTポイントに切り替わります。
尚、Tポイントで投資信託も購入出来るようになりました。

SBI証券投信マイレージのサービスは下記記事に詳細に解説してますので参照して下さい。

上記記事から概要だけピックアップします。

 

ポイント還元率

 月間平均保有額
1,000万円以上1,000万円未満
(A)通常銘柄0.2%0.1%
低コスト・ファンド (月間保有金額に関わらず)
(B)0.05%
(C)0.03%
(D)0.02%
(E)0.01%

*還元率は年率換算

通常銘柄(A)のポイント還元率を決める月間平均保有額には、低コストファンド(B,C,D,E)の保有額も含まれます。

 

 

 

楽天証券のハッピープログラム & 資産形成ポイント

楽天証券でも、低信託報酬の投資信託を含む、殆どの投資信託がポイント還元の対象となります。

楽天証券のポイント還元サービスには、ハッピープログラム投資信託資産形成ポイントの二つがあります。(上の比較表はハッピープログラムの場合です)

ハッピープログラムと投資信託資産形成ポイントの違い

主な違いをまとめると、

 ハッピープログラム資産形成ポイント
ポイント
付与条件
最低資産残高10万円最低資産残高50万円
ポイント還元率(毎月)10万円毎に4pt800万円未満は200万円毎に50pt
800万円以上1000万円未満300pt
1,000万円以上2,000万円未満500pt
2000万円以上1,000pt
最大ポイント上限無1,000pt
(資産額で2,000万円)
ポイント楽天ポイント、または 楽天証券ポイント(*)

(*)楽天証券ポイントは楽天ポイントの他、JMBマイルに交換できます。楽天証券ポイント35ポイント→JMBマイル10マイルの交換レートです。

上表のように、資産形成ポイントはポイント付与の単位が粗いため、多くの方にとってはハッピープログラムの方が有利となります。

ただ、一部の資産額の場合、資産形成ポイントの方が有利になる場合があります。(詳しく楽天証券公式サイトのこちらのページを参照して下さい。)

 

ハッピープログラムでの投資信託保有のポイント還元

ハッピプログラムの申込

楽天証券だけでなく、楽天銀行の口座開設が必要です。

両方の口座開設後、マネーブリッジハッピープログラムの両方を申し込むと、投資信託保有によるハッピープログラムの特典を受けられるようになります。勿論、口座開設や申込は無料です。

また、マネーブリッジに申し込むと、楽天銀行の普通預金が5倍、2020年8月時点で0.10%という特典を受けることが出来ます。

 

対象となる投資信託

公社債投信、MRF、MMF、外貨建てMMF、楽ラップ専用ファンド以外の投資信託が対象になります。

超低コストのeMAXIS Slimニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ楽天・バンガード・ファンドなども対象です。

*下記、楽天証券公式サイトより楽天証券・楽天銀行の両方の口座を開設することが出来ます。

 

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マネックス証券のポイント還元サービス

マネックス証券のポイント還元サービスは、2019年10月より従来対象外だった低コストのファンドも対象となりました。さらに交換先にAmazonギフト券が加わりました。

*2020.4.17よりdポイントへの交換が可能になりました。
*従来、NISA/つみたてNISAでは、還元率0.08%の銘柄でも0.03%となっていましたが、2020.9.23より通常口座とNISAで還元率が同一となりました。

 

マネックスポイントの利用方法

マネックスポイントは、株式売買手数料、仮想通貨への交換、さらに下記のポイントに交換して使用する事が出来ます。

交換先交換レート
株式売買手数料1マネックスポイント--->1円
Coincheck200マネックスポイント--->200円
Amazonギフト券1マネックスポイント---> 1pt
dポイント1マネックスポイント---> 1pt
T-point,nanaco50マネックスポイント---> 50pt
waonポイント100マネックスポイント---> 100pt
セゾン永久不滅ポイント(*1)250マネックスポイント---> 50pt
ANA/JALマイレージ1,000マネックスポイント- --> 250マイル

(*1)永久不滅ポイントへの交換は、既にセゾンカード情報を登録済の方、またはマネックスセゾンカードをお持ちの方のみ。
(*2)その他、日本赤十字社への寄付、マネックスグッズや有料投資情報もあります。
*Suicaへの交換は2017年10月31日で終了しました。

 

マネックスポイント 還元率0.03%のファンド

(2020.8.14時点)

  • eMAXIS Slimシリーズ
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ
  • 「たわらノーロード」シリーズ
  • 「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ
  • iFreeシリーズ
  • 三菱UFJ国際投信の「つみたて」シリーズ
  • i-SMTシリーズ
  • eMAXISシリーズ
  • Smart-iシリーズ
  • その他、多数。

多くの低コストファンドが0.03%となります。(対象ファンドの詳細は公式サイトでご確認下さい)

 

マネックスポイントの対象外ファンド

下記のファンドは対象外です(2020.8.14時点)

  • iDeCo、投資一任口座で保有しているファンド
  • MRF、公社債投資信託
  • SBI・新興国株式インデックス・ファンド
  • SBI・先進国株式インデックス・ファンド
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド
  • SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
  • 日本トレンド・セレクト 日本トレンド・マネーポートフォリオ
  • ニッセイマネープールファンド(豪高配当株F)

 

auカブコム証券の資産形成プログラム & 毎月ポイント

auカブコム証券は、2020年8月下旬から「auカブコムの資産形成プログラム」を開始し、投資信託の保有金額に応じてPontaポイントがもらえるようになりました。

au IDを登録している方が対象になります。

au IDを登録しないと、従来の「毎月ポイント」の対象となります。

 

対象外の投資信託

販売会社の信託報酬率 0.24%未満(税込)の投資信託は対象外です。

販売会社分だけでの信託報酬ですので、合計ではもっと高い信託報酬率の投資信託も対象外になります。

低コストインデックスファンドの殆どが対象外と思って良いでしょう。

この点では、SBI証券楽天証券マネックス証券に大きく負ける事になります。

*「auカムコムの資産形成プログラム」、「毎月ポイント」とも対象外となります。
*公社債投信(MMF・中期国債ファンドなど)は対象外です。

 

auカブコムの資産形成プログラムと毎月ポイントの違い

主な違いをまとめると、

 資産形成プログラム毎月ポイント
au ID登録未登録
ポイント還元率
(最大年率)
2.4万円~100万円未満 0.05%
100万円~3000万円未満 0.12%
3,000万円以上 0.24%
100万円~3000万円未満 0.12%
3,000万円以上 0.24%
ポイント付与月間平均保有額(前月)
x 還元率(年率)/365日
x 保有日数(営業日)
月間保有額100万円毎に1pt
(3000万円以上の方は2pt)
*1pt=100円相当
ポイントPontaポイント100ptで1万円の現金プレゼント

*「毎月ポイント」は付与された月から3年間が有効期限

「毎月ポイント」は100万円毎の付与単位で、かつポイントも汎用性がありませんので、2.4万円以上の保有額で無駄なくPontaポイントがもえらえる「auの資産形成プログラム」の方が有利でしょう。

 

auカブコム証券のポイントサービスのまとめ

auカブコム証券のポイントサービスは、「auカムコムの資産形成プログラム」の導入で、低額の保有でも無駄なくPontaポイントがもらえるようになったという点では大きく改善されました。

但し、殆どの低コストファンドが対象外です。

ただ、対象ファンドの還元率は最も高く(100万円以上)、比較的コスト(信託報酬)の高いアクティブファンド等を保有する方には有利となるポイント還元サービスです。

 

まとめ

以上、主要ネット証券の投資信託保有によるポイント還元サービスのまとめでした。

還元率、及び低コスト投資信託が対象に含まれるという点で、SBI証券楽天証券が大きくリードしています。

投資信託のコストにこだわるなら、信託報酬だけでなく、ポイント還元サービスも上手く利用しましょう。

公式サイトSBI証券 楽天証券マネックス証券auカブコム証券

 

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