証券会社

主要ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券)徹底比較。~初めて投資信託、ETFに投資する方へ~

投稿日:2017年12月22日 更新日:

これから投資信託を購入し、投資を始めようとする方にとって先ずやらなければいけないのが証券会社の口座開設。

銀行、店頭証券などでも投資信託は購入出来ますが、購入時手数料や低コスト・ファンドのラインアップを考えると、本サイトではネット証券で購入・投資する事をお勧めします。

そこで、主要ネット証券である、SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券の取引方法、各種サービスをまとめます。証券会社選択の参考として下さい。

*本比較は、あくまで投資信託(主にインデックスファンド)、及び国内外のETFに投資を行う方を対象としたものあり、個別銘柄の株式取引、信用取引等は比較の対象外としています。

[最終更新日:2018.1.30] 松井証券iDeCo取扱の情報を追記。ポイント還元サービスでeMAXIS Slim先進国株式インデックスの情報を追記。

 

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券 徹底比較

投資信託ラインアップ

先ずは、各証券会社で取扱っている投資信託のラインアップを比較します。

投資信託 取扱本数   2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
取扱い本数  2,558  2,492 1,100 301
ノーロード 1,218   1,233 658 295
ノーロード
信託報酬
0.54%以下
200  211  149 104
 ノーロード
信託報酬
0.324%以下
96 100 72 55

*楽天証券は楽ラップ専用ファンドを除く
*信託報酬は税込み

取扱本数ではSBI証券楽天証券が大きくリードしています。

ただ、一番少ない松井証券でも、主要アセットクラスの低コスト・インデックスファンドは概ね取扱っていますので、この中でどこを選んでも、そう困る事はないでしょう。

 

購入・積立方法

投資信託 購入・積立方法(*1) 2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
最低購入
金額(*2)
100円  100円 100円(*3) 100円
積立設定
毎日積立 可能 (つみたて
NISA
のみ可能)
--- 可能
毎週積立 可能 --- --- 可能
毎月積立 可能 可能 可能 可能
積立時の資金の入金方法
銀行引落 対応  対応 対応 不可

(*1)特定口座で購入・積立する場合。「つみたてNISA」では異なる場合があります。
(*2)一部商品を除く
(*3)銀行引落の場合は1,000円以上となります。
(*4)SBI証券の積立設定は、他に複数日、隔月も可能。

投資信託の最低購入金額は各社100円から対応しています。

積立日は、毎日・毎週・毎月の設定が行えるSBI証券松井証券が便利です。

SBI証券では、さらに複数日、隔月の設定も可能です。
参考記事【SBI証券】投資信託積立、究極のドルコスト法、毎日積立に対応。毎週、隔月、複数日コースも!そして「NISA枠ギリギリ注文」なども。

また、松井証券では100円で複数の投資信託を積立て設定する事も可能です。
参考記事【松井証券】インデックス投資初心者、そして既に投資されている方にもお勧めの松井証券 投信工房。

積立時の購入資金ですが、松井証券以外は銀行口座からの引落に対応していますので、証券口座に資金がなくても、自動的に設定した銀行から入金されます。

 

ポイント還元サービス

松井証券以外は投資信託の保有額に応じてポイントを還元するサービスを行っています。

投資信託保有によるポイント還元 2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
サービス名 投信
マイレージ
ハッピー
プログラム
マネックス
ポイント
---
ポイント SBI
ポイント
 
 楽天スーパ
ーポイント
マネックス
ポイント
---
還元率[年率]
低信託
報酬
ファンド
0
0.03%
0.05%
0.048% 対象外 ---
その他の
ファンド
0.1%
0.2%
(保有額1,000
万円以上)
0.048% 0.08% ---

*SBI証券では、ファンド毎に0%、0.03%、0.05%、0.1%(保有額1000万円以上で0.2%)と異なります。

ポイント還元率でいえばSBI証券が圧倒的に有利、

そして低コストのファンドだけで見ても僅差ですがSBI証券の方が楽天証券より還元率が高くなっています。

但し、SBI証券で還元率0.03%となる、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス楽天・バンガード・ファンドだけは楽天証券(0.048%)の方が高くなります。
これらのファンドを中心に投資する方なら楽天証券が有利となります。

ポイント還元サービスの詳細は↓を参照して下さい。
参考記事ネット証券会社の投資信託ポイント還元サービス、徹底比較。

 

投資信託その他のサービス

投資信託 その他のサービス 2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
サービス --- 楽天スーパー
ポイントで
投資信託購入
MONEX
VISION β
MONEX
ONE
ロボアド
バイザー
リバラン
ス積立

楽天証券 楽天スーパーポイントでの投資信託購入

楽天証券では、楽天スーパーポイントで投資信託の購入が可能です。

投資信託保有などのハッピープログラムで獲得したポイントは勿論の事、楽天市場で獲得した楽天スーパーポイントでも投資信託購入が可能です。(期間限定ポイントを除く)

楽天スーパーポイント100pt(100円相当)から購入出来ます。

 

マネックス証券 MONEX VISION β、MONEX ONE

資産アドバイスツール、MONEX VISION βは、現在のポートフォリオに応じたリスク・リターンの比較、リターン予測が分かるほか、理想的なポートフォリオとなるようアドバイスがもらえます。

一括口座管理サービス MONEX ONEは、SBI証券楽天証券松井証券等の証券会社や、銀行クレジットカード等の金融機関口座の情報を集約し、一括表示する事が出来ます。

さらに素晴らしい点は、MONEX ONEMONEX VISION βを連携させることで、マネックス証券以外で保有する資産も加えて資産の分析が可能になります。

勿論、口座開設すれば無料で使用出来ます。

松井証券 ロボアドバイザー、リバランス積立

松井証券では、ロボアドバイザーが最適なポートフォリオを提案してくれます。勿論、ポートフォリオを独自にカスタマイズする事も可能ですし、ポートフォリオのリスク・リターンも確認出来ます。

さらに、設定したポートフォリオに沿うよう、毎月(毎日・毎週)の積立時に、購入する複数の投資信託の購入比率を自動的に調整してくれるリバランス積立も可能です。

勿論、無料で利用できます。

松井証券

 

リバランス積立等の詳細は↓を参照して下さい。
参考記事【松井証券】インデックス投資初心者、そして既に投資されている方にもお勧めの松井証券 投信工房。

 

国内株式手数料(現物取引)

投資信託だけでなく、ETF(上場投資信託)もインデックス投資の投資先として魅力的な商品の一つです。

ETFは個別銘柄の株式と同様、株式売買手数料がかかります。そこで各社の株式売買手数料を比較します。

株式売買手数料には、1約定毎に手数料がかかるプラン(表中には"1約定"と記載)と、1日の約定金額合計に対して手数料がかかるプラン(表中には"定額"と記載)の2種類ありますが、各売買金額で安い方のプランの金額をまとめています。

*1約定プラン、定額プランをそれぞれ、SBI証券は「スタンダードプラン」「アクティブプラン」、楽天証券は「超割コース」「いちにち定額コース」、マネックス証券は「取引毎手数料コース」「一日定額手数料コース」、また、松井証券は、定額プランのみで「ボックスレート」と呼んでいます。

国内株式売買手数料(税抜き) 2017.12.21 しんたろう調べ
 売買
金額
SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
10万円
以下
0円
(定額) 
0円
(定額)
100円
(1約定)
0円
(定額)
20万円
以下
105円
(1約定)
105円
(1約定)
180円
(1約定)
300円
(定額)
30万円
以下
250円
(1約定)
250円
(1約定)
250円
(1約定)
300円
(定額)
40万円
以下
250円
(1約定)
250円
(1約定)
350円
(1約定)
500円
(定額)
50万円
以下
250円
(1約定)
250円
(1約定)
450円
(1約定)
500円
(定額)

*SBI証券の1約定プランは2017.12.22から、楽天証券の1約定プランは2017.12.25からの手数料です。

10万円以下であれば、SBI証券、楽天証券、松井証券の3社は無料となります(いずれも定額コース)

10万円超50万円以下で見ると、SBI証券楽天証券が同額で最も安くなっています。

尚、今回は比較の対象としませんでしたが、1日に10万円超の取引をされる方、岡三オンライン証券では20万円までの取引が無料となります。

 

参考記事【岡三オンライン証券】国内株式手数料 約定代金20万円以下の手数料が0円(無料)に。

50万円超の取引金額、及び他の証券会社の株式売買手数料の比較は↓を参照して下さい。
参考記事主要証券会社の国内株式売買手数料比較(現物取引)

 

米国ETF

米国には、バンガードブラックロック(iShares)ステートストリート(SPDR)等、国内の投資信託に比べ低コスト(経費率)で流動性も高いETFが多数あります。

ただ、国内の投資信託やETFに比べて高い売買手数料、及び為替手数料がかかります。

各社の米国ETF対応状況、手数料等をまとめました。

*松井証券は米国株式・ETFの取扱はありません。

米国ETF 手数料 2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
米国ETF
取扱い
本数 
249 252 253
取引
手数料
(税抜き)
約定代金の0.45%。
最低5ドル、上限20ドル 
 為替
手数料
(片道)
25銭

4銭
(住信SBI
ネット銀行
経由)

0.5銭
(SBI FXα
経由
1万通貨)
25銭 25銭

*楽天証券の超割コースは取引手数料の1%(大口優遇なら2%)を楽天スーパーポイントで還元。

各社取扱い本数も概ね同じ、そして取引手数料も同じです。

異なるのは為替手数料。

証券口座で外貨取引を行う場合は各社25銭と同じですが、

SBI証券では住信SBIネット銀行からの外貨入金が可能で、この場合の為替手数料は4銭

さらにSBI FXαの現引きを利用すると0.5銭となります。(1万通貨単位=約120万円相当)

FXαだと100万円以上の資金が必要ですのでちょっとハードルが高いですが、住信SBIネット銀行では$1から購入出来ます。

米国ETFの取引に関しては、為替手数料と言う点でSBI証券が圧倒的にリードしていると言って良いでしょう。

 

銀行との連携サービス

即時入金サービス

各証券会社、銀行からの即時入金サービスを行っています。

オンライン手続きだけで、対応する銀行から即時に証券口座に資金を入金できるサービスです。勿論、手数料無料です。

銀行からの即時入金サービス 2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI
証券
楽天
証券
マネックス
証券
松井
証券
即時入金
サービス
対応銀行数 
13  12 10 17

対応する銀行が最も多いのが松井証券

各証券会社の対応銀行の詳細は↓を参照して下さい。
参考記事証券会社ネット即時入金に対応する銀行一覧、及び出金サービス。

銀行・証券会社の口座連携

SBI証券住信SBIネット銀行と、楽天証券楽天銀行との間で口座連携サービスを行っています。

銀行預金の資金が、そのまま証券会社の買付余力となり、また証券会社の資金を自動的に銀行預金に移動させる事も出来ます。

銀行・証券会社の口座連携 2017.12.21 しんたろう調べ
  SBI証券 楽天証券
対応銀行 住信SBIネット銀行  楽天銀行
 サービス名 自動スウィープ
サービス
マネーブリッジ
自動入出金(スイープ)
銀行預金 SBIハイブリッド預金  普通預金
金利 0.01% 0.10%
特典 ハイブリッド預金残高
がスマートプログラム
の対象
ハッピープログラム
の対象。
楽天銀行から楽天証券の
出金でポイント、
及び取引件数にカウント
備考 ATMで出金、他行へ振
込む場合はハイブリッ
ド預金から普通預金に
振替処理が必要。
普通預金なので、自由に
ATM引き出し等が可能。

楽天証券楽天銀行の連携(マネーブリッジ)により楽天銀行の普通預金金利が0.10%と、メガバンクの普通預金の100倍、定期預金の10倍の金利となります。

さらに、楽天証券で投資信託を購入する際、楽天銀行から楽天証券に出金させるように設定しておけば、楽天スーパーポイントがもらえ、さらにハッピープログラムのステージアップも可能です。

詳細は↓を参照して下さい。
参考記事投資初心者、「つみたてNISA」(積立NISA)で投資デビューする方におすすめのネット証券「楽天証券」。

銀行との口座連携という点では、普通預金金利、ハッピープログラムで楽天証券が有利と言ってよいでしょう。

(注意)全ての資金を証券会社ではなく銀行に移動させる設定にしておくと、銀行預金が1,000万円以上になり、預金保険制度の対象外となってしまう事もあります。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事住信SBIネット銀行 その魅力を徹底解説
参考記事楽天証券、楽天銀行からの自動入出金に対応【自動入出金(スイープ)サービス】(2017年2月18日より)

 

個人型確定拠出年金(iDeCo)

各社、個人型確定拠出年金(iDeCo)も取扱っています。

4社とも運営管理機関手数料が無料、さらに低コストの商品ラインアップとなっています。

その中でも、取扱っている投資信託の信託報酬の低さ、受給制度の自由度の高さを考えると、マネックス証券が一歩リードと言って良いでしょう。

 

詳細は↓を参照して下さい。
参考記事[完全版] 個人型確定拠出年金(iDeCo) SBI証券、楽天証券、イオン銀行、マネックス証券 徹底比較。

*松井証券では2018年3月下旬よりiDeCoの取扱を開始します。
参考記事【松井証券】個人型確定拠出年金(iDeCo)の取扱を開始。

 

その他のサービス

楽天証券に口座開設すると、日経テレコンが、スマホ(iSPEED)、及びPC(マーケットスピード)で無料で見ることが出来ます。iSPEEDは無条件、マーケットスピードも簡単な条件(例えば、マネーブリッジ・自動入出金の設定等)で無料で使う事ができます。 

 

個人向け国債キャッシュバック キャンペーン

個人向け国債は事実上の元本保証で、投資とは異なりますが、無リスク資産の預け先として有力な候補の一つです。

但し、個人向け国債の利率自体はネット銀行や地方銀行・信用金庫のネット支店の定期預金金利より劣りますので、あくまで目的は個人向け国債購入時に貰えるキャッシュバックキャンペーン

基本的に、高額(500万円以上)で購入する場合は大手店頭証券の方がキャッシュバック金額は大きいのですが、ネット証券でも金額によっては有利になる事があります。
参考記事個人向け国債キャッシュバックキャンペーンの証券会社比較、その定期預金換算金利は?

キャッシュバック金額は少ないですが毎月実施(2017年実績)するSBI証券

毎月実施するとは限りませんが(2017年実績9回、6月以降は毎月実施)、300万円未満だと金額によっては大手店頭証券より有利になるマネックス証券

 

キャンペーン実施頻度は少ないですが(2017年は6月、12月の2回のみ)、1,000万円未満なら金額によっては大手店頭証券より有利になる楽天証券(キャッシュバックではなく楽天スーパーポイント)

*松井証券は個人向け国債の取扱はありません。

大手店頭証券を含めて、それぞれの証券会社をうまく使い分けてみては如何でしょう?

 

最後に

各社、それぞれのサービスを行っており、一概に優劣をつけられるものではありません。

この4社であれば、どこを選んでも大きな差ではないでしょう。良く検討され、ご自分の投資スタイルに合う証券会社を選択して下さい。

勿論、複数の口座を開設し、それぞれの強みを活かして証券会社を使い分けるという方法もあります。口座開設は各社無料で、口座管理手数料もかかりません。

(注)NISAは、1年に1つの口座しか利用できません。

尚、SBI証券楽天証券松井証券については下記記事に詳細に解説していますので、ご参考にして下さい。

参考記事【SBI証券】最初に口座開設するネット証券としておすすめ、「つみたてNISA」(積立NISA)にも最適。

参考記事投資初心者、「つみたてNISA」(積立NISA)で投資デビューする方におすすめのネット証券「楽天証券」。

参考記事【松井証券】インデックス投資初心者、そして既に投資されている方にもお勧めの松井証券 投信工房。

スポンサーリンク

応援お願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

-証券会社

Copyright© しんたろうのお金のはなし , 2018 All Rights Reserved.