日興アセットマネジメントは同社が運用し東証に上場する下記2本のETFの信託報酬を引下げるとともに、売買単位の引下げを発表しました。
- 上場インデックスファンドTOPIX【1308】
- 上場インデックスファンド225【1330】
それぞれ、国内株式、TOPIX、及び日経平均株価との連動を目指すETFです。
見出し
上場インデックスファンドTOPIX【1308】 信託報酬引下げと売買単位引下げ
改定日
2023年7月11日
信託報酬引下げ
信託報酬が下表のように引き下げられます。
*信託報酬は税込み表記
信託報酬 | ||
従来 | 改定後 | 引下げ幅 |
0.0968% | 0.0748% 以内 | -0.022%pt |
(*)約款上は改定前が0.242%以内、改定後は0.0748%以内。
逓減料率
上場インデックスファンドTOPIX【1308】は、今回の改定で信託報酬引下げとともに、純資産総額に応じて信託報酬が変わる逓減料率を採用します。
純資産総額 | 信託報酬(税込) |
5兆円以下の部分 | 0.0748% |
5兆円超 7兆5,000億円以下の部分 | 0.0484% |
7兆5,000億円超 10兆円以下の部分 | 0.0418% |
10兆円超の部分 | 0.0352% |
上場インデックスファンドTOPIX【1308】は2023年4月20日時点で8.01兆円と巨額の純資産を有しており、この時の信託報酬は0.06488%(税込)となります。
取引所での売買単位引下げ
従来、上場インデックスファンドTOPIX【1308】は100口単位の売買単位でしたが、これが1口単位に変更になります。
100口単位だと2023.4の価格で21万円程度の資金が必要でしたが、今後は2千円強と少額から売買できるようになります。
TOPIX連動型ETFの詳細・比較は下記ページをご覧下さい。
スポンサーリンク
上場インデックスファンド225【1330】 信託報酬引下げと売買単位引下げ
改定日
2023年7月11日
信託報酬引下げ
信託報酬が下表のように引き下げられます。
*信託報酬は税込み表記
信託報酬 | ||
従来 | 改定後 | 引下げ幅 |
0.2475% | 0.1540% 以内 | -0.0935%pt |
(*)約款上は改定前が0.308%以内、改定後は0.154%以内。
逓減料率
上場インデックスファンド225【1330】は、今回の改定で信託報酬引下げとともに、純資産総額に応じて信託報酬が変わる逓減料率を採用します。
純資産総額 | 信託報酬(税込) |
1兆円以下の部分 | 0.1540% |
1兆円超 2兆円以下の部分 | 0.1375% |
2兆円超 3兆円以下の部分 | 0.1210% |
3兆円超 4兆円以下の部分 | 0.0880% |
4兆円超 5兆円以下の部分 | 0.0484% |
5兆円超の部分 | 0.0429% |
上場インデックスファンド225【1330】は2023年4月20日時点で3.72兆円と巨額の純資産を有しており、この時の信託報酬は0.12796%(税込)となります。
取引所での売買単位引下げ
従来、上場インデックスファンド225【1330】は10口単位の売買単位でしたが、これが1口単位に変更になります。
10口単位だと2023.4の価格で30万円程度の資金が必要でしたが、今後は3万円程度から売買できるようになります。
日経平均株価連動型ETFの詳細・比較は下記ページをご覧下さい。
以上、上場インデックスファンドTOPIX【1308】、上場インデックスファンド225【1330】信託報酬引下げと取引所売買単位引下げのニュースでした。
信託報酬引下げは勿論の事、日興のETFは売買単位の大きさが難点だっただけに、この引下げも個人投資家にとっては嬉しいニュースです。