ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックス(Dow Jones U.S. Dividend 100 Index)との連動を目指す米国ETF Schwab U.S. Dividend Equity ETF【SCHD】のパフォーマンスをS&P500と比較しつつ評価します。
さらに、SCHDに投資する、あるいはダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックスとの連動を目指す国内投資信託を比較・評価します。
[最終更新日:2025.8.8]初版
本記事は原則2025.7末時点の情報に基づき記載しています。
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見出し
- 1 ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックス / SCHDとは?
- 2 SCHDとS&P500とのパフォーマンス比較
- 3 SCHDに投資する、あるいはダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックスとの連動を目指す国内投資信託
- 4 まとめ
ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックス / SCHDとは?
ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックス(Dow Jones U.S. Dividend 100 Index)
米国株式(Dow Jones U.S. Broad Stock Market Index構成銘柄, 除くREIT)から、
- 連続10年間の配当実績
- 時価総額5億米ドル以上
- 直近3カ月の平均日次売買代金が200万米ドル以上
を満たし、その中で配当利回り上位50%を対象として、
フリーキャッシュフロー/総負債、自己資本利益率(ROE)、配当利回り、5年間の配当金成長率等から100銘柄を選定した時価総額加重型指数(4% cap)。
~Dow Jones Dividend Indices Methodologyから抜粋して引用~
Schwab U.S. Dividend Equity ETF【SCHD】
Schwab U.S. Dividend Equity ETF【SCHD】はダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックスとの連動を目指す米国Charles Schwab社のETF、
その経費率は0.06%。
尚、SCHDは残念ながら国内主要ネット証券での取扱いはありません。
SCHD構成銘柄のセクター分類、S&P500との比較
2025.8.1時点のSCHD構成銘柄のセクター分類をS&P500と比較します。
*S&P500はETF IVV(2025.7.31付け)から引用
SCHDは高配当に注目したETFだけに、S&P500に対しInformation Technokogyが少なく、Health Care、Consumer Staples、Energy等の所謂、ディフェンシブ銘柄が多くなっています。
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SCHDとS&P500とのパフォーマンス比較
*S&P500として米国Vanguard社ETF VOOを使用。
*SCHD/VOOとも分配金を10%課税後再投資したトータルリターン(ネット)で評価(終値は米国Google Finance、分配金はCharles Schwab、Vanguard社サイトより引用)。
*三菱UFJ銀行公表の為替レートTTMを使用して、管理人が独自に円換算。
チャート
SCHD設定来のSCHD/S&P500(VOO)のチャート(円換算)を示します。
*SCHD設定時(日本時間2011/10/21)の価格を10,000としてプロット。
設定後暫くはS&P500(VOO)と概ね同等、ただ、2023年以降は大きく劣後しているように見えます。
以下、詳細に比較していきます。
SCHD設定来のリターン/リスク
設定月2011年10月末日から2025年7月末日までの13年9カ月のリターン、リスク、シャープレシオを比較します。
*シャープレシオは無リスク資産のリターンを0として計算
SCHD | S&P500(VOO) | |
年率リターン | 17.11% | 19.60% |
年率リスク | 16.00% | 16.72% |
シャープレシオ | 1.07 | 1.17 |
SCHDの(概ね)設定来のトータルリターン(年率)はS&P500(VOO)に2.5ポイント劣後しています。
リスクは若干小さくなっていますが、それでもシャープレシオは僅かながら負けています。
*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。
VYM、VIG、NASDAQ100(QQQ)とも比較
SCHDのリスク、リターンをS&P500(VOO)に加え、ハイテク株比率の高いNASDAQ100(QQQ)、米国高配当株式に着目したVYM、VIGとも比較します。
- VYM : Vanguard High Dividend Yield ETF [FTSE High Dividend Yield Index]
- VIG : Vanguard Dividend Appreciation ETF [S&P U.S.Dividend Growers Index]
SCHDのリスク・リターンは米国高配当株式に投資するVYM、VIGとは概ね同等、S&P500には劣後、そしてNASDAQ100(QQQ)には大きく劣後しています。
この10年強はNASDAQ100が多く投資しているハイテク株が好調だった事もあり、相対的に高配当株式が見劣りして見えたのかもしれません。
ただ、それでも年率で15%超と十分高いリターンを残しています。
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5年間/10年間の運用成績(2011年10月~2025年7月) ~ローリングリターン~
上述の現時点までの運用成績は、ある一期間の基準価額の暴騰・暴落に大きく左右され、指数・ETFの比較・評価として十分とは言えません。
そこで、2011年10月から5年間(または10年間)、さらに2011年11月から5年間(10年間)・・・2015年7月から5年間(10年間)・・・2020年7月から5年間と起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間または10年間の年率リターン、リスクを計算します。5年間の場合全部で106個(区間)、10年では46個(区間)のデータとなります。
この複数の5年間/10年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。
この複数の区間で、SCHDはS&P500(VOO)に対して5年間では15勝91敗、10年間では10勝36敗と負け越しています。
1年間騰落率 年別比較
次に各年(1年毎)の1年騰落率(リターン)を比較します。
騰落率が高い方 |
年 | SCHD | S&P500(VOO) | 差 |
2025年 (7月まで) | -6.2% | 1.3% | -7.4% |
2024年 | 24.5% | 41.0% | -16.5% |
2023年 | 11.3% | 34.8% | -23.5% |
2022年 | 11.6% | -6.0% | 17.6% |
2021年 | 45.4% | 44.7% | 0.7% |
2020年 | 6.8% | 10.5% | -3.7% |
2019年 | 26.5% | 30.8% | -4.3% |
2018年 | -8.3% | -7.4% | -0.9% |
2017年 | 16.8% | 17.9% | -1.1% |
2016年 | 10.6% | 6.6% | 4.0% |
2015年 | -0.3% | 1.3% | -1.6% |
2014年 | 29.6% | 32.3% | -2.6% |
2013年 | 61.1% | 60.0% | 1.1% |
2012年 | 22.7% | 26.4% | -3.7% |
この14年間(2025年は7月まで)で、SCHDはS&P500(VOO)に対して4勝10敗と負け越し。
特に直近3年は大差で負けています。
このようにSCHD設定後の評価期間ではトータルリターンでS&P500に劣後しますが、日興アセットマネジメントによるDow Jones U.S. Dividend 100 Indexの長期のデータ(1999年から)ではS&P500に勝っているという結果もあります。
SCHDの分配金利回り
今まではトータルリターンで評価してきましたが、SCHDに投資する方は分配金目的の方も多いかと思います。そこで、SCHDの各年の分配金利回りを、S&P500(VOO)、及びVIG、VYMと比較してみます。
分配金利回りは[ 年間分配金 / 年末の市場価格終値 ]で算出した結果です。
SCHDの分配金利回りは3%程度、年々僅かながら増加傾向にあり、近年は3.5%前後まで上がっています。
S&P500(VOO)が1.0~2.0%程度ですので、これと比較すると十分高い分配金利回りです。
以上、SCHDのパフォーマンスをトータルリターン、リスク、分配金利回りの観点から評価、S&P500と評価してきました。
次章以降は、SCHDに投資する、あるいはダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックスとの連動を目指す国内投資信託を比較・評価します。
SCHDを含む他の米国高配当株式ETFの詳細な比較・評価は下記ページをご覧下さい。
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SCHDに投資する、あるいはダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックスとの連動を目指す国内投資信託
SCHDは主要国内ネット証券での取扱いがありませんので、SCHD/ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックスに投資したい方は、国内投資信託を介して投資する事になります。
現在、下記4本のファンドがラインアップされています。
- SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) [愛称:S・米国高配当株式100]
*以下、SBI・Sと略して表記する場合があります。 - 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) [愛称: 楽天・SCHD]
*以下、楽天SCHD(四半期)と略して表記する場合があります。 - 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(資産成長型) [愛称: 楽天・SCHD(資産成長型)]
*以下、楽天SCHD(資産成長)と略して表記する場合があります。 - Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回決算型
*以下、Tracers DJと略して表記する場合があります。
SBI・S・米国高配当株式ファンド、楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド、Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)の基本情報
[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]
SBI・S・ 米国高配当株式 (年4回決算型) | 楽天・シュワブ ・高配当株式 ・米国ファンド (四半期決算型) | 楽天・シュワブ ・高配当株式 ・米国ファンド (資産成長型) | Tracers DJ USディビデンド100 米国高配当株式 年4回決算型 | |
運用会社 | SBI AM | 楽天投信投資顧問 | 日興AM | |
設定日 | 2024年12月20日 | 2024年9月18日 | 2025年7月25日 | 2025年5月29日 |
運用形態 | --- | インデックスファンド | ||
投資形態 | ファミリーファンド *マザーファンドがバンガードETF に投資するので事実上FOF。 | ファミリーファンド | ||
ベンチマーク (配当の扱い) | --- | ダウ・ジョーンズ USディビデンド100 インデックス | ||
--- | 配当込・ネット | |||
投資対象ETF | Schwab U.S. Dividend Equity ETF【SCHD】 | SCHD または 直接投資 (*3) | ||
購入時手数料 | 無 | |||
信託財産留保額 | 無 | |||
信託報酬(税込) | 0.1227% (投資先ETF経費率 0.06%含む) | 0.1238% (投資先ETF経費率 運用会社負担) | 0.1238% (投資先ETF経費率 運用会社負担) | 0.10725%(*3) ~ 0.16725% (投資先ETF経費率 0.06%含む) |
実質コスト | 0.130%(*1) | 0.124%(*2) | (初回決算前) | (初回決算前) |
純資産総額 (2025.7.31時点) | 1,504億円 | 1,667億円 | 5.1億円 | 5.7億円 |
(マザーファンド) 純資産総額 | 決算前で 不明 | 決算前で 不明 | 決算前で 不明 | 決算前で 不明 |
決算月 | 3,6,9,12月 | 2,5,8,11月 | 8月 | 1,4,7,10月 |
分配金実績 | 有 | 有 | 無 | 有 |
NISA (つみたて成長枠) | 対象外 | |||
NISA (成長成長枠) | 対象 | |||
SBI証券 ポイント還元年率 | 0.022% | (取扱無し) | (取扱無し) | 0.04% |
楽天証券 ポイント還元年率 | (取扱無し) | ---(*4) | ---(*4) | (取扱無し) |
マネックス証券 ポイント還元年率 | (取扱無し) | (取扱無し) | (取扱無し) | 対象外 |
松井証券 ポイント還元年率 | (取扱無し) | (取扱無し) | (取扱無し) | 0.04% |
(*1)SBI・S 実質コストは2025.3.19 90日分の決算結果を年率に換算。
(*2)楽天SCHD(四半期)の実質コストは2025.2.25 161日分の決算結果をを年率に換算。(2025.5.23の信託報酬引下げ分を考慮)
(*3)Tracers ファンドが直接それぞれの銘柄に投資した場合は0.10725%、SCHDに100%投資した場合は0.16725%。
尚、信託報酬に指数の標章使用料などは含まれません。
(*4)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)。
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) [愛称:S・米国高配当株式100]
SBIアセットマネジメントが2024年12月20日に設定。
SCHDに投資しますが、厳密にはインデックスファンドには分類されておらず、ベンチマークもありません。
尚、設定時は信託報酬0.1238%(税込、投資先ETF経費率含む)でしたが、2025.5.20に0.1227%に引き下げました。楽天・SCHDが2025.5.23からの引下げを先に発表しましが、これに対抗する措置かと思われます。
現時点では、楽天・SCHDより0.011ポイントと僅かですが下回っています。
楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)/(資産成長型) [愛称: 楽天・SCHD]
楽天投信投資顧問が2024年9月18日に四半期決算型を、2025年7月25日に資産成長型を設定。
楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)が上記4本の中で最初に設定されたファンドになります。それでも設定から未だ1年弱ですが。
*設定時は楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)という名称でしたが、2025.5.23より現在の名称に変更になりました。
楽天・SCHD、設定時は信託報酬0.192%(税込、投資先ETF経費率含む)でしたが、2025.5.23に0.1238%(ETF経費率は運用会社負担)に引き下げました。
引下げ発表時はSBI・Sに同率で並びましたが、(前述のように)その後、SBI・Sはさらなる引下げを実施しました。
楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(資産成長型)は未だ設定されたばかりのファンドですが、年1回決算で、恐らく分配金をなるべく出さないファンドかと推測します。
尚、楽天・SCHDもSBI・S同様、厳密にはインデックファンドではなく、ベンチマークもありません。
Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回決算型
日興アセットマネジメントが2025年5月29日に設定。
本ファンドだけが、インデックスファンドとしてベンチマークも定義されています。
設定当初はSCHDを主な投資対象としますが、純資産総額が大きくなった場合はETFに投資しない事もあります。
100% SCHDに投資すれば実質的な信託報酬は0.16725%になりますが、ETFでなく、(マザー)ファンドが直接個別銘柄に投資するようになると0.10725%に下がります。
*2025.6末時点は93.5%がETF、9.3%が先物となっています。
尚、本ファンドの信託報酬には指数の標章使用料が含まれていません。標章使用料を含んだ諸費用が上限0.05%かかるとなっています(売買委託手数料などは含まず)。
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SBI・S・米国高配当株式ファンド、楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド、Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)の運用結果
*運用結果といっても、最も古い楽天・SCHDすら設定から約10カ月ですので、あくまで参考程度に留めておいてください。
*SCHDは分配金10%課税後再投資した場合の終値での騰落率(円換算値)
6カ月騰落率
SBI・Sと楽天・SCHD両方のデータがある2025.7末時点の実質コスト(/2)に対する6カ月騰落率を見てみます。
図中グレーの点線はSCHDを基準にコストと騰落率の関係を示しています。この線上にあればSCHDに対してコスト要因以外の乖離がない運用になっている事を意味します。
SBI・SはSCHDに対してコスト要因以外での乖離がない運用になっている一方、楽天SCHD(四半期)は若干マイナス側に乖離しているように見えます。
*インデックスファンドではありませんので乖離という表現が必ずしも正しい訳ではありませんが。
尚、楽天SCHD(四半期)は2025.5.23に信託報酬を大幅に引き下げましたが、上図評価期間において、引下げ後の期間は4割弱程度ですので、今後ももっと低いコスト-->高い騰落率になると思われます。
1カ月騰落率
参考までにTracers DJの結果もある2025.7末時点の1カ月騰落率も示します。
*他のインデックスファンドでも1カ月騰落率ではコスト依存性が明確でない事が多々ありますので、あくまで参考までに。
1カ月だと、楽天SCHDがSCHDに対する乖離が小さく、SBI・Sがマイナス側にシフトしています。
Tracers DJは大きくマイナス側に乖離しているようですが、(1カ月前になりますが)2025.6末時点では未だ現金等が6.5%あるなどファンドのポートフォリオが完成していませんので、今後に期待しましょう!
各ファンドの分配金利回り
分配金目的で投資している方も多いでしょうから、分配金利回りも気になるところかと思います。
ただ、未だ各ファンド設定から1年未満で、年間を通して分配金を出したファンドはありませんので、正確には次回以降の更新時に評価・比較していきますが、取り合えず、単純な比較として、各ファンドの分配金利回りを、SCHDのチャート(分配金再投資ネット/円換算)とともに示します。
*分配金利回りは分配金落ち前の基準価額に対する利回りを年率に換算した値。
*SCHDの分配金利回りは10%課税後
*SCHD チャートは2025.9.2を10,000として規格化してプロット、
各ファンド、SCHDに比較的近い分配金利回りになっています。
尚、この期間、トータルリタ―ンとしてはマイナスの時期もありますが(特に2025.4に大きく下落)、分配金利回りに大きな変化はなく、各ファンド、SCHDの分配金を元に積極的に分配金を出していくファンドかと推測します。
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SBI・S・米国高配当株式ファンド、楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド、Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)の人気・資金流出入額
各ファンドの月次資金流出入額を比較します。
(*)資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値。
*各ファンドとも当初申込期間の資金流入は含みません。
SBI・S・米国高配当株式ファンド、楽天・SCHD(四半期決算型)が競っている状況。ただし、両ファンドとも、設定時をピークに減少傾向にあります。
そして、2025.5末に設定されたTracers DJは、1億強(/月)と未だ売れていません。
*2025.7.25設定の楽天SCHD(資産成長)は7月末の3日間で1.3億
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まとめ
以上、ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100 インデックス(Dow Jones U.S. Dividend 100 Index)との連動を目指す米国ETF Schwab U.S. Dividend Equity ETF【SCHD】のパフォーマンスをS&P500と比較するとともに、SCHDに投資する、または本指数との連動を目指す国内ファンドを比較、評価しました。
今回の評価期間において、SCHDはS&P500に対してトータルリターンでは劣後しているものの、それでも十分高いリータン、そして高い分配金利回りが魅力のETFです。
国内主要ネット証券ではSCHDに投資出来ませんが、SCHDに投資する、あるいはDow Jones U.S. Dividend 100との連動を目指す国内の投資信託が4本ラインアップされています。
まだ各ファンド、設定されたばかりで詳細な評価は出来ませんが、少なくともSBI・S、楽天・SCHD(四半期)はSCHDに対して大きく乖離している事はありません。
そして、(楽天・SCHD(資産成長型)を除き)各ファンド積極的に分配金を出していくと思われます。
販売会社
SCHDに投資するファンドは下記の金融機関等で購入出来ます。
但し、SBI・SはSBI証券限定、楽天・SCHDは楽天証券限定の商品ですのでご注意ください(2025.8.8時点)。
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*dカード、マネックスカードとも通常ショッピング時は1.0%。
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)。
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。
公式サイトマネックス証券
また投資信託保有でVポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにV/Pontaポイントで投資信託を購入できます。
公式サイト SBI証券
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.31%、au Payアプリ等の連携で最大0.41%になるのも魅力。
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。
公式サイト楽天証券
公式サイト楽天カード
尚、各ファンド、NISA(つみたて投資枠)では購入できませんが、NISA(成長投資枠)では購入する事が出来ます。