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証券会社

ネット証券会社の投資信託ポイント還元、クレジットカード決済サービス比較。(SBI、楽天、マネックス、松井、auカブコム証券)

投稿日:2023年10月28日 更新日:

主要ネット証券会社では投資信託の保有資産額に応じて毎月ポイントが還元されるサービスがあります。

このサービスを利用すれば、事実上、信託報酬がポイント分割引された事と等価になります。

また、クレジットカード決済で投資信託を積立できるサービスを行っている証券会社もあります。これもポイント還元を受けられます。

このようなサービスを各証券会社で比較、解説します。

勿論、ポイント還元(付与)サービスは各証券会社の都合により変更される場合もありますので、その点はご承知おきください。

*SBI証券で仲介口座の方はポイントサービスが異なります。本記事は仲介口座を除くインターネットコースの解説です。

[最終更新日:2024年9月30日]マネックス証券 dポイント選択可能に。
[2024年5月28日]SBI証券 Tポイント、Vポイント統合を反映。
[2024年3月22日]クレカ積立上限10万円への改定、及びこれに伴うポイント還元率変更を反映。
[2024年1月4日]SBI証券「SBIプレミアムチョイス銘柄」の付与率増量は2023.12で終了。新たに「SBIプレミアムセレクト銘柄」が増量。
[2023年12月18日]SBI証券PayPayポイント選択可能に。
[2023年12月13日]楽天証券ポイント付与対象ファンド追加。
[2023年10月31日]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2023.10時点の情報に基づき記載しています。
但し松井証券は2023.11.1開始のサービス、
マネックス証券の1部ファンドは2023.11.1以降のポイント還元率です。

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見出し

各ネット証券会社の投資信託ポイント還元サービスの比較

各証券会社の投資信託ポイント還元サービスの概要と比較

先ず、各証券会社のポイント還元サービスの比較を表にまとめます。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]

 SBI証券楽天証券マネックス
証券
松井証券auカブ
コム証券
サービス名投信マイレージ投信残高
ポイント
プログラム(*6)
投信保有
ポイント
投信残高
ポイント

サービス
資産形成
プログラム
(*7)
ポイントVポイント
Ponta
dポイント
PayPay
ポイント
JALマイル(*3)
楽天
ポイント
マネックス
ポイント
dポイント
松井証券
ポイント
Ponta
ポイント 
ポイント還元率(年率換算)   
低信託報酬
ファンド(*1)
0.0175%
~
0.063%
対象ファンド
「楽天プラス」
シリーズの
ファンド
のみ

0.017~
0.053%

0.03%
一部ファンドは
0.0220%
0.0175%
0%
0.0175%
~
24万円以上
0.005%
その他の
ファンド 
1000万円未満
0.1%
(0.15%(*5))
0.08%
(一部ファンド
0.26%
(*8))
信託報酬
販売会社分(税抜)
をポイント還元
[推測]
2.4万円以上
100万円未満

0.05%
100万円以上
3000万円
未満
0.12%
1,000万円
以上

0.2%(*4)
(0.25%(*5))
3,000万円
以上

0.24%
 ポイント
付与
月間平均保有額
x還元率
/365x(月の日数)
月間平均保有額
x還元率
/365x(月の日数)
 月中平均評価額
x還元率/12
月間平均保有額
x還元率
/12
月間平均保有額
x還元率/12
ポイント使用
(*2)
1pt 1円相当
1pt 1円相当1pt 1円相当1pt 1円相当 1pt 1円相当
NISA
 対象 対象対象対象 対象

(*1)「低信託報酬のファンド」とまとめていますが、具体的には各社で異なりますので、詳細は下記の各証券会社毎の解説を参照して下さい。
(*2)ポイントの交換先によっては1pt=1円相当にならない場合もあります。
(*3)SBI証券 JALマイル選択時は還元率1/2
(*4)2022.2より一部銘柄は0.18~0.19%
(*5)SBIプレミアムセレクト対象銘柄
(*6)楽天証券投信残高ポイントプログラムは2023.10.27より始まったサービス

(*7)auカブコム証券では資産形成プログラムの他、投資信託毎月ポイントもありましたが、毎月ポイントは2020.12.21に終了しました。
(*8)マネックス証券 指定のファンド(2024.9.30時点で9銘柄)に限り0.26%(2024年10月保有分より)

松井証券は2023年11月1日より「毎月ポイント・現金還元サービス」をリニューアルし「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」を開始します。新サービスでは、低コストインデックス投信を含めた全銘柄を対象とし、最大1%、全ての銘柄で業界最高の還元率となります。

低信託報酬のファンドに限れば還元率が最も高いのがSBI証券、及び松井証券

松井証券は、2023.11.1にリニューアルした「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」では低コストファンドを含めて業界最高水準の還元率となりました。

楽天証券は、残念ながら2022.4より投資信託保有だけでのポイントが事実上廃止されました。ただ、(2023.10.27より)楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックスファンド等、「楽天・プラス」シリーズのファンドに限りポイント還元があります。

マネックス証券は、低コストファンドの還元率が0.03%または対象外で、SBI証券に比べると若干見劣りします。但し、2023.11.1よりeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー/除く日本/三地域均等型)、SBI・全世界株式ファンド、はじめてのNISA・全世界株式インデックス、Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス等がポイント付与の対象となりました。

auカブコム証券は従来低コストファンド(信託報酬の販売会社分0.24%未満)はポイント還元の対象外でしたが、2021年8月より0.005%だけですがポイントが付与されるようになりました。
また、低コストファンド以外のファンドを100万円以上保有する方は、auカブコム証券が有利となる場合があります(100万円以上1,000万円未満、3,000万以上)

 

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人気の主な低コスト・インデックスファンドの投資信託保有ポイント還元率比較

主な低コストファンドの還元率一覧です(一部レバレッジ型、アクティブファンド含む)

各ファンドの信託報酬とともにまとめます。

*信託報酬は税込
*信託報酬の()内は販売会社分(税抜)。
*信託報酬は投資先ETF経費率を含みません(SBI・V/雪だるま、楽天インデックス等)。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]

低コスト投信信託保有ポイント還元率(年率) 2023.10.28時点
*松井証券、マネックス証券は2023.11.1より
ファンド信託報酬
[税込]

(販売会社分
[税抜])
還元率(年率)
SBI証券松井証券マネックス
証券
全世界株式
eMAXIS Slim全世界株式
(除く日本、
オールカントリー、
3地域など3本)
0.05775%
(0.0175%)
0.0175%0.0175%0.0175%
はじめてのNISA・
全世界株式インデックス
(オール・カントリー)
0.05775%
(0.0175%)
0.0175%0.0175%0.0175%
Tracers MSCI
オール・カントリー・
インデックス(全世界株式)
0.05775%
(0.0175%)
0.0175%0.0175%0.0175%
SBI・V・全世界株式
インデックス
0.0638%
(0.0220%)
0.0220%0.0220%---
SBI・全世界株式
インデックス
(雪だるま)
0.0682%
(0.0220%)
0.0220%0.0220%0.0220%
たわらノーロード
全世界株式
0.1133%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
楽天・全世界株式
インデックス・ファンド
0.1320%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
先進国株式
SBI・先進国株式
インデックス
0.0682%
(0.0250%)
0.0250%0.0230%0.00%
eMAXIS Slim先進国株式0.09889%
(0.03495%)
0.0349%0.03495%0.030%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式
インデックス
0.09889%
(0.03515%)
0.0351%
0.03515%0.030%
たわらノーロード
先進国株式
0.09889%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
米国株式
SBI・Vシリーズ
(S&P500、全米、
米国高配当など)
0.0638%
(0.0220%)
0.022%0.022%
0.00%
(*)
eMAXIS Slim全米株式
0.09372%
(0.0336%)
0.0336%0.0336%0.030%
eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)
0.09372%
(0.0326%)
0.0326%0.0326%0.030%
楽天・全米/米国高配当
インデックス
0.1320%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイNASDAQ100
インデックス
0.2035%
(0.050%)
0.050%0.05%
0.030%
SBI・インベスコQQQ
・NASDAQ100
0.2388%
(0.022%)
0.022%------
eMAXIS NASDAQ100
インデックス
0.440%
(0.190%)
0.10%0.18%0.080%
iFreeNEXT NASDAQ100
インデックス
0.495%
(0.215%)
0.10%0.215%0.080%
新興国株式
SBI・新興国株式
インデックス
0.0660%
(0.0200%)
0.0200%
0.0200%0.00%
SBI・V・新興国株式
インデックス
0.0638%
(0.0220%)
0.0220%
0.0220%---
楽天・新興国株式
インデックス
0.1320%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
eMAXIS Slim
新興国株式インデックス
0.1518%
(0.0590%)
0.0500%0.0590%0.030%
iFreeNEXT インド株
インデックス
0.473%
(0.180%)
0.0500%0.1800%0.080%
国内株式    
SBI・iシェアーズ
・TOPIX
インデックス
0.0638%
(0.0220%)
0.0220%0.0220%---
eMAXIS Slim
国内株式(TOPIX)
0.1430%
(0.0550%)
0.0500%0.0550%0.030%
国内債券    
eMAXIS Slim
国内債券インデックス
0.1320%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ国内債券
インデックス
0.1320%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
バランス型
楽天・インデックス
・バランス
0.1320%
(0.0500%)
0.0500%0.0500%0.030%
eMAXIS Slimバランス
(8資産均等型)
0.1430%
(0.0550%)
0.0500%0.0550%0.030%
アクティブファンド・レバレッジ型
iFreeレバレッジ
NASDAQ100
0.990%
(0.435%)
0.10%0.435%0.08%
楽天レバレッジ
NASDAQ-100
0.770%
(0.435%)
---0.435%0.08%
グローバル3倍3分法
ファンド(1年決算型)
0.484%
(0.200%)
0.10%0.20%0.08%
ひふみプラス1.078%
(0.4550%)
0.15%0.355%0.08%
アライアンス
・バーンスタイン
・米国成長株投信D
毎月Hなし予想分配
1.727%
(0.75%)
0.10%0.75%0.08%
みずほ好配当日本株
オープン(ノーロード型)
1.870%
(1.10%)
---1.00%0.08%

(*)SBI・Vシリーズ、マネックス証券はS&P500のみ取扱い。

ここであげた低コストのファンドではSBI証券・松井証券のポイント還元率が高く両社概ね同等(全世界株式の6ファンドはマネックス証券も同等)、

また、信託報酬販売会社分が0.05%を超えるファンドでは松井証券が断然有利になります。

 

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各ネット証券会社のクレジットカード投資信託積立ポイント還元(ポイント付与)サービスの比較(電子マネー含む)

一部ネット証券で実施しているクレジットカード(電子マネー)による投資信託積立サービスの比較です。

クレジットカード決済の投信積立は従来月5万円まででしたが、2024年3月より月10万円までに引き上げられました。

 

*ポイント付与率は投信つみたての場合です。通常ショッピング時は付与率が異なるカードがあります。

*SBI証券は2024年11月買付分以降の還元率。
2024年10月買付分までは(カード利用額によらず)スタンダート 0.5%、ゴールド 1.0%、プラチナ 2.0%、プラチナプリファード 5.0%

(*)SBI証券は年間カード利用額に応じて還元率が変わりますが、カード利用額には一部集計対象とならないものがあります。SBI証券のつみたて投資も対象となりません。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]

 SBI証券楽天証券
(*8)
マネックス証券
(*4)
auカブコム証券
クレジットカード積立 
クレジット
カード
三井住友カード
(*1)
楽天カードマネックスカード
dカード
 au Payカード
ポイント
付与率
(投信つみたて)
 
スタンダードカード
[年間カード利用額
10万円以上]

0.5%
低コストファンド
(*2)
スタンダードカード

0.5%
・スタンダードカード
・dカード
(スタンダード)
・dカードゴールド
(課税口座)
(*7)

[~5万円]
1.1%

[5万円超
~7万円]

0.6%

[7万円超
~10万円]

0.2%

1.0% 
ゴールドカード
[年間カード利用額
10万円以上]

0.75%
[年間カード利用額
100万円以上
]
1.0%
低コストファンド
(*2)
ゴールドカード

0.75%
プラチナカード
[年間カード利用額
300万円未満]

1.0%
[年間カード利用額
300万円以上
]
2.0%
低コストファンド
(*2)
プレミアムカード

1.0%
ブラックカード
2.0%
dカードゴールド
(NISA口座)
(*7)

1.1%
プラチナプリファード
[年間カード利用額
300万円未満]

1.0%
[年間カード利用額
300万円以上
]
2.0%
[年間カード利用額
500万円以上
]
3.0%
その他のファンド
(ブラック以外は
カードタイプ
に関係なく)

1.0%
ブラックカード
2.0%
ポイントVポイント
楽天ポイントマネックス
OR
dポイント
Ponta
ポイント 
積立額100円以上
1円単位
上限10万円
100円以上
1円単位
上限10万円 
1,000円以上
1円単位
上限10万円
100円以上
1円単位
上限10万円 
積立日
(発注・買付日)
毎月1日
or
毎月
3~9日
(*6)
毎月1日
or
8日(*3)
[マネックス
カード]
毎月20日の
3営業日前
[dカード]
毎月1日
毎月1日 
NISA
対象対象対象対象 
電子マネー積立     
電子マネー 楽天キャッシュ  
ポイント還元率
 0.5%
(*5)
  
ポイント 楽天ポイント  
積立額 100円以上
上限5万円 
  
積立日
(発注・買付日)
 任意に設定  
NISA
つみたてNISA
 対象  

(*1)SBI証券は他に高島屋、東急カード等でも積立が可能ですが、仲介口座など条件がある為、ここではより一般的な三井住友カードを取り上げます。
(*2)楽天証券の低コストファンドとは信託報酬の販売会社分(代行手数料)が0.4%(税込)未満の銘柄
(*3)楽天証券の買付日は2021.6.19以前に楽天カード決済を初めて利用した方が1日。その他は8日
(*4)マネックス証券 2023.3より国内債券を中心として一部ファンドがクレジットカード積立の対象外に。
(*5)2024.6.4からポイント進呈がチャージ時から利用時に変更
(*6)2024.6.1より積立日を3~9日から選択可能に。それまでに設定した分は1日。変更後に1日に戻す事は不可。
(*7)別途キャンペーンで増量される場合もあり

クレジットカードの還元率という点では月5万円まではマネックス証券、月10万円ならauカブコム証券が有利です。

また、SBI証券のゴールドカードも年間100万円以上カード利用(投信つみたてのように対象外の取引があります)がある方には高い付与率になります。

*SBI証券プラチナカード/プラチナプリファードの付与率が最大ですが、年会費など考えると保有している方は少ないでしょう。

クレジットカード還元率では若干他社に劣る部分もある楽天証券ですが、楽天キャシュでの積立も可能で、楽天カード決済と合わせて合計15万円まで利用できるのがメリットです。

 

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低コストファンドではポイント還元が有利のSBI証券、マネックス証券を比較

低コストファンドに限れば、

投資信託保有時のポイント還元で勝るSBI証券

クレジットカード投信積立での還元率に勝るマネックス証券auカブコム証券

と言ってもよいでしょう。

*松井証券も投信保有でのポイント還元率は高いのですが、クレジットカード決済に対応していないのが残念。

人気のファンドでより具体的に比較してみます。

クレジットカード決済での付与率、投資信託保有でのポイント還元、及びその差(SBI-マネックス)で記載。

勿論、クレジットカードでのポイント付与は購入した時のみ、一方、投資信託保有でのポイントは保有している期間ずっともらえます。

単純には(基準価額の変動等を無視した大雑把な評価)、クレジットカード付与率の差を投資信託保有での還元率(年率)の差で割った値が、両者が同等になる保有年数という事になります。

 

[一例]SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

一例としてSBI・V・S&P500インデックス・ファンドで比較します。

*月5万投資の場合、またSBI証券はスタンダードは年間10万円以上、ゴールドは年間100万円以上のカード利用実績がある事。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧ください]

 SBI証券
マネックス
証券


(上段 スタンダード
/下段 ゴールド)

スタンダードゴールド
(1)クレジットカード
決済での付与率
0.50%1.0%1.1% -0.6%
-0.1%
(2)投資信託保有
での還元率(年率)
0.022%
0.0% +0.022%
(1)の差/(2)の差スタンダード  27年
ゴールド 5年

投資信託保有ポイントでの差が0.022%ポイント。

クレジット付与率で勝るマネックス証券、SBI証券が追い付くにはスタンダードカードで27年、ゴールドカードでも5年かかります。

上表であげたファンドでは、投資信託保有でのポイントのSBI証券、マネックス証券の差は最大でも0.025%ですので、この場合でもスタンダードカードで24年、ゴールドカードで4年かかります。

やはりマネックス証券が有利、SBI証券ならゴールドカードを保有したいといころです。

*このようなサービスが同じ条件で長期にわたって続くというのも考えにくいので、あまり意味のある比較ではありません。基本的には今もらえるクレジット還元率を重視した方が良いように思えます。

*SBI証券でのゴールドカード、三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上の利用(*)で翌年以降の年会費が永年無料となるカードです。
*年間100万円の利用には対象とならない取引もあります。つみたて投資も含まれません。対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

 

SBI証券

多彩な投信積立方法、投信マイレージポイントによるポイント還元、
VポイントやPontaポイントでも投資信託が購入出来ます。
国内・米国ETF取引もコスト最低水準。
三井住友カード(一部カードを除く)で投信積立が出来ます。ポイント付与率最大0.5%(ゴールド・プラチナカードならさらに付与率アップ)。
*2024.11買付分からはカード利用実績に応じた付与率に変更。

マネックス証券

マネックス証券

dカードやマネックスカード(クレジットカード)で投資信託積立が出来ます。
投信積立でのポイント還元率は1.1%と主要ネット証券で最高水準(月5万円まで。5万円以上は還元率が下がります)。
*dカードGOLDでNISA口座なら月10万円までクレカ積立還元率1.1%
*通常ショッピング時の還元率は1.0%
また、投資信託保有でポイントも貯まります。(一部ファンドを除く)

 

ちょっと手間をかければお得になる楽天証券の楽天キャッシュ決済

投資信託保有でのポイント還元(ハッピープログラム)の事実上の廃止になってしまった楽天証券ですが、楽天カード決済に加え楽天キャッシュ決済(上限月5万円)も使え、二つ合わせて15万円まで積立する事が出来ます。

勿論、楽天キャッシュ決済でも0.5%のポイント還元があります。

重要2024年6月4日より楽天キャッシュでのポイント進呈がチャージ時から利用時に変更されました。今まで楽天カードから楽天キャシュへのチャージ時のみポイント還元がありましたが、この変更によりチャージ方法によらずポイントが進呈されるようになりました。

さらに、ちょっと手間はかかりますが、楽天キャッシュ(楽天ギフトカード)を上手く購入すれば最もお得な投信積立方法になります。

例えば、

  1. クレジットカードでFamiPayへチャージ
    (対応するクレジットカード(*)であればポイント還元)
  2. FamilyMartでFamiPayを使い楽天ギフトカードの購入 --> 0.5%還元
  3. 楽天ギフトカードから楽天キャッシュにチャージ 
  4. 楽天キャッシュで投資信託積立 --> 0.5%還元

(*)クレジットカードによってはチャージできてもポイント還元の対象外になる場合があります。
管理人が確認した範囲ではマネックスカード、PayPayカードが1%のポイント還元有
但しマネックスカードは2024.9.6よりファミペイへのチャージがポイント付与対象外となります。

*勿論、こうやってチャージした楽天キャッシュを通常の買い物に使っても十分お得です。
*複雑なルート経由でもっとお得な方法もありますが、ここでは割愛します。

 

以上、楽天証券、楽天キャッシュ決済での投資信託積立、ちょっと一手間かけるだけで他の証券会社のクレジットカード決済と同等、もしくは十分お得になります。

 

以下、各証券会社毎のポイント還元サービスを詳しく解説します。

 

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SBI証券の投信マイレージ

SBI証券では、2017年2月以降今までポイント付与の対象外だった低信託報酬のファンドも対象となる改定が行われ、さらに2021.4.1より低信託報酬ファンドの還元率がアップしました(引下げとなったファンドもあり)

また、もらえるポイントもVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントから選択可能です。

さらに一部のアクティブファンドがSBIプレミアムセレクト対象銘柄として還元率がアップします。

*「SBIプレミアムチョイス」銘柄の付与率増量は2023.12で終了し、2024.1からは新たに「SBIプレミアムセレクト銘柄」のポイントが増量。

SBI証券投信マイレージのサービスは下記記事で詳細に解説していますのでご覧下さい。

 

上記記事から概要だけピックアップします。

*本サービスはインターネットコースの方が対象です。金融商品仲介業者経由で口座開設された方は対象外となる場合があります(概ね同等の別のサービスが用意されています)。

 

ポイント還元率

 月間平均保有額
1,000万円以上1,000万円未満
SBIプレミアムセレクト
対象ファンド
0.25%0.15%
(A)通常銘柄0.20%0.10%
低コスト・ファンド (月間保有金額に関わらず)
(B)指定銘柄0.0175~0.063%

*還元率は年率換算

通常銘柄(A)のポイント還元率を決める月間平均保有額には、低コストファンド(B)の保有額も含まれます。

*基本的にポイント還元率は、信託報酬販売会社分(税抜)を超えないよう設定されます。

 

 

 

楽天証券のハッピープログラム & 資産形成ポイント

投資信託保有のポイント還元は事実上なくなりましたが、前述のように、一手間かけるだけで最も有利になる楽天キャッシュ決済に魅力を感じる方にはお勧め!

*「楽天・プラス」シリーズのファンドに限り投資信託保有によるポイント還元有。ただ、こららのファンドは残高達成ポイントの対象外です。

 

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マネックス証券のポイント還元サービス

マネックス証券のポイント還元サービスは、2019年10月より従来対象外だった低コストのファンドも対象となりました。

さらに2022年10月20日よりマネックスポイントで投資信託が購入できるようになりました(積立を除く)

また、2024年9月27日よりマネックスポイントに加え、dポイントを選択する事も可能になりました。

そして一部銘柄(2024.9.30時点で9銘柄)に限り還元率が0.26%になりました。

*従来、NISA/つみたてNISAでは、還元率0.08%の銘柄でも0.03%となっていましたが、2020.9.23より通常口座とNISAで還元率が同一となりました。

 

マネックス証券の投資信託保有によるポイント還元

投資信託保有残高に応じて下表の還元率で毎月マネックポイント or  dポイントがもらえます。

 還元率(年率)
(A)最大付与率ファンド0.26%
(B)通常銘柄0.08%
(C)指定銘柄 0.03%
全世界株式6本
米国株式1本
0.0220%
0.0175%
0.0100%
(D)付与対象外0%

 

ポイント還元率0.03%のファンド(指定銘柄C)

(2024.9.30時点)

  • eMAXIS Slimシリーズ(全世界株式3本を除く)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ
  • 「たわらノーロード」シリーズ
  • 楽天インデックス・シリーズ
  • iFreeシリーズ
  • 三菱UFJ AM「つみたてんとう」シリーズ
  • My SMTシリーズ
  • eMAXISシリーズ
  • Smart-iシリーズ
  • その他、多数。

多くの低コストファンドが0.03%となります。(対象ファンドの詳細は公式サイトでご確認下さい)

 

全世界株式6本+米国株式1本 還元率 0.022% or 0.0175% or 0.01%

SBI・全世界株式・インデックスファンドは0.0220%、つみたてiシェアーズ米国株式(S&P500)は0.01%、その他は0.0175%。

  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)(三菱UFJアセットマネジメント)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJアセットマネジメント)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(三菱UFJアセットマネジメント)
  • Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)(日興アセットマネジメント)
  • はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)(野村アセットマネジメント)
  • つみたてiシェアーズ米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロックジャパン)

 

マネックスポイントの対象外ファンド(指定銘柄D)

下記のファンドは対象外です(2024.9.30時点)

  • MRF
  • 公社債投資信託
  • 投資一任口座で保有する投資信託
  • iDeCoで保有する投資信託
  • マネープールファンド
  • PayPay投信 米国株式インデックス(PayPay AM)
  • SBI・新興国株式インデックス・ファンド(SBI AM)
  • SBI・先進国株式インデックス・ファンド(SBI AM)
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI AM)
  • SBI・iシェアーズ・全世界債券インデックス・ファンド(SBI AM)
  • SOMPO123 先進国株式 (SOMPO AM)
  • iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロック・ジャパン)
  • Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)(日興AM)
  • 一歩先いく US テック・トップ20インデックス(大和AM)
  • 一歩先いく グローバル・イノベーション企業インデックス(大和AM)
  • 一歩先いく NASDAQ-100毎月カバコ戦略(QYLD)(大和AM)
  • NASDAQ100 3倍ベア(大和AM)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド(ニッセイAM)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国連続増配株式インデックスファンド(ニッセイAM)
  • SMT iPlus全世界株式(三井住友トラストAM)
  • SMT iPlus米国株式(三井住友トラストAM)
  • 日本トレンド・セレクト 日本トレンド・マネーポートフォリオ(日興AM)
  • ニッセイマネープールファンド(豪高配当株F)(ニッセイAM)

 

マネックスポイントかdポイントの選択が可能に

2024年9月27日より保有ポイントがマネックスポイントに加え、dポイントを選択する事も可能になりました。

*dポイントを選択する為にはマネックス証券口座にdカウントを連携させる必要があります。
*dアカウント連携すると保有するマネックスポイントは全てdポイントに交換されます。

 

マネックスポイントの利用方法

マネックスポイントは、投信信託買付、株式売買手数料、仮想通貨への交換、さらに下記のポイントに交換して使用する事が出来ます。

*2019.9.30よりAmazonギフト券への交換が可能になりました。
*2020.4.17よりdポイント、2020.12.22よりPontaポイントへの交換が可能になりました。

交換先(*2)交換レート
投資信託買付(*1)
(積立を除く)
1マネックスポイント--->1円
株式売買手数料1マネックスポイント--->1円
Coincheck200マネックスポイント--->200円
Amazonギフトカード1マネックスポイント---> 1pt
dポイント1マネックスポイント---> 1pt
T-point, nanaco50マネックスポイント---> 50pt
Pontaポイント1マネックスポイント---> 1pt
waonポイント100マネックスポイント---> 100pt
ANA/JALマイレージ1,000マネックスポイント- --> 250マイル

(*1)投資信託買付は2022.10.20より
(*2)その他、日本赤十字社、災害支援プログラムREADYFORへの寄付、マネックスグッズもあります。
*Suicaへの交換は2017年10月31日で、永久不滅ポイントへの交換は2021年9月30日に終了しました。

 

マネックス証券ではマネックスカードやdカード(クレジットカード)で投信積立が出来ます。投信積立での還元率1.1%(月5万円まで、5~10万円部分の還元率は下がります)。マネックスカードの発行はマネックス証券口座が必要。

参考記事マネックスカード・dカード(クレジットカード)での投信積立決済サービス

 

 

松井証券 「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」

松井証券は2023年11月1日より「毎月ポイント・現金還元サービス」をリニューアルし「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」を開始します。新サービスでは、低コストインデックス投信を含めた全銘柄を対象とし、最大1%、全ての銘柄で業界最高の還元率となります。

松井証券では信託報酬の内、販売会社取り分全てを還元します(日経報道、及びいくつかのファンドで管理人が確認した結果であり、公式サイトには記載がない為あくまで推測)

低コストファンドではSBI証券と同等、

信託報酬(販売会社取り分)が0.05%を超える場合は圧倒的に松井証券が有利になります。

クレジットカード決済には対応していないのが残念ですが、このようなファンドに投資する場合、松井証券が有利になる場合があります。

*2025.5からJCBカードによるクレカ積立に対応します。

*毎月エントリーが必要です。

「投信残高ポイントサービス」の詳細は下記ページをご覧下さい。

 

 

auカブコム証券の「auカブコムの資産形成プログラム」

auカブコム証券は、2020年8月下旬から「auカブコムの資産形成プログラム」を開始し、投資信託の保有金額に応じてPontaポイントがもらえるようになりました。

さらに、2021年8月より低コストファンドもポイント還元の対象となりました。

au IDを登録している方が対象になります。

*従来の「毎月ポイント」は2020.12.21で終了しました。

 

auカブコム証券の投資信託保有によるポイント還元「auカブコムの資産形成プログラム」

(指定銘柄を除き)投資信託保有残高に応じて下表の還元率で毎月Pontaポイントがもらえます。

 月間平均保有額還元率(年率)
指定銘柄
(信託報酬販売会社分
0.24%未満)
24万円以上
0.005%
2.4万円以上~100万円未満0.05%
100万円以上~3,000万円未満 0.12%
3,000万円以上0.24%

 

指定銘柄の投資信託

殆どの低コストインデックスファンドの還元率は0.005%です。

ただ、従来、指定銘柄はポイント還元の対象外でしたが、2021年8月より0.005%と僅かではありますがポイント付与されるようになりました。

*公社債投信(MMF・中期国債ファンドなど)は対象外です。

 

尚、指定銘柄以外の還元率は最も高く(100万円以上)、比較的コスト(信託報酬)の高いアクティブファンド等を保有する方には有利となるポイント還元サービスです。

 

 

 

まとめ

以上、主要ネット証券の投資信託保有、及びクレジットカード決済によるポイント還元サービスのまとめでした。

還元率(投資信託保有、及びクレジットカード決済)、及び低コスト投資信託が対象に含まれるという点で、マネックス証券SBI証券が大きくリードしています。

一方、投資信託保有のポイント還元サービスやクレジットカード決済の還元率が改悪となって楽天証券ですが、楽天キャッシュ決済の投信積立サービスで他社より有利になる方法があります。

また、クレジットカード決済が可能なauカブコム証券、投信保有ポイントでは最も有利になる事が多い松井証券も魅力的な証券会社となりました。

投資信託のコストにこだわるなら、信託報酬だけでなく、ポイント還元サービスも上手く利用しましょう。

公式サイトSBI証券 マネックス証券auカブコム証券楽天証券松井証券

*勿論、証券会社のサービスの一つですので、いつ改定されるか分からないという事も認識しておきましょう。

 

 

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