eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 信託報酬引下げ。(たわらノーロード S&P500に対抗)

三菱UFJ国際投信は同社が運用するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬を引き下げると発表しました。

これは同じS&P500との連動を目指し、2023年3月30日に新規設定されるたわらノーロード S&P500に対抗したものと思われます。

しんたろうのお金のはなし

 

1 pocket

たわらノーロード S&P500 新規設定 ~eMAXIS SlimやSBI・V・S&P500よりも...

https://shintaro-money.com/tawara-sp500-launch/

EDNIETによるとアセットマネジメントOne株式会社は、米国株式、S&P500との連動を目指す下記インデックスファンドを新規に設定します。 たわらノーロード S&P500eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬引下げ発表を反映。たわらノーロード S&P500 新規設定設定日2023年3月30日 投資対象・ベンチマークS&P500(配当込み)をベンチマークとし、米国株式に投資するインデックスファンドです。為替ヘッジは無しです。ファミリーファンド方式で運用し、マザーファンドは「S&P500インデックス・マザーファンド」。...

SBI新生銀行　スタートアップ円定期預金

新規口座開設者限定のスタートアップ円定期預金、1年 年0.85%(税引前、2025.3.10までのキャンペーン金利)と好金利。
*3カ月 年1.20%(税引前)もあり
さらに新規口座開設で1,500円、各種条件を満たすと最大31,000円がもらえます(要エントリー)。

公式サイトSBI新生銀行

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 信託報酬引下げ

信託報酬引下げ日

2023年4月25日より

引下げ後の信託報酬

下表のように引き下げられます。(税込みで記載)
*参考までにたわらノーロードS&P500、SBI・V・S&P500インデックスファンドの信託報酬も記載します。

引下げ後はSBI・S&P500インデックスより低くなり(従来は税抜きで同率)、たわらノーロードS&P500と並びS&P500連動型インデックスファンドとして信託報酬最安値になります。

受益者還元型信託報酬

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は下表のように純資産総額に応じて信託報酬率が変わる受益者還元型信託報酬を採用していますが、当然これも引下げとなります。

*税込表記

尚、従来は500億円毎に0.0005%(税抜)ずつ下げていましたが、今回から5,000億円毎に0.0006%(税抜)となりました。

以上、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、信託報酬引下げのニュースでした。

ライバルとなるたわらノーロード S&P500の設定がEDINETに掲載されたのが3月14日、僅か二日後の引下げ発表です。

最近、eMAXIS Slimシリーズの信託報酬引下げがありませんでしたが、1兆円を超える巨大ファンドとなりeMAXIS Slimシリーズの代表的ファンドとも言えるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)だけに、引下げの決断、発表も早かったですね！

いずれにせよ、投資家にとっては嬉しいニュースです。

米国株式(S&P500、CRSP USトータル・マーケット・インデックス)インデックスファンドの最新の人気・運用状況は下記ページをご覧下さい。

しんたろうのお金のはなし

 

9 pockets

【米国株式 S&P500、全米株式(VTI)インデックスファンドの評価・比較】おすす...

https://shintaro-money.com/usa-index-funds/

米国株式の代表的指数 S&P500、そして、中小型株をも含めた指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス、MSCI USA インベスタブル・マーケット指数との連動を目指すインデックスファンドについて純資産総額、資金流出入額、運用成績(ベンチマークとの乖離)を調査します。S&P500は米国の代表的な企業 大型株500銘柄からなる指数で米国株式の約80%をカバーします。そして、大型株だけでなく中・小型株を含めて米国株式のほぼ100%をカバーする指数がCRSP USトータル・マーケット・インデックス、及びMSCI USA インベスタブル...

主なインデックスファンド一覧は下記ページをご覧ください。(今回の改定も反映済)

しんたろうのお金のはなし

 

7 users

13 pockets

インデックスファンドの信託報酬・実質コスト(隠れコスト) 比較・一覧 ~人気・お...

https://shintaro-money.com/index-cost/

インデックスファンドといっても、同じ指数との連動を目指す類似のファンドが複数の会社から多く販売されています。ここでは、比較的コスト(信託報酬)の低いファンドについて、その信託報酬、実質コスト、純資産総額などをまとめます。インデッスファンド選びの参考として下さい。ここで取りあげるファンドは「企業型確定拠出年金」や「つみたてNISA」専用ではなく、一般・特定口座または個人型確定拠出年金(iDeCo)で購入できるものに限ります。 各ファンドの目論見書、運用報告書、月次レポートより管理人作成 各アセットクラス毎に信...