【国内リート アクティブファンド】野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) vs. MHAM J-REITアクティブファンド <DC年金>

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

国内リートを投資対象とするアクティブファンドの中で、マネックス証券楽天証券個人型確定拠出年金(iDeCo)にラインアップされている「野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)」、そしてSBI証券で採用されている「MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>」の過去のパフォーマンスをインデックスファンドと比較します。

*以下、「野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)」を野村J-REIT、「MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>」をMHAM J-REITと略して表記する場合があります。

(注)いずれも確定拠出年金専用のファンドですが、同じマザーファンド、同じ運用方針で、「野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)」は「野村Jリートファンド」として、「MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>」は「MHAM J-REITアクティブオープン」として一般にも販売されています(コスト等は異なる場合があります)。

野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)、MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>の基本情報

ファンドの基本情報

二つのファンドの基本情報をまとめます。

  野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) MHAM J-REITアクティブ<DC年金>
運用会社 野村アセットマネジメント アセットマネジメントOne
ベンチマーク
参考指数として東証REIT指数(配当込)
東証REIT指数
(配当込)
設定日 2005/4/11 2004/12/30
購入時手数料
信託報酬 1.026% 1.08%
実質コスト(*1) 1.096% 1.116%
信託財産留保額 0.3%
過去の分配金実績
純資産総額(百万円)(*2) 20,860 3,172
マザーファンド J-REITマザーファンド 国内リートマザーファンド
マザーファンド純資産総額(百万円)(*1) 49,781 73,773

(*1)実質コスト、マザーファンド純資産総額は、野村J-REITは2017/1/6、MHAM J-REITは2016/11/7時点
(*2)2017/10/12時点

両ファンドとも設定時期は概ね同じで既に10年以上の実績を持つファンドです。

信託報酬等のコストは若干MHAM J-REITが高くなっています。また、MHAM J-REITは信託財産留保額がかかります。

ファンドの規模(純資産総額)では野村J-REIT、マザーファンドではMHAM J-REITが大きくなっています。

組入銘柄

それぞれのファンド、及び東証REIT指数の組入上位10銘柄を下表にまとめます。

総合・複合
オフィス
商業施設
ホテル
物流施設
住居

  野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) MHAM J-REITアクティブ<DC年金> 東証REIT指数 
  組入銘柄数=55  組入銘柄数=43  組入銘柄数=58 
1 日本賃貸住宅 9.4% ジャパンリアルエステイト 8.5% 日本ビルファンド 7.3%
2 野村不動産マスターファンド 5.2% 日本ビルファンド 7.8% ジャパンリアルエステイト 6.9%
3 日本ビルファンド 4.9% オリックス不動産 5.9% 野村不動産マスターファンド 5.6%
4 オリックス不動産 4.8% 野村不動産マスターファンド 5.1% 日本リテールファンド 5.2%
5 ユナイテッド・アーバン 4.6% ケネディクス・オフィス 4.3% ユナイテッド・アーバン 4.9%
6 森ヒルズリート 4.5% 日本リテールファンド 4.2% オリックス不動産 4.2%
7 ラサールロジポート 4.4% アクティビア・プロパティーズ 3.8% 日本プロロジスリート 4.0%
8 アクティビア・プロパティーズ 4.3% 大和ハウスリート 3.8% 大和ハウスリート 3.7%
9 大和ハウスリート 3.7% ジャパン・ホテル・リート 3.7% アドバンス・レジデンス 3.5%
10 ジャパンリアルエステイト 3.4% ユナイテッド・アーバン 3.3% 日本プライムリアルティ 3.2%

*野村J-REITは2017年9月末、MHAM J-REITは2017年8月末、東証REIT指数は2017年9月末時点。尚、東証REIT指数の組入銘柄はeMAXIS 国内リートインデックスのマンスリーレポートから引用。

組入上位10銘柄の東証REIT指数との比率差を見ると、野村J-REITが最大8.2%、平均2.3%、MHAM J-REITは最大1.8%、平均1.0%と、MHAM J-REITの方が東証REIT指数により近い運用を行っていると推測されます。

野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)、MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>のパフォーマンス比較。

野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)」「MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>」の過去のパフォーマンスを、東証REIT指数との連動を目指すインデックスファンド、SMT J-REITインデックス・オープンと比較する形で評価していきます。

尚、評価する期間は、最も設定が遅いSMT J-REITインデックス・オープンに合わせ2008年1月以降とします。

*基準価額は、各運用会社のサイトより入手。分配金がある場合は、分配金再投資の価額に独自に変換しました。
*年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算しています。またシャープレシオは、無リスク資産の収益率0としています

基準価額のチャート

先ずは2008年1月を基準(10,000円)とし規格化したチャートを見てみます。

野村J-REIT・MHAM J-REIT

野村J-REITは明らかにインデックスを大きく上回っている事(アウトパフォーム)がわかります。MHAM J-REITは、概ねインデックスと同様の動きですが、それでもここ数年はインデックスを若干上回っているように見えます。

直近9年のリスク・リターン

次に2008年1月末から2017年9月末日までの9年8カ月のリスク・リターンを見てみます。

野村J-REIT・MHAM J-REIT

これを表にまとめます。

直近9.7年の年率リターン・リスク
  リターン リスク S/R
野村 J-REIT 8.17% 19.64% 0.42
MHAM J-REIT 5.59% 19.15% 0.29
SMTインデックス 4.95% 19.84% 0.25

野村 J-REITは、年率リターンで3%以上インデックスを上回り、そしてリスクは概ね同等という素晴らしい結果を残しています。

一方のMHAM J-REITも、(野村J-REITほどではありませんが)インデックスを0.6%上回る結果で、さらにリスクは最も小さくなっています。

5年間のリターン・リスクの平均値

直近の騰落率は現時点の基準価額に大きく左右されますので、ファンドの評価としては十分ではありません。そこで、2008年1月から2017年9月までの複数の5年間のデータで見てみます。

2008年1月から5年間、さらに2008年2月から5年間・・・2012年9月から5年間と、起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間のリターン、リスクを計算します。全部で58個(区間)のデータとなりますので、この平均値をまとめます。

(注)ここでのリターン、リスク、シャープレシオは、各運用期間の平均をとったもので、一般的に使われるリターン、リスク、シャープレシオの値とは異なります。

先ずはリスク・リターンの関係から。

野村J-REIT・MHAM J-REIT

概ね同等のリスクで、リターンは、インデックスに対して野村J-REITが大きく上回り、MHAM J-REITも上回っている事が分かります。

この58区間の5年間のリターンのバラツキをグラフにしたのが下図。

野村J-REIT・MHAM J-REIT

これを見てもリターンのバラツキが同等である事がわかります。

リターン・リスクの値を表にまとめます。

5年間の平均年率リターン・リスク
(2008/1~2017/9)
  リターン リスク S/R
野村 J-REIT 18.14% 20.56% 0.88
MHAM J-REIT 16.25% 20.44% 0.80
SMTインデックス 15.55% 20.53% 0.76

野村J-REITはインデックスに対して年率リターンで2.6%上回り、MHAM J-REITも0.7%ですが上回っています。

年度別リターンの推移

アクティブファンドの評価として、もう一つの重要な要素が、毎年安定的にインデックスに対して勝ち続けることが出来るかという点。

そこで各年度のリターンを比較してみます。(2017年は10月10日まで)

*表はクリックすると拡大します。

野村J-REIT・MHAM J-REIT

2009年から9年間の比較になりますが、

野村J-REITは、インデックスに対して8勝1敗。しかも、その1敗(2012年)も0.1%と僅差です。継続してインデックスに勝った運用がされていると言って良いでしょう。

この期間、REIT市場は比較的好調な時期でしたが、2011年、2015年、2017年と年間騰落率がマイナスの時でもインデックスに勝っています。

一方のMHAM J-REIT、インデックスに対して5勝4敗。ギリギリで勝ち越してといった状況です。

まとめ

以上、「野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)」「MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>」の過去のパフォーマンスを、東証REIT指数との連動を目指すインデックスファンドと比較する形で評価しました。

野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)は、インデックスに対して安定的に勝ち続け、最終的なリターンも大きく上回っています。

MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>は、インデックスに対して負けてはいませんが、辛勝といった結果です。

勿論、以上は過去の結果であり、今後のリターンを保証するものではありません。

野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)マネックス証券楽天証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で購入できます。

マネックス証券 公式サイト マネックス証券 iDeCo

楽天証券 公式サイト楽天証券 確定拠出年金

MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>は、SBI証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で購入できます。

SBI証券 公式サイトSBI証券 個人型確定拠出年金

スポンサーリンク
アドセンス336
アドセンス336

応援お願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 資産運用へ にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

シェアする

フォローする