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【インデックスファンド評価・解説】eMAXIS Slim 国内リートインデックス。

投稿日:2020年7月23日 更新日:

国内リートに投資し、東証REIT指数との連動を目指すインデックスファンドeMAXIS Slim 国内リートインデックスについて解説します。

[最終更新日:2020.7.23]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2020.6末時点の情報に基づき記載しています。

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eMAXIS Slim 国内リートインデックスの基本情報

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」をコンセプトとした三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドで、「他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、今も、そしてこれからも業界最低水準を目指し続ける」と公表しています。実際、設定から既に数回の信託報酬引下げを行い、常に最低水準の座を維持しています。

今回解説するのは国内リートに投資するeMAXIS Slim 国内リートインデックス。2019年10月31日に設定されたファンドです。

先ずeMAXIS Slim 国内リートインデックスの基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2019年10月31日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク東証REIT指数(配当込み)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1870%
実質コスト0.198%
純資産総額 21.97億円(2020.7.22時点)
(マザーファンド) 純資産総額 351.77億円(2020.1.27時点)
分配金実績
つみたてNISA---
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークは東証REIT指数[配当込]で国内の不動産投資信託証券に投資します。

*東証REIT指数は東証に上場するREIT全銘柄(約60銘柄)の時価総額加重型の指数です。

 

マザーファンド

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは、ファミリーファンド方式で、下記マザーファンドに投資します。

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

画像引用:eMAXIS Slim国内リートインデックス交付目論見書

東証REIT指数マザーファンドはeMAXIS 国内リートインデックス(Slimがつかない)と同じマザーファンドで、300億円を超える純資産を持っています。

 

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

eMAXIS Slim 国内リートインデックスの最大の魅力は何と言っても信託報酬の低さ。

国内リートインデックスファンドとしては最低水準の0.1870%(税込)

実質コストは初回決算で0.198%(約半年分の決算結果を1年に換算した概算値です)。既存のマザーファンドで運用するだけに、信託報酬以外のコストも問題ありません。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

受益者還元型信託報酬

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは、下表のように純資産総額に応じて信託報酬率が変わる受益者還元型信託報酬を採用しています。

純資産総額信託報酬(税込)
500億円未満の部分0.1870%
500億円以上1,000億円未満の部分0.18645%
1,000億円以上の部分0.1859%

純資産総額が500億円(または1,000億円)を超えると、超えた部分についてより低い信託報酬が適用されるという事です。

ただ、国内リートクラスは、そう大きな資金流入があるアセットクラスではありませんので、純資産総額500億円到達はまだまだ先の事になるでしょう。

 

他社 国内リートインデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

東証REIT指数をベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

 ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 国内リートインデックス0.1870%0.198%
1Smart-i Jリートインデックス0.1870%0.204%
3NZAM・ベータ日本REIT0.2640%(決算前)
4たわらノーロード国内リート0.2750%0.280%
4<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックス0.2750%0.277%
4三井住友・DC日本リートインデックス0.2750%0.378%
7iFree J-REITインデックス0.3190%0.325%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

国内リート・インデックスファンドの中ではSmart-i Jリートインデックスとならび信託報酬最安値、3位に0.08%の差をつけています。

実質コストでは、Smart-i Jリートインデックスより若干低く、単独で1位、最安値です。

 

信託報酬の変更履歴

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは未だ設定されたばかりで信託報酬引下げの実績はありません。

eMAXIS Slim国内リートインデックス 信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2019/10/31
 0.1870%新規設定
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もし他社がeMAXIS Slim以下の信託報酬になったとしても、そのコンセプト通りであればeMAXIS Slimも追従して引き下げると予測されます。

 

eMAXIS Slim 国内リートインデックスの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からeMAXIS Slim 国内リートインデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは設定されたばかりにもかかわらず、(コロナショックでボラティリティが非常に大きかった2020.2/3を除くと)基本的に月2~4億円の安定した資金流入があります。これは国内リートとしてはまずまずの額と言って良いでしょう。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は2020年6月末日時点の実質コストに対する6カ月騰落率を複数のファンド(ETF含む)でプロットしたものです。

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

図中、茶色の点線が配当込み指数の値、
グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは大きくマイナス側に乖離している事がわかります。これはボラティリティ、及び資金の出入りが激しかった2020年3月に大きな乖離を引き起こした事によるものです。

そこで、この2020年3月が含まれない2020年6月末日時点の3カ月騰落率を見てみます。

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

3カ月騰落率で見ると、概ね図中グレーの点線上にのっており(ベンチマークとのコスト要因以外での乖離がない事を意味します)Smart-iとともに、その低いコストに応じた高い騰落率になっている事がわかります。

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まとめ

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは、eMAXIS Slimシリーズの中では同時期に新規設定されたeMAXIS Slim先進国リートとともに最も新しいファンドです。

それにもかかわらず早くも人気を集め、2020年3月に大きな乖離を起こしたものの、この月を除くと安定した運用になっています(ベンチマークとの乖離が小さい)

今まで国内リートクラスには突出したファンドがなかっただけに、何を購入するか迷っていた方も多いかと思います。

その中で同率ながら信託報酬最安値で登場したeMAXIS Slim 国内リートインデックスは、国内リートクラスの最右翼となるべきファンドでしょう。

 

販売会社

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

*主にネット証券、ネット取引での取扱いとなります。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

SMBC日興証券(ダイレクトコース)
大手店頭証券で唯一eMAXIS Slimシリーズを取扱い(ダイレクトコースのみ)。
国内株式を定額(100円~)、買付手数料無料(100万円以下)で買付・積立出来、さらにdポイントも使えるキンカブ・日興フロッギーも魅力の証券会社。
公式サイトSMBC日興証券

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
公式サイト松井証券

その他のネット証券
マネックス証券auカブコム証券岡三オンライン証券等。

尚、国内リート・インデックスファンドはつみたてNISAで購入する事は出来ません。

つみたてNISAで国内リートに投資したい方は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)などのバランスファンドを購入する事になります。

 

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内リートインデックス  (本記事)

Smart-i Jリートインデックス

 

他の国内リートインデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

国内リートはETFでも多くの商品があります。詳細は下記記事を参照して下さい。

 

 

eMAXIS Slimシリーズの他のファンドの評価・解説は下記記事をご覧ください。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim 国内リートインデックス *本記事

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

 

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