ポートフォリアが運用する、みのりの投信・みのりのDCのパフォーマンスってどうなの?(TOPIX、ひふみ投信と比較)

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ポートフォリアが運用するみのりの投信(みのりのDC)のパフォーマンスを調査します。

みのりの投信は日本株式を中心に投資するアクティブ・ファンドです。このパフォーマンスを、TOPIX及び、類似のファンドであるひふみ投信とも比較します。

みのりの投信とは

ポートフォリアが運用するみのりの投信SBI証券楽天証券などで取扱っている投資信託です。

また、みのりの投信と同じマザーファンドで運用するみのりの投信(確定拠出年金用)もあり、SBI証券などの個人型確定拠出年金(iDeCo)で購入できます。

*以下、みのりの投信(確定拠出年金用)みのりのDCと表記します。

以後、パフォーマンス調査にはみのりの投信の基準価額を用います。

投資対象

国内外の株式に投資します。

外国株式も含まれる事にはなっていますが、今までの運用状況からすると、国内株式と考えて良いかと思います。(勿論、将来はわかりませんが)

また、株式への実質投資割合は原則として純資産総額の50%を超える事となっています。言い換えれば、相場環境によっては50%近い資産を現金等で保有する事も可能だという事です。過去の実績では、2016年3月末決算時に株式組入比率が53%まで下がった事も有ります。現在(2017年3月末)の株式組入比率は93%です。

信託報酬などの費用

  みのりの投信 みのりのDC (参考)ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金
購入時手数料(*1)
信託報酬 1.890%(*2) 1.674%(*3) 1.0584%(*4)
[年金]0.8208%
実質コスト 2.086%(*5) 1.868%(*5) 1.366%(*6)
信託財産留保額
純資産総額(百万円)(*7) 下段は各ファンドの合計 15,660 179
15,839 242,465

(*1)購入時手数料はSBI証券の場合。金融機関によっては必要になる事もあります。
(*2)信託報酬、純資産総額300億超の部分1.782%、500億超1.674%、1,000億円超1.566%。
(*3)信託報酬、純資産総額300億超の部分1.458%、500億超1.350%、1,000億円超1.242%。
(*4)ひふみプラスの場合、信託報酬、純資産総額500億超の部分0.9504%、1000億円超の部分0.8424%。ひふみ投信は、実質的な信託報酬は保有期間5~10年で0.8584%、10年以上で0.6584%。
(*5)2017年3月31日決算より。みのりのDCは決算算期間が1年に満たないため、期中の信託報酬の比率から実質コストを計算。
(*6)ひふみプラスの実質コスト。2016年9月30日決算より。
(*7)純資産総額は2017年6月8日時点。

アクティブファンドという事で、決して、低い信託報酬・実質コストとは言えません。ひふみ投信・プラスに比べても高コストとなっています。

また純資産総額は、ひふみ投信・プラスの6%程度にとどまっています。

みのりの投信のパフォーマンス

みのりの投信のパフォーマンスについて調査した結果です。

事実上、国内株式を対象としていますので、TOPIX連動型SMT TOPIXインデックスオープンと比較します。また、ひふみ投信とも比較します。

みのりの投信、ひふみ投信の基準価額はモーニングスター、SMTの基準価額は三井住友トラスト・アセットマンジメントのサイトから入手しました。

基準価額チャート

みのりの投信が運用を開始した2013年4月30日を10,000として、みのりの投信ひふみ投信TOPIX(SMT)の基準価額チャートを比較します。

みのりの投信

チャートだけ見ると、ひふみ投信の基準価額が全期間にわたってTOPIXを大きくアウトパフォームしているのに対し、みのりの投信は、前半(~2015年)TOPIXを下回り、後半(2016年~)になってTOPIXを若干上回っているという結果に見えます。

これを、もう少し詳細に調べてみます。

*以降、使用したデータは月次データ(終値)です。

設定来のリターン・リスク

みのりの投信が運用を開始した2013年4月30日から2017年6月7日までのリターン・リスク(いずれも年率)を比較します。(ひふみ投信TOPIXも同一期間で見ています)

*シャープレシオは無リスク資産の利回り0として計算。

  みのりの投信 TOPIX  ひふみ投信 
年率リターン 11.2% 9.3% 19.2%
年率リスク  8.9% 15.5%  14.3%
シャープレシオ  1.27 0.60 1.34

リターンだけを見れば、ひふみ投信の圧勝ですが、みのりの投信TOPIXをリターンで上回り、そして特筆すべきは、そのリスクの小ささTOPIXひふみ投信のリスクより十分小さく抑えられています。

その結果、シャープレシオで見ると、TOPIXの倍、ひふみ投信には負けてはいるものの、その差は僅かです。

一定期間の騰落率(年率リターン)の比較

1年間騰落率

2013年4月から1年、2013年5月から1年・・・2016年4月から1年と、順次起点(投資開始月)をずらした1年間の騰落率(年率リターン)を見てみます。

みのりの投信

全部で38のデータがありますが、そのうち、21回でみのりの投信TOPIXを上回っています。そして、ひふみ投信との比較では9回上回ったのみとなります。

みのりの投信 vs. TOPIX   21勝17敗

みのりの投信 vs. ひふみ投信  9勝29敗

みのりの投信は、前半はTOPIXに大きく負け越しているものの、後半盛り返し、結果的に辛勝という結果。ひふみ投信には完敗です。

尚、2015年から2016年にかけてTOPIXは暴落した時期がありましたが、みのりの投信は、この間の年率リターンも概ねプラスを維持しています。株式組入比率を落とした成果が出たと考えられます。

全データのリターンの平均、及びリスクの平均を表にまとめます。

1年間のリターン・リスク平均値
  みのりの投信 TOPIX  ひふみ投信 
年率リターン 10.5% 9.1% 17.3%
年率リスク  9.2% 16.0%  14.2%
 

設定来のデータと同じく、リターンは「ひふみ投信」、リスクは「みのりの投信」が圧勝という結果です。

3年間騰落率

同じように投資開始月を順次ずらしていった3年間の騰落率で見てみます。リターンは年率に換算してあります。

みのりの投信

全部で14のデータしかありませんが、そのうち、13回でみのりの投信TOPIXを上回っています。そして、ひふみ投信には1回も勝てませんでした。

みのりの投信 vs. TOPIX   13勝1敗

みのりの投信 vs. ひふみ投信  0勝14敗

後半になるにつれ、みのりの投信がリターンが上がってきています。ひふみ投信には一度も勝てていませんが、その差は小さくなってきている傾向にあります。

全データのリターンの平均、及びリスクの平均を表にまとめます。

3年間のリターン・リスク平均値
  みのりの投信 TOPIX  ひふみ投信 
年率リターン 10.7% 8.0% 17.1%
年率リスク  9.4% 16.7%  14.4%
 

1年間の場合と同様、リターンは「ひふみ投信」、リスクは「みのりの投信」が圧勝という結果です。

本来は、もっと長期間で比較したかったのですが、みのりの投信の設定日が2013年4月という事もあり、今回はここまで。

パフォーマンスのまとめ

設定来、そして1年、3年という間隔で、投資開始月(起点)をずらした複数のデータから年率リターン・リスクを見てきましたが、いずれもTOPIXに対してはみのりの投信が勝っています。

ひふみ投信と比較すると、リスクではみのりの投信が勝っていますが、リターンでは大きく負けています。

みのりの投信、みのりのDCの騰落率の違い

同じマザーファンドとはいえ、異なるファンドですので、一応、みのりの投信みのりのDCの差を見てみます。設定日が遅いみのりのDCに合わせ、2016年9月30日から2017年6月7日までの騰落率(年率換算はしていません)です。

みのりの投信、みのりのDCの騰落率の違い
(2016/9/39~2017/6/7)
  みのりの投信 みのりのDC
騰落率 25.98% 24.92%

この程度の差は生じるという事を理解しておいてください。

まとめ

みのりの投信、みのりの投信(確定拠出年金専用)[みのりのDC]、インデックスファンドに比べ信託報酬は高いですが、TOPIXを若干ですが上回るパフォーマンスを示しています。

同じようなアクティブファンドのひふみ投信にはリターンで大きく負けているものの、リスクでは十分勝っています。

今のところ、リターンでとるなら「ひふみ投信(ひふみプラス・ひふみ年金)」、リスク優先なら「みのりの投信」という棲み分けでしょうか。

勿論、これらは過去の結果であり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。

ひふみ投信は↓の記事を参考
レオスが運用する、ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金のパフォーマンスってどうなの?
レオスが運用する、ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金のパフォーマンスってどうなの? ~その2~ 積立投資の場合

*TOPIX連動型のインデックスファンドとしてSMT TOPIXインデックス・オープンの基準価額を使用しましたが、決してSMTの運用成績が悪いという意味ではありません。あくまでベンチマークとなるTOPIXの代表として用いただけです。

今回取りあげたみのりの投信(確定拠出年金専用)[みのりのDC]、及び比較に用いたひふみ年金SBI証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で購入できます。資料請求は↓。

みのりの投信楽天証券SBI証券 で購入できます。

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