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ファンド紹介・解説

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の評価・評判・人気。~比較的低コストの先進国株式インデックスファンド~

投稿日:2023年11月15日 更新日:

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)

日本を除く先進国の株式に投資するインデックスファンドiFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)について解説します。

尚、iFree 外国株式インデックスには為替ヘッジ有無の2本のファンドがありますが、ここで取りあげるのは為替ヘッジなしの方です。

[最終更新日:2023.11.15]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2023.10末日時点の情報に基づき記載しています。

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iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の基本情報

iFreeシリーズは、大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンド・シリーズです。「低水準の運用管理費用」と「豊富な商品ラインアップ」をコンセプトに、「投資(investment)、もっと自由(Free)に」の思いを込めてネーミングしたとの事。  (iFree公式サイトより抜粋・編集して引用)

本記事で解説するのは、先進国の株式に投資するiFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)

先ず、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の基本情報をまとめます。

運用会社大和アセットマネジメント
設定日2016年9月8日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークMSCI KOKUSAI(配当込・ネット)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2090% 
実質コスト0.241%(*1)
純資産総額 368億円(2023.10.31時点)
(マザーファンド) 純資産総額 2,983億円(2022.11.30時点)
分配金実績
NISA(つみたて投資枠)対象商品
NISA(成長投資枠)対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.030%
松井証券ポイント還元年率0.080%

(*1)実質コストは2022.11.30決算より
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)

 

投資対象

ベンチマークMSCI KOKUSAI(コクサイ)[配当込・ネット]で、日本を除く先進国の株式に投資します。

*2023.6.1 ベンチマーク 除く配当から配当込み・ネットに変更になりました。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク(除く配当/プライス、配当込/グロス・ネット)と乖離の評価方法。

 

投資国

投資する国、比率は下図のようになります。

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)

画像引用:iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 月次レポート(2023/10)

先進国といっても米国が約75%を占めます。

詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)

画像引用:iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 月次レポート(2023/10)

上位10銘柄は全て米国企業で、アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、アルファベット(Googleの持ち株会社)など日本でも良く知られた企業が上位になっています。

尚、1位の"S&P500 EMINI DEC 23"は米国S&P500指数の先物取引です。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

iFree 外国株式インデックスは2017/10/2に信託報酬引下げを行い、現時点の信託報酬は0.2090%(税込)

実質コストは0.241%(税込、2022.11決算)(但し、実質コストは固定されたものではなく毎年変動します)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 先進国株式インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

他社の低コスト・先進国株式インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

尚、PayPay投資信託インデックス先進国株式SBI・先進国株式インデックス・ファンドだけはベンチマークが異なりFTSE ディベロップド・オールキャップ・インデックス、他は全てMSCI KOKUSAIをベンチマークとするファンドです。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

*野村スリーゼロ先進国株式投信は野村證券・つみたてNISA限定商品ですので参考ファンド扱いとしています。

 ファンド信託報酬実質コスト
--野村スリーゼロ先進国株式投信0%
(2030年まで)
0.017%
1ステート・ストリート・グローバル株式インデックス・オープン0.0748%---
2楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド0.088%---
--PayPay投資信託インデックス先進国株式
[FTSE]
0.0906%---
--SBI・先進国株式インデックス・ファンド
[FTSE]
0.0982%0.113%
3eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.09889%0.139%
3たわらノーロード先進国株式0.09889%0.133%
3<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス0.09889%0.126%
6My SMTグローバル株式インデックス0.1023%0.143%
6SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)0.1023%0.157%
8iFree外国株式インデックス0.2090%0.241%
9(三菱UFJ)つみたて先進国株式0.2200%0.259%
9Smart-i先進国株式インデックス0.2200%0.282%

MSCI KOKUSAIをベンチマークとするファンドではiFree 外国株式インデックス信託報酬は6位、最安値のeMAXIS Slim先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス等に比べ0.11%ポイント高くなっています。

また実質コストでも6位。

 

信託報酬の変更履歴

iFree 外国株式インデックスは、過去に1回信託報酬引下げを行った実績があります。

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2016/9/8
 0.2268%新規設定。
設定時は<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式やたわらノーロード先進国を抜いて最低水準の信託報酬。
2017/10/20.2052%引下げ発表時は最低水準の信託報酬。
2019/10/10.2090%消費税増税(8%-->10%)
?????? 

設定時、及び2017年10月の引下げ発表時は信託報酬で最安値の座を獲得しました。ただ2018年1月にeMAXIS Slimが驚異的な引下げを行ってからは大きく差をつけられています。今後、これに対抗すべく信託報酬引下げを行うか否かに注目です。

 

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iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からiFree 外国株式インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の人気・評判

2020年12月から急激に増え、直近では毎月5~9億程度の資金流入があります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスたわらノーロード先進国株式は毎月数十億の資金流入がありますので、この3強と比較すると大きく見劣りしますが、それでも比較的売れているファンドです。

純資産総額は368億円(2023.10末時点)と、上記3本に比べると見劣りします。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じMSCI KOKUSAIでも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込で配当課税を適切に考慮したインデックスを、ここではベンチマークと定義します。

下図は2023年10月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。(期中平均コストは基準価額の変動を考慮せず)

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)の評価

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

*野村スリーゼロ先進国株式投信は野村證券・つみたてNISA限定商品ですので参考ファンド扱いとして比較の対象から外します。

iFree 外国株式インデックスは、この1年間騰落率では(コスト要因以外での)ベンチマークとの乖離が殆どなく、そのコストに応じた高い騰落率を示しています。

ただ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスたわらノーロード先進国株式等には、そのコスト分、騰落率で負けています。

 

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まとめ

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)は、設定当初、及び2017年末の引下げ発表時は最低水準の信託報酬でしたが、その後のeMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスたわらノーロード先進国株式の大幅な引き下げに(今のところ)対抗措置を発表しておらず、コスト的には大きな差がついてしまいました。

運用自体は問題ないだけに信託報酬の引下げを期待したいところ。

また、純資産総額もそこそこの規模ではありますが、上記3本と比較すると見劣りします。

今後、コスト的に優位に立つ事が出来れば、販売会社が多いだけに次第に資金流入も増えていく事でしょう。

 

販売会社

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)は下記の金融機関等で購入出来ます。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5万円超は未定])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 クレジットカード積立 ポイント付与率0.5%~
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで0.5%、ゴールドカードなら1.0%
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

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楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

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松井証券 投信保有での最高水準のポイント還元
松井証券は、投資信託保有による最高水準のポイント還元率が魅力。
またMATSUI Bank(住信SBIネット銀行マツイ支店)の口座開設すれば普通預金金利 年0.20%になるのも魅力。

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勿論、つみたてNISA対象のファンドです。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります)

さらに、多くの地方銀行等で購入出来ます。

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) (本記事)

My SMTグローバル株式インデックス 

たわらノーロード 先進国株式

つみたて先進国株式

野村スリーゼロ先進国株式投信

 

他の先進国株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

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マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

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マネックス証券の口座はSBI新生銀行経由でも開設出来ます。

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