アライアンス・バーンスタインが運用し、米国株に投資するアクティブファンド、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信について評価します。
[最終更新日:2024.12.7]初版。
本記事は原則2024年11月末日時点の情報に基づき記載しています。
新規口座開設者限定のスタートアップ円定期預金、1年 年0.85%(税引前、2025.3.10までのキャンペーン金利)と好金利。
*3カ月 年1.20%(税引前)もあり さらに新規口座開設で1,500円、各種条件を満たすと最大31,000円がもらえます(要エントリー)。
見出し
- 1 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の基本情報
- 2 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の運用方針、投資対象
- 3 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース/Dコース(為替ヘッジなし)のパフォーマンス (S&P500と比較)
- 4 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の人気・評判
- 4.1 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)
- 4.2 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
- 4.3 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり) 予想分配金提示型
- 4.4 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型
- 4.5 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Eコース隔月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型
- 4.6 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信B/D/Eコース(為替ヘッジなし)とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の人気比較
- 5 まとめ
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の基本情報
先ず、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の基本情報をまとめます。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は、同じマザ-ファンドに投資する姉妹ファンドとも言える5コースのファンドがラインアップされ、為替ヘッジ有無、決算・分配金頻度が異なります。
*他の野村SMA・EW向けのファンドもあります。
ファンド名称 | 為替ヘッジ | 分配金(*) | |
A | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり) | あり | 年2回 |
B | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | なし | 年2回 |
C | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり) 予想分配金提示型 | あり | 毎月 |
D | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型 | なし | 毎月 |
E | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Eコース隔月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型 | なし | 年6回 |
(*)分配金は必ず出すとは限りません
各ファンドの基本情報を下表にまとめます。
[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]
ファンド | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 | ||||
Aコース | Bコース | Cコース | Dコース | Eコース | |
運用会社 | アライアンス・バーンスタイン株式会社 | ||||
設定日 | 2006.5.25 | 2006.5.25 | 2014.9.16 | 2014.9.16 | 2023.10.3 |
信託期間 | 2044.6.15 | ||||
運用形態 | アクティブファンド | ||||
投資形態 | ファミリーファンド | ||||
為替ヘッジ | あり | なし | あり | なし | なし |
決算 分配金(*1) | 年2回 | 年2回 | 毎月 | 毎月 | 年6回 |
ベンチマーク | S&P500(グロス) | ||||
購入時手数料 | 上限3.3% *主要ネット証券では無料 | ||||
信託財産留保額 | 無 | ||||
信託報酬(税込) | 1.727% | ||||
実質コスト (2024.6.17決算) | 1.740% | 1.740% | 1.740% | 1.739% | 1.773% (*2) |
純資産総額 (2024.11末時点) | 1,345 億円 | 15,364 億円 | 2,811 億円 | 31,750 億円 | 256 億円 |
マザーファンド 純資産総額 | 48,091億円 (2024.6.17時点) | ||||
分配金実績 | あり | ||||
NISA (つみたて投資枠) | 対象外 | ||||
NISA (成長投資枠) | 対象 | 対象 | 対象外 | 対象外 | 対象 |
SBI証券 ポイント 還元年率 | *Bコース以外 0.10% (対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%) *Bコースのみ(*3) 0.15% (対象投資信託1,000万円以上保有で0.25%) | ||||
楽天証券 ポイント 還元年率 | ---%(*4) | ||||
マネックス証券 ポイント 還元年率 | 0.08% | ||||
松井証券 ポイント 還元年率 | 0.75% |
(*1)分配金は必ず出るとは限りません。
(*2)Eコースは1年未満の決算の為、信託報酬比率から年率に換算して記載
(*3)SBI証券 BコースのみSBIプレミアムセレクト銘柄としてポイントアップ(2024.12.7時点)、但しSBIプレミアムセレクト銘柄は3カ月ごとに見直されます。
(*4)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)。
信託報酬は5本とも同じ。
設定が古いのが年2回決算のA・Bコース、最も新しいのがEコース、
純資産が大きいのが為替ヘッジなしのB・Dコース、
尚、NISAでは毎月分配型のファンドは対象外の為、C・DコースはNISAでは購入出来ません。A,B,EコースはNISA(成長投資枠)で購入出来ます。
*つみたて投資枠は全ファンド対象外です。
以下、基本的には人気がある為替ヘッジなしのB・Dコースを、ベンチマークであるS&P500や、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)等との比較を含めて評価していきます。
尚、B・Dコースは決算(分配)頻度こそ異なりますが、同じ為替ヘッジなしで、トータルリターン(分配金非課税再投資)は概ね同じですので、評価には主に運用期間の長いBコースを使用します。
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アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の運用方針、投資対象
運用方針
主として成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資。
企業のファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションに基づく銘柄選択を基本としたアクティブ運用。アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 交付目論見書より抜粋して引用。
ベンチマークはS&P500(配当込)です。
月報記載のベンチマーク騰落率を見ると、配当込みでも配当課税前のグロスのようです。
投資対象
2024年10月末時点の銘柄総数は49銘柄とかなり絞っています。
組入上位10銘柄は下表のとおり。参考までに各銘柄のS&P500での構成比、順位も記載します。
*S&P500でアルファベットはGOOGL/GOOGを足した値で比率・順位を記載
順位 | 銘柄 [Ticker] (業種) | 比率 | S&P500構成比 (順位) |
1 | マイクロソフト (情報技術) | 7.9% | 6.3% (3位) |
2 | アマゾン (一般消費財・サービス) | 6.9% | 3.6% (5位) |
3 | エヌビディア (情報技術) | 6.7% | 6.8% (2位) |
4 | メタ (コミュニケーション) | 5.7% | 2.6% (6位) |
5 | ビザ (金融) | 4.5% | 1.0% (14位) |
6 | アルファベット (コミュニケーション) | 4.4% | 3.8% (4位) |
7 | ネットフリックス (コミュニケーション) | 3.3% | 0.7% (22位) |
8 | コストコ (生活必需品) | 3.1% | 0.8% (18位) |
9 | バーテックス・ファーマシューティカルズ (ヘルスケア) | 2.8% | 0.3% (73位) |
10 | モンスター・ビバレッジ (生活必需品) | 2.7% | 0.1% (235位) |
データ引用:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 月次レポート(2024/10)
S&P500はVanguard ETF VOO(2024.10.31)から引用
基本的にはS&P500上位の銘柄が多くを占めています。
ただ、上位10銘柄でS&P500は36%なのに対し、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は48%も占めます。
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アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース/Dコース(為替ヘッジなし)のパフォーマンス (S&P500と比較)
*以下、年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算。またシャープレシオは、無リスク資産の収益率0としています。
*基準価額は、運用会社のサイトまたは投資信託協会より入手。分配金がある場合は、分配金再投資の価額に独自に変換。
*S&P500はS&P Dow Jones Indices社公式サイトより引用、三菱UFJ銀行公表の為替レート(TTM)で管理人が独自に円換算。
尚、以下S&P500と比較していきますが、本ファンドのベンチマークであるS&P500(グロス)ではなく、より実際に近いと思われるS&P500(ネット)を比較対象とします。
*ネットの方が配当課税分、グロスより騰落率は低くなります。
*厳密にはネットも配当課税税率が日本に対して適切ではなく、真のベンチマークはグロスとネットの中間にあると思われます。
基準価額のチャート
為替ヘッジなし・ありの比較
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信で為替ヘッジなしのBコースと為替ヘッジありのAコースを比較します。
特に2021年以降、為替ヘッジありのパフォーマンスが劣後しています。
円安の恩恵を受けられなかった事、及び、ヘッジコストが高くなった事が起因しているのでしょう。
以下、パフォーマンスの評価は全て為替ヘッジなしで行います。
S&P500との比較
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)の設定来の基準価額をS&P500(ネット)と比較します。
尚、S&P500のデータが2010.7からしか入手できなかった為、S&P500は2010.7.1の値をアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の基準価額と同じとしてプロットしてあります。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)は2010.7~2017年頃まではS&P500と概ね同等、それ以降はS&P500をアウトパフォームしています。
以下、運用成績を詳細に分析していきます。
直近14年の運用実績(リターン・リスク)
2024年11月末日時点の14年のリターン・リスクを見てみます。
*S&P500のデータが2010/7からしかないため14年としています。
アライアンス・バーンスタイン・ 米国成長株投信(為替ヘッジなし) | S&P500 | |
年率リターン | 19.69% | 18.60% |
年率リスク | 17.36% | 16.73% |
シャープレシオ | 1.13 | 1.11 |
*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。
直近14年では、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)がS&P500を年率リターンで1ポイント上回っています。リスクが若干大きくなりますが、シャープレシオでも僅かに勝っています。
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5年間/10年間の運用成績(2010年7月~2024年11月) ~ローリングリターン~
上述の現時点までの運用成績は、ある一期間の基準価額の暴騰・暴落に大きく左右され、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。
また、アクティブファンドの評価として重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。
そこで、2010年7月から5年間(または10年間)、さらに2010年8月から5年間(10年間)・・・2014年11月から5年間(10年間)・・・2019年11月から5年間と起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間または10年間の年率リターン、リスクを計算します。5年間の場合全部で113個(区間)、10年では53(区間)のデータとなります。
この複数の5年間/10年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)は平均値で5年間、10年間ともS&P500を2~3ポイント上回っています。
下表に5/10年間のリターン、リスクの平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは113/53区間の平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)
アライアンス・バーンスタイン・ 米国成長株投信(為替ヘッジなし) | S&P500 (ネット) | |
5年間 | ||
年率リターン | 19.26% | 16.57% |
年率リスク | 16.77% | 16.90% |
シャープレシオ | 1.15 | 0.98 |
10年間 | ||
年率リターン | 19.73% | 17.14% |
年率リスク | 16.78% | 16.86% |
シャープレシオ | 1.18 | 1.02 |
5年間、10年間ともリターンは上回り、リスクは概ね同等、シャープレシオではS&P500に勝っています。
投資期間5年の場合を例にとり、投資月に対するリターンをプロットしてみます。
この113個の5年間という区間でのアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)のリターンはS&P500に対し113勝0敗と完勝。
(図示しませんが)10年間の53区間でも全勝です。
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1年間騰落率 年別比較
次に各年(1年毎)の1年騰落率(リターン)を比較します。
*2024年は11月まで
騰落率が高い方 |
年 | アライアンス米国成長B | S&P500(ネット) | 差 |
2024年 11月まで | 31.7% | 34.5% | -2.7%pt |
2023年 | 42.5% | 34.4% | 8.1%pt |
2022年 | -18.9% | -6.3% | -12.6%pt |
2021年 | 42.9% | 44.3% | -1.5%pt |
2020年 | 25.0% | 10.1% | 15.0%pt |
2019年 | 32.3% | 30.3% | 2.0%pt |
2018年 | -1.8% | -7.8% | 6.0%pt |
2017年 | 27.3% | 17.5% | 9.7%pt |
2016年 | -2.4% | 6.1% | -8.6%pt |
2015年 | 10.8% | 0.9% | 9.9%pt |
2014年 | 31.5% | 31.7% | -0.2%pt |
2013年 | 64.7% | 60.4% | 4.3%pt |
2012年 | 26.3% | 27.0% | -0.7%pt |
2011年 | -8.6% | -2.9% | -5.7%pt |
2011年~2024年(11月まで)の14年弱での通算ではアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)のリターン(年率)がS&P500より約1ポイント上回っていますが、これを年毎に見ると7勝7敗と全く互角。
ただ、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)が負けた年の差は、勝った時の差より比較的小さいように感じます。(2022年のようの10ポイント以上負けた年もありますが)
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アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) / Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型の比較
同じ為替ヘッジなしで決算期間(分配頻度)の異なる
- アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
- アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型
の2本、当然、分配金再投資時(分配金を非課税で再投資)のトータルリターンは同じになると推測されますが、念のため確認しておきます。
[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]
ファンド | 6カ月 | 1年 | 3年 (年率) | 5年 (年率) | 10年 (年率) |
米国成長株投信 Bコース | 5.48% | 33.63% | 16.31% | 22.77% | 17.50% |
米国成長株投信 Dコース | 5.46% | 33.52% | 16.24% | 22.64% | 17.40% |
Bコース/Dコースとの差は概ね0.1ポイント、同じリターンと言って良いでしょう。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の比較
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)とインデックスファンドとして絶大な人気を誇るeMAXIS Slim米国株式(S&P500)のトータルリターンを比較します。
eMAXIS Slim米国株式はS&P500との連動を目指し、ほぼベンチマークとのコスト要因以外での乖離のない運用になっていますので、前章までで比較したS&P500(ネット)と概ね同じ結果になると予想されます。
*ただし、eMAXIS Slimの騰落率はS&P500のネットよりは高く、概ねネットとグロスの中間にありますので、前章までの結果より差が縮まります。
[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]
ファンド | 6カ月 | 1年 | 3年 (年率) | 5年 (年率) |
米国成長株投信 Bコース | 5.48% | 33.63% | 16.31% | 22.77% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 10.79% | 36.65% | 21.05% | 22.79% |
短期ではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が勝っていますが5年で見るとほぼ同じ騰落率です。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の分配金
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は、全てのコース、分配金頻度は異なるものの、過去分配金を出した実績があります。
*勿論、決算結果によっては分配金を出さない場合もあります。
C/D/Eコースは「予想分配金提示型」となっていますが、基本的には基準価額によって分配金額が決まるようになっています。
画像引用:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 交付目論見書(2024/7)
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アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の人気・評判
月次資金流出入額、純資産総額からアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の売れ行き・人気を見てみます。
*月次資金流出入額は純資産総額の増減に日々の基準価額変動を考慮して計算した概算値。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)
為替ヘッジありは最近の円安の恩恵を受けられずパフォーマンスが冴えない事もあり、2023年より資金流出に転じています。
ただ、それでも純資産総額1,345億円(2024.11末)と十分大きくなっています。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
為替ヘッジなしのBコースは月により大きく変動しますが、数百億円レベルの資金流入の月が多くあります。
純資産総額15,364億円(2024.11末)と1兆円を超す大きさ、Dコースに次いで大きなファンドです。。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり) 予想分配金提示型
為替ヘッジありのCコースはAコース同様最近は資金流出が続いています。
ただ、それでも純資産総額2,811億円(2024.11末)と十分大きくなっています。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型
為替ヘッジなし、毎月決算型のDコース、Bコース同様月により大きく変動しますが、1,000億円を超す月もあるなど、本シリーズで最も人気のあるファンドです。
純資産総額31,750億円(2024.11末)と3兆を超す巨大ファンドで、純資産総額でも設定の早いBコースを抜いてトップ。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Eコース隔月決算型(為替ヘッジなし) 予想分配金提示型
設定されたばかりのEコース、20億前後とB/Dコースに比べたら少ないものの順調に純資産を伸ばしています。
設定から1年強で純資産総額256億円(2024.11末)、今後の売れ行きがどうなるか注目です。
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アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信B/D/Eコース(為替ヘッジなし)とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の人気比較
人気のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と資金流入額を比較します。
尚、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は為替ヘッジなしのBコース/Dコース/Eコースを足した額を比較対象とします(その多くはBコースですが)。
2021年頃はアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の圧勝、新NISAがスタートしeMAXIS Slimの資金流入額が急増した2024年はeMAXIS Slimが上回っているものの、月によってはアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信が勝っています。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)にも匹敵するほどの人気があるファンドと言えるでしょう。
新規口座開設者限定のスタートアップ円定期預金、3カ月 年1.2%(税引前)、1年 年0.85%(税引前、2025.3.10までのキャンペーン金利)と好金利。
さらに新規口座開設で1,500円、各種条件を満たすと最大31,000円がもらえます(要エントリー)。
東京スター銀行 新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金
インターネット限定新規口座開設者優遇プラン スターワン円定期預金、1年 年0.70%(税引前)と好金利。
公式サイト東京スター銀行まとめ
以上、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信(為替ヘッジなし)のパフォーマンスを、ベンチマークであるS&P500と比較してきました。
為替ヘッジなし、毎月決算型のDコースを中心に、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)にも匹敵する人気のファンドですが、そのパフォーマンスも5年・10年のローリングリターンでS&P500を上回るなど、今までは素晴らしい成績をあげています。
尚、為替ヘッジありは最近のパフォーマンスが悪く、資金流出の月が多くなっています。
販売会社
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は下記ネット証券などで購入できます。
(dカードGOLDでNISA口座なら月10万円までクレカ積立還元率1.1%)
*dカード、マネックスカードとも通常ショッピング時は1.0%。
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)。
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。
公式サイトマネックス証券
また投資信託保有でVポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにV/Pontaポイントで投資信託を購入できます。
公式サイト SBI証券
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.21%、au Payアプリ等の連携で最大0.31%になるのも魅力。
公式サイトauカブコム証券
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。
公式サイト楽天証券
公式サイト楽天カード
*これらは全て過去のデータですので、将来のリターンを保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。