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「三井住友・配当フォーカスオープン」のパフォーマンス評価・評判

投稿日:2019年11月29日 更新日:

三井住友DSアセットマネジメントが運用し、約15年と長期の運用実績を誇る三井住友・配当フォーカスオープン、国内株式に投資するアクティブファンドです。

その三井住友・配当フォーカスオープンのパフォーマンスを、国内株式の代表的指数で本ファンドの参考指数となっているTOPIXとの比較も含めて評価します。

[最終更新日:2019.11.29]初版。本記事は原則2019年10月末日時点の情報に基づき記載しています。

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三井住友・配当フォーカスオープンの基本情報

先ず、三井住友・配当フォーカスオープンの基本情報をまとめます。

運用会社三井住友DSアセットマネジメント
設定日2004年6月22日
信託期間無期限
運用形態アクティブファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク
参考指数TOPIX(除く配当)
購入時手数料上限1.65%(販売会社が独自に設定)
*主要ネット証券・オリックス銀行は無料(ノーロード)
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.924%
実質コスト1.007%(2019.1.25決算時点)(*1)
純資産総額 53.80億円(2019.11.28時点)
マザーファンド 純資産総額 127.67億円(2019.1.25時点)
分配金実績(50~430円/年)
つみたてNISA対象外
個人型確定拠出年金(iDeCo)---
SBI証券ポイント還元年率0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
楽天証券ポイント還元年率0.048%

(*1)実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定し、消費税率8%から10%に換算した概算値。

三井住友・配当フォーカスオープンは設定が2004年と古く長い運用実績を誇るファンドです。

信託報酬は0.924%とアクティブファンドだけあって低くはありませんが、アクティブファンドの中ではそう高い部類でもないでしょう。

 

三井住友・配当フォーカスオープンの運用方針、投資対象

運用方針

1.配当に着目して銘柄選択

2.東証1部、2部上場企業から配当性向や予想配当利回りに着目して組入銘柄候補群を抽出

3.組入候補銘柄群の中から、
・70%を配当政策と予想配当利回りの総合評価が相対的に高い銘柄
・30%を委託会社が独自の手法を用いて算出した投資魅力度の高い銘柄
に投資します。

三井住友・配当フォーカスオープン 交付目論見書(2019/10)より抜粋して引用。

ベンチマークはありません。参考指数はTOPIX(除く配当)となっています。

*「除く配当」とは目論見書に記載されていませんが、騰落率から判断して「除く配当」と管理人が判断。

 

投資対象

2019年10月末時点の銘柄総数は81銘柄、組入上位10銘柄は下記のようになります。

三井住友・配当フォーカスオープン

画像引用:三井住友・配当フォーカスオープン マンスリーレポート(2019/10)

上位10銘柄で見ると、結構知名度の高い企業が並んでいます。

ただ、2019年1月の時点で時価総額1,000億円未満が694銘柄(/939銘柄中)となっており、中小型株中心のポートフォリオとなっています。

また、ファンドの予想配当利回りは3.7%、これはTOPIXの2.4%を大きく上回り(2019.10時点)、名称通り高配当銘柄にフォーカスしたファンドである事がわかります。

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三井住友・配当フォーカスオープンのパフォーマンス (TOPIXと比較)

*以下、年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算。またシャープレシオは、無リスク資産の収益率0としています。
*基準価額は各運用会社のサイトより入手。分配金がある場合は、分配金再投資の価額に独自に変換。
*TOPIXは野村 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投資信託【1306】のデータ使用。

 

基準価額のチャート

三井住友・配当フォーカスオープンの設定日2004年6月22日を基準(10,000)としてTOPIX(ETF:1306)と比較した基準価額のチャート(いずれも分配金再投資時の基準価額)を示します。

尚、前述のように三井住友・配当フォーカスオープンの参考指数はTOPIX(除く配当)ですが、ここでは公正を期すため配当込みTOPIX(1306の分配金再投資)と比較します。

三井住友・配当フォーカスオープン

チャートを見る限り、三井住友・配当フォーカスオープンは設定から2012年までは参考指数のTOPIXと概ね同等、2012年以降はTOPIXを大きく上回る成績(アウトパフォーム)を残しているように見えます。

以下、運用成績を詳細に分析していきます。

 

設定来の運用実績(リターン・リスク)

設定日からは4カ月遅れますが2004.10~2019.10の15年リターン・リスクを見てみます(全て年率換算で表記)

 三井住友・配当フォーカスTOPIX
年率リターン6.76%4.81%
年率リスク15.76%17.60%
シャープレシオ0.430.27

*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。(シャープレシオは無リスク資産のリターンを0として計算)

三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXをリターンで2%近く上回り、リスクも小さく、シャープレシオでも大きく勝っています。

 

10年間の運用成績(2004年7月~2019年9月)

上述の現時点までの運用成績は、ある一期間の基準価額の暴騰・暴落に大きく左右され、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。

そこで、2004年6月から10年間、さらに2004年7月から10年間・・・2009年10月から10年間と起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの10年間のリターン、リスクを計算します。全部で65個(区間)のデータとなります。

この複数の10年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。

三井住友・配当フォーカスオープン

三井住友・配当フォーカスオープンは平均値・最大値・最小値ともTOPIXを大きく上回っています。

下表に10年間のリターン、リスクの平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは65区間の平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)

 三井住友・配当フォーカスTOPIX
年率リターン6.04%3.79%
年率リスク16.69%18.47%
シャープレシオ0.360.21

リターンはTOPIXを大きく上回りながら、リスクは小さくなっています。

尚、この65区間の10年間で三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXに対し61勝4敗と大きく勝ち越しています。

 

1年間騰落率 年別比較

アクティブファンドの評価としてもう一つ重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。

そこで1年騰落率(リターン)を年別に比較してみます。

騰落率が高い方
三井住友・配当フォーカスTOPIX
2018年-15.3%-16.1%0.7%
2017年32.4%22.1%10.4%
2016年5.4%0.2%5.2%
2015年28.4%11.9%16.5%
2014年8.9%10.1%-1.3%
2013年54.8%54.1%0.6%
2012年19.0%20.6%-1.6%
2011年-14.7%-17.0%2.3%
2010年2.3%0.9%1.4%
2009年5.7%7.4%-1.7%
2008年-36.7%-40.5%3.8%
2007年-11.9%-11.1%-0.8%
2006年1.8%2.9%-1.2%
2005年41.7%45.2%-3.5%

2005年~2018年の14年間で三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXに8勝6敗と勝ち越しています。時にここ数年は好調な成績を残しています。

また、各年のTOPIXとの差を見ると、負けている年は比較的僅差なのに対し、大きな差をつけて勝っている年があります。例えば、2015年、2017年は10%以上の差をつけています。

 

まとめ

以上、三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXのパフォーマンスを比較してきましたが、リターンでは大きく三井住友・配当フォーカスオープンが勝っています。そしてリスクもTOPIXより低くなっています。

特にここ数年は好調な運用が続いています。

さらに、複数の10年間のリターンでも61勝4敗と圧勝で、比較的安定してTOPIXに勝っていると言えるでしょう。

 

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販売会社SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券など。

また銀行では好金利定期預金も魅力のオリックス銀行が購入時手数料無料で取り扱っています。

販売会社オリックス銀行

*これらは全て過去のデータですので、将来のリターンを保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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