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アクティブファンド

三井住友・配当フォーカスオープンのパフォーマンス評価・評判・人気 ~高配当に着目した国内株式アクティブファンド~

投稿日:2023年2月10日 更新日:

三井住友DSアセットマネジメントが運用し、約19年と長期の運用実績を誇る三井住友・配当フォーカスオープン、国内株式に投資するアクティブファンドです。

その三井住友・配当フォーカスオープンのパフォーマンスを、国内株式の代表的指数で本ファンドの参考指数となっているTOPIXとの比較も含めて評価します。

[最終更新日:2023.2.10]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2023年1月末日時点の情報に基づき記載しています。

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三井住友・配当フォーカスオープンの基本情報

先ず、三井住友・配当フォーカスオープンの基本情報をまとめます。

運用会社三井住友DSアセットマネジメント
設定日2004年6月22日
信託期間無期限
運用形態アクティブファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク
参考指数TOPIX(除く配当)
購入時手数料上限1.65%(販売会社が独自に設定)
*主要ネット証券は無料(ノーロード)
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.924%
実質コスト1.006%(2022.1.25決算時点)
純資産総額 52.1億円(2023.1.31時点)
マザーファンド 純資産総額 54.4億円(2022.1.25時点)
分配金実績(50~710円/年)
つみたてNISA対象外
個人型確定拠出年金(iDeCo)---
SBI証券ポイント還元年率0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
楽天証券ポイント還元年率---%(*1)
マネックス証券ポイント還元年率0.080%
松井証券ポイント・現金還元年率0.11%(ポイント)/0.10%(現金)

(*1)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更

三井住友・配当フォーカスオープンは設定が2004年と古く長い運用実績を誇るファンドです。

信託報酬は0.924%とアクティブファンドだけあって低くはありませんが、アクティブファンドの中ではそう高い部類でもないでしょう。

 

三井住友・配当フォーカスオープンの運用方針、投資対象

運用方針

1.配当に着目して銘柄選択

2.東証上場企業から配当性向や予想配当利回りに着目して組入銘柄候補群を抽出

3.組入候補銘柄群の中から、
・70%を配当政策と予想配当利回りの総合評価が相対的に高い銘柄
・30%を委託会社が独自の手法を用いて算出した投資魅力度の高い銘柄
に投資します。

三井住友・配当フォーカスオープン 交付目論見書(2022/10)より抜粋して引用。

ベンチマークはありません。参考指数はTOPIX(除く配当)となっています。

*「除く配当」とは公式文書等に記載されていませんが、騰落率からみて「除く配当」と管理人が判断。

 

投資対象

2023年1月末時点の銘柄総数は86銘柄、組入上位10銘柄は下記のようになります。

三井住友・配当フォーカスオープンの保有銘柄

画像引用:三井住友・配当フォーカスオープン マンスリーレポート(2023/1)

上位10銘柄で見ると結構知名度の高い企業が並んでいます。

ファンドの予想配当利回りは3.8%、これはTOPIXの2.6%を大きく上回り(2023.1時点)、名称通り高配当銘柄にフォーカスしたファンドである事がわかります。

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三井住友・配当フォーカスオープンのパフォーマンス (TOPIXと比較)

*以下、年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算。またシャープレシオは、無リスク資産の収益率0としています。
*基準価額は各運用会社のサイトより入手。分配金がある場合は、分配金再投資の価額に独自に変換。
*TOPIXは野村 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投資信託【1306】のデータ使用。

 

基準価額のチャート

三井住友・配当フォーカスオープンの設定日2004年6月22日を基準(10,000)としてTOPIX(ETF:1306)と比較した基準価額のチャート(いずれも分配金再投資時の基準価額)を示します。

尚、前述のように三井住友・配当フォーカスオープンの参考指数はTOPIX(除く配当)ですが、ここでは公正を期すため配当込みTOPIX(1306の分配金再投資)と比較します。

三井住友・配当フォーカスオープン基準価額チャート(TOPIXとの比較)

チャートを見る限り、三井住友・配当フォーカスオープンは設定から2012年頃までは参考指数のTOPIXと概ね同等、2012年以降はTOPIXを大きく上回る成績(アウトパフォーム)を残しているように見えます。

以下、運用成績を詳細に分析していきます。

 

設定来の運用実績(リターン・リスク)

設定日月末の2004.6から2023.1までの18年7カ月間のリターン・リスクを見てみます(全て年率換算で表記)

 三井住友・配当フォーカスTOPIX
年率リターン6.60%4.72%
年率リスク15.18%17.03%
シャープレシオ0.430.28

*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。(シャープレシオは無リスク資産のリターンを0として計算)

三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXをリターンで2ポイント近く上回り、リスクも小さく、シャープレシオでも大きく勝っています。

 

5年間/10年間の運用成績(2004年7月~2023年1月)

上述の現時点までの運用成績は、ある一期間の基準価額の暴騰・暴落に大きく左右され、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。

また、アクティブファンドの評価として重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。

そこで、2004年6月から5年間(または10年間)、さらに2004年7月から5年間(10年間)・・・2013年1月から5年間(10年間)・・・2018年1月から5年間と起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間または10年間の年率リターン、リスクを計算します。5年間の場合全部で164個(区間)、10年では104(区間)のデータとなります。

この複数の5年間/10年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。

三井住友・配当フォーカスオープンの評価(TOPIXと比較)

三井住友・配当フォーカスオープンは平均値・最大値・最小値ともTOPIXを大きく上回っています。

下表に5/10年間のリターン、リスクの平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは164/104区間の平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)

 三井住友・配当フォーカスTOPIX
5年間
年率リターン6.72%4.53%
年率リスク15.74%17.54%
シャープレシオ0.430.26
10年間
年率リターン8.59%6.25%
年率リスク16.05%17.68%
シャープレシオ0.530.35

5年間、10年間とも三井住友・配当フォーカスオープンはリターンで2ポイント以上上回り、かつリスクは小さく、シャープレシオでも勝っています。

 

投資期間10年の場合を例にとり、投資開始月に対するリターンをプロットしてみます。

三井住友・配当フォーカスオープンの評価(TOPIXと比較)

ほぼ全ての期間(いつ投資を開始するかによらず)三井住友・配当フォーカスオープンはリターンでTOPIXを上回っています。

尚、5年間の場合、164区間のうち三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXに対し139勝25敗、10年間の場合、104区間で100勝4敗と大きく勝ち越しています。

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1年間騰落率 年別比較

次に各年(1年毎)の1年騰落率(リターン)を比較します。

騰落率が高い方
三井住友・配当フォーカスTOPIX
2022年7.9%-2.5%10.4%pt
2021年
13.4%12.6%0.8%pt
2020年-3.7%7.3%-11.0%pt
2019年18.3%18.0%0.4%pt
2018年-15.3%-16.1%0.7%pt
2017年32.4%22.1%10.4%pt
2016年5.4%0.2%5.2%pt
2015年28.4%11.9%16.5%pt
2014年8.9%10.1%-1.3%pt
2013年54.8%54.1%0.6%pt
2012年19.0%20.6%-1.6%pt
2011年-14.7%-17.0%2.3%pt
2010年2.3%0.9%1.4%pt
2009年5.7%7.4%-1.7%pt
2008年-36.7%-40.5%3.8%pt
2007年-11.9%-11.1%-0.8%pt
2006年1.8%2.9%-1.2%pt
2005年41.7%45.2%-3.5%pt

2005年~2022年の18年間で三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXに11勝7敗とギリギリですが勝ち越しています。特に2015~2019年に好調な成績を残しています。

また、設定当初はTOPIXとの差が比較的小さかったのですが、ここ数年は10ポイント以上の差がついている年も数回あります。

 

三井住友・配当フォーカスオープンの人気・評判

月次資金流出入額純資産総額から三井住友・配当フォーカスオープンの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

三井住友・配当フォーカスオープンの人気・評判

最近は大きな資金流出の月も多く、純資産総額も横ばい、現時点で50億円台とそう大きくはありません。

 

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まとめ

以上、三井住友・配当フォーカスオープンTOPIXのパフォーマンスを比較してきましたが、高配当は言うまでもなく、トータルリターンでも三井住友・配当フォーカスオープンが大きく勝っています。そしてリスクもTOPIXより低くなっています。

さらに、複数の5年間/10年間のリターンでも比較的安定してTOPIXに勝っていると言えるでしょう。

ただ、あまり人気がなく資金流出の月が多いのが懸念。

 

販売会社

三井住友・配当フォーカスオープンは下記のネット証券で購入時手数料無料で購入する事が出来ます。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は最高水準の1.1%(通常ショッピング時は1.0%)
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 クレジットカード積立 ポイント付与率0.5%~
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで0.5%、ゴールドカードなら1.0%。
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で5万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月10万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

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松井証券のリバランス積立
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。 (但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
また信託報酬の高いファンドは投資信託保有によるポイント・現金還元が他社より有利になる場合があります。

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*これらは全て過去のデータですので、将来のリターンを保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

他の人気・低コストのアクティブファンド一覧は下記ページを参照して下さい。

 

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