アクティブファンド

「MHAM日本成長株オープン」「MHAM日本成長株ファンド」の評価・評判・人気。

投稿日:2020年12月22日 更新日:

アセットマネジメントOneが運用する「MHAM日本成長株オープン」、「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」の人気・パフォーマンスを調査します。

[最終更新日:2021.6.29]楽天証券ポイント還元率を2021.8以降の値に更新。
[更新日:2020.12.22]全て最新の情報に更新。

(*)本記事は原則2020年11月末日時点の情報に基づき記載しています。

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MHAM日本成長株オープン、MHAM日本成長株ファンド<DC年金>の概要

MHAM日本成長株オープンは国内株式を投資対象としたアクティブファンドです。

これを確定拠出年金専用にしたファンドがMHAM日本成長株ファンド<DC年金>、二つのファンドは同じマザーファンドで運用する姉妹ファンドです。

 

ファンドの基本情報(信託報酬・純資産総額など)

MHAM日本成長株オープンMHAM日本成長株ファンド<DC年金>の基本情報を下表にまとめます。

 MHAM日本成長株オープンMHAM日本成長株ファンド<DC年金>
運用会社アセットマネジメントOne
投資対象国内株式
ベンチマーク
参考指数TOPIX(除く配当)
設定日1999年10月22日2001年11月19日
信託期間無期限
購入時手数料最大2.75%
*主要ネット証券では無料
信託報酬(税込)1.705%
実質コスト1.779%
(2020.9.3時点、2期分の決算より)
1.777%
(2020.9.3時点)
信託財産留保額
ファンド純資産総額
(2020.12.21時点)
208.8(億円) 265.0(億円) 
分配金実績有(年2回)
SBI証券ポイント還元
(年率)
0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
---
楽天証券ポイント還元
(年率)
0.06%(*)---
松井証券現金還元
(年率)
0.40%---

(*)楽天証券ポイント還元率は2021.8からの値。

MHAM日本成長株オープンは1999年、MHAM日本成長株ファンド<DC年金>は2001年と非常に設定が古く、長い運用実績を誇るファンドです。

信託報酬は2本とも同じ。

MHAM日本成長株オープンは過去11回(年2回決算)分配金を出した実績があります。(基本的には資産形成時においては分配金が無い方が有利です)

 

投資方針

1. 直近3年間に各業種で相対的に好成績(増収率、増益率、収益率)をあげた企業を選別。

2. 将来にわたり競争優位性を保ち、好業績を維持し得ると判断される企業を選別。

3. 中長期的に企業利益の成長が期待できる銘柄として70~90銘柄に絞り込みポートフォリオを構築
    ~交付目論見書より抜粋して引用~

 

組入銘柄

*2020年11月末日時点の情報に基づき記載。(2020年11月マンスリーレポートより引用)

市場別組入比率

組入銘柄数は87銘柄

市場比率
東証1部75.6%
東証2部0.6%
ジャスダック5.5%
その他市場14.1%
その他資産4.3%

 

組入上位10銘柄

 銘柄比率
1エラン3.5%
2イビデン2.4%
3リログループ2.2%
4NITTOKU2.2%
5ジャパンマテリアル 2.1%
6JMDC 2.1%
7ハーモニック・ドライブ・システムズ2.1%
8SHIFT 2.0%
9ミスミグループ本社 1.8%
10トリケミカル研究所 1.8%

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MHAM日本成長株オープン、MHAM日本成長株ファンド<DC年金>の運用成績

二つのファンドとも同じマザーファンドで運用し、ほぼ同等の運用成績である事から、以下、MHAM日本成長株オープンの結果で代表します。

参考指数であるTOPIXと比較します。

TOPIXは野村AMのNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(ETF:1306)の基準価額(分配金再投資)を用います。尚、参考指数は[除く配当]ですが、ここでは配当込の結果と比較します。

 

基準価額のチャート

TOPIX(ETF 1306)のデータがある2001年7月11日を基準(=10,000)としたチャートを示します。分配金再投資の基準価額です。

MHAM日本成長株オープンの基準価額のチャート

チャートを見ると、2003~2005年、及び2015年以降現在までの株価上昇期に、MHAM日本成長株オープンの成績がTOPIXを上回っているように見えます。

以下、運用成績を詳細に分析していきます。

 

直近19年4カ月のリターン・リスク

2001年7月末日から2020年11月末日までの19年4カ月のリターン、リスク、シャープレシオを比較します。

 MHAM日本成長株TOPIX
年率リターン6.49%3.76%
年率リスク22.11%17.41%
シャープレシオ0.290.22

MHAM日本成長株オープンがリターンで2.7%pt上回り、リスクは高くなっているもののシャープレシオでも勝っています。

 

5年間の運用成績(2001年7月~2020年11月)

上述の直近の運用成績は、ある特定期間のみの騰落率に大きく左右される事もあり、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。

そこで、2001年7月から5年間、さらに2001年8月から5年間・・・2015年11月から5年間と、起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間のリターン、リスクを計算します。全部で173個(区間)のデータとなります。

この複数の5年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。

MHAM日本成長株オープンの評価

平均値でMHAM日本成長株オープンが2.2%pt程上回っていますが、そのバラツキが大きくなっている事が分かります。

下表に平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは上記173データの平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)

 MHAM日本成長株TOPIX
年率リターン6.89%4.67%
年率リスク21.51%17.52%
シャープレシオ0.320.27

平均のリターンで勝るMHAM日本成長株オープンですが、リスクは大きくなっています。ただシャープレシオでもTOPIXより勝っています。

尚、この173個の5年間という区間で、MHAM日本成長株オープンのリターンは98勝75敗とTOPIXに勝ち越してはいますが僅差。安定して勝つというところまでは至っていません。

 

1年間騰落率 年度別比較

アクティブファンドの評価としてもう一つ重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。

そこで1年騰落率(リターン)を年度別に比較してみます。

*2020年は11月まで。

騰落率が高い方
年度別騰落率比較
 MHAM日本成長株TOPIX
2020年14.7%4.2%
2019年22.8%18.0%
2018年-14.8%-16.1%
2017年60.5%22.1%
2016年2.3%0.2%
2015年29.9%11.9%
2014年2.7%10.1%
2013年89.0%54.1%
2012年9.0%20.6%
2011年-10.5%-17.0%
2010年-0.3%0.9%
2009年23.5%7.4%
2008年-50.2%-40.5%
2007年-26.2%-11.1%
2006年-20.8%2.9%
2005年67.7%45.2%
2004年23.6%11.1%
2003年31.5%24.8%
2002年-23.8%-17.6%

2002年~2020年の19年間で、MHAM日本成長株オープンは12勝7敗と勝ち越し。特に2015年以降の成績が良好で、この5年間は負けなしです。

尚、TOPIXに勝っても負けても、その差が非常に大きい年が多くあるように見えます。アクティブファンドらしいとも言えますが・・・。

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MHAM日本成長株オープン、MHAM日本成長株ファンド<DC年金>の人気

月次資金流出入額純資産総額からMHAM日本成長株オープンMHAM日本成長株ファンド<DC年金>の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

 

MHAM日本成長株オープン

*データが入手できた2000年1月から示します。

MHAM日本成長株オープンの人気・評判

2000年には200億以上の純資産総額がありましたが、その後、資金流出が続き2012年には純資産総額20億円まで減少しています。しかし、2017年末から2018年にかけて毎月20億を超える資金流入があり、純資産総額も大きく増加、一時期は350億を突破しました。ただ、2019年以降、再び資金流出に転じ、純資産総額も徐々に減っています。

どうも資金流入・流出が安定しないようです。

 

MHAM日本成長株ファンド<DC年金>

MHAM日本成長株ファンド<DC年金>の人気・評判

MHAM日本成長株ファンド<DC年金>も2017年末からの資金流入が多くなっています。また、DC用だけあって資金流出の月はそう多くありません。そのせいか、純資産総額はMHAM日本成長株オープンより大きくなっています。

 

まとめ

国内株式に投資するアクティブファンドであるMHAM日本成長株オープンMHAM日本成長株ファンド<DC年金>

リターンではTOPIXに勝っていると言って良いでしょう。

ただし、リスクが高めで、かつ評価する年、区間によって、その成績は大きく変わり、安定してTOPIXを上回るというところまでは至っていません。

[注意]ここで示したデータは全て過去のものであり、将来の成績を保証するものではありません。

 

販売会社

MHAM日本成長株オープンは下記ネット証券で、購入時手数料無料で購入できます。

ポイント・現金還元という点では、信託報酬(販売会社取り分)の0.3%(税抜)を超える分を還元する松井証券が有利です。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
また信託報酬に応じた現金還元もあり、信託報酬販売会社取り分が高いファンドだと最も有利になります。
公式サイト松井証券

その他のネット証券
マネックス証券auカブコム証券岡三オンライン証券等。

 

MHAM日本成長株ファンド<DC年金>楽天証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っています。

公式サイト楽天証券 iDeCo

 

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