アクティブファンド

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの評価・評判・人気 ~国内株式アクティブファンド~

投稿日:2020年12月28日 更新日:

国内株式を投資対象としたアクティブファンド東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンについて解説します。

[最終更新日:2020.12.28]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2020年11月末日時点の情報に基づき記載しています。

スポンサーリンク

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの基本情報・概要

先ず、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの基本情報をまとめます。

運用会社東京海上アセットマネジメント
投資対象国内株式
設定日2013年4月25日
運用形態アクティブファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク
参考指数TOPIX(配当込み)
購入時手数料上限3.3%
*主要ネット証券は無料
信託財産留保額
信託報酬(税込)1.584%
実質コスト1.685% (2020.7.20時点)
純資産総額 492億円 (2020.11.30時点)
分配金実績毎年年2回 (200~400円/1回)
つみたてNISA対象外
SBI証券ポイント還元年率0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
楽天証券ポイント還元年率0.048%
松井証券現金還元(年率)
0.40%

 

投資対象

国内の株式に投資します。

運用プロセスの概要は

  • 上場株式のうち経営者が実質的に主要な株主である銘柄
  • オーナー経営者に面談しオーナー企業の強みが発揮できるか調査
  • 候補企業のファンダメンタルズ分析

 

市場・規模別資産構成

市場・規模別比率です。(2020.11末時点)

市場比率
東証1部大型11.3%
中型39.6%
小型40.0%
東証二部・マザーズ5.9%
JASDAQ1.8%

オーナー企業が投資対象ですので、どうしても中小型株の比率が高くなります。

 

投資銘柄

現時点(2020.11末)で組入銘柄数は43と少なく、上位10銘柄を下表のようになります。

 銘柄業種比率
1アウトソーシングサービス業6.2%
2日本電産電気機器5.9%
3リゾートトラストサービス業5.0%
4ユー・エス・エスサービス業4.1%
5パーク24不動産業4.0%
6ディスコ機械3.9%
7ポーラ・オルビス・ホールディングス化学3.8%
8SMC機械3.8%
9イズミ小売業3.6%
10SBSホールディングス陸運業3.4%

あまり馴染みのない企業もありますね。

尚、直近の決算時(2020.7)の情報では、オーナー企業という事でソフトバンクグループ、サイゼリヤ、ニトリホールディングス、楽天など良く知られた企業も含まれています。

 

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの運用状況・パフォーマンス (TOPIXと比較)

*以下、年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算。またシャープレシオは、無リスク資産の収益率0として計算。
*基準価額は各運用会社のサイトまたは投資信託協会より入手。分配金がある場合は、分配金再投資の価額に独自に変換。
*TOPIXは野村 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信【1306】のデータ使用。

基準価額のチャート

設定日の2013年4月25日を基準(=10,000)としたチャートをTOPIX(ETF:1306)とともに示します。分配金再投資の基準価額です。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン 基準価額チャート

チャートを見ると、設定から2015年ぐらいまでは概ねTOPIXと同じような動き、それ以降は、TOPIXを大きく上回っている事がわかります。

以下、運用成績を詳細に分析していきます。

 

設定来のリターン・リスク

設定月2013年4月末日から2020年11月末日までの7年7カ月のリターン、リスク、シャープレシオをTOPIX、及び人気のひふみ投信とも比較します。

 東京海上ジャパンオーナーズTOPIXひふみ投信
年率リターン21.12%7.69%15.11%
年率リスク17.28%15.77%15.48%
シャープレシオ1.220.490.98

*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンTOPIXをリターンで大きく上回り、リスクは若干増大するものの、シャープレシオでも圧勝です。

また、ひふみ投信に対しても勝っています。

 

5年間の運用成績(2013年4月~2020年11月)

上述の現時点までの運用成績は、ある特定期間のみの騰落率に大きく左右される事もあり、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。

そこで、2013年4月から5年間、さらに2013年5月から5年間・・・2015年11月から5年間と、起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間のリターン、リスクを計算します。全部で32個(区間)のデータとなります。

この複数の5年間の(年率)リターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの評価

平均値で東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンが16%程上回っており、さらに全区間でTOPIXに負けていない事が分かります。

下表に平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは上記32データの平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)

 東京海上ジャパンオーナーズTOPIX
年率リターン22.21%6.09%
年率リスク16.74%15.44%
シャープレシオ1.330.39

TOPIXに完勝と言っても良いでしょう。

スポンサーリンク

 

1年間騰落率 年別比較

アクティブファンドの評価としてもう一つ重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。

そこで1年騰落率(リターン)を年別に比較してみます。

*2020年は11月末まで。

騰落率が高い方
東京海上ジャパンオーナーズTOPIX
2020年14.9%4.2%10.7%
2019年33.9%18.0%16.0%
2018年5.8%-16.1%21.8%
2017年55.6%22.1%33.6%
2016年12.0%0.2%11.8%
2015年13.6%11.9%1.7%
2014年14.3%10.1%4.2%

2014年~2020年の7年間で、東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは7勝0敗と全勝です。

特に2016年以降は10%pt以上の差をつけ、TOPIXが大きく下げた2018年もプラスの騰落率を維持しています。

 

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの人気 (資金流出入額)

月次資金流出入額純資産総額から東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの人気・評判

(設定当初の一時期を除いて)殆ど売れていませんでしたが、2018年の中盤より急激に資金流入が増え、それに伴い純資産総額も増加しました。ただ、2019年後半以降は月毎に資金流入・流出の差が激しくなっています。

純資産総額は2020年11月末時点で492億円、まずまずの資産額です。

尚、モーニングスターが選ぶFUNDS OF THE YEARで2016年国内株式中小型部門 優秀ファンド賞、2018年国内株式型部門 最優秀ファンド賞、2019年国内株式型部門 優秀ファンド賞を受賞しています。

 

まとめ

国内株式、特に中小型株を中心に投資するアクティブファンドである東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは、設定以来TOPIXを大きく上回る成績を残しています。あの人気のひふみ投信を凌駕するパフォーマンスです。

しかも、全期間にわたって安定的に上回っている点も評価できます。

少なくとも今までの結果を見る限り、素晴らしいファンドと言って良いでしょう。

ただ、ここ1~2年の資金流出入は安定しているとは言えません。

[注意]ここで示したデータは全て過去のものであり、将来の成績を保証するものではありません。そして、これはアクティブファンド全般に言える事ですが、今までインデックスに勝っていたからと言って、今後も勝ち続ける事が出来るかどうかはわかりません。

 

販売会社

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは下記ネット証券等で、購入時手数料無料で購入できます。

ポイント・現金還元という点では、信託報酬(販売会社取り分)の0.3%(税抜)を超える分を還元する松井証券が有利です。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでの
リバランス積立は非対応)
また信託報酬に応じた現金還元もあり、信託報酬販売会社取り分が高いファンドだと最も有利になります。
公式サイト松井証券

その他のネット証券
マネックス証券auカブコム証券等。

 

本サイトが注目している他の国内株式に投資するアクティブファンドは下記記事にまとめてあります。

 

スポンサーリンク

応援お願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

-アクティブファンド

Copyright© しんたろうのお金のはなし , 2021 All Rights Reserved.