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インデックス投資全般

【外国債券インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国?

投稿日:

インデックスファンドとは、あるインデックス(指数)に連動するよう運用するファンドですが、一体どんなインデックスがあって、それぞれがどこの国を投資対象としているかをまとめます。

本記事は先進国債券、新興国債券の外国債券編です。

株式、REITについては下記の記事を参照して下さい。
参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

参考記事【外国REITインデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国?

[最終更新日:2022.7.29]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2022.6末日時点の情報に基づき記載しています。
但し、新興国債券は記事中記載時点での情報。

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先進国債券を対象とするインデックス(指数)

FTSE 世界国債インデックス (除く日本)

FTSE 世界国債インデックス (除く日本) 構成国

世界主要国(主に先進国)の債券を対象とした指数として、

FTSE世界国債インデックス(FTSE WGBI)

さらに、これから日本を除いた指数として

FTSE世界国債インデックス(除く日本)

があります。

*2018年1月より「シティ世界国債インデックス」から「FTSE世界国債インデックス」に名称が変更になりました。

日本を除く23カ国、15通貨(2022.11から組入予定のニュージランドを含む)から構成される時価総額加重型の指数で市場規模、信用格付、市場参入障壁が一定の基準以上の国債で構成されます。

*2022年11月にニュージランドが組入予定。
*2021年11月に中国が組み入れられました。

*2020年にイスラエルが組入れられ、南アフリカが除外されました。

主な構成国、比率を下図に示します。

FTSE世界国債インデックス(除く日本)構成国・比率

*データ引用: SMTグローバル債券インデックス・オープン マンスリーレポート(2022.6)のベンチマーク値

*尚、世界の国債、政府・政府系機関債、担保付証券、社債に投資するFTSE世界BIG債券インデックスもあり、EXE-i 先進国債券ファンドの「参考指標」として採用されていますが詳細は割愛します。

 

FTSE 世界国債インデックスとの連動を目指すインデックスファンド

ファンドの名称に「先進国債券」「外国債券」「グローバル債券」と名のつくインデックスファンドの多くがFTSE世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとしています。

また、債券の場合、リターンに対する為替要因の影響が大きいことから、多くのファンドで為替ヘッジありのファンドも用意されています。(Smart-i、たわらノーロード、SMT、Funds-i、eMAXISなど)

参考記事先進国株式・先進国債券に為替ヘッジは必要か?

主な低コストのインデックスファンドでは、

など多くのファンドがあります。

 

 

先進国債券インデックスファンドの詳細、人気・運用成績など

先進国の債券に投資するインデックスファンドの信託報酬、純資産総額、人気(資金流出入額)、運用成績の最新情報を下記ページにまとめてあります。

 

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新興国債券を対象とするインデックス(指数)

新興国債券ではJPモルガンが公表している二つのインデックスがあり、現地通貨建て、米ドル建てと大きな違いがあります。

重要JPモルガンは2022年3月7日に債券指数からロシアを除外しました。

 

JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ダイバーシファイド (ディバーシファイド)

J.P.Morgan Government Bond Index-Emerging Markets(GBI-EM) Global Diversified
*以下、本文中ではGBI-EMと略して表記する場合があります。
*ディバーシファイドと表記される事もあります。

現地通貨建の債券で時価総額加重型の指数ですが、ダイバーシファイドでは一つの国の上限比率を10%としてます。

20カ国(2022.1末時点)で構成されその国別配分比率は下図。

(注)2022.3のロシア除外後の国別比率のデータがなかった為、2021.11末時点の比率からロシアを除外した値に管理人が換算した概算値です(Cap 10%/国)

*データ引用(2021.11末時点の国別比率): SMT新興国債券インデックス・オープン交付目論見書記載。
*ロシアは2022.3に除外
*セルビアが2021年、エジプトが2022年に追加

JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ダイバーシファイド

 

JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ダイバーシファイドとの連動を目指すインデックスファンド

為替ヘッジなしの多くの新興国債券インデックスファンドが該当します。

  • iFree 新興国債券インデックス (大和投資信託)
  • インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券 (日興AM)
  • SMT新興国債券インデックス・オープン (三井住友AM)
  • eMAXIS 新興国債券インデックス (三菱UFJ国際投信)
  • Funds-i 新興国債券 (野村AM)

などがあります。

 

JP モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス

J.P.Morgan Emerging Market Bond Index (EMBI) Plus
*以下、本文中ではEMBI+と略して表記する場合があります。

米ドル建時価総額加重型の指数で27カ国(2022.4時点)で構成されています。

後述しますが為替ヘッジ有のインデックスファンドで良く使用されています。

JP モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス

*データ引用:DIAM新興国債券インデックスファンド<為替ヘッジなし>(ファンドラップ)運用報告書(2022.5)記載のベンチマーク値

(注)もう一つSMT米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)に採用されているブルームバーグ・バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックスがありますが、ここでは省略します。

 

JP モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラスとの連動を目指すインデックスファンド

為替ヘッジありの以下のファンド

  • eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり) (三菱UFJ国際投信)
  • Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型 (野村AM)

為替ヘッジなしでバランスファンドの新興国債券部分

  • たわらノーロード バランス(8資産均等型) (アセットマンジメントOne)
  • 投資のソムリエ (アセットマンジメントOne)

*投資のソムリエは厳密な意味でのインデックスファンドではありません。

 

新興国債券インデックスファンドの詳細、人気・運用成績など

新興国債券に投資するインデックスファンドの信託報酬、純資産総額、人気(資金流出入額)、運用成績の最新情報を下記ページにまとめてあります。
(主にGBI-EMとの連動を目指すインデックスファンド)

 

新興国債券の上記二つのインデックスは、その通貨の違いにより全く異なる動きをしますので注意が必要です。
より詳細な比較は下記記事を参照して下さい。

 

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外国債券(先進国・新興国債券)インデックス構成国の詳細

先進国債券、新興国債券各インデックスの構成国、及び比率を下表にまとめます。
*FTSE世界国債のニュージーランドは2022.11組入れ予定
*数字または✔記載の国が構成国、「---」は対象外。

(注)GBI-EMは2021.11末時点の比率からロシアを除外した値に管理人が換算した概算値です(Cap 10%/国)

先進国新興国
FTSE
世界国債
(除く日本)
GBI-EMEMBI+
構成国数23カ国20カ国27カ国
米国50.8%------
フランス8.8%------
イタリア8.1%------
ドイツ6.6%------
スペイン5.3%------
イギリス5.0%------
中国2.3%------
カナダ2.0%------
ベルギー2.0%------
オランダ1.7%------
オーストラリア------
オーストリア------
デンマーク------
フィンランド------
アイルランド------
ノルウェー------
スウェーデン------
シンガポール------
メキシコ10.0%9.3%
マレーシア9.2%---
ポーランド---
イスラエル------
ニュージーランド2022.11より------
中国---10.0%1.0%
トルコ---9.8%
インドネシア---10.0%8.9%
タイ---9.7%---
ブラジル---9.3%7.7%
フィリピン---7.4%
パナマ------6.4%
コロンビア---6.2%
ペルー---5.9%
南アフリカ---9.0%5.9%
サウジアラビア------4.8%
アルゼンチン------4.4%
ハンガリー---3.3%
カタール------3.0%
アラブ首長国連邦------3.0%
ルーマニア---2.6%
ウクライナ------2.5%
チリ---1.5%
クロアチア------1.4%
オマーン------1.3%
ドミニカ共和国---1.1%
エクアドル------0.9%
エジプト---2022.1より0.8%
ウルグアイ---0.5%
ナイジェリア------0.3%
スリランカ------0.1%
ベネズエラ------0.0%
チェコ------
セルビア------

*FTSE世界国債インデックスはSMTグローバル債券インデックス・オープンの交付目論見書、月次レポート(2022.6)記載のベンチマークの構成国・比率、及びFTSE RussellのFactsheetを引用。
*GBI-EMはSMT新興国債券インデックス・オープンの交付目論見書記載のベンチマークの構成国・比率からロシアを除外した値に換算。(2020年11月末時点)
*EMBI+はDIAM新興国債券インデックスファンド<為替ヘッジなし>(ファンドラップ) 運用報告書(全体版)記載のベンチマーク構成国・比率を引用(2022年4月18日時点)

 

以上、先進国債券、新興国債券を投資対象とするインデックスの解説でした。

インデックスファンドの一覧(ファンド名、信託報酬、実質コスト、純資産総額)は下記記事を参照してください。

 

外国株式、外国REITのインデックスについては下記記事をご覧ください。

参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国?

参考記事【外国REITインデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国?

 

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