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【インデックスファンド評価・解説】Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)。

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先進国債券に投資し、FTSE世界国債インデックス(除く日本)との連動を目指すインデックスファンドSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)について解説します。

[最終更新日:2020.5.28]初版。
本記事は原則2020.4末日時点の情報に基づき記載しています。

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Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)の基本情報

Smart-iは「シンプルでわかりやすく、リーズナブルなコストで使い勝手の良いファンド」を目指し2017年8月に設定されたりそなアセットマネジメントが運用する購入時手数料ゼロのインデックスファンドシリーズです。

今回解説するのは先進国債券に投資するSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

*本記事は為替ヘッジありの先進国債券です。Smart-iには為替ヘッジを行わないSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)もラインアップされています。

先ずSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)の基本情報をまとめます。

運用会社アセットマネジメントOne
設定日2017年8月29日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークFTSE世界国債インデックス(除く日本)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1870%
実質コスト0.217%
純資産総額 6.23億円(2020.5.27時点)
(マザーファンド) 純資産総額 583.53億円(2018.12.10時点)
分配金実績
つみたてNISA---
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークFTSE世界国債インデックス(除く日本)で先進国の債券に投資します。

*FTSE世界国債インデックス(除く日本)は日本を除く21カ国から構成される先進国債券の時価総額加重型指数です。

FTSE世界国債インデックス

 

マザーファンド

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)ファミリーファンド方式で、下記マザーファンドに投資します。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

画像引用:Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)交付目論見書

RAM先進国債券マザーファンド(為替ヘッジあり)は純資産総額580億円(2018.12時点)と、まずまずの資産額ですが、ライバルのたわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>のマザーと比較するとその小ささは否めません。

 

通貨別資産配分(投資国)

通貨構成比率は下記のようになります。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

画像引用:Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)ママンスリーレポート(2020.04)

米ドルがほぼ半分、ユーロが35%を占めます。

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)信託報酬0.1870%(税込)

為替ヘッジ有先進国債券インデックスファンドとして最安値の信託報酬です。

実質コスト0.217%(2期目決算より)

1期目決算での実質コスト 0.236%(消費税8%)から2期目0.213%(消費税8%)/0.217%(消費税10%)に下がりました。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

他社先進国債券インデックスファンド(為替ヘッジ有)との信託報酬・実質コスト比較

FTSE世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンド(為替ヘッジ有)と信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
1Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.1870%0.217%
2たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>0.2200%0.233%
3SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.5500%0.577%
4Funds-i 外国債券・為替ヘッジ型0.6050%0.623%
5eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.6600%0.675%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は、信託報酬実質コストともに最安値。2位のたわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>とは信託報酬で0.033%、実質コストで0.016%の差をつけています。

たわらノーロードと比較すると、Smart-iは信託報酬以外のコストが若干高くなっています。

尚、3位以降とは大きな差がついており、為替ヘッジ有の先進国債券インデックスファンドは、Smart-iたわらノーロードの2強と言っても良いでしょう。

eMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイ、iFreeなどの低コスト・インデックスファンドシリーズが為替ヘッジ有先進国債券に参入していない事もあり、低コスト競争は激しくありません。

 

信託報酬の変更履歴

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は1回、信託報酬引下げの実績があります。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり) 信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2017/8/29
 0.2052%新規設定
たわらノーロードを抜いて最安値
2019/2/26
 0.1836%たわらノーロードとの差を広げる
2019/10/1
 0.1870%消費税増税(8%-->10%)
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為替ヘッジ

本ファンドは名称の通り、為替ヘッジを行います。

為替ヘッジを行う事で、為替変動のリスクを除外できますが、一方で為替ヘッジにはコストもかかります。
*このコストは信託報酬や実質コストには見えてきません。

先進国債券クラスでは、為替ヘッジ有無の両方がラインアップされていますが、この両者の違い、特性は下記記事を参考にして下さい。

 

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

設定後販売会社が無い状態が続きましたが、ネット証券で取り扱い開始後も殆ど資金流入はありません。

純資産総額も5.8億円(2020.4末時点)しかありません。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は2020年4月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

グレーの点線は、コストが0の時ベンチマーク騰落率と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)はグレーの点線より大きく下方に位置し、ベンチマークに対して大きくマイナス乖離している事がわかります。

その結果、騰落率でもコストの高いSMT、Funds-i、eMAXIS等に負けています。

 

2020年2月時点の1年騰落率

参考までに2020年2月末日時点の1年騰落率を見てみます。

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

この時点では、概ねグレーの点線上にのっており、ベンチマークとの(コスト要因以外での)乖離が殆どなかったと推測されます。そして、騰落率でもトップと、そのコストの低さに応じた高い騰落率となっています。

即ち、2020年4月の1年騰落率で観測されたマイナス乖離は2020年3~4月に発生しており、ここでは示しませんが、日次騰落率の他ファンドとの比較から、2020年3月の複数の日に大きな乖離を起こしている事がわかっています。

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まとめ

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は、為替ヘッジ有先進国債券インデックスファンドの中で、信託報酬、実質コストとも最安値、もっとも低コストで投資できるファンドです。

ただ、懸念点はあまり売れておらず、純資産総額も小さい事。

また、2020年3月には大きなマイナス乖離を起こしています。(同時期にたわらノーロードも乖離を起こしていますが)

それでもコストの低さは魅力。

ライバルとして資金流入額・純資産総額で勝るたわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>がありますが、コストを優先するならSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)となるでしょう。

 

販売会社

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は下記の金融機関等で購入出来ます。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天スーパーポイントがもらえます。さらに楽天スーパーポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
公式サイト松井証券

その他の販売会社
マネックス証券岡三オンライン証券など

尚、先進国債券インデックスファンドはつみたてNISA対象外です。つみたてNISAで先進国債券に投資したい方はバランスファンドを購入する事になります。

 

ライバルとなるファンド

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)  (本記事)

たわらノーロード先進国債券インデックス<為替ヘッジあり> 

 

他の先進国債券インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

 

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