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確定拠出年金(iDeCo)

【三井住友銀行 個人型確定拠出年金(iDeCo)】「SMBC個人型プラン(みらいプロジェクトコース)」

投稿日:

三井住友銀行の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)「みらいプロジェクトコース」について解説します。

*三井住友銀行のiDeCoには新しいプラン「みらいプロジェクトコース」と、「標準コース」の二つのコースがあります。

[最終更新日:2023.4.27]全て最新情報に更新。
比較対象としたeMAXIS Slimの信託報酬を2023.5.11改定後の値にアップデート。
本記事は原則2023.4時点の情報に基づき記載しています。

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三井住友銀行 個人型確定拠出年金(iDeCo) 「みらいプロジェクトコース」

新しいプラン「みらいプロジェクトコース」では、

  • 運営管理機関手数料 無条件で無料
  • 定期預金などの元本確保型商品がない
  • つみたて投資を通じて「老後資金の準備」と「社会全体への貢献」の実現を目指す

といった特徴があります。

 

手数料

新プラン「みらいプロジェクトコース」の手数料は下表のようになります。(標準コースとも比較)

三井住友銀行 個人型確定拠出年金(iDeCo)の手数料 年額(税込、加入者が毎月拠出の場合)
 みらいプロジェクト標準コース
国民年金基金連合会1,260円
事務委託先金融機関(信託銀行)792円
運営管理機関無料3,120円
年額合計2,052円5,172円

*加入者、毎月拠出の場合

「みらいプロジェクトコース」では運営管理機関手数料が「だれでも、ずっと条件なしで」無料となります。

 

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運用商品

みらいプロジェクトコースにラインアップされている商品は下表の18本。

全て投資信託で、定期預金や保険商品などの元本確保型商品はありません。

 ファンド信託報酬
(税込み)
バランス三井住友・資産最適化ファンド(1安定重視型)1.007%
三井住友・資産最適化ファンド(2やや安定型)1.007%
三井住友・資産最適化ファンド(3バランス型)1.007%
三井住友・資産最適化ファンド(4やや成長型)1.007%
三井住友・資産最適化ファンド(5成長重視型)1.007%
国内株式型(*)SMBC・DCインデックスファンド(日経225)0.154%
三井住友・日本株式ESGファンド1.188%
つみたて椿0.990%
GS ビッグデータ・ストラテジー(日本株)1.320%
外国株式型(*)SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)0.1023%
(*)SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)0.0968%
ブラックロックインパクト株式ファンド(ノーロードヘッジなし)0.7608%
ブラックロックインパクト株式ファンド(ノーロード限定ヘッジ)0.7608%
世界インパクト投資ファンド(資産成長型)1.9800%
GS グローバル・ビッグデータ投資戦略Bコース(ヘッジなし)1.3475%
GS ビッグデータ・ストラテジー(エマージング株)1.5675%
イノベーション・インデックス・AI0.8195%
イノベーション・インデックス・フィンテック0.8195%
イノベーション・インデックス・シェアリングエコノミー0.8195%
ブラックロック・ヘルスサイエンス・DCファンド1.2890%
iシェアーズ 上場プライベート・エクイティ・インデックス1.2835%
(*)アムンディ DCファンド 世界株式・気候変動対応1.2840%
(*)アムンディ DCファンド 世界株式・次世代教育関連1.2840%
その他(*)ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)0.879%

(*)2020年9月1日に追加されたファンド(6本)。

従来は殆どのファンドが信託報酬1%を超える高コストのアクティブファンド、及びテーマ型のファンド(ESG、ビッグデータ、AI、フィンテックなど)しかラインアップされていませんでした。

*バランス型として分類されている三井住友・資産最適化ファンド5本は、設定されたリスク水準になるよう資産配分を決定するファンドですが、その投資先のファンドがインデックス運用で、広い意味でのインデックスファンドとなります。
*イノベーション・シリーズ、及びiシェアーズは公式サイトではインデックス型と分類されていますが、弊サイトでは特定のテーマ・業種などに絞って投資するファンドをアクティブと分類しております。

しかし、2020年9月1日に追加された6本のうち3本が純粋なインデックスファンド、しかも信託報酬はそれぞれの同種のファンドに対して最安値にほぼ近い低コスト・ファンドです。(表中薄いピンクで表記)

この3本の追加で大きく魅力的なプランに生まれ変わったと言っても良いでしょう。

 

SMBC・DCインデックスファンド(日経225)

日経平均株価との連動を目指すインデックスファンド

国内の株式に投資します。

信託報酬 0.1540%で同種のファンドでeMAXIS Slim(信託報酬 : 0.143%)より若干高いものの十分低い信託報酬。

 

SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)

MSCIコクサイとの連動を目指すインデックスファンド

日本を除く先進国の株式に投資します。

信託報酬 0.1023%で同種のファンドでeMAXIS Slimたわらノーロード(信託報酬 : 0.09889%)より若干高いものの十分低い信託報酬。

 

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)

S&P500との連動を目指すインデックスファンド

米国株式に投資します。

信託報酬 0.0968%で同種のファンドでeMAXIS Slimなど(信託報酬 : 0.09372%)より若干高いものの十分低い信託報酬。

 

iDeCo x 社会貢献

社会貢献の仕組みとして、毎年、加入者・運用指図者 一人あたり100円を三井住友銀行が未来を支える子どもたちのために寄付していきます。

 

まとめ

三井住友銀行の個人型確定拠出年金プラン「みらいプロジェクトコース」、

運営管理機関手数料を無条件で無料とした点は素晴らしく、また定期預金等の元本確保商品を敢えて除外した画期的(?)、挑戦的なプランです。

*管理人としては定期預金がないと何かと不便な気もしますが・・・

肝心の運用商品、設定当初は高コストのファンドばかりでしたが、2020年9月に3本の超低コストファンドが追加され、国内(日経平均)、先進国、米国株式に投資したい方にとっては十分なラインナップとなっています。

 

三井住友銀行の「標準コース」は下記記事をご覧ください。

 

SBI証券、マネックス証券などネット証券のiDeCoの詳細な比較は下記記事をご覧ください。

 

管理人はeMAXIS Slim先進国株式インデックス、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)などをラインアップしているマネックス証券のiDeCoに加入しています。

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インデックスファンドは常に最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slimを採用。
全世界株式に低コストで投資できるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をラインアップ。
アクティブファンドも魅力的な商品を採用。
年金と一時金の併給が可能など受給制度も充実。

 

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