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【インデックスファンド評価・解説】たわらノーロード 先進国株式。

投稿日:2018年7月24日 更新日:

たわらノーロード 先進国株式

日本を除く先進国の株式に投資するインデックスファンドたわらノーロード 先進国株式について解説します。

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[最終更新日:2019.10.2]SBI証券ポイント還元率 0.05-->0.03%。
[2019.9.16]消費税10%表記に変更。
2019.10.1からの信託報酬引下げを反映。
[2019.8.28]ライバルのつみたて、Smart-iの実質コストを更新。
[2019.7.11]ライバルのeMAXIS Slimの実質コストを更新。
[2019.6.11]ライバルとなるeMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイの信託報酬引下げを反映。
[2019.2.9]純資産総額を最新情報に更新。
3期目の決算結果を反映。ライバルとなる<購入・換金手数料なし>ニッセイ、i-SMT、iFreeの実質コストを最新情報に更新
[2018.11.5]初版

たわらノーロード 先進国株式の基本情報

たわらノーロードシリーズは、アセットマネジメントOneが運用するインデックスファンド・シリーズです。親しみのある、分かりやすい、コツコツと蓄えるといったコンセプトから、「豊か、蓄える」というイメージがある、穀物を包み保存する"たわら"とネーミングしたとの事。  (アセットマネジメントOne公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは、先進国の株式に投資するたわらノーロード 先進国株式

先ず、たわらノーロード 先進国株式の基本情報をまとめます。

運用会社アセットマネジメントOne
設定日2015年12月18日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークMSCI KOKUSAI(配当込・グロス)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.10989% 
実質コスト0.146%
純資産総額 292.08億円(2019.2.8時点)
(マザーファンド) 純資産総額 2,844億円(2018.2.15時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.03%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークMSCI KOKUSAI(コクサイ)[配当込み・グロス]で、日本を除く先進国の株式に投資します。

グロスとは配当金に対する源泉徴収税を考慮しない指数になります。

実際の運用では、ファンドが所有する株式から配当が出て、それに各投資国で源泉徴収された後の配当金がファンドの資産となりますので、通常はベンチマーク(配当込・グロス)よりファンドの騰落率が、配当の源泉徴収税(+コスト)分だけ低くなります。

詳細は下記記事を参照にして下さい。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]がありますが、実際の運用成績は(過去においては)変わっていません。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

 

投資国

投資する国、比率は下図のようになります。

たわらノーロード 先進国株式

画像引用:たわらノーロード 先進国株式 月次レポート(2018/9)

先進国といっても米国が約65%を占めます。

詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事【外国株式インデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

たわらノーロード 先進国株式

画像引用:たわらノーロード 先進国株式 月次レポート(2018/9)

10位までは全て米国が占めており、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(Googleの持ち株会社)など日本でも良く知られた企業が上位になっています。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

たわらノーロード 先進国株式は、2017.12.30、2019.10.1と2回信託報酬引下げを行い、現時点の信託報酬は0.10989%(税込)

実質コストは0.146%(税込)(但し、実質コストは固定されたものではなく、毎年変動します)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

信託報酬以外のコスト(実質コスト-信託報酬)が低いのが大きな特徴です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

他社 先進国株式インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

MSCI KOKUSAIをベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

 ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.10989%0.187%
1たわらノーロード先進国株式0.10989%0.146%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス0.10989%0.195%
4iFree外国株式インデックス0.2090%0.277%
4i-SMTグローバル株式インデックス0.2090%0.257%
6(三菱UFJ)つみたて先進国株式0.2200%0.295%
6Smart-i先進国株式インデックス0.2200%0.393%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

たわらノーロード 先進国株式信託報酬は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスと並び同率で最安値です。

また、実質コストではトップ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスより0.04~0.05%低くなっています。

 

信託報酬の変更履歴

たわらノーロード 先進国株式は、過去に2回信託報酬引下げを行った実績があります。

たわらノーロード 先進国株式の信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2015/12/18
 0.2430%新規設定。設定時は<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式を抜いて最低水準の信託報酬。
2017/12/300.2160% 
2019/10/10.10989%eMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイに対抗。
(消費税増税込み)

一時期はeMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスに大きく差をつけられていましたが、2019年10月1日の引下げで一気にトップに並びました。

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たわらノーロード 先進国株式の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からたわらノーロード 先進国株式の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

たわらノーロード 先進国株式

比較的安定した資金流入が続いていますが、2018年1月にeMAXIS Slim 先進国株式インデックスが大幅な信託報酬引下げを行ってからは毎月6~8億円と多少減少傾向にあります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスが毎月20億円程度ですので、これらに比べると半分以下ですが、MSCI Kokusaiとの連動を目指す先進国株式インデックスファンドとしては、eMAXIS Slim、ニッセイに次ぎ資金流入額3位となります(2018年1-10月、しんたろう調べ)

2019年10月以降、信託報酬同率1位となった事で今後どれだけ増えていくかに注目です。

純資産総額は279億円(2018.11.5時点)と十分大きく、またマザーファンドも約2,800億と巨額な資産を持っています。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じMSCI KOKUSAIでも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込で配当課税を適切に考慮したインデックスを、ここではベンチマークと定義します。

下図は、2018年10月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

たわらノーロード 先進国株式

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

たわらノーロード 先進国株式は、この1年間騰落率ではベンチマークとの乖離は殆どなく、そのコストに応じた高い騰落率を示しています。

ただ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスには、そのコスト分騰落率で負けています。しかし、今後は信託報酬で並び、かつ実質コストも低い事から騰落率でも同等、もしくは上回る可能性もあるでしょう。

 

まとめ

たわらノーロード 先進国株式は巨大なマザーファンドを持ち、安定した運用、信託報酬以外のコストが低い点が特徴のファンドです。

そして信託報酬でも2019年10月以降トップに並んだことで、さらに魅力的なファンドとなる事でしょう。

また、販売会社の多さも特徴の一つ。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスが主にネット証券を中心とした限られた販売会社となっているのに対し、たわらノーロード 先進国株式は、ネット証券は言うまでもなく、地方銀行、信用金庫、各地域の労働金庫と多くの金融機関で購入出来ます。(取次販売会社を含む)

*実質コストは全てのコストを含むわけではなく、単純に比較できないという指摘もあります。

 

購入先

たわらノーロード 先進国株式は下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券岡三オンライン証券等の証券会社。

さらに、上述のように多くの地方銀行、信用金庫、労働金庫で購入出来ます。

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト楽天カード

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。
(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります。一方で、つみたてNISAやネット取引限定の販売となっている場合もあります。)

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているのは、楽天証券 iDeCoイオン銀行 iDeCo等です。

 

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)

i-SMTグローバル株式インデックス 

たわらノーロード 先進国株式 (本記事)

つみたて先進国株式

 

他の先進国株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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