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ファンド紹介・解説

eMAXIS Slim 先進国リートインデックスの評価・評判・人気。~低コスト・インデックスファンド(投資信託)~

投稿日:

先進国リートに投資し、S&P先進国REITインデックス(除く日本)との連動を目指すインデックスファンドeMAXIS Slim先進国リートインデックスについて解説します。

[最終更新日:2023.7.27]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2023.6末日時点の情報に基づき記載しています。

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eMAXIS Slim 先進国リートインデックスの基本情報

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」をコンセプトとした三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドで、「他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、今も、そしてこれからも業界最低水準を目指し続ける」と公表しています。実際、設定から既に数回の信託報酬引下げを行い、常に最低水準の座を維持しています。

今回解説するのは先進国リートに投資するeMAXIS Slim 先進国リートインデックス。2019年10月31日に設定された比較的新しいファンドです。

先ずeMAXIS Slim 先進国リートインデックスの基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2019年10月31日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークS&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2200%
実質コスト0.301%(*1)
純資産総額 229.3億円(2023.6.30時点)
(マザーファンド) 純資産総額 872億円(2023.1.5時点)
分配金実績
つみたてNISA---
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.03%

(*1)実質コストは2023.4決算時点
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)

 

投資対象

ベンチマークS&P先進国REIT指数[配当込み、除く日本]で先進国の不動産投資信託証券に投資します。

*S&P先進国REIT指数[除く日本]は日本を除く16カ国から構成される先進国リートの時価総額加重型指数です。米国比率が78%とかなり高くなっています。

S&P先進国リートインデックス

 

マザーファンド

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは、ファミリーファンド方式で、下記マザーファンドに投資します。

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

画像引用:eMAXIS Slim先進国リートインデックス交付目論見書

MUAM G-REITマザーファンドはeMAXIS先進国リートインデックス(Slimがつかない)と同じマザーファンドで、約872億円の純資産を保有しています。

 

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

eMAXIS Slim先進国リートインデックスの最大の魅力は何と言っても信託報酬の低さ。

先進国リートインデックスファンドとしては最低水準の0.2200%(税込)

実質コストは4期目決算で0.301%(税込、2023.4決算より)。3期目以降、2期目決算での0.368%より大きく下がり、信託報酬以外のコストは問題のないレベルになりました。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

受益者還元型信託報酬

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは、下表のように純資産総額に応じて信託報酬率が変わる受益者還元型信託報酬を採用しています。

純資産総額信託報酬(税込)
500億円未満の部分0.2200%
500億円以上1,000億円未満の部分0.21945%
1,000億円以上の部分0.2189%

純資産総額が500億円(または1,000億円)を超えると、超えた部分についてより低い信託報酬が適用されるという事です。

ただ、先進国リートクラスは、そう大きな資金流入があるアセットクラスではありませんので、純資産総額500億円到達はまだまだ先の事になるでしょう。

 

他社先進国リートインデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

S&P先進国REIT指数をベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

 ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 先進国リートインデックス0.2200%0.301%
1Smart-i 先進国リートインデックス0.2200%0.397%
3NZAM・ベータ先進国REIT0.2750%---%
4たわらノーロード先進国リート0.2970%0.398%
4三井住友・DC外国リートインデックス0.2970%0.428%
4My SMTグローバルREITインデックス0.2970%0.360%
(注)<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス0.2970%0.367%
7iFree 外国REITインデックス0.3410%0.415%

(注)<購入・換金手数料なし>ニッセイ・グローバルリートインデックスはベンチマークが先進国だけでなく新興国をも含むS&Pグローバルリートインデックス。

先進国リート・インデックスファンドの中ではSmart-i 先進国リートインデックスとならび信託報酬最安値、3位のNZAM・ベータ先進国REITに0.055%ポイント、4位のたわらノーロード先進国リートなどに0.077%ポイントの差をつけています。

Smart-i 先進国リートインデックスは信託報酬以外のコストが高く、実質コストで見るとeMAXIS Slimが単独最安値です。

 

信託報酬の変更履歴

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは未だ信託報酬引下げの実績はありません。

eMAXIS Slim先進国リートインデックス 信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2019/10/31
 0.2200%新規設定
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もし他社がeMAXIS Slim以下の信託報酬になったとしても、そのコンセプト通りであればeMAXIS Slimも追従して引き下げると予測されます。

 

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eMAXIS Slim先進国リートインデックスの運用状況(評価・人気)

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からeMAXIS Slim先進国リートインデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値

eMAXIS Slim先進国リートインデックスの人気・評判

先進国リートは、そう大きな資金流入を見込めるアセットクラスではなく、さらにeMAXIS Slim先進国リートインデックスですら資金流入額が毎月大きく変わりますが、それでも2021年以降数億円レベル(/月)の資金流入があります。

低コスト・先進国リートインデックスファンドの中で、今、売れているファンドの1つです(管理人調べ)

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は2023年6月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

eMAXIS Slim先進国リートインデックスの評価

グレーの点線は、コストが0の時ベンチマーク騰落率と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。(外国税引き後の正確なベンチマーク騰落率は分かりませんので管理人の主観で線を引いています)
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

もともと先進国リートはコストと騰落率の相関が弱い事が多く、各ファンド、ベンチマークとの連動性に苦労しているようです。

本来なら1本の直線上に各ファンドがプロットされなければなりませんが、今期の評価ではファンドにより2極化しているように見える為、敢えて2本の線を描いています。

どちらが、よりベンチマークに近い運用になっているか分かりませんが、仮に下方の線が正しいとすると、eMAXIS Slim先進国リートインデックスは、コスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない運用になっていると推測されます。

そして、その低いコストに応じた高い騰落率を示しています(上方の直線上にあるSmart-iには負けますが)

 

eMAXIS Slim先進国リートインデックスの分配金

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは分配金を出した実績はありません。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては分配金を出さない投資信託の方が有利です。
分配金を出すか否かは運用会社が決定しますが、本ファンドは「信託財産の成長を優先とし、原則として分配を抑制する」方針です。
勿論、保有するリートから出た配当はファンドの資産となり、基準価額の上昇につながります。

 

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まとめ

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは、eMAXIS Slimシリーズの中では同時期に新規設定されたeMAXIS Slim国内リートとともに最も新しいファンドです。

先進国リートクラスとしては比較的大きな資金流入があり人気を集めています。

運用(ベンチマークとの乖離)という点では今期は正確な判断は出来ませんでしたが、その低いコストに応じた高い騰落率を示しています。

今まで、国内リート同様、先進国リートクラスには突出したファンドがなかっただけに、同率ながら信託報酬最安値で登場したeMAXIS Slim先進国リートインデックスは有力な選択肢の一つとなるでしょう。

 

販売会社

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

*主にネット証券、ネット取引での取扱いとなります。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5万円超は未定])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 クレジットカード積立 ポイント付与率0.5%~
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで0.5%、ゴールドカードなら1.0%
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

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楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

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尚、先進国リート・インデックスファンドはつみたてNISAで購入する事は出来ません。

つみたてNISAで先進国リートに投資したい方は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)などのバランスファンドを購入する事になります。

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim先進国リートインデックス  (本記事)

Smart-i 先進国リートインデックス

たわらノーロード先進国リート

 

他の先進国リートインデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

eMAXIS Slimシリーズの他のファンドの評価・解説は下記記事をご覧ください。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim国内リートインデックス

eMAXIS Slim先進国リートインデックス *本記事

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

 

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