ファンド紹介・解説

iFree NYダウ・インデックスの評価・評判・人気(つみたてNISA対応)。~たわらノーロード NYダウとも比較~。

投稿日:2021年11月11日 更新日:

米国の株式に投資するインデックスファンドiFree NYダウ・インデックスについて解説します。

[最終更新日:2021.11.11]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2021年10月末日時点の情報に基づき記載しています。

iFree NYダウ・インデックスの基本情報

iFreeシリーズは大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンド・シリーズです。「低水準の運用管理費用」と「豊富な商品ラインアップ」をコンセプトに、「投資(investment)、もっと自由(Free)に」の思いを込めてネーミングしたとの事。  (iFree公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは、米国株式に投資しNYダウとの連動を目指すiFree NYダウ・インデックス

先ずiFree NYダウ・インデックスの基本情報をまとめます。

運用会社大和アセットマネジメント
設定日2016年9月8日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークNYダウ(配当除く)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2475% 
実質コスト0.262%(*1)
純資産総額 308.1億円(2021.11.10時点)
(マザーファンド) 純資産総額 281.6億円(2021.9.7時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品(*2)
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*3)
マネックス証券ポイント還元年率0.030%

(*1)実質コストは2021.9.7決算結果より
(*2)2021.10.25につみたてNISA対象となりました。
(*3)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更

 

投資対象

ベンチマークNYダウ[配当除く]で、米国株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク(除く配当/プライス、配当込/グロス・ネット)と乖離の評価方法。

 

NYダウ

NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均、ダウ平均株価等とも言われる米国株式を代表する指数です。

株価平均型の指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場し、米国を代表する優良企業(ブルーチップ)30社から構成されています(輸送・公益事業を除く)

NYダウの詳細は下記記事を参照してください。

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

iFree NYダウ・インデックス

画像引用:iFree NYダウインデックス 月次レポート(2021/10)

ユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックス、ホームデポ、マイクロソフト、セールスフォース、マクドナルド、ボーイング等、各業種で米国を代表する企業に投資しています。

(ETFを除く)投資銘柄数は30社で、基本的に保有株数は各社一定です。

組入れ上位7位に入っているETF SPDR DJIA TRUST【DIA】はNYダウとの連動を目指すETF(経費率0.16%)です。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

iFree NYダウ・インデックスの信託報酬は0.2475%(税込)

実質コストは0.262%(税込、2021.9.7決算時点)

2017.9の実質コストは0.329%(消費税8%)と信託報酬以外のコストが高くなっていましたが、2018年が0.293%(以降消費税10%換算)、2019年 0.279%、2020年 0.276%、そして最新のデータで0.262%と着実に下がっています。

尚、前述のようにETFを組み入れていますので、その経費率0.16%も負担する事になります。直近決算期間のETF組入れ比率平均で4%程度、概ね0.006%の負担が上乗せされる事になります。

*以下、各種解析にはiFreeがDIAに4%投資していると仮定して、実質コスト 0.262%(5期目実質コスト) + 0.16% x 4% = 0.268%を用います。

勿論、主要ネット証券では購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 NYダウ・インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

NYダウをベンチマークとする他社のインデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
1My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス0.0968%(決算前)
2PayPay投信 NYダウインデックス0.1980%0.595%
3NZAM・ベータ・NYダウ300.2310%0.490%
4iFree NYダウ・インデックス0.2475%0.262%
5たわらノーロード NYダウ0.2475%0.267%
6SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン0.5500%0.571%
7eMAXIS NYダウインデックス0.6600%0.677%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

信託報酬最安値はPayPay投信NYダウインデックス、2位はNZAM・ベータ・NYダウ30ですが、2本とも未だ実績が殆ど無く、後述する運用の安定性(ベンチマークとの乖離)をも考えるとiFree NYダウ・インデックスたわらノーロード NYダウの2本に絞られます。

信託報酬では同率の2本ですが、実質コストではたわらノーロード NYダウより若干低くなっています。

 

信託報酬の変更履歴

iFree NYダウ・インデックスは設定以降、信託報酬引下げの実績はありません。

 
引下げ日信託報酬(税込)備考
2016/9/8
 0.243%新規設定。
2019/10/1 0.2475%消費税増税(8%-->10%)

NYダウとの連動を目指すインデックスファンドは、ライバルが少ないこともあり、先進国株式(MSCI Kokusai)のような激しい信託報酬引下げ競争は起きていません。eMAXIS Slim等が参入してこない限り、大幅な引き下げは期待できないかもしれません。

ただ、現状でも0.2475%ですので十分低コストの部類です。

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iFree NYダウ・インデックスの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からiFree NYダウ・インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

iFree NYダウ・インデックスの人気・評判

コロナショックで株価が暴落した2020年3月前後に大きな資金流入がありましたが、それ以外は概ね毎月5億以下の資金流入に留まっています(たまに資金流出の月もあり)。ただ、NYダウ連動型インデックスファンドとしては、これでも比較的売れており、かつ資金の出入りも安定している方です。

純資産総額も順調に伸びており、設定が古いeMAXISSMTより大きくなっています。

 

たわらノーロード NYダウとの人気比較

資金流出入額を本ファンドのライバルであるたわらノーロード NYダウと比較します。

iFree NYダウ・インデックス、たわらノーロード NYダウの比較

たわらノーロード NYダウと比べると、iFree NYダウ・インデックスの方が明らかに売れている事が分かります。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は、2021年10月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

iFree NYダウ・インデックスの評価

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

iFree NYダウ・インデックスは、この1年間騰落率ではベンチマークとの乖離が殆どなく、そのコストの低さに応じた高い騰落率を示しています。実質コストの差を反映してか、たわらノーロードより若干騰落率が高くなっています。

 

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まとめ

iFree NYダウ・インデックスは、(最安値ではないものの)低い信託報酬・実質コスト、毎月数億円レベルの資金流入で純資産総額も順調に伸びています。

そして、その運用にも問題なく、NYダウとの連動を目指すインデックスファンドとしては最もお勧めできるファンドです。

さらに2021年10月25日からつみたてNISAでも購入・投資できるようになりました。

(注)「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

ただ、ベンチマークは異なりますが、同じ米国株式に投資するS&P500やCRSP USトータル・マケットとの連動を目指す超低コストのインデックスファンドが登場しており(eMAXIS Slim米国株式、SBI・V・S&P500/全米株式、楽天・全米株式)iFree NYダウ・インデックスも、さらなる信託報酬の引下げに期待したいところです。

 

販売会社

iFree NYダウ・インデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

*主にネット証券、ネット取引での取扱いとなります。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイント/Pontaポイント/dポイントがもらえます。さらにT or Pontaポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
(つみたてNISAでも購入可能)
三井住友カードで投信積立が出来ます。ポイント付与率0.5%(ゴールド、プラチナカードはさらに付与率アップ)。
*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料。
公式サイト SBI証券三井住友カード(NL)

楽天証券
楽天ポイントで投資信託を購入出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があります。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト楽天証券楽天カード

マネックス証券
マネックスカード(クレジットカード)で投信積立が出来ます。投信積立での還元率1.1%。マネックスカードの発行はマネックス証券口座が必要。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイトマネックス証券
参考記事マネックスカード(クレジットカード)での投信積立決済サービス

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでも購入可能、但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
公式サイト松井証券

その他のネット証券
auカブコム証券岡三オンライン等。

尚、つみたてNISAでも購入できます。(上記金融機関でもつみたてNISAに対応していない場合があります)

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているのはSBI証券 iDeCo

 

 

ライバルとなるファンド

たわらノーロード NYダウ

eMAXIS NYダウインデックス

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

他のNYダウインデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

マネックス証券

マネックスカード(クレジットカード)での投信積立が2022.2.25より始まりました。投信積立でのポイント還元率は最高水準の1.1%

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

公式サイトマネックス証券

マネックス証券の口座は新生銀行経由でも開設出来ます。新生銀行口座を新規に開設すると取引条件に応じて最大8,000ポイントがプレゼント!

公式サイト新生銀行

 
auカブコム証券のクレジットカード投信積立

auカブコム証券

au Payカード(クレジットカード)での投信積立が2022.3.28より始まりました。投信積立でのポイント還元率は1.0%

公式サイトauカブコム証券

 
無リスク資産の預け先として最適な銀行定期預金

UI銀行(東京きらぼしフィナンシャルグループ)

円定期1年/2年 0.20%(税引前、2022.10.1時点)
他行宛振込手数料も条件により一定回数無料になります。

公式サイトUI銀行
 

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