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【インデックスファンド評価・解説】iFree NYダウ・インデックス。

投稿日:2018年10月11日 更新日:

米国の株式に投資するインデックスファンドiFree NYダウ・インデックスについて解説します。

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*本記事は基本的に2019年5月10日時点の情報に基づき記載しています。

[最終更新日:2019.11.5]決算結果から実質コストを更新。
[2019.10.16]消費税10%表記に変更。
[2019.5.10]最新の情報に更新

iFree NYダウ・インデックスの基本情報

iFreeシリーズは大和投資信託が運用するインデックスファンド・シリーズです。「低水準の運用管理費用」と「豊富な商品ラインアップ」をコンセプトに、「投資(investment)、もっと自由(Free)に」の思いを込めてネーミングしたとの事。  (iFree公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは、米国株式に投資しNYダウとの連動を目指すiFree NYダウ・インデックス

先ずiFree NYダウ・インデックスの基本情報をまとめます。

運用会社大和投資信託
設定日2016年9月8日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークNYダウ(配当除く)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2475% 
実質コスト0.279%
純資産総額 100.2億円(2019.5.9時点)
(マザーファンド) 純資産総額 123.9億円(2019.9.9時点)
分配金実績
つみたてNISA対象外
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークNYダウ[配当除く]で、米国株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]の2種類ありますが、[除く配当]だからといって(過去において)運用成績が劣るという事はありません。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

ただ、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意して下さい。ベンチマークが配当を含んでいませんので、通常はファンドの方が騰落率が高くなります。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

NYダウ

NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均、ダウ平均株価等とも言われる米国株式を代表する指数です。

株価平均型の指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場し、米国を代表する優良企業(ブルーチップ)30社から構成されています(輸送・公益事業を除く)

NYダウの詳細は下記記事を参照してください。

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

iFree NYダウ・インデックス

画像引用:iFree NYダウインデックス 月次レポート(2019/4)

ボーイング、ユナイテッドヘルス・グループ、ホームデポ、アップル、ゴールドマン・サックス、マクドナルド等、各業種で米国を代表する企業に投資しています。

(ETFを除く)投資銘柄数は30社で、基本的に保有株数は各社一定です。

尚、依然はNYダウとの連動を目指すETF SPDR DIJA TRUSTにも投資していましたが(例えば2018.8時点で6.0%)、2019.4時点では0.2%とほぼ現物株式の運用に変わってきています。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

iFree NYダウ・インデックスの信託報酬は0.2475%(税込)

実質コストは0.279%(税込、2019.9.9時点)

前々年度の実質コストが0.329%(消費税8%)、前年度が0.293%(消費税10%)でしたので着実に下がっています。
(実質コストは固定されたものではなく、毎年変動します)

勿論、主要ネット証券では購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 NYダウ・インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

NYダウをベンチマークとする他社のインデックスファンドと比較します。

(低コスト)NYダウ・インデックスファンドの信託報酬・実質コスト比較
ファンド信託報酬
実質コスト
iFree
NYダウ・インデックス
0.2475%
0.279%
たわらノーロード
NYダウ

0.2475%
0.451%
SMT
ダウ・ジョーンズ
インデックス・オープン
0.5500%
0.578%
eMAXIS
NYダウインデックス

0.6600%
0.709%

iFree NYダウ・インデックス信託報酬は、たわらノーロード NYダウと並び最安値となっています。

そして、実質コストではたわらノーロード NYダウを大きく引き離しての1位です。

*信託報酬以外のコスト、iFreeが低いというより、たわらノーロードが大きすぎる結果です。

 

信託報酬の変更履歴

iFree NYダウ・インデックスは設定以降、信託報酬引下げの実績はありません。

 
引下げ日信託報酬(税込)備考
2016/9/8
 0.243%新規設定。
2019/10/1 0.2475%消費税増税(8%-->10%)

NYダウとの連動を目指すインデックスファンドは、ライバルが少ないこともあり、先進国株式(MSCI Kokusai)のような激しい信託報酬引下げ競争は起きていません。eMAXIS Slim等が参入してこない限り、大幅な引き下げは期待できないかもしれません。

ただ、現状でも0.2475%ですので十分低コストの水準です。

 

iFree NYダウ・インデックスの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からiFree NYダウ・インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

iFree NYダウ・インデックス

2019年に入り資金流出が大きい月がありますが、これは本ファンドに限らず全体的な傾向であり、この期間を除くと概ね数億円レベルの資金流入が続いています。

NYダウ連動型低コスト・インデックスファンドの中では今最も売れているファンドで、純資産総額も設定が古いeMAXISSMTより大きくなっています。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は、2019年4月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

iFree NYダウ・インデックス

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

iFree NYダウ・インデックスは、この1年間騰落率ではベンチマークとの乖離が殆どなく、そのコストの低さに応じた最も高い騰落率を示しています。

 

まとめ

iFree NYダウ・インデックスは、最も低い信託報酬・実質コスト、毎月数億円レベルの資金流入で純資産総額も順調に伸びています。

そして、その運用にも問題なく、NYダウとの連動を目指すインデックスファンドとしては最もお勧めできるファンドです。

(注)「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

ただ、ベンチマークは異なりますが、同じ米国株式に投資するS&P500やCRSP USトータル・マケットとの連動を目指す超低コストのインデックスファンドが登場しており(eMAXIS Slim米国株式、楽天・全米株式)iFree NYダウ・インデックスも、さらなる低コスト化に期待したいところです。

 

購入先

iFree NYダウ・インデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券GMOクリック証券等の証券会社。

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト楽天カード

尚、つみたてNISAでは購入できません。(つみたてNISAで購入出来るNYダウ連動型インデックスファンドはeMAXIS NYダウインデックスのみです)

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているのは、SBI証券 iDeCo
*SBI証券のiDeCoにはオリジナルプラン、セレクトプランの二つのプランがありますが、iFree NYダウ・インデックスは両方のプランで取扱っています。

 

 

ライバルとなるファンド

たわらノーロード NYダウ

eMAXIS NYダウインデックス

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

他の(NYダウ以外も含む)米国株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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