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ファンド比較、運用状況、決算

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)「のむカン」 実質コストが明らかに(第1期決算結果)! eMAXIS Slimオルカン、トレカンとの比較も。

投稿日:

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)【愛称: Funds-i Basic 全世界株式(オール・カントリー)】(SNSでの通称「のむカン/のむかん or はじカン」)が2024年6月3日に初回決算を迎え、その第1期運用報告書が公表されましたので、その実質コストをeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)と比較します。

尚、はじめてのNISAシリーズの米国株式(S&P500)、日本株式(TOPIX/日経225)、新興国株式についても初回決算での実質コストをまとめます。

 

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はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)「のむカン」 の初回決算での実質コスト

決算期間は2023年7月10日から2024年6月3日の1年弱。

以下のコストは信託報酬の比率から年率に換算した値で記載します。(日数換算でも概ね同じ値になります)

はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー) 実質コスト(初回決算)
信託報酬実質コスト信託報酬以外のコスト
0.05775%0.082%0.024%

実質コスト 0.0825%、信託報酬以外のコスト 0.024%と1期目ながら十分低い結果になっています。

 

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)の実質コスト詳細とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックスとの比較

実質コストの詳細比較 ~ノムカン vs. オルカン/トレカン~

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)のコストの詳細、及び、これをeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)と比較します。

Tracersの初回決算の詳細は下記ページをご覧下さい。

*eMAXIS Slimは2024.4.25の第6期決算より。尚、信託報酬に受益者還元型信託報酬が適用されていますが、これを考慮していません。
*Tracersは2024.5.16の第1期決算より。
*全て年率換算での値

[スマホでご覧の方は横にスクロールしてご覧下さい]

 はじめての
NISA
eMAXIS
Slim
Tracers
信託報酬0.05775%0.0575%0.05775%
売買委託手数料0.006%0.006%0.005%
有価証券取引税0.007%0.019%0.005%
保管費用0.010%0.027%0.027%
監査費用0.003%0.001%0.005%
印刷費用------ 0.034%
その他-0.001%0.002%0.006%
実質コスト0.082%0.113%0.139%

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)は、初回決算ながらeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)に対し、実質コストが0.031%ポイント低く、非常に優秀な成績です。

特に有価証券取引税、保管費用がeMAXIS Slimに対し低くなっています。

Tracersに対しては-0.057%ポイントと圧勝です。

 

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実質コストと騰落率の関係

2024年6月末日時点の6カ月騰落率と実質コスト(/2)の関係を下図にプロットします。

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)とeMAXIS Slimオルカンの騰落率比較

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)は、その低い実質コストに応じて、eMAXIS Slim(オルカン)より高い騰落率を示しています。

勿論、(コスト要因以外での)ベンチマークとの乖離もない安定した運用になっています。

*騰落率ではTracersが上回っていますが、プラス乖離の可能性も否定できません。

 

全世界株式インデックスファンドの信託報酬、実質コスト比較

上記3本を含む(日本を含む)全世界株式インデックスファンドの信託報酬、実質コストをまとめます。

ベンチマークがMSCI ACWIだけでなく、FTSE Global All Cap Indexを含みます。

さらに、eMAXIS Slimシリーズの個別のファンド(TOPIX、先進国株式、新興国株式)を6%:83%:11%の比率で組み合わせた場合も参考までに記載します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

*ファンド名下の[]内はベンチマーク。[FTSE]はFTSE Global All Cap Index、[MSCI]はMSCI All Country World Indexの略。

 ファンド信託報酬実質コスト
1楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
[MSCI]
0.05610%0.196%
2eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
[MSCI]
0.05775%0.113%
2はじめてのNISA・全世界株式インデックス
[MSCI]
0.05775%0.082%
2'Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)
[MSCI]
0.05775%
(上限0.08775%)
0.139%
5ステート・ストリート全世界株式インデックス・オープン
[MSCI]
0.0748%---
6PayPay投資信託インデックス世界株式
[FTSE]
0.0910%1.422%
7SBI・全世界株式インデックス・ファンド
[FTSE]
0.1022%0.112%
個別ファンドの組合せ0.1074%
8たわらノーロード 全世界株式
[MSCI]
0.1133%0.187%
9Smart-i Select 全世界株式
[MSCI]
0.1144%0.181%
10SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
[FTSE]
0.1338%0.151%
11楽天・全世界株式インデックス・ファンド
[FTSE]
0.192%0.214%
12つみたて全世界株式
[MSCI]
0.1980%0.261%
13ステート・ストリート
全世界株式インデックス
[MSCI]
0.5280%0.597%

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)は、MSCI ACWIだけでなく、FTSE Global All Cap Indexをベンチマークとするファンドを含めて実質コスト最安値です。

 

以上、はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)の初回決算での実質コスト、及び、これをeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)と比較した結果でした。

 

全世界株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

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はじめてのNISAシリーズ 米国株式インデックス(S&P500)など全5本の実質コスト

はじめてのNISAシリーズには全世界株式の他、

  • はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)
  • はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)
  • はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225)
  • はじめてのNISA・新興国株式インデックス

計5本のファンドがラインアップされています。

これらの初回決算での実質コストを、eMAXIS Slimシリーズと比較する形でまとめます。

*はじめてのNISAシリーズの実質コストは初回決算1年弱の決算結果を年率に換算した値。
*eMAXIS Slimシリーズは2024.4.25決算での値。受益者還元型信託報酬を考慮せず。

[スマホでご覧の方は横にスクロールしてご覧下さい]

ファンドはじめてのNISAシリーズeMAXIS Slimシリーズ
信託報酬実質コスト
[信託報酬以外
のコスト]
信託報酬実質コスト
[信託報酬以外の
コスト]
全世界株式
(ACWI)
0.05775%0.082%
[0.024%]
0.05775%0.113%
[0.055%]
米国株式
(S&P500)
0.09372%0.214%
[0.120%]
0.09372%0.105%
[0.011%]
日本株式
(TOPIX)
0.143%0.147%
[0.004%]
0.1430%0.147%
[0.004%]
日本株式
(日経225)
0.143%0.149%
[0.006%]
0.1430%0.148%
[0.005%]
新興国株式0.1859%0.310%
[0.124%]
0.1518%0.347%
[0.195%]

マザーファンドが新設の米国株式(S&P500)は信託報酬以外のコストがちょっと高くなっています。

日本株式(TOPIX/日経225)はeMAXIS Slimと同程度、

新興国株式、信託報酬はeMAXIS Slimより高いものの、実質コストでは逆転、はじめてのNISAの方が低くなっています。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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