ファンド比較、運用状況、決算

【8資産均等型・6資産均等型・4資産均等型インデックス型バランスファンドの評価・比較・人気】おすすめの投資信託は?

投稿日:

インデックス型のバランスファンドとして多くの運用会社が設定し、コスト(信託報酬)的にも低水準のファンドが揃っている8資産均等型

ただ、8資産均等型では新興国やリートがそれぞれ25%も占める事から、ご自身のアセットアロケーションと一致しないという方も多いかと思います。

そこで、8資産均等型から新興国を除いた6資産均等型、さらにリートを除いた4資産均等型も複数のファンドも多く設定されています。

そんな8資産均等型 & 6資産均等型 & 4資産均等型バランスファンドを解説するとともに、各社のファンドを比較します。

いずれも初めて投資を行う方からベテランまでお勧めできるバランスファンドの一つです。

[最終更新日:2021.6.18]全て最新の情報に更新。

*本記事は原則2021年5月末日時点の情報に基づき記載しております。

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見出し

8資産均等型・6資産均等型・4資産均等型とは? そのリスク・リターンは?

8資産均等型とは?

国内債券、国内株式、先進国債券、先進国株式、新興国債券、新興国株式、国内リート、先進国リートの8資産に均等に投資するバランスファンドです。

8資産均等型バランスファンド

この1本だけで主な資産クラスの全てに分散投資できます。

 

6資産均等型とは?

国内債券、国内株式、先進国債券、先進国株式、国内リート、先進国リートの6資産に均等に投資するバランスファンドです。

8資産均等型から新興国を除いた資産配分になります。

6資産均等型バランスファンド

[注意]本記事では6資産均等型をこのように定義しますが、例えば、野村アセットマネジメントの世界6資産分散ファンド(愛称:コアシックス)のように国内債券・株式、先進国債券・株式、新興国債券・株式の6資産均等となっているファンドもあります。

 

4資産均等型とは?

国内債券、国内株式、先進国債券、先進国株式の4資産に均等に投資するバランスファンドです。

8資産均等型から、新興国及びリートを除いた資産配分になります。

4資産均等型バランスファンド

 

8資産・6資産・4資産均等型のパフォーマンス(リターン・リスク) (世界経済インデックスファンドやセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとも比較)

投資する上で、そのリスク・リターンを把握しておく事が重要です。

そこで、個々の資産クラスのインデックスファンド、及び人気の世界経済インデックスファンドセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとリスク・リターンを比較します。

尚、設定が最も古いeMAXIS バランス(8資産均等型)でさえ、設定日が2011/10/31と比較するには十分な期間が無いことから、個々のアセットクラスのインデックスファンド基準価額から8資産・6資産・4資産均等型となる合成データを作成し、これをそれぞれの基準価額とします。

*個々のインデックスファンドはSMTインデックスシリーズの基準価額を使用。勿論、SMTのコストが引かれた後の値となります。
*新興国債券はJPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・エマージング・マーケッツ グローバル ダイバーシファイド、新興国株式はMSCIエマージングをインデックスとした合成データです。

 

比較したバランスファンドの資産配分

8資産均等型6資産均等型4資産均等型、さらに世界経済インデックスファンドセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産配分比率をまとめます。

8資産均等型、6資産均等型、4資産均等型バランスファンド

 

8資産・6資産・4資産均等型のパフォーマンス(リターン・リスク)

直近5年、12年のリターン・リスク

2021年5月末時点の直近5年間、12年間のリターン・リスクを下図にまとめます。

8資産均等型、6資産均等型、4資産均等型バランスファンドの比較

ここで取り上げたバランスファンドは株式・債券両方に分散投資するファンドですので、当然、リスク・リターンは債券・株式の中間の値をとります。

直近12年(右側のグラフ)で最もパフォーマンス(リスク当たりのリターンが大きい)が良かったのが6資産均等型。直近12年間で奮わなかった新興国を含まず、かつ好調だったリートを多く含む点が良好なパフォーマンスにつながっています。

この期間ではセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド世界経済インデックスファンドをも上回っています。

一方、直近5年間では6資産均等型のパフォーマンスが最も悪くなっています。新興国株式、リートが12年と逆の結果になった為です。

4資産均等型は5年、12年の差が比較的小さく安定した成績を残しています。ボラティリティが大きい新興国、リートを含まないからでしょう。

新興国、リートが50%も占める8資産均等型は最もリスクが大きくなっています。

尚、5年、12年とも、4資産・6資産・8資産均等型全てにおいて、個々のアセットクラス単独よりシャープレシオ(=リターン/リスク)は高くなっています。
*唯一先進国株式には負けますが。

 

5年間のリターンのバラツキ

上述の直近の運用成績は、ある特定期間のみの騰落率に大きく左右される事もあり、十分な評価とは言えません。そこで、2009年1月から投資月を1カ月ずつずらしていった複数の5年間リターンの分布を見てみます。全部で89区間のデータとなりますが、その平均値、最大値、最小値をプロットします。(リターンは年率換算)

8資産均等型、6資産均等型、4資産均等型バランスファンドの比較

この評価でも最もリターンが高いのは6資産均等型、次に、8資産、4資産均等型と続きます。

最もリターンが低い4資産均等型ですが、最大値・最小値の差が小さく、リスクの小ささが反映されています。

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各社の8資産均等型・6資産均等型・4資産均等型バランスファンドの比較

多くの運用会社から8資産均等型6資産均等型4資産均等型バランスファンドが運用・販売されていますが、それらの信託報酬、純資産総額、資金流出入額、騰落率(リターン)を比較します。

 

信託報酬、実質コスト、純資産総額の比較

現在、販売されている主な8資産・6資産・4資産均等型のバランスファンドを下表にまとめます。

*純資産総額は2021年5月末日時点。信託報酬等は税込み。
*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して消費税率10%に換算した概算値。

ファンド 信託報酬
(実質コスト)
設定日 純資産総額
(億円)
8資産均等型
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.1540%
(0.220%)
2017/5/9949.9
たわらノーロード バランス(8資産均等型)0.1540%
(0.270%)
2017/7/28189.7
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)0.1749%
(0.256%)
2018/2/133.6
iFree 8資産バランス0.2420%
(0.318%)
2016/9/8309.8
つみたて8資産均等バランス0.2420%
(0.310%)
2017/8/16440.0
eMAXIS バランス(8資産均等型)0.5500%
(0.619%)
2011/10/31359.2
SMT 8資産インデックスバランス・オープン0.5500%
(0.610%)
2017/8/250.9
6資産均等型
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)0.1749%
(0.218%)
2017/10/138.3
野村6資産均等バランス0.2420%
(0.265%)
2017/9/19238.5
4資産均等型
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・
インデックスバランスファンド(4資産均等型)
0.1540%
(0.177%)
2015/8/27122.9
つみたて4資産均等バランス0.2420%
(0.266%)
2017/8/1662.9
eMAXIS バランス(4資産均等型)0.5500%
(0.570%)
2015/8/2737.1

*信託財産留保額 eMAXISバランス(8資産均等型) 0.15%、SMT 8資産インデックスバランス・オープン 0.10%。これ以外のファンドは無。

 

8資産均等型

信託報酬最安値はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)たわらノーロード バランス(8資産均等型)。実質コストでは、eMAXIS Slimが単独で1位、たわらノーロードは信託報酬以外のコストが若干高くなっています。

そして3位は僅差で<購入・換金手数料なし>ニッセイ。実質コストはたわらノーロードより低くなっています。

純資産総額はeMAXIS Slimが圧勝、設定が古く、本ファンドの姉妹ファンドでもあるeMAXISを既に抜いています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ、SMTの2本は殆ど純資産がありません。

 

6資産均等型

2本しかありませんが、信託報酬の低い<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)より野村6資産均等バランスの純資産が圧倒的に大きくなっています。

 

4資産均等型

信託報酬最安値の<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)が純資産総額でも順当に1位になっています。

 

ベンチマークの比較

8資産均等型のベンチマーク

同じ8資産均等型といっても、各ファンドで新興国部分のベンチマークが異なります。

 
 eMAXIS
eMAXIS Slim
つみたて
SMT
iFreeたわらノーロード
<購入・換金手数料なし>ニッセイ
国内債券NOMURA BPI総合
国内株式TOPIX
先進国債券FTSE世界国債インデックス
先進国株式MSCI Kokusai
新興国債券JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイドJPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(*1,2)
新興国株式MSCIエマージングFTSE RAFIエマージング(*3)MSCIエマージング
国内REIT東証REIT指数
先進国REITS&P先進国REIT指数(除く日本)

(*1)<購入・換金手数料なし>ニッセイは(除くB格以下)
(*2)たわらノーロードはベンチマーク自体は(除くB格)ではありませんが、「S&PもしくはMoody'sの外貨建て長期格付けがBB-格もしくはBa3格以上」との記載があり、事実上(除くB格以下)になっていると思われます。
(*3)iFreeの新興国株式はFTSE、先進国はMSCIと指数ベンダーが異なり、結果的にiFree 8資産には韓国株式が含まれません。(韓国はFTSEでは先進国、MSCIでは新興国と分類している為)

 

たわらノーロードと<購入・換金手数料なし>ニッセイは新興国債券部分、iFreeは新興国株式部分が異なります。

新興国債券の2種類のベンチマークについては下記記事を参照して下さい。

 

iFreeの新興国株式に採用されているFTSE RAFIエマージングインデックスについては下記記事を参照して下さい。

 

6資産均等型・4資産均等型のベンチマーク

6資産均等型、4資産均等型の各資産クラスのベンチマークは下表のようになります。

ファンドによる違いはなく、いずれもそれぞれの資産クラスで一般的なベンチマークです。

 
 資産クラスベンチマーク
国内債券NOMURA BPI総合
国内株式TOPIX
先進国債券FTSE世界国債インデックス
先進国株式MSCI Kokusai
国内REIT
(6資産のみ)
東証REIT指数
先進国REIT
(6資産のみ)
S&P先進国REIT指数(除く日本)

 

資金流出入額 [8資産・6資産・4資産均等型インデックスファンド 人気ランキング]

2021年1~5月の概算の月次資金流出入額(*)5カ月合計、及び2020年1年間の合計を見てみます。

2021年(1~5月)の資金流出入額が大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

8資産均等型
6資産均等型
4資産均等型
8資産・6資産・4資産均等バランスファンド 資金流出入額
2021年1~5月  2020年合計 
順位ファンド(億円)順位(億円)
1eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)145.21270.4
2つみたて8資産均等バランス73.62151.8
3たわらノーロード バランス(8資産均等型)36.4468.6
4野村6資産均等バランス34.2382.5
5<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)29.1632.5
6iFree 8資産バランス24.8563.2
7つみたて4資産均等バランス12.6722.1
8eMAXIS バランス(4資産均等型)4.088.1
9<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)0.8101.6
10<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)0.1110.5
11SMT 8資産インデックスバランス・オープン0.1120.3
12eMAXIS バランス(8資産均等型)-1.894.1

圧倒的に人気があるのが8資産均等型。トップ3全てが8資産均等型です。特にeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が大きな人気を集めています。2位は姉妹ファンドのつみたて8資産均等バランス

ただ、8資産均等型でもSMT、<購入・換金手数料なし>ニッセイ、eMAXISは殆ど売れていません。

6資産均等型では野村6資産均等バランスが4位に入っています。

4資産均等型では<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)が5位、つみたて4資産均等バランスも7位と比較的売れています。

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8資産均等型 各ファンドの評価・パフォーマンス比較(ベンチマークとの乖離)

8資産均等型各ファンドの騰落率(リターン)を比較します。

また、個別のインデックスファンドを組み合わせて8資産均等型となるような合成データを作成し、これと比較する事でベンチマークとの乖離を見てみます。(あくまで個別のインデックスファンドに対する乖離と言う事になります)

 

個別のインデックスファンドから計算した合成データ

下記4種類の合成データを計算します。

合成データ使用したインデックスファンド
SMT合成SMTインデックス・シリーズの各ファンド
eMAXIS合成eMAXISシリーズの各ファンド
eMAXIS合成(*1)
(債券DIAM)
eMAXISシリーズの各ファンド、但し、新興国債券はDIAM新興国債券インデックスファンドを使用。
eMAXIS合成(*2)
(株式iFree)
eMAXISシリーズの各ファンド、但し、新興国株式はiFree新興国株式インデックスを使用。

(*1)たわら8資産の新興国債券部分と同じマザーファンドで運用するDIAM新興国債券インデックスファンド<為替ヘッジなし>の基準価額を使用。たわら8資産、及び<購入・換金手数料なし>ニッセイと比較。
(*2)iFree8資産の新興国株式部分と同じマザーファンドで運用するiFree新興国株式インデックスの基準価額を使用。iFree8資産と比較。

 

3年騰落率(年率リターン)

各ファンドの実質コストに対し2021年5月末日時点の3年騰落率を年率リターンでプロットします。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的にはインデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。ただ、バランスファンドの場合、正確なインデックス騰落率がわかりませんので、管理人の主観で図中点線を引いています。

8資産均等型バランスファンドの騰落率(利回り)比較

[注意]eMAXIS系+SMTのグループ、iFreeたわら<購入・換金手数料なし>ニッセイのグループで騰落率が異なりますが、これは上述のようにベンチマークが異なるからです。この短期間のデータを持って、各ベンチマークの優劣をつけられるものではありません。
ただ、同じ8資産均等型といっても、たった1/8の新興国債券・株式部分のベンチマークが異なるだけで、リターンが大きく変わる可能性があるという事だけは認識しておく必要があります。

 

eMAXIS Slim + eMAXIS +つみたて8資産(三菱UFJ国際投信)、SMT 8資産

ベンチマークが同じ三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim、eMAXIS、つみたて、そしてSMTの4本を比較します。

若干、個々のインデクックスファンドを組み合わせた合成データの騰落率より低くはなっていますが、概ねコストに応じた騰落率を示しています。

ただ、厳密に見るとSMT 8資産は同じSMTの個々のファンドの組合せとの差が大きく、若干マイナス乖離を起こしていると推測します。

そして、最も騰落率が高いのが、信託報酬・実質コスト最安値のeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

 

たわらノーロードバランス(8資産均等型)、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)

たわらノーロード バランス(8資産均等型)と<購入・換金手数料なし>ニッセイは新興国債券部分のベンチマークにJPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラスを使用しています。米ドル建ての新興国債券です。
(上記、eMAXIS系、SMTは現地通貨建て)

たわらノーロードとeMAXISの各ファンドに新興国債券部分を同じベンチマークのDIAM新興国債券と組み合わせた合成データは同じ直線上にのっており、概ねベンチマーク通りの運用になっていると思われます。

尚、今回は<購入・換金手数料なし>ニッセイの騰落率も概ね同等になっていますが、評価期間によっては異なる事もあり、新興国債券部分の運用が多少異なる可能性があります(B格以下の除外に関して運用が異なるのでしょう)

 

iFree 8資産バランス

iFree 8資産バランスは新興国株式部分のベンチマークが異なります。

eMAXISの各ファンドに新興国株式部分を同じベンチマークのiFree 新興国株式を組み合わせた合成データより若干下方に位置しています。多少マイナス乖離している可能性も否定は出来ません。

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6資産均等型 各ファンドの評価・パフォーマンス比較(ベンチマークとの乖離)

6資産均等型各ファンドの騰落率(リターン)を比較します。

また、eMAXIS、SMT、Funds-iの個別のインデックスファンドを組み合わせて6資産均等型となる合成データを作成し、これとも比較します。

(*)<購入・換金手数料なし>ニッセイは先進国リートに投資するファンドが無いため6資産の合成データが作成出来ません。

3年騰落率(年率リターン)

各ファンドの実質コストに対し2021年5月末日時点の3年騰落率を年率リターンでプロットします。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

6資産均等型バランスファンドの騰落率(利回り)比較

野村6資産均等バランス<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)で騰落率が大きく異なります。

個別ファンドの組合せ結果との比較から、<購入・換金手数料なし>ニッセイがよりベンチマークに近い運用になっていると思われます。

一方、野村6資産均等バランスは大きなマイナス乖離。ただ、同じマザーファンドで運用するFunds-iの組合せは、他ファンドと同等の騰落率を示している事から、各資産の配分比率やリバランスのタイミング等が乖離の原因になったと推測します。

因みに、2021年5月末時点の1年騰落率では両者概ね同等、また、2019年の1年騰落率では野村6資産均等バランスがベンチマーク通り、<購入・換金手数料なし>ニッセイがマイナス乖離を示しており、評価期間により結果が異なる場合もあります。

 

4資産均等型 各ファンドの評価・パフォーマンス比較(ベンチマークとの乖離)

4資産均等型各ファンドの騰落率(リターン)を比較します。

また、eMAXIS、SMT、Funds-i、<購入・換金手数料なし>ニッセイの個別のインデックスファンドを組み合わせて4資産均等型となる合成データを作成し、これとも比較します。

 

3年騰落率(年率リターン)

各ファンドの実質コストに対し2021年5月末日時点の3年騰落率を年率リターンでプロットします。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

4資産均等型バランスファンドの騰落率(利回り)比較

個別ファンドの組合せは4ファンドとも同一直線上にのっているのに対し、つみたて4資産均等バランスeMAXIS 4資産は若干マイナス側に乖離しているように見えます。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は概ね個別ファンド組合せと同一直線上、そして、その低いコストに応じた高い騰落率を示しています。

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まとめ & 8資産・6資産・4資産均等型のおすすめのファンド

以上、8資産・6資産・4資産均等型バランスファンドについて、そのリターン・リスク、各ファンドの純資産総額・ベンチマーク・資金流出入額、及び騰落率等をまとめました。

 

8資産均等型のおすすめファンドは?

人気の8資産均等型、その中でも信託報酬最安値のeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、毎月巨額の資金流入があり最も人気を集めています。

各ファンドの騰落率は、個別のファンドの組合せと概ね同等となっており、その運用に大きな問題はありません。

尚、新興国債券・株式のベンチマークがそれぞれ異なるたわらノーロードバランス(8資産均等型)、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)、iFree 8資産バランスは、今回の評価だけで優劣をつける事は出来ませんが、ベンチマークが違うという事を認識し、かつ、その特性を十分理解した上で購入される事をお勧めします。

お勧めは信託報酬で圧倒的に他社を凌駕し、資金流入額も大きい

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

同じ三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS(Slimが付かない方)やつみたて8資産均等バランスを選択する理由はありません。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)はコスト的にも有利なだけに、均等配分がお好みではない方でも、8資産均等型を購入し、さらに好みのアセットクラスのファンドを個別に追加する方法もあります。
参考記事eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、お得なバランスファンド中心のアセットアロケーション。

 

6資産均等型のおすすめファンドは?

2本の中からの選択となりますが、現時点でのお勧めは

保留

信託報酬の低い<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)は資金流入、純資産が小さく、

野村6資産均等バランスは、(今回の評価期間では)大きなマイナス乖離を起こしているように見えます。

それぞれに懸念点があり、どちらか一方に絞る事は出来ませんでした。

 

4資産均等型のおすすめファンドは?

お勧めは信託報酬最低水準の

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

ベンチマークとの乖離も小さく、かつ、他のファンドより低いコスト、資金流入も勝っている事からお勧めとしました。

尚、三菱UFJ国際投信にはeMAIXSバランス(4資産均等型)、つみたて4資産バランスと2本ありますが、この2本の選択ではeMAXISを選ぶ理由はありません。信託報酬が低いつみたて4資産を選びましょう。

 

販売会社

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)など低コストのバランスファンドは下記の金融機関で購入出来ます。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
(つみたてNISAでも購入可能)
三井住友カードで投信積立が出来ます。還元率0.5%、2021.12.10まではキャンペーンで1.5%。(ゴールド、プラチナカードはさらに還元率アップ)。
*三井住友カード(NL/ナンバーレス)なら年間費無料。
公式サイト SBI証券三井住友カード(NL)

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト楽天証券楽天カード

SMBC日興証券(ダイレクトコース)
大手店頭証券で唯一eMAXIS Slimシリーズや<購入・換金手数料なし>ニッセイを取扱い(ダイレクトコースのみ)。
国内株式を定額(100円~)、買付手数料無料(100万円以下)で買付・積立出来、さらにdポイントも使えるキンカブ・日興フロッギーも魅力の証券会社。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイトSMBC日興証券

マネックス証券
マネックスカードによる投信積立今冬開始予定。マネックスカードは既に発行を開始しキャンペーン実施中!
参考記事マネックスカード、2021.10.31まで還元率アップ(3%)等のキャンペーン実施中。

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでも購入可能、但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
公式サイト松井証券

その他のネット証券
auカブコム証券岡三オンライン証券等。

尚、ここで評価したファンドは、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)以外はつみたてNISA対象です。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります。)

 

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)でeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)を取扱っているのは、マネックス証券 iDeCo松井証券 iDeCo、それにSBI証券 iDeCo(セレクトプラン)のみとなります。

 

 

他のバランスファンドの一覧は下記を参照して下さい。

 

個々のアセットクラスのインデックスファンドの最新情報・運用結果は下記記事を参照して下さい。

先進国株式インデックスファンド

新興国株式インデックスファンド

米国株式インデックスファンド

全世界株式インデックスファンド

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

国内株式(JPX日経中小型株指数)インデックスファンド

先進国債券インデックスファンド

新興国債券インデックスファンド

国内債券インデックスファンド

先進国REITインデックスファンド 

国内REITインデックスファンド

 

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