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スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の評価・評判・人気 ~ひふみ投信・TOPIXと比較~

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スパークス・アセット・マネジメントが運用し、国内株式に投資するアクティブファンド、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)のパフォーマンスを、人気のひふみ投信(ひふみプラス)や、国内株式の代表的指数であるTOPIXとの比較も含めて評価します。

[最終更新日:2020.12.29]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2020年11月末日時点の情報に基づき記載しています。

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スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の基本情報・概要

先ず、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の基本情報をまとめます。

運用会社スパークス・アセット・マネジメント
設定日2008年3月28日
信託期間2028年3月27日
運用形態アクティブファンド
投資形態---
ベンチマーク
参考指数TOPIX(配当込)
購入時手数料上限3.3%(販売会社が独自に設定)
*主要ネット証券は無料(ノーロード)
信託財産留保額0.30%
信託報酬(税込)1.804% 
実質コスト1.833%(2020.3.27決算時点)
純資産総額 990億円(2020.11.30時点)
分配金実績有(2014年以降は毎年500円分配)
つみたてNISA対象外
個人型確定拠出年金(iDeCo)マネックス証券
SBI証券ポイント還元年率0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
楽天証券ポイント還元年率0.048%
松井証券現金還元(年率)
0.40%

 

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の運用方針、投資対象

運用方針

1. 高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が出来る日本企業を中心に投資します。

2. ベンチマークを設けず、20銘柄程度に厳選投資を行います。

3.原則として短期的な売買は行わず、長期保有する事を基本とします。

~交付目論見書より引用~

国内株式に投資するアクティブファンドですが、その大きな特徴は20銘柄程度と特定の銘柄に集中投資している点。

1銘柄の構成比率が10%を超える場合もある「特化型運用」になり、リスクが高くなる可能性があります。

 

投資対象

2020年11月末時点の銘柄総数は僅か17銘柄、組入上位5銘柄は下記のようになります。

1位の日本電産が11.2%と10%を超える高い比率になっています。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)

画像引用:スパークス・新・国際優良日本株ファンド マンスリーレポート(2020/11)

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の運用状況・パフォーマンス (ひふみ投信、TOPIXと比較)

*以下、年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算。またシャープレシオは無リスク資産の収益率0として計算。
*基準価額は、各運用会社のサイトまたは投資信託協会より入手。分配金がある場合は、分配金再投資の価額に独自に変換。
*TOPIXは野村 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信【1306】のデータ使用。

 

基準価額のチャート

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の設定日は2008年3月28日ですが、比較対象とするひふみ投信の設定日に合わせ2008年10月1日を基準(10,000)として規格化した基準価額のチャートを示します。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)  基準価額チャート

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)は、人気のひふみ投信にも匹敵する成績で、参考指数であるTOPIXを大きく上回っています。

以下、運用成績を詳細に分析していきます。

 

設定来の運用実績(リターン・リスク)

設定日からは7カ月遅れますが、ひふみ投信に合わせ2008.10~2020.11の12年1カ月のリターン・リスクを見てみます。

 スパークス厳選投資ひふみ投信TOPIX
年率リターン16.35%15.79%8.17%
年率リスク16.03%15.28%17.12%
シャープレシオ1.021.030.48

*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)TOPIXをリターンで大きく上回り、集中投資で懸念されたリスクもTOPIXより小さくなっています。またひふみ投信と比較すると、リターン・リスクとも若干高く、シャープレシオはほぼ同等、概ね互角のパフォーマンスといって良いでしょう。

 

5年間の運用成績(2008年10月~2020年11月)

上述の現時点までの運用成績は、ある特定期間のみの騰落率に大きく左右される事もあり、ファンドの比較・評価として十分とは言えません。

そこで、2008年10月から5年間、さらに2008年11月から5年間・・・2015年11月から5年間と、起点(投資月)を1カ月ずつずらして、それぞれの5年間のリターン、リスクを計算します。全部で86個(区間)のデータとなります。

この複数の5年間のリターンの平均、最大値、最小値をプロットしたのが下図。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の評価

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)は平均値でTOPIXを9%程上回っており、さらにひふみ投信にも平均値、最大値が勝ってます。

下表に5年間のリターン、リスクの平均値をまとめます。(ここでのリターン、リスク、シャープレシオは86区間の平均値を示したもので、厳密な意味でのリスクやシャープレシオとは異なります。)

 スパークス厳選投資ひふみ投信TOPIX
年率リターン19.21%18.73%10.90%
年率リスク15.34%14.97%16.78%
シャープレシオ1.251.250.65

この評価でもTOPIXには完勝、ひふみ投信とは概ね互角の結果です。

尚、この86個の5年間という区間で、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)のリターンはTOPIXに対して86勝0敗と負けなしの完勝。ひふみ投信にも53勝33敗と勝ち越しています。

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1年間騰落率 年別比較

アクティブファンドの評価としてもう一つ重要な要素は、常にインデックスに対して勝ち続ける事が出来るかという点です。

そこで1年騰落率(リターン)を年別に比較してみます。

*2020年は11月末まで。

騰落率が高い方
スパークス厳選投資TOPIX
2020年20.0%4.2%15.8%
2019年18.6%18.0%0.7%
2018年-5.7%-16.1%10.4%
2017年29.1%22.1%7.1%
2016年7.4%0.2%7.2%
2015年18.5%11.9%6.6%
2014年26.1%10.1%16.0%
2013年65.2%54.1%11.1%
2012年26.0%20.6%5.4%
2011年-15.7%-17.0%1.4%
2010年6.8%0.9%5.8%
2009年15.9%7.4%8.6%

2009年~2020年の12年間で、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)TOPIXに12勝0敗と全勝です。しかも2011年、2019年を除いた10年で5%以上の差をつけています。

尚、表には示しませんでしたが、ひふみ投信にも7勝5敗と僅差ながら勝っています。

 

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の人気 (資金流出入額)

月次資金流出入額純資産総額からスパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の人気・評判

設定から暫くは全く売れていませんでしたが、2015年に大きな資金流入があり、純資産を一気に増やしました。

ただ、その後も資金流出・流入と安定しません。直近2年でも資金流出の月が多くなっています。

素晴らしいパフォーマンスのわりには、あまり人気が無いように思えます。

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まとめ

国内株式の約20銘柄に集中投資するアクティブファンド、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)は、設定以来、TOPIXを大きく上回る成績を残しています。さらに、毎年TOPIXを上回る安定した運用も評価できます。集中投資で懸念されたリスクの増大は現在までのところ見られていません。

そして、人気のひふみ投信とも概ね互角の成績です。

国内株式を対象とした魅力的なアクティブファンドの一つと言って良いでしょう。

ただ資金流出入は安定せず、また信託期限が2028年3月27日までとなっている点にも注意して下さい(将来変更される可能性もありますが)

 

販売会社

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)は下記ネット証券なら購入時手数料無料で購入できます。

ポイント・現金還元という点では、信託報酬(販売会社取り分)の0.3%(税抜)を超える分を還元する松井証券が有利です。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでの
リバランス積立は非対応)
また信託報酬に応じた現金還元もあり、信託報酬販売会社取り分が高いファンドだと最も有利になります。
公式サイト松井証券

その他のネット証券
マネックス証券岡三オンライン証券等。

また、マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)でも購入できます。

公式サイト マネックス証券 iDeCo

*これらは全て過去のデータですので、将来のリターンを保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

 

他の人気・低コストのアクティブファンド一覧は下記ページを参照して下さい。

 

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