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【インデックスファンド評価・解説】たわらノーロード 先進国リート。

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先進国リートに投資するインデックスファンドたわらノーロード 先進国リートについて解説します。

[最終更新日:2020.7.24]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2020年6月末日時点の情報に基づき記載しています。

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たわらノーロード 先進国リートの基本情報

たわらノーロードシリーズは、アセットマネジメントOneが運用するインデックスファンド・シリーズです。親しみのある、分かりやすい、コツコツと蓄えるといったコンセプトから、「豊か、蓄える」というイメージがある、穀物を包み保存する"たわら"とネーミングしたとの事。  (アセットマネジメントOne公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは先進国リートに投資するたわらノーロード 先進国リート

尚、たわらノーロードシリーズにはたわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり>もありますが、ここで取り上げるのは為替ヘッジなしのファンドです。

先ずたわらノーロード 先進国リートの基本情報をまとめます。

運用会社アセットマネジメントOne
設定日2015年12月18日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークS&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2970%
実質コスト0.453%
純資産総額 72.69億円(2020.7.22時点)
(マザーファンド) 純資産総額 474億円(2019.6.24時点)
分配金実績
つみたてNISA対象外
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークS&P先進国REIT指数[配当込み、除く日本]で先進国の不動産投資信託証券に投資します。

*S&P先進国REIT指数[除く日本]は日本を除く16カ国から構成される先進国リートの時価総額加重型指数です。米国比率が73%とかなり高くなっています。

S&P先進国リートインデックス

 

マザーファンド

たわらノーロード 先進国リートファミリーファンド方式でマザーファンドを介して先進国リートに投資します。

たわらノーロード 先進国リート

「外国リート・パッシブ・ファンド・マザーファンド」は純資産総額474億円(2019.6.24時点)と先進国リートクラスとしては十分巨額の資産を有しています。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

たわらノーロード 先進国リートの信託報酬は0.2970%(税込)

実質コスト0.453%(税込, 2019.10決算)

前期(2018.10)の0.511%より下がっています。

信託報酬は最安値ではありませんが十分低い部類です。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

他社 先進国リートインデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

他社の低コスト・先進国REITインデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

 ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim 先進国リートインデックス0.2200%0340%
1Smart-i 先進国リートインデックス0.2200%0.497%
3たわらノーロード先進国リート0.2970%0.453%
3三井住友・DC外国リートインデックス0.2970%0.536%
(注)<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックス0.2970%0.400%
5iFree 外国REITインデックス0.3410%0.411%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。
(注)<購入・換金手数料なし>ニッセイ・グローバルリートインデックスはベンチマークが先進国だけでなく新興国をも含むS&Pグローバルリートインデックスです。

先進国リート・インデックスファンドの中ではたわらノーロード 先進国リートが信託報酬3位、最安値のeMAXIS Slim先進国リートインデックスSmart-i 先進国リートインデックスとは0.08%の差をつけられています。

ただ、Smart-i 先進国リートは未だ信託報酬以外のコストが高く、実質コストで見るとたわらノーロード 先進国リートが逆転し2位になります。

 

信託報酬の変更履歴

たわらノーロード 先進国リートは設定以来一度、信託報酬を引下げた実績があります。

たわらノーロード 先進国リートの信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2015/12/18
 0.3780%新規設定
2017/12/30
 0.2916%<購入・換金手数料なし>ニッセイに対抗。Smart-iには及ばず。
2019/10/10.2970%消費税増税(8%-->10%)

先進国リート・インデックスは、eMAXIS Slimがラインアップしていない事もあり、株式クラスのように低コスト化競争が激しくありません。

2019.10.30にeMAXIS Slim先進国リートインデックスが新規設定されました。

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たわらノーロード 先進国リートの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からたわらノーロード 先進国リートの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

たわらノーロード 先進国リート

2020年に入ってから2~4億円程度(/月)の資金流入があり、先進国リートとしては十分売れている方です。

純資産総額も順調に増えており、設定から4年半ほどで70億を超えています。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は2020年6月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

たわらノーロード 先進国リート

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

先進国リートの場合、あまりコストと騰落率の相関が良いとは言えず、上図でも二つの線を引いてあるように、どのファンドがベンチマークに近い運用になっているかの判断が難しいところがあります。

その中で、たわらノーロード 先進国リートは下の方の点線に近く、さらにこの線に対しても若干マイナス側に乖離しているように見えます。

 

まとめ

たわらノーロード 先進国リートは、先進国リートに投資するインデックスファンドの中で、信託報酬では3位、実質コストで見るとeMAXIS Slim先進国リートインデックスについで2位です。

運用(ベンチマークとの乖離)については明確に判断できないところがあるものの、比較的人気があり、純資産総額も順調に伸びています。

ただ、今後、eMAXIS Slim先進国リートインデックスと競う事になりますので、信託報酬で圧倒的に勝るeMAXIS Slimとの勝負に注目したいところ。

たわらノーロード 先進国リートSmart-ieMAXIS Slimと互角の信託報酬まで引き下げてくれれば良いのですが・・・

 

販売会社

たわらノーロード 先進国リートは下記の金融機関で購入出来ます。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

SMBC日興証券(ダイレクトコース)
大手店頭証券で唯一eMAXIS Slimシリーズを取扱い(ダイレクトコースのみ)。
国内株式を定額(100円~)、買付手数料無料(100万円以下)で買付・積立出来、さらにdポイントも使えるキンカブ・日興フロッギーも魅力の証券会社。
公式サイトSMBC日興証券

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
公式サイト松井証券

その他のネット証券
マネックス証券auカブコム証券岡三オンライン証券等。

尚、先進国リート・インデックスファンドはつみたてNISAで購入する事は出来ません。つみたてNISAで先進国リートに投資したい方はバランスファンドを購入する事になります。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)では松井証券イオン銀行などで取り扱っています。

 

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim先進国リートインデックス  

Smart-i 先進国リートインデックス

たわらノーロード先進国リート  (本記事)

 

他の先進国リートインデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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