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ファンド比較、運用状況、決算

【先進国リート(REIT)インデックスファンドの評価・比較】おすすめの投資信託は?人気ランキング、運用成績の比較(2024年版)。

投稿日:

S&P先進国REIT指数

S&P先進国REIT指数との連動を目指す先進国リートインデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

*<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドも同時に評価しますが、本ファンドだけはベンチマークが新興国を含むS&Pグローバルリートインデックスです。
*原則6カ月毎に更新します。

[最終更新日:2024.1.17]全て最新の情報に更新。

*本記事は原則2023年12月末日時点の情報に基づき記載しています。

S&P先進国REIT指数って何? 先進国ってどこの国?っていう方は下記の記事をご覧ください。
参考記事【外国REITインデックスファンド】各インデックス(指数)、そして先進国、新興国ってどこの国? 

先ず、各ファンドの純資産総額、及び月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離を確認します。

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比較した先進国リート(REIT)インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2023年12月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*信託報酬、実質コストは税込表記。

ファンド信託報酬
(実質コスト)
設定日純資産総額(億円)
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス0.2200%
(0.301%)
2019/10/31257.9
Smart-i 先進国リートインデックス0.2200%
(0.397%)
2017/8/2948.3
NZAM・ベータ先進国REIT0.2750%
(---%)
2023/3/286.3
たわらノーロード先進国リート0.2970%
(0.398%)
2015/12/18285.8
三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.2970%
(0.428%)
2016/9/23264.9
My SMT グローバルREITインデックス0.2970%
(0.360%)
2022/3/294.9
<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド0.2970%
(0.358%)
2013/12/10130.5
iFree 外国REITインデックス0.3410%
(0.449%)
2016/9/824.9
野村インデックスファンド・外国REIT[Funds-i]0.6050%
(0.649%)
2010/11/2654.5
SMT グローバルREITインデックス・オープン0.6050%
(0.663%)
2008/1/9320.4
eMAXIS 先進国リートインデックス0.6600%
(0.722%)
2009/10/28154.7

信託報酬最安値はSmart-i 先進国リートインデックス、そして2019年10月30日に設定されたeMAXIS Slim 先進国リートインデックス、3位以下を大きく引き離しての同率トップです。

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス、実質コスト0.301%、これは単独最安値です。また、純資産総額も258億とSmart-iを大きく上回っています。

Smart-i 先進国リートインデックスの実質コスト、設定当初より下がってきてはいますが、まだ0.397%と信託報酬以外のコストが若干高くなっています。純資産総額も48億円と大きくありません。

純資産総額トップはSMT グローバルREITインデックス・オープン。設定から16年と歴史のあるファンドです。

尚、ベンチマークが異なり新興国も含みますが<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートは信託報酬も低く、純資産も比較的大きくなっています。

 

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


 

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資金流出入額 [先進国リート(REIT)インデックスファンド 人気ランキング]

2023年下半期(7~12月)の概算の月次資金流出入額(*)6カ月合計、及び2023年合計を見てみます。

2023年下半期の資金流出入額が大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

先進国REITインデックスファンド 資金流出入額
2023年下半期(7~12月)2023年
順位ファンド(億円)順位(億円)
1三井住友・DC外国リートインデックスファンド12.8124.4
2eMAXIS Slim先進国リートインデックス8.6222.8
3Smart-i 先進国リートインデックス4.046.0
4My SMT グローバルREITインデックス1.052.3
5NZAM・ベータ先進国リート0.060.1
6たわらノーロード先進国リート-0.236.2
7<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド-1.37-1.4
8iFree 外国REITインデックス-1.48-1.9
9野村インデックスファンド・外国REIT[Funds-i]-3.39-4.1
10eMAXIS 先進国リートインデックス-9.210-13.9
11SMT グローバルREITインデックス・オープン-20.511-23.4

(*)NZAM・ベータは2023.3末からの値

2023年下半期の資金流入額トップは三井住友・DC外国リートインデックスファンド、2023年合計でも1位です。

信託報酬・実質コスト最安値のeMAXIS Slim 先進国リートインデックスは2023年下半期・年間とも2位。

3位は下半期 Smart-i 先進国リートインデックス、年間 たわらノーロード先進国リート

これら以外は殆ど売れておらず、資金流出のファンドも多くあります。

 

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リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離は?

2023年12月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果。
*ベンチマーク値もプロット。米国S&P Dow Jones Indices社サイトのデータを引用、さらに三菱UFJ銀行の為替レートを使って管理人が独自に円換算。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。(期中平均コストは基準価額の変動を考慮せず)

騰落率とコストの関係は、理想的には配当課税を適切に考慮したインデックス(指数)騰落率(これを「真のインデックス」と定義)から決まる傾き、切片の直線になります。ただ、外国リートの場合、「真のインデックス」騰落率がわかりませんので、管理人の主観で図中グレーの点線を引いています。
*S&P社は配当課税を考慮したネット指数も出していますが、配当課税は日本に対して適切なものではありません。経験上、「真のインデックス」は配当課税を考慮しないグロスとネットの中間にあると思われます。

(注)本評価では、多くのファンドがベンチマークとの乖離がないであろうとの仮定・前提のもと、この「多くのファンド」から外れた騰落率を示すものを「乖離」と判定します。評価方法やインデックスの詳細については下記記事をご覧ください。

 

*<購入・換金手数料なし>ニッセイもプロットしていますが、ベンチマークが異なりますので参考値です。また、この短期間のデータだけでベンチマークの優劣をつけられるものでもありません。

 

6カ月騰落率

実質コスト(/2)に対して2023.12末時点の6カ月騰落率をプロットします。

先進国リートインデックスファンドの評価・リターン(利回り)比較

先進国リートの場合、コストと騰落率の相関が悪い事が多いのですが、今期の評価では、各ファンド、概ねそれぞれのコストに応じた騰落率を示しています。

ただ、iFreeが若干プラス側に乖離しているように思えます。

 

1年騰落率

実質コストに対して2023.12末時点の1年騰落率をプロットします。

先進国リートインデックスファンドの評価・リターン(利回り)比較

各ファンド、概ねグレーの点線上にあり、これはコスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない運用になっている事を意味します。

*前回の評価ではたわらノーロードがプラス側に乖離しているように見えたのですが、最新の決算で実質コストが下がり、これでプロットする事でコストに応じた騰落率になりました。

そして、低コストのeMAXIS SlimSmart-i、My SMTの騰落率が高くなっています。

 

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まとめ & 先進国リートのおすすめファンド(投資信託)は?

以上、先進国REIT(リート)インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

信託報酬最安値はSmart-ieMAXIS Slim、実質コスト最安値はeMAXIS Slim

そして、2023年下半期最も売れたのは三井住友・DC、

騰落率は低コストのファンドが順当に高くなっています。

 

先進国リート(REIT)インデックスのおすすめファンド

本サイトが選ぶ現時点でのおすすめファンドは、ベンチマークとの乖離もなく、信託報酬・実質コスト最安値、そして比較的売れている、

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

 

販売会社

eMAXIS Slim 先進国リートインデックスは主にネット証券で取り扱っています。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5万円超は未定])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 クレジットカード積立 ポイント付与率0.5%~
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで0.5%、ゴールドカードなら1.0%
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

公式サイト(PR)三井住友カード(NL)

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

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楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

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松井証券 投信保有での最高水準のポイント還元
松井証券は、投資信託保有による最高水準のポイント還元率が魅力。
またMATSUI Bank(住信SBIネット銀行マツイ支店)の口座開設すれば普通預金金利 年0.20%になるのも魅力。

公式サイト(PR)松井証券

 

尚、先進国リート・インデックスファンドはNISA(つみたて投資枠)では購入できません。成長投資枠か、あるいはつみたて投資枠で先進国リートに投資したい場合はバランスファンドを購入する事になります。

また、eMAXIS Slim 先進国リートインデックスは個人型確定拠出年金(iDeCo)では松井証券が取り扱っています。

公式サイト(PR)松井証券 iDeCo

他社の個人型確定拠出年金(iDeCo)ではSBI証券(セレクトプランオリジナルプラン)楽天証券マネックス証券が三井住友・DC、松井証券がたわらノーロードを取扱っています。

*松井証券iDeCoはeMAXIS Slim、たわらノーロード両方を取扱い。

 

 

他のアセットクラスの最新の情報・結果は↓の記事を参照して下さい。

先進国株式インデックスファンド

<為替ヘッジあり>先進国株式インデックスファンド

新興国株式インデックスファンド

米国株式(S&P500/CRSP USトータル・マーケット)インデックスファンド

米国株式(NYダウ)インデックスファンド

米国株式(NASDAQ100)インデックスファンド

全世界株式インデックスファンド

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

国内株式(JPX日経インデックス400)インデックスファンド

先進国債券インデックスファンド

新興国債券インデックスファンド

国内債券インデックスファンド

先進国REITインデックスファンド (本記事) 

国内REITインデックスファンド

8資産・6資産・4資産均等型バランスファンド

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

マネックス証券

マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

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マネックス証券の口座はSBI新生銀行経由でも開設出来ます。

SBI新生銀行新規口座開設+エントリーで1,000円、1回3万円以上の入金で2,000円、最大3,000円がもらえます。

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