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ファンド紹介・解説

eMAXIS NASDAQ100インデックスの評価・評判・人気。~<購入・換金手数料なし>ニッセイ、iFreeNEXTとどちらを選ぶ?~

投稿日:2023年6月23日 更新日:

米国株式、NASDAQ(ナスダック)上場銘柄のうち時価総額上位100(除く金融)から構成されるNASDAQ100指数との連動を目指すインデックスファンドeMAXIS NASDAQ100インデックスについて解説します。

純資産総額 1,000億円突破(2024.3)

[最終更新日:2024.5.16]2024.6.13からの信託報酬引下げを反映。
[2023.6.23]全て最新の情報に更新。
*本記事は原則2023.5末日時点の情報に基づき記載しています。

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eMAXIS NASDAQ100インデックスの基本情報

eMAXISシリーズは、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンド・シリーズで、「幅広い品揃え」と「低く設定された信託報酬」を特徴とします。2017年2月のeMAIXS Slimシリーズ登場により、信託報酬は割高となってしまいましたが、eMAXIS Slimにはラインアップされていないインデックスも多く「幅広い品揃え」という点では未だ価値ある存在です。

本記事で解説するのは、米国株式 NASDAQ100との連動を目指して運用するeMAXIS NASDAQ100インデックス

先ず、eMAXIS NASDAQ100インデックスの基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2021年1月29日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークNASDAQ100(配当込み・ネット)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2035% 以下(*3)
実質コスト0.223%(*1)
純資産総額 666.1億円(2023.5.31時点)
(マザーファンド) 純資産総額 753.3億円(2023.1.26時点)
分配金実績
つみたてNISA対象外
SBI証券ポイント還元年率0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.19%)
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.080%

(*1)実質コストは2024.1.26決算より2024.6.13からの信託報酬引下げ分を引いた値。
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)
(*3)2024.6.13からの信託報酬

 

eMAXIS Slimシリーズではありません

三菱UFJ国際投信の低コスト・インデックスファンドには、eMAXISシリーズ、つみたてんとうシリーズ、eMAXIS Slimシリーズとありますが、本ファンドはeMAXISシリーズのファンドです。

「常に最低水準の運用コストを目指す」eMAXIS Slimシリーズではありませんし、また、eMAXIS SlimシリーズにはNASDAQ100との連動を目指すファンドは存在しません。

 

投資対象

ベンチマークNASDAQ100[配当込み・ネット]で、米国NASDAQ市場に上場している金融を除いた上位100銘柄の株式に投資します。

ネットとは配当課税を考慮した指数ですが、その税率が日本に対して適切かどうかは定かではありません。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。

 

マザーファンド

eMAXIS NASDAQ100インデックスファミリーファンド方式でマザーファンドを介して米国株式に投資します。

eMAXIS NASDAQ100インデックス

画像引用:eMAXIS NASDAQ100インデックス 交付目論見書

「NASDAQ100インデックスマザーファンド」は信託契約締結日が2021年1月29日であり、eMAXIS NASDAQ100インデックスの設定と同時に新設されたマザーファンドと思われます。

尚、本マザーファンドは、eMAXIS NASDAQ100インデックスより後に設定されたETF、MAXIS ナスダック100上場投信【2631】/(為替ヘッジあり)【2632】でも使用されています。

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

eMAXIS NASDAQ100インデックス

画像引用:eMAXIS NASDAQ100インデックス 月次レポート(2023/5)

Microsoft、Apple、NVIDIA、Amazon、Alphabet(Google)といった日本でも有名な企業が上位を占めています。所謂、ハイテク株が多いのがNASDAQ100の特徴です。

尚、前述のようにマザーファンドも新設ですが、ETFを介して投資するのではなく、直接、現物株を保有しているようです。

 

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬は0.2035%(税込)以下。
*2024.6.13改定後、それまでは0.440%

実質コストは0.223%(税込・2024.1決算より2024.6.13の信託報酬引下げ分を引いた値)

実質コストは3期目決算の値ですが、信託報酬以外のコストが0.019%と1期目 0.064%、2期目 0.025%より下がり信託報酬以外のコストも十分低く抑えられています。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

受益者還元型信託報酬

eMAXIS NASDAQ100インデックスは下表のように純資産総額に応じて信託報酬率が変わる受益者還元型信託報酬を採用しています。

*下表は2024.6.13信託報酬改定後の値です。

純資産総額信託報酬(税込)
2,500億円未満の部分0.2035%
2,500億円以上5,000億円未満の部分0.20339%
5,000億円以上の部分0.20328%

2024年4末時点の純資産総額1,041億円ですので、受益者還元型信託報酬適用にはもう暫く時間がかかるかもしれません。

 

他社 NASADAQ100インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

他社のNASDAQ100インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

尚、ファンド名の下に設定日を記載しています。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド
[設定日]
信託報酬
[実質コスト]
純資産総額
(億円)
[2024.4末時点]
1楽天・NASDAQ-100インデックス
[2024.1.30]
0.198%
[---%]
261.8
2PayPay投信NASDAQ100インデックス
[2021.6.29]
0.2024%
[0.702%]
22.3
3eMAXIS NASDAQ100インデックス
[2021.1.29]
0.2035%
[0.223%]
1,040.7
3<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス
[2023.3.31]
0.2035%
[0.321%]
1,373.8
5SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス
[2023.8.23]
0.2388%
[---%]
35.5
6たわらノーロードNASDAQ100
[2023.12.26]
0.4400%
[---]
5.4
6NZAM・ベータNASDAQ100
[2020.3.12]
0.4400%
[0.532%]
32.6
8インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
[2020.8.31]
0.4840%
[0.573%]
1,396.7
9iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
[2018.8.31]
0.4950%
[0.516%]
1,128.4

NASDAQ100をベンチマークとするファンドでは、eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬は<購入・換金手数料なし>ニッセイ>NASDAQ100インデックスと並び3位。

但し、実質コストでは最安値です。

 

信託報酬の変更履歴

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、2024.6.13に信託報酬を引下げます。

eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2021/1/29
 0.440%新規設定。
2024/6/130.2035%<購入・換金手数料なし>ニッセイと同率へ

前述のようにeMAXIS Slimシリーズではありませんので、そう頻繁な引き下げは期待できないと予測していましたが、2024.6.13にeMAXISシリーズとしては異例の(?)引下げを実施します。

 

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eMAXIS NASDAQ100インデックスの運用状況(評価・人気)

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からeMAXIS NASDAQ100インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

eMAXIS NASDAQ100インデックスの人気・評判

月により資金流入額に大きな変動がありますが、2022年までは殆どの月で10億以上、50億を超える月もあるなど人気のファンドです。

純資産総額も設定から2年半弱で666億円(2023.5末時点)と順調に増えています。

ただ、2023年に入ってからは減少傾向にあり、特に4、5月は資金流出に転じています。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じNASDAQ100でも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込で配当課税を適切に考慮したインデックスを、ここではベンチマークと定義します。

下図は2023年5月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンド(ETFを含む)でプロットしたものです。

米国ETF Invesco QQQ/QQQMのデータもプロットします。
*QQQ/QQQMは分配金10%課税後再投資した場合の終値での円換算騰落率。(終値は米国Yahoo Finance、分配金は米国Invesco社サイト、為替レートは三菱UFJ銀行公表のTTMを引用)

グレーの点線が、傾き=-(1+ベンチマークの騰落率)、切片=ベンチマークの騰落率です。ベンチマークとの乖離がなければこの点線上に乗る筈です。
*配当込みで米国源泉徴収税率を適切に考慮したベンチマークの正確な値は分かりませんので、多くのファンドがコスト要因以外での乖離がないであろうとの仮定の下、管理人の主観で決めています。

*図中△は東証ETF、◇は米国ETF QQQ

eMAXIS NASDAQ100インデックスの評価

*基本的にはグラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*PayPayは実質コスト2.036%、騰落率23.1%で他のファンドに大きく劣後しており上図のスケール外にあります。

各ファンド、ETFとも概ねグレーの点線上にのっていますが、これはコスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない事を意味します。

その中で、eMAXIS NASDAQ100インデックスは、その低いコストに応じた高い騰落率を示しており、(ETFを除く非上場の)投資信託の中で最も騰落率が高くなっています。

 

eMAXIS NASDAQ100インデックスの分配金

eMAXIS NASDAQ100インデックスは未だ分配金を出した実績はありません。今後も分配金を出す可能性は低いと推測します。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては分配金を出さない投資信託の方が有利です。
分配金を出すか否かは運用会社が決定しますが、本ファンドは「信託財産の成長を優先とし、原則として分配を抑制する」方針です。
勿論、保有する株式から出た配当はファンドの資産となり、基準価額の上昇につながります。

 

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まとめ ~<購入・換金手数料なし>ニッセイ、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとどちらを選ぶ?~

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100との連動を目指すインデックスファンドで、ライバルとなるiFreeNEXTより低い信託報酬で設定されました。

設定から2年半弱ですが、既に大きな純資産、資金流入があり早くも人気を集めています。

また運用(ベンチマークとの乖離)も安定しており、その低いコストに応じた高い騰落率を示しています。

ただ、さらに信託報酬が低い<購入・換金手数料なし>ニッセイ>NASDAQ100インデックスが新規に設定されました。未だ運用実績は殆どありませんが、今後の運用が順調にいけば(信託報酬以外のコストが低く、かつベンチマークとの乖離が小さい)、本ファンドの大きなライバルとなる事でしょう。

実績でえらべば、eMAXIS NASDAQ100インデックス、またはもっと長い運用実績を誇るiFreeNEXT NASDAQ100インデックス

少しでも低いコスト、高い騰落率を目指すなら<購入・換金手数料なし>ニッセイ>NASDAQ100インデックスという選択になるでしょう。

eMAXIS NASDAQ100インデックスも<購入・換金手数料なし>ニッセイに対抗できる信託報酬の引下げ、もしくはeMAXIS SlimシリーズでのNASDAQインデックスファンドの新規設定を期待したいところ!

*2024.6.13の信託報酬引下げでコスト的にも十分魅力あるファンドになりました。

 

販売会社

eMAXIS NASDAQ100インデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5~10万円部分も2.2%])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

公式サイトマネックス証券

 

SBI証券 三井住友カードでのクレジットカード積立
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで最大0.5%、ゴールドカードなら最大1.0%(2024.11買付分からはカード利用実績に応じた付与率に変更)
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト SBI証券

*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

公式サイト三井住友カード(NL)

公式サイト三井住友カード ゴールド(NL)

 

auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

公式サイトauカブコム証券

 

楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元(2024.6.4からはチャージ時ではなく利用時にポイント還元に変更)。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト楽天証券

公式サイト楽天カード

 

尚、NASDAQ100はつみたてNISAの指定インデックスではない為、つみたてNISAでは購入できません。

 

他のNASDAQ100インデックスファンド、及び東証上場ETF、さらに米国ETF QQQとの比較は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

マネックス証券

マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

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auカブコム証券のクレジットカード投信積立

auカブコム証券

au Payカード(クレジットカード)での投信積立が2022.3.28より始まりました。投信積立でのポイント還元率は月10万円まで1.0%

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