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ファンド比較、運用状況、決算 ETF

NASDAQ100インデックスファンド(投資信託)、ETFを比較![iFreeNEXT / eMAXIS / NEXT FUNDS 1545 / MAXIS 2631/ Invesco QQQ/QQQMなど]

投稿日:2024年2月6日 更新日:

米国株式、NASDAQ(ナスダック)上場銘柄のうち時価総額上位100(除く金融)から構成されるNASDAQ100指数との連動を目指すインデックスファンド、国内籍(東証上場)ETF、米国ETFを様々な観点から比較します。

*尚、本記事でのインデックスファンド、あるいはファンドとは便宜上、非上場の投資信託を意味します。

[最終更新日:2024.2.6]全て最新の情報に更新。
本記事は一部を除き2024.1末日時点の情報に基づき記載しています。

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NASDAQ100指数とは? (米国株式)

NASDAQ100は、米国 NASDAQ市場に上場する銘柄のうち、金融業を除き時価総額の大きい約100銘柄から構成される時価総額加重平均型の指数です。

*以下、構成銘柄はInvesco QQQより引用(2024.2.2時点)。

セクター(業種)比率

NASDAQ100のセクター比率です。

NASDAQ100(QQQ) 構成銘柄セクター比率

1位のInformation Technologyが50%、

Communication Servicesと合わせて66%、所謂ハイテク企業が多くを占めるのがNASDAQ100の大きな特徴です。

 

構成銘柄 上位10位

NASDAQ100の上位10銘柄は下表のようになります。(2024.2.2時点)

 銘柄
[Ticker]
構成比業種
1Microsoft Corp
[MSFT]
9.0%Information Technology
2Apple Inc
[AAPL]
8.5%Information Technology
3Amazon.com Inc
[AMZN]
5.2%Consumer Discretionary
4Meta Platforms Inc
(Facebook)

[META]
4.9%Communication Services
5NVIDIA Corp
[NVDA]
4.8%Information Technology
6Broadcom Inc
[AVGO]
4.3%Information Technology
7Tesla Inc.
[TSLA]
2.7%Consumer Discretionary
8Alphabet Inc
[GOOGL]
2.5%Communication Services
9Alphabet Inc
[GOOG]
2.4%Communication Services
10Costco Wholesale
Corp
[COST]
2.4%Consumer Staples

*8,9位のAlphabet Inc.はGoogleの持ち株会社です。

所謂「GAFAM」銘柄が上位を占めており、この5銘柄だけで33%をも占めます。

 

NASDAQ100の過去のパフォーマンス  ~S&P500との比較~

NASDAQ100の過去のパフォーマンスを米国を代表する株式指数 S&P500と比較します。

2024.1末日時点の10年の米ドルベースのパフォーマンスです。全て年率で表記してあります。

*リターンは分配金再投資時のトータルリターン(分配金非課税・グロス)、シャープレシオ(S/R)は無リスク資産の利回り0として計算しています。

過去10年のパフォーマンス  2024.1末時点
 年率
リターン
年率
リスク
S/R
NASDAQ10018.11%
18.40%0.98
S&P50012.62%15.12%0.83

*S&P500はS&P Dow Jones Indices公式サイト(Fact sheet)、NASDAQ100はInvesco ETF QQQの値(Morningstarサイト記載のNAV値)から引用。

NASDAQ100、2022年は大きく下落したものの、10年で見るとS&P500を年率で約5ポイント上回るリターンを出し、リスクは若干高くなるものの、シャープレシオでも勝る良好な成績を収めています。

 

S&P500など他の米国株式指数の詳細は下記ページをご覧ください。

 

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NASDAQ100に投資するインデックスファンド(投資信託)、ETF

NASDAQ100との連動を目指すインデックスファンド、ETFを下表にまとめます。

eMAXIS NASDAQ100インデックスの信託報酬が2024.6.13より0.440%から0.2035%へ引き下げられます。

*信託報酬は税込み表記
*為替ヘッジ有は除く

ファンド/ETF信託報酬実質コスト
(非上場)インデックスファンド
楽天・NASDAQ100インデックス・ファンド(*8)0.1980%---%
PayPay投信 NASDAQ100インデックス(*2)0.2024%0.702%
<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス0.2035%0.321%(*3)
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックスファンド(*4)0.2388%---%
eMAXIS NASDAQ100インデックス0.440%0.465%
たわらノーロード NASDAQ100(*7)0.440%---%
NZAM・ベータNASDAQ100インデックス0.440%0.622%
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)0.484%0.573%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス0.495%0.516%
(~
0.526%)
(*1)
(国内)東証上場ETF
NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信【1545】0.220%
0.312%
MAXIS ナスダック100上場投信【2631】0.220%0.329%
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)【2840】0.220%0.326%
(~0.376%)
(*5)
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし【2568】0.275%0.407%
米国ETF
Invesco NASDAQ100 ETF【QQQM】(*6)0.15%
Invesco QQQ Trust【QQQ】0.20%

(*1)iFreeNEXTは資産の一部をInvesco QQQに投資しており、その経費率(0.20%)も投資家が負担する事になります(運用報告書記載の実質コストにQQQ経費率が上乗せされる)。設定当初は100% QQQに投資していましたが(実質コストが0.20%上乗せ)、最近ではQQQ比率10%以下まで小さくなっており、ほぼ運用報告書通りの実質コストになっています。
尚、以下の解析にはQQQに5%投資していると仮定して実質コスト 0.516% + 0.20%*5% = 0.526%を用います。

(*2)PayPay投信 NASDAQ100インデックスは2023.9.26より信託報酬を0.418%から0.2024%(税込)に引き下げました。上表は引下げ後の値。実質コストは直近の決算での信託報酬以外のコストを引下げ後の信託報酬に足した値。

 

(*3)<購入・換金手数料なし>ニッセイ NASDAQ100インデックスファンドの実質コストは2023年9月20日の初回決算(約半年分)の結果を年率に換算した値。

(*4)SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドは2023年8月23日に新規設定された新しいファンドです。

 

(*5)iFreeNEXT同様、iFreeEFTもInvesco QQQに2023.12時点で29%投資。実質コストはQQQに25%投資していると仮定し0.05%上乗せした値を用います。

(*6)Invesco NASDAQ100 ETF【QQQM】は2023年6月よりSBI証券、楽天証券、マネックス証券で取扱いが開始されました。

 

(*7)たわらノーロードNASDAQ100は2023年12月26日に新規設定された新しいファンドです。

 

(*8)楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンドは2024年1月30日に新規設定された新しいファンドです。

 

注意非上場のファンドと東証上場ETFの信託報酬は、それに含まれる費用が異なる為、単純に比較する事は出来ません。例えば指数ライセンス料は、非上場ファンドは信託報酬に含まれるのに対し(一部ファンドを除く)、ETFでは含まれません。またETFには上場費用も必要です。両者は後述する実質コストで比較する必要があります。

(為替ヘッジ無の)NASDAQ100に投資したい方は、この15本の中から選択する事になります(レバレッジ型を除く)

NASDAQ100レバレッジ型ファンドについては下記ページをご覧下さい。

 

以下、各ファンド・ETFについて詳細を比較します。

 

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インデックスファンド(投資信託) ~<購入・換金手数料なし>ニッセイ / iFreeNEXT  / eMAXIS  / 楽天 / SBI NASDAQ100 など~

NASDAQ100との連動を目指す(非上場の)インデックスファンドとして、

  • iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
  • NZAM・ベータ NASDAQ100
  • インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
  • eMAXIS NASDAQ100インデックス
  • PayPay投信NASDAQ100インデックス
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス
  • SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
  • たわらノーロードNASDAQ100
  • 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド

の9本があります。

*その他、iFree レバレッジ NASDAQ100等もありますが、レバレッジ型ファンドの為ここでは割愛します。

 

NASDAQ100連動型インデックスファンドの信託報酬・実質コスト・純資産総額・設定日

この9本のインデックスファンドの設定日、信託報酬、実質コスト、純資産総額をまとめます。

尚、ファンド名の下に設定日を記載しています。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド
[設定日]
信託報酬
[実質コスト]
純資産総額
(億円)
[2024.4末時点]
1楽天・NASDAQ-100インデックス
[2024.1.30]
0.198%
[---%]
261.8
2PayPay投信NASDAQ100インデックス
[2021.6.29]
0.2024%
[0.702%]
22.3
3eMAXIS NASDAQ100インデックス
[2021.1.29]
0.2035%
[0.223%]
1,040.7
3<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス
[2023.3.31]
0.2035%
[0.321%]
1,373.8
5SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス
[2023.8.23]
0.2388%
[---%]
35.5
6たわらノーロードNASDAQ100
[2023.12.26]
0.4400%
[---]
5.4
6NZAM・ベータNASDAQ100
[2020.3.12]
0.4400%
[0.532%]
32.6
8インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
[2020.8.31]
0.4840%
[0.573%]
1,396.7
9iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
[2018.8.31]
0.4950%
[0.516%]
1,128.4

最も手軽にNASDAQ100に投資できるのがインデックスファンド。

リアルタイムの売買は出来ませんが、多くの証券会社(ネット証券)で100円から投資可能です。

信託報酬最安値は2024.1.30に設定されたばかりの楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド

2位は2023.9.26に信託報酬を引下げたPayPay投信NASDAQ100インデックス。ただ、実質コスト 0.702%(信託報酬引下げ分を考慮済)と、初回決算の2.036%から大幅に下がったとはいえ、まだまだ信託報酬以外のコストが高くなっています。

3位は2023.3.31に設定された<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス。初回決算での実質コストは0.321%(約半年分の決算結果を年率に換算)と実質コストでは最安値になります。

4位は2023.8.23に設定されたSBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド。

1位~4位は大きな差ではありません。

これに続くのがeMAXIS NASDAQ100インデックス、たわらノーロードNASDAQ100、NZAM・ベータ NASDAQ100等。

eMAXISは2021.1.29設定で約3年、NZAMは設定から4年弱、たわらノーロードは2023.12.16と設定されたばかり、インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)も2020.8.31設定と比較的新しいファンドです。

NZAM・ベータ NASDAQ100は3期目決算の結果が出ましたが、実質コスト0.622%と初回決算1.671%、2期目決算0.859%よりは下がりましたが、まだ信託報酬以外のコストが高くなっています。また、純資産も30億円しかありません。

純資産総額トップはインデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)、3期目決算で実質コスト 0.573%。1期目 0.654%、2期目 0.584%からは下がりましたが、未だ実質コストではiFreeNEXTに負けています。

純資産総額2位はeMAXIS NASDAQ100インデックス。信託報酬以外のコストも十分小さくなっています、

唯一5年以上の運用実績があるのがiFreeNEXT NASDAQ100インデックス。信託報酬は最下位ですが、実質コストでは3位に上がります。

一般的に、設定当初は実質コストが上がったりベンチマークとの乖離が生じる事が多くありますので(詳細は後述)、実績を重視するならiFreeNEXT NASDAQ100インデックスという事になるでしょう。

また、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスはNASDAQ100連動型インデックスファンドとして唯一のNISAつみたて投資枠(つみたてNISA)対象ファンドで(アクティブファンドとして登録)NISA(つみたて投資枠)でも投資出来ます。

 

iFreeNEXT/インデックスファンドNASDAQ100/eMAXIS / <購入・換金手数料なし>ニッセイ / SBIの人気・評判比較 ~資金流出入額~

月次資金流出入額純資産総額からiFreeNEXT NASDAQ100インデックス、インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)、eMAXIS NASDAQ100インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス、SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドの売れ行き・人気を比較します。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

*資金流出入額が少ないNZAM、PayPay投信や設定されたばかりのファンドは省略します。

NASDAQ100インデックスファンド人気・評判比較

先ずは運用実績が最も長いiFreeNEXT NASDAQ100インデックス、2019年は毎月1億以下でしたが2020年以降資金流入が急増しています(上図は2022年1月以降をプロット)。最近は多少減少気味ですが、それでも多くの月で数億レベルの資金流入があります。

勿論、S&P500との連動を目指すeMAXIS Slim米国株式(S&P500)等と比較すると大きな額ではありませんが・・・

2021年以降、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスを急速に追い上げ、追い越しているのがインデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)、eMAXIS NASDAQ100インデックスの2本。直近では、この2本がiFreeより売れる月が多くなっています。特に2022年以降はインデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)の資金流入が多くなっています。

そして、2023.3末設定の<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス、早くも大きな人気を集め、今、NASDAQ100連動型ファンドの中で最も売れています。特に新NISAが始まった2024.1は1カ月だけで395億もの資金流入がありました。

2023.8末設定のSBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド、未だ大きな資金流入はありません。

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの詳細は下記ページをご覧ください。

 

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの詳細は下記ページをご覧ください。

 

eMAXIS NASDAQ100インデックスの詳細は下記ページをご覧ください。

 

インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)の詳細は下記ページをご覧ください。

 

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NASDAQ100連動型 国内・東証上場ETF ~ NEXT FUNDS【1545】/ 上場インデックスファンド米国株式【2568】/ MAXIS【2631】/iFree ETF【2840】~

東証上場ETFでNASDAQ100に投資できるETF(為替ヘッジなし)として、

NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信【1545】(野村アセットマネジメント)

上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし【2568】(日興アセットマネジメント)

MAXISナスダック100上場投信【2631】(三菱UFJアセットマネジメント)

iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)【2840】(大和アセットマネジメント)

があります。

*日興には「上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり【2569】」、三菱UFJアセットマネジメントには「MAXISナスダック100上場投信(為替ヘッジあり)【2632】」、大和には「iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり)【2841】」、野村には「NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジあり)連動型上場投信【2845】」もありますが、ここでは為替ヘッジなしの【1545】【2568】【2631】【2840】のみ取り上げます。

東証上場ETFですので、円のままリアルタイムに投資する事が出来ます。

 

NASDAQ100連動型東証上場ETFの基本情報・比較

各ETFの各種情報を下表にまとめます。

*以下、NEXT FUNDS【1545】、上場インデックスファンド【2568】、MAXIS【2631】、iFreeETF【2840】と略して表記する場合があります。

[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]

 NEXT FUNDS
NASDAQ-100
連動型上場投信
【1545】
上場インデックス
ファンド
米国株式
(NASDAQ100)
【2568】
MAXIS
ナスダック100
上場投信
【2631】
iFreeETF
NASDAQ100
【2840】
運用会社野村アセット
マネジメント
日興アセット
マネジメント
三菱UFJ
アセット
マネジメント
大和アセット
マネジメント 
上場日2010年
8月16日
2020年
9月24日
2021年
2月25日
2022年
2月2日
銘柄コード1545256826312840 
ベンチマークNASDAQ100  
信託報酬(税込)0.220% 0.275% 0.220% 0.220%  
実質コスト0.312%0.407%0.329%0.326% 
(*)
純資産総額
(2024.1.31時点)
544.1億円98.2億円170.0億円13.2億円 
決算日(分配金)年1回
(8/10)
年2回
(1/8, 7/8)
年2回
(6/8, 12/8)
年2回
(3/10, 9/10) 
売買単位1口単位
約2.7万円
(2024.2時点)
10口単位
約4.5万円
(2024.2時点)
1口単位
約1.9万円
(2024.2時点)
1口単位
約2.4万円
(2024.2時点) 
マーケット
メイク制度
対象対象対象対象 
iNAVありあり
ありあり 
外国税額控除
(二重課税調整)
対象対象対象対象 
売買手数料無料
の証券会社

(*2)
SBI証券
auカブコム証券
SBI証券

(*1)iFreeETFは25%程度をInvesco ETF QQQに投資している為、その経費率0.20%*25%=0.05%程度が上表記載の値に上乗せされます。

信託報酬は2021.10.27より引き下げられたNEXT FUNDS【1545】、及びMAXIS【2631】、さらに2022.2に上場したiFreeETF【2840】が同率で0.220%。実質コストも(非上場の)インデックスファンドの最安値 <購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスと概ね同等です。

NEXT FUNDS【1545】は10年以上の長い運用実績を誇り、純資産も最も大きくなっています。

一方、MAXIS【2631】は2021.2に、iFreeETF【2840】は2022.2に設定された新しいETFです。

2020年に上場した上場インデックスファンド【2568】も比較的低コストですが、これも未だ設定から3年半です。

また、NEXT FUNDS【1545】、MAXIS【2631】はSBI証券で売買手数料無料で取引出来ます。

(*2)SBI証券、楽天証券では2023.10よりETFを含む国内株式売買手数料の無料化(簡単な条件有)を行った為、他の銘柄も含めて無料で取引できます。
これに伴い、楽天証券の手数料0円ETF(現物取引)サービスは2023.12末で終了しました。

尚、ここで取り上げた4本のETFとも2020年から適用された外国税額控除(二重課税調整措置)の対象ファンドで、税制上、有利になる場合があります。

詳細は下記ページをご覧ください。

 

市場価格と基準価額の乖離、流動性など

*売買代金・売買高は2024年2月5日時点の直近90日間平均、スプレッドは2023.12末時点(データ引用:東証マネ部)。
*乖離率は直近1年(2023年2月~2024年1月)の絶対値の平均(データ引用:Wealth Advisor)

[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]

 NEXT FUNDS
NASDAQ-100
連動型上場投信
【1545】
上場インデックス
ファンド
米国株式
(NASDAQ100)
【2568】
MAXIS
ナスダック100
上場投信
【2631】
iFreeETF
NASDAQ100
【2840】
平均売買代金
(直近90日)
154,748万円53,428万円61,957万円 62,992万円 
平均売買高
(直近90日)
63,262口129,319口35,851口 28,246口 
スプレッド0.03%0.04%0.04% 0.06%
市場価格・基準価額
乖離率(直近1年)
0.069%
0.079%
0.069%
0.080%

売買代金が大きいのはNEXT FUNDS【1545】、外国株式に投資する国内ETFとしては十分大きい部類に入ります。

他のETFは、NEXT FUNDS【1545】に比べると金額で1/3程度。

市場価格と基準価額の乖離は全てのETFが同程度で0.07~0.08%程度。月によっては0.2%程度になる時もあります。ボラティリティの大きい相場で乖離も大きくなったと推測。

 

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NASDAQ100インデックスファンド・国内ETF・米国ETF(QQQ/QQQM)のリターン比較、ベンチマークとの乖離

非上場のインデックスファンド、及び東証上場ETF、さらに米国 Invesco ETF QQQ/QQQMについて、その騰落率のベンチマークとの乖離を見てみます。

*ETFでは、前章で示した市場価格と基準価額との乖離の他、基準価額とベンチマークとの乖離があります。本章で比較するのは後者の乖離です。また、ETFの基準価額は分配金を非課税で再投資したトータルリターン(グロス)値を用います。

本章では各ファンド・ETFの騰落率と実質コストの関係を見ていきますが、これは、理想的には配当課税を適切に考慮したインデックス(指数)騰落率(これを「真のインデックス」と定義)から決まる傾き、切片の直線になります。ただ、外国株式の場合、「真のインデックス」騰落率がわかりませんので、管理人の主観で図中グレーの点線を引いています。

(注)本評価では、多くのファンドがベンチマークとの乖離がないであろうとの仮定・前提のもと、この「多くのファンド」から外れた騰落率を示すものを「乖離」と判定します。評価方法やインデックスの詳細については下記記事をご覧ください。

 

米国ETF Invesco QQQ/QQQMのデータもプロットします。
*QQQ/QQQMは分配金10%課税後再投資した場合の終値(NAVではありません)での円換算騰落率。(終値は米国Yahoo Finance、分配金は米国Invesco社サイトより引用)

*評価期間中に信託報酬の変更があったファンド・ETFは、その期間に応じて按分した期中平均実質コストを用います。(期中平均コストは基準価額の変動を考慮せず)
*非上場のインデックスファンドを○、ETFを△でプロット
*インデックスファンドNASDAQ100は日興アメリカと記載

 

 1年騰落率

2024年1月末時点の1年騰落率と実質コストの関係です。

*<購入・換金手数料なし>ニッセイ、SBI・インベスコQQQ等は設定から1年未満なのでデータ無

NASDAQ100インデックスファンド、ETFの評価・リターン比較

上図、グレーの点線が、傾き=-(1+ベンチマークの年率リターン)、切片=ベンチマークの年率リターンです。ベンチマークとの乖離がなければこの点線上に乗る筈です。そしてピンクの星印が「真のインデックス」騰落率です。
*あくまで管理人の主観で引いた線ですが、切片、傾きに前述の制限がついた直線です。

殆どのファンド、ETFが概ね同一直線上にのっています。これはコスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない事を意味します。

ただし、iFreeETF【2840】だけは騰落率64.1%とマイナス側に大きく乖離しており、評価したファンド・ETFの中で最も低い騰落率になっています(上図のスケールの下側でにプロットしてありません)

 

騰落率トップは勿論、コストで勝るQQQM、そしてQQQ。

国内ファンド・ETFでは、信託報酬・実質コストが低いETF、NEXT FUNDS【1545】、MAXIS【2631】の騰落率が高くなっています。

(非上場の)インデックスファンドでは、順当に実質コスト最安値のeMAXIS NASDAQ100インデックスの騰落率が高くなっています。iFreeNEXT NASDAQ100インデックスがこれに僅差で続きます。

 

6カ月騰落率

<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスを評価する為、2024年1月末時点の6カ月騰落率と実質コスト(/2)の関係も示します。

*1年同様、iFreeETF【2840】はマイナス側に大きく乖離していますので、除外してプロット

NASDAQ100インデックスファンド、ETFの評価・リターン比較

6か月だと多少コストと騰落率の相関が悪くなりますが、その中で、<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスは、コスト要因以外でのベンチマークとの乖離が殆どない運用になっており、QQQ/QQQMを除くと最も高い騰落率になっています。

 

3カ月騰落率

設定から5カ月強のSBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドを評価する為、2024年1月末日時点の3カ月騰落率も見てみます。

NASDAQ100インデックスファンド、ETFの評価・リターン比較

SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンドは大きくマイナス側に乖離している事が分かります。ただ、僅か3カ月のデータ、ファンドを評価するのに十分な期間とは言えません。あくまで参考データとしてご覧下さい。

 

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米国ETF Invesco QQQ/QQQM  ~国内ETF、インデックスファンドどちらが得か~

信託報酬/経費率だけで考えたら米国 ETF Invesco QQQ/QQQMに投資するのが最も低コストです。

2024.2時点で市場価格はQQQ 430ドル、QQQM 175ドル前後ですので、QQQは6.2万円、QQQMは2.5万円程度(1ドル145円換算)で投資できます。

具体的にQQQ/QQQMへの投資が、国内インデックスファンド、国内ETFに対して、どれだけお得になるかを年利回りで比較してみます。

*前章で示したQQQの騰落率は分配金の米国課税以外の手数料・税金を考慮していませんのでご注意下さい。

 

QQQ/QQQMへの直接投資と国内インデックスファンド、ETFとの比較

計算条件

  • 100万円を一括投資し、10年、または20年後に売却、それまでの年率換算利回りで評価。
    (売却時の譲渡益課税後から利回り計算)
  • トータルリターン(年率) 5%、うち配当利回り0.5%。
    *NASDAQ100は一般的に配当利回りが低いので0.5%と仮定。
  • 国内インデックスファンドは分配金を出さない。
  • 国内ETFは外国税額を全額控除出来るとする(NISAを除く)。
  • QQQ/QQQMの分配金は便宜上年1回とし、課税後の分配金は全額再投資する。
  • QQQ/QQQMで外国税額控除を行う場合、米国課税の半分が還付されるとして、計算上は米国課税を5%とする。
  • QQQ/QQQMの買付手数料は無料、0.495%の両方で計算(*)・売却手数料は0.495%。
    手数料上限は22ドル=>為替145円で3,190円
    但し、分配金再投資時の買付手数料は考慮せず
    NISAでは購入時・売却時とも無料。
  • ドル購入時の為替手数料は考慮せず。

(*)SBI証券、楽天証券はQQQ、マネックス証券ではQQQMの買付手数料を無料としている為(2024.2.6時点)。

 

計算結果

10年後、20年後での売却後の利回りを下表にまとめます。

国内インデックスファンド、国内ETFは、それぞれの中で実質コストが最も低い<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス、NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信【1545】を用います。

*スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい。

  国内
インデックス
ファンド

国内ETF米国ETF
<購入・換金
手数料なし>

ニッセイ
NASDAQ100
インデックス
NEXT FUNDS
NASDAQ100
【1545】
QQQ
*買付手数料
[上段]無料
[下段]有料
QQQM
*買付手数料
[上段]無料
[下段]有料
実質コスト 0.321%
0.312%
 0.20%
 0.15% 
外国税額控除--- 
[NISAは無]
非適用半分還付非適用半分還付
配当
外国税率
10%
0%
[NISA 10%]
10%5%10% 5% 
配当
国内税率
---20.315%
[NISA 0%]
20.315%
[NISA 0%]
20.315% 20.315%
[NISA 0%]
20.315% 
課税口座  
10年利回り
(年率)
3.83%
3.86%3.90%
3.87%
3.92%
3.89%
3.94%
3.91%
3.96%
3.93%
20年利回り
(年率)
3.96%
3.98%4.03%
4.02%
4.05%
4.04%
4.08%
4.06%
4.10%
4.08%
非課税口座(NISA)  
 10年利回り
(年率)
 4.63%
4.64%4.75%
---4.80% --- 
 20年利回り
(年率)

*非課税口座(NISA)では年利回りは運用年数によらず一定です。

最も利回りが高いのが米国ETF QQQM。そしてQQQと続きます。

次に国内ETF、(非上場の)国内インデックスファンドと続きます。

但し、<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスの実質コストは初回決算の値、運用が今後さらに上手くいって、信託報酬以外のコストが0.05%以内におさまれば、国内ETFを上回りQQQに迫るリターンになります。

*海外ETFで懸念される三重課税はQQQのように米国株式だけに投資する場合は問題となりません。

 

QQQとQQQMのより詳細な比較は下記ページを参照して下さい。

 

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まとめ ~NASDAQ100 インデックスファンド(投資信託)・国内/米国ETFのおすすめ~

以上、米国のハイテク企業を中心としたNASDAQ100に投資する米国ETF、国内インデックスファンド・ETFを比較しました。

コストを重視する方は、(非上場の)インデックスファンドより、東証上場ETFや米国ETF Invesco QQQM/QQQに投資する方が有利になります。

しかし、資産形成期においては、分配金を出すETFは分配金再投資の手間がかかり、また、相場によっては必ずしも有利になるとは限りません。

また、低コストで設定された<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスが信託報酬以外のコストも十分低く抑えられるようになったらQQQに匹敵するパフォーマンスを出せる可能性があります。

*NASDAQ100のように分配金利回りが小さいとETFの優位性が高くなります。

本記事のETF/インデックスファンド比較ではトータルリターン年率5%(内、配当利回り0.5%)一定で計算、比較してありますが、実際は株価・基準価額が単調に上昇していくわけではありません。株価・基準価額の変動により今回の結果よりETF(国内・米国とも)が不利になる可能性があります。詳細は下記記事を参照して下さい。下記記事は基本的に国内株式を対象とした検証結果ですが、分配金再投資という点では同様に考えられます。


 

多少コストは高くなりますが、もっとも手軽に100円から投資できる(非上場の)インデックスファンドも有力な選択肢である事には変わりません。

米国株式取引を主に行っている方はInvesco QQQ、そして2023.6より新たに取扱いが開始されたInvesco QQQM、

円でリアルタイムで取引出来、コスト的にも有利になりつつある東証上場ETF、

もっと手軽に投資したい方は(非上場の)インデックスファンドと、

それぞれの投資スタンスに応じて選択すれば良いでしょう。

 

QQQ/QQQMを除き、本サイトが(管理人の主観を込めて)お勧めするファンド・ETFは、

コストも十分低く、かつ実績もあるETFとして、

NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信【1545】

また、概ね同一コストの

MAXISナスダック100上場投信【2631】

でも良いかと。

 

インデックスファンドでは、初回決算の結果が出た、

<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックス

 

他のETF、ファンドともコスト差がそう大きくないだけに、それぞれのお好みで選択すれば良いでしょう。

SBI証券
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楽天証券
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