インデックス投資全般

各インデックスファンドのベンチマーク(除く配当、配当込グロス、ネット)の比較。ベンチマークとの乖離評価時に注意!

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各アセットクラス毎に多くのインデックスファンドがありますが、そのベンチマークとなる指数、同じ指数を使っていても、実は配当を含む、除く、さらに配当を含む場合でも、その課税を考慮しないグロスと、課税を考慮したネットとに分かれます。

さらに、海外資産の場合、全く同じ指数でも円換算は運用会社が独自に行う事があるため、その使用したレートによって実際のベンチマーク騰落率は大きく異なる事があります。

そこで、各インデックスファンドのベンチマーク(配当有無、課税有無)、及び、その騰落率をまとめました。

ベンチマーク騰落率は2019年9月の月次レポートの値です。表示桁数もレポートに記載されている通り転載しています。

(注1)除く配当、配当込みグロス・ネットの判定には一部管理人の推測が含まる事をご承知おきください。
(注2)騰落率は各ファンドの騰落率ではありません。あくまでベンチマークの騰落率である事に注意して下さい。

[最終更新日:2019.10.26]最新の情報に更新

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なぜベンチマークの値が重要なのか? 違うベンチマークで乖離を評価しても意味なし!

インデックスファンドでは、そのベンチマークに対して正確に連動する運用が求められます。例え、ベンチマークよりリターンが大きかったとしても良い事ではありません。(プラス側でもベンチマークとの乖離が生じるような運用を行っているとしたら、いずれ大きなマイナス乖離を起こす可能性も十分有りえます。)

各ファンド、月報や運用報告書などでファンド騰落率とベンチマーク騰落率を記載し、その差をベンチマークとの乖離と表現しています。

しかし、ベンチマークというのは共通の値であってこそ意味があるものです。各社違う物差しで乖離を評価しても、そこに何の意味もありません。

そこで次章以降、各資産クラス毎に各社が採用しているベンチマークをまとめます。ファンドとベンチマークの乖離を評価するときは、このベンチマークの違いを良く理解して上で評価して下さい。

因みに、ベンチマークが配当除く・込み、グロス・ネットと異なったからと言って、それがファンドの騰落率に影響するわけではありません。詳細は下記記事を参照して下さい。

 

国内債券 ~NOMURA-BPI総合~

ベンチマークはNOMURA-BPI総合です。NOMURA-BPIは経過利子を含みます。(詳細は野村證券金融工学センターのこちらのページ)

ファンドベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim国内債券
eMAXIS国内債券
4.0%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券4.0%
たわらノーロード国内債券4.03%
iFree日本債券インデックス4.0%
Smart-i 国内債券インデックス4.0%
三井住友・日本債券インデックス4.0%
SMT国内債券インデックス4.03%
日本債券インデックスe4.03%
Funds-i 国内債券4.0%

各ファンドンのベンチマーク騰落率も表示桁数こそ違いますが、全て同じです

国内債券についてはベンチマークの違いはありません。

国内債券インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

 

国内株式 ~TOPIX~

ベンチマークはTOPIXです。

配当込配当除くに分かれます。

TOPIXには税引前の配当金を使用する配当込指数と、税引後の配当金を使用する税引後配当込指数があります。(詳細は日本取引所グループのこちらのページを参照)

但し、国内の公募株式投信では、ファンドに配当金が入る時点では課税されませんので、配当込みベンチマークは税引前(グロス)です。

ファンド配当ベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
eMAXIS TOPIXインデックス
配当込-10.4%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイTOPIXインデックス
配当込-10.4%
たわらノーロードTOPIX配当込-10.37%
iFree TOPIXインデックス配当除く-12.6%
Smart-i TOPIXインデックス配当込-10.4%
三井住友・DCつみたてNISA
・日本株インデックス
配当込-10.4%
i-SMT TOPIXインデックス
SMT TOPIXインデックス・オープン
配当除く-12.63%
日本株式インデックスe配当込-10.37%
Funds-i TOPIX配当除く-12.6%

iFree、i-SMT/SMT、Funds-iのベンチマークは配当を含みません。

その他のファンドは配当込み指数です。

TOPIX連動型ファンドの場合、そのベンチマークが配当を含む、除くに注意する必要があります。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

国内株式 ~日経平均株価~

ベンチマークは日経平均株価です。

配当込配当除くに分かれます。(配当込みは日経トータルリターン・インデックス)

日経トータルリターン・インデックスには税引前の配当金を使用する配当込指数と、税引後の配当金を使用する税引後配当込指数があります。(詳細は日本経済新聞社のこちらのページを参照)

但し、国内の公募株式投信では、ファンドに配当金が入る時点では課税されませんので、配当込みベンチマークは税引前(グロス)です。

ファンド配当ベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
eMAXIS 日経225インデックス
配当込-7.8%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ日経平均インデックス
配当込-7.8%
たわらノーロード日経225配当除く-9.80%
iFree 日経225インデックス配当除く-9.8%
Smart-i 日経225インデックス配当除く-9.8%
i-SMT 日経225インデックス
SMT 日経225インデックス・オープン
配当除く-9.80%
日経225インデックスe配当除く-9.80%
野村つみたて日本株
Funds-i 日経225
配当除く-9.8%

配当込はeMAXIS/eMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイのみです。

他のファンドは全て除く配当がベンチマークです。

*<購入・換金手数料なし>ニッセイのマザーファンドは「除く配当」です。このようにマザー・ベビーファンドで異なる場合もあります。

日経平均株価連動型ファンドの場合、そのベンチマークが配当を含む、除くに注意する必要があります。

国内株式(日経平均株価)インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

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先進国債券 ~FTSE世界国債インデックス~

ベンチマークはFTSE世界国債インデックスです。FTSE世界国債インデックスは経過利子を含みます。(詳細はシティのこちらのページ)

そして、先進国債券の場合、利息に対する課税は殆どありませんので外国株式のようにグロス・ネットを考慮する必要はありません。

ファンドベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim先進国債券
eMAXIS先進国債券
2.1%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国債券
2.2%
たわらノーロード先進国債券2.09%
iFree外国債券インデックス2.6%
Smart-i 先進国債券インデックス2.1%
三井住友・DC外国債券2.2%
SMTグローバル債券2.60%
外国債券インデックスe2.60%
Funds-i外国債券2.6%

同じ指数なのですが、ベンチマークの円換算を各運用会社が独自に行っている事からベンチマーク騰落率に大きな差が出ています。

iFree、SMT、インデックスe、Funds-iの4本が他のファンドと大きく異なっています。

先進国債券はベンチマークは同じでも、その為替レートの違いに起因すると思われる違いに注意が必要です。

先進国債券インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

 

全世界株式

全世界株式(除く日本) ~MSCI All Country World Index(除く日本)~

ベンチマークはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)です。

下記4本のファンドは全て配当込ですが、配当の課税を考慮しないグロスと、考慮するネットに分かれます。

ファンド配当課税ベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim全世界株式
(除く日本)
eMAXIS全世界株式
配当込ネット-3.7%
野村つみたて外国株投信配当込グロス-3.2%
三井住友・DCつみたてNISA
・全海外株インデックス
配当込グロス-3.2%

同じ配当込でも、課税を考慮しないグロスと考慮するネットではベンチマーク騰落率が異なります。尚、ネットと言っても日本に対する課税を適切に考慮しているとは限りません(後述の先進国株式を参照の事)

全世界株式(除く日本)[MSCI ACWI(除く日本)]の場合は、配当込み指数を使用していますが、その課税を考慮しているかどうか(ネット・グロス)にも注意する必要があります。

全世界株式インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

 

全世界株式 ~MSCI All Country World Index~

ベンチマークはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスです(含む日本)。

ファンド配当課税ベンチマーク
1ヶ月/6カ月騰落率
eMAXIS Slim全世界株式
(オールカントリー)
配当込ネット3.7%/1.2%
たわらノーロード全世界株式配当込???3.78%/---
(ステート・ストリート)
全世界株式インデックス
配当込グロス3.60%/1.44%

*ステート・ストリート全世界株式は運用報告書で乖離の原因として「配当に係る源泉税」との表記がある事からグロスと判断。
*たわらノーロードのネット・グロスは未だ分かりません。他のファンドからグロスかと思いますが・・・

全て配当込み。eMAXIS Slimだけネットと思われますが、ベンチマーク騰落率に一部矛盾するところもあります。次回決算で再確認要。

全世界株式[MSCI ACWI]の場合は全て配当込み、ただし、その課税を考慮しているかどうか(ネット・グロス)にも注意する必要があります。

全世界株式インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

先進国株式 ~MSCI Kokusai~

ベンチマークはMSCI コクサイ・インデックスです。

先ず、配当込、配当除く(プライス)に分かれ、さらに配当込の場合、配当の課税を考慮しないグロスと考慮するネットに分かれます。

ファンド配当課税ベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim先進国株式
eMAXIS先進国株式
配当込ネット-3.2%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式
配当込ネット-3.2%
たわらノーロード先進国株式配当込グロス-2.67%
iFree外国株式インデックス配当除く----5.1%
Smart-i 先進国株式インデックス配当込グロス-2.7%
i-SMT グローバル株式
SMTグローバル株式
配当除く----4.66%
外国株式インデックスe配当込グロス-2.19%
Funds-i外国株式配当込グロス-2.7%

*インデックスeは運用報告書にベンチマークは配当税引前と明記しているのでグロスと判明。ただし同じグロスの他のファンドと比較し、(ここには示しませんが)期間によってプラスだったりマイナスだったりするので、この違いは円換算レートによるものと推測。 
*i-SMT/SMTは運用報告書にベンチマークが配当を含まないと明記。

同じ配当込でも、課税を考慮しないグロスと考慮するネットではベンチマーク騰落率が大きく異なります。

さらに「除く配当」でもiFree、i-SMT/SMTでベンチマーク騰落率が異なります。おそらく円換算レートによるものと推測。

先進国株式の場合は配当有無だけでなく、その課税を考慮しているかどうか(ネット・グロス)にも注意する必要があります。さらに円換算レートが違う事にも注意。

先進国株式インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

 

配当込み、ネット指数は日本に対する課税を適切に考慮した指数なのか?

配当込み、そして配当課税を考慮したネット、これが日本に対する源泉徴収税を適切に考慮した指数なのかを検証します。

下図は各ファンドの実質コストに対してファンド1年騰落率(2019.9末時点)をプロットしたものです。

MSCI Kokusai 配当込みグロス・ネット

各ファンドの騰落率を結んだ直線(図中グレーの点線)のY切片、即ちコストが0の時の騰落率(図中ピンクの星印)が「真の」ベンチマークとなります。

配当込み・ネットが日本に対する配当源泉徴収税を適切に考慮したものであれば、その騰落率がピンクの星印に一致する筈ですが、実際はそうなっていません。

即ちネットと言えども日本に対して正確な値ではなく、「真の」ベンチマークはネットとグロスの中間にあると推測されます。

 

米国株式 ~S&P500~

ベンチマークはS&P500です。

ファンド配当課税ベンチマーク
1年騰落率
SBI・バンガード・S&P500?????????
eMAXIS Slim米国株式
配当込ネット-2.0%
iFree S&P500インデックス配当除く----3.4%
iシェアーズ米国株式インデックス配当除く----3.42%
(ステート・ストリート)
米国株式インデックス
配当込グロス-1.43%

ファンドにより配当除く(プライス)、配当込(グロス)、配当込(ネット)と分かれます。

米国株式(S&P500)の場合は配当有無だけでなく、その課税を考慮しているかどうか(ネット・グロス)にも注意する必要があります。

米国株式インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

 

新興国株式 ~MSCI Emerging Index~

ベンチマークはMSCIエマージング・マーケット・インデックスです。

*iFreeはベンチマークがFTSE RAFIエマージング インデックスと異なりますので、ここでは除外しました。

先ず配当込、配当除く(プライス)に分かれ、さらに配当込の場合、配当の課税を考慮しないグロスと考慮するネットに分かれます。

ファンド配当課税ベンチマーク
1年騰落率
eMAXIS Slim新興国株式
eMAXIS新興国株式
配当込ネット-7.1%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ新興国株式
配当込ネット-7.2%
たわらノーロード新興国株式配当込グロス-6.76%
Smart-i 新興国株式インデックス配当込グロス-6.8%
三井住友・DC新興国株式配当込グロス-6.8%
i-SMT 新興国株式
SMT新興国株式
配当除く ----9.48%
Funds-i新興国株式配当込グロス-6.8%

*たわらノーロード、三井住友・DCについては運用会社にグロスである事を確認。

新興国株式の場合は配当有無だけでなく、その課税を考慮しているかどうか(ネット・グロス)にも注意する必要があります。

新興国株式インデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

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国内REIT ~東証REIT指数~

全てベンチマークは東証REIT指数です。

東証REIT指数には、TOPIX同様、税引前の配当金を使用する配当込指数と税引後の配当金を使用する税引後配当込指数があります。(詳細は日本取引所グループのこちらのページを参照)

但し、国内の公募株式投信では、ファンドに配当金が入る時点では課税されませんので、配当込みベンチマークは税引前(グロス)です。

ファンド配当ベンチマーク
1年騰落率
(eMAXIS Slim国内リート)
eMAXIS国内リート
配当込27.4%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイJリート
配当込27.4%
たわらノーロード国内リート配当込27.45%
iFree J-REIT配当込27.4%
Smart-i Jリートインデックス配当込27.4%
三井住友・DC日本リート配当込27.4%
SMT J-REIT配当込27.45%
Funds-i J-REIT配当込27.4%

全てのファンドが配当込でベンチマーク騰落率も同じである事から、全く同じ指数であると考えられます。

国内REITについては全て配当込み(グロス)、ベンチマークの違いはありません。

国内REITインデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

先進国REIT ~S&P先進国REIT指数 & S&Pグローバルリートインデックス ~

ベンチマークは<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートだけはS&Pグローバルリートインデックス、それ以外は全てS&P先進国REIT指数です。S&Pグローバルリートインデックスは先進国だけでなく新興国を含みます。

全て配当込ですが、配当の課税を考慮しないグロスと考慮するネットに分かれます。

ファンド配当課税ベンチマーク
1年騰落率
(eMAXIS Slim先進国リート)
eMAXIS先進国リート
配当込ネット9.1%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイグローバルリート
配当込ネット8.8%
たわらノーロード先進国リート配当込グロス10.43%
iFree 外国REIT配当込グロス11.0%
Smart-i 先進国リートインデックス配当込グロス10.4%
三井住友・DC外国リート配当込グロス10.4%
Funds-i 外国REIT配当込グロス10.4%
SMT グローバルREIT配当込グロス10.43%

*ニッセイは電話で確認。

全て配当込みですが、ネット・グロスに分かれます。またiFreeはグロスを使用している他社とベンチマーク騰落率が異なります(為替レートの違い?)

先進国REITについては、配当課税有無(ネット・グロス)について注意が必要。(iFreeはグロスでも値が異なる)

先進国REITインデックスファンドのベンチマークとの乖離は下記記事を参照して下さい。

 

楽天・バンガード・ファンド、SBI・雪だるまシリーズ

事実上FOFである楽天・バンガード・ファンド、及びSBI・全世界株式インデックス・ファンドのベンチマークです。

ファンド配当課税
楽天・全世界株式インデックス・ファンド配当込ネット
楽天・全米株式インデックス・ファンド配当込グロス
楽天・新興国株式インデックス・ファンド配当込ネット
SBI・全世界株式インデックス・ファンド配当込ネット

*楽天・バンガード・ファンドは運用会社に確認。
*SBI・全世界株式インデックス・ファンドは楽天・全世界株式インデックス・ファンドとベンチマーク騰落率が同じである事からネットと推定。

尚、いずれも米国FTFに投資しますが、配当込/ネットでもETFの分配金に対する米国源泉徴収税は含まれていません。よって、この分ベンチマークから下方乖離する事は致し方ありません。

 

まとめ

以上、各アセットクラスのファンド毎にベンチマークの[除く配当]、[配当込み(グロス/ネット)]をまとめました。

基本的に運用会社毎によってベンチマークの配当に対する扱いが決まっているようです。

ファンド配当課税
三菱UFJ国際投信
(eMAXIS Slimなど)
配当込ネット
ニッセイAM
(<購入・換金手数料なし>ニッセイ)
配当込ネット
アセットマネジメントOne
(たわらノーロード)
配当込グロス
野村AM
(Funds-i、野村つみたて)
配当込
(TOPIX除く)
グロス
りそなAM
(Smart-i)
配当込グロス
三井住友DS AM
(三井住友・DC)
配当込グロス
三井住友トラストAM
*(旧)中央三井
(インデックスe)
配当込グロス
大和投資信託
(iFree)
配当除く---
三井住友トラストAM
(SMT/i-SMT)
配当除く---

*国内・先進国債券、日経平均、国内・先進国リートを除く

さらに、iFree、SMT/i-SMT、インデックスe、Funds-iは同じベンチマークでも円換算時の為替レートの違いに起因すると思われるベンチマーク騰落率の違いが見られます。

 

このようにベンチマークに違いがある中、運用報告書、月報記載の乖離を見ても何の意味もありません。

もしベンチマークが「配当除く」であれば、実際のファンドは配当がある分、必ずプラス乖離の要因になります。

「配当込み(グロス)」であれば、その配当課税分、マイナス乖離になるでしょう。

「配当込み(ネット)」でも、その源泉徴収税率が日本に対して適切に考慮されていると言えません。先進国株式での結果を見ると若干源泉税を多めに見積もっているように思えます。「配当込み(ネット)」のファンドではベンチマークとの乖離が殆ど"0"という結果になる事がありますが、これはベンチマークがマイナス側に見積もられている事によるプラス要因と、コスト起因によるマイナス要因がたまたま同じになっただけです。

運用報告書や月次レポートのベンチマークとの乖離を信じてはいけない。

ファンド間の比較を行うときは、実際のファンド騰落率とコストの依存性から評価する事が必要。

 

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