ファンド紹介・解説

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの評価・評判・人気。

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米国株式、NASDAQ(ナスダック)上場銘柄のうち時価総額上位100(除く金融)から構成されるNASDAQ100指数との連動を目指すインデックスファンドiFreeNEXT NASDAQ100インデックスについて解説します。

[最終更新日:2021.8.13]全て最新の情報に更新。
*本記事は原則2021.7末日時点の情報に基づき記載しています。

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iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの基本情報

大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンドには、多くのファンドをラインアップするiFreeシリーズがありますが、iFreeシリーズがシンプルなインデックスファンドなのに対し、iFreeNEXTシリーズは「特徴のある成長分野に着目した個性ある」インデックスファンドシリーズです。  (iFree公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは、米国株式 NASDAQ100との連動を目指して運用するiFreeNEXT NASDAQ100インデックス

先ず、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの基本情報をまとめます。

運用会社大和アセットマネジメント
設定日2018年8月31日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークNASDAQ100(配当除く)
購入時手数料販売会社が定める率
*現在徴収している販売会社は無
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.495% 
実質コスト0.579%(*)
純資産総額 325.0億円(2021.7.30時点)
(マザーファンド) 純資産総額 8,770億円(2020.8.31時点)
分配金実績
つみたてNISA対象外
SBI証券ポイント還元年率0.10%
(対象投資信託1,000万円以上保有で0.20%)
楽天証券ポイント還元年率0.048%
マネックス証券ポイント還元年率0.080%

(*)実質コストは2020.8.31決算より。投資先ETF経費率を含まず(詳細は後述)。

 

投資対象

ベンチマークNASDAQ100[配当除く]で、米国NASDAQ市場に上場している金融を除いた上位100銘柄の株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。(組入上位10銘柄)

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

画像引用:iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 月次レポート(2021/7)

Apple、Microsoft、Amazon、Alphabet(Google)、Facebookといった所謂「GAFAM」が多くを占め、これにTeslaが含まれます。

尚、9位に入っているInvesco QQQはNASDAQ100との連動を目指すETFです。後述するように、このQQQの経費率も投資家が負担する事になります。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの信託報酬は0.495%(税込)

実質コストは0.579%(後述するETF経費率含まず)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

*購入時手数料は基本的には販売会社が決定しますが、現時点では徴収している販売会社はありません。

 

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの実質コストとQQQ経費率

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスファミリーファンド方式で運用されますが、設定当初はマザーファンドが米国ETF QQQに投資する事実上のFoFとなっていました。

2019.8.30の第1期決算時点では100%をQQQに投資しており、QQQの経費率(0.20%)もファンドが負担する事になります。(実質コストが0.20%上乗せされる事と等価)

ただし、2020.8.31の第2期決算時点ではQQQの比率は13.2%、2021.7末時点では3.0%まで下がっており、ほぼ現物株式での運用、現時点での実質コストは0.579%に近いと思って良いでしょう。

*以下、各種解析にはiFree NEXTがQQQに5%投資していると仮定して、実質コスト 0.579%(2期目実質コスト) + 0.20% x 5% = 0.589%を用います。

 

他社 NASADAQ100インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

他社のNASDAQ100インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

尚、ファンド名の下に設定日を記載しています。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド
[設定日]
信託報酬
[実質コスト]
純資産総額
(億円)
[2021.8.31時点]
1PayPay投信NASDAQ100インデックス
[2021.6.29]
0.4180%
[決算前]
3.0
2eMAXIS NASDAQ100インデックス
[2021.1.29]
0.4400%
[決算前]
168.2
2NZAM・ベータNASDAQ100
[2020.3.12]
0.4400%
[1.671%]
18.2
4インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
[2020.8.31]
0.4840%
[0.654%]
136.4
5iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
[2018.8.31]
0.4950%
[0.579%]
351.8

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

NASDAQ100をベンチマークとするファンドではiFreeNEXT NASDAQ100インデックス信託報酬は5位、最安値のPayPay投信 NASDAQ100インデックスに比べ0.077ポイント、2番手のeMAXISNZAM・ベータに比べ0.055ポイント高くなっています。

ただし、iFreeNEXT以外の4本は2020年以降に設定された新しいファンドで、NZAM・ベータは初回決算で実質コストが非常に高く、残り3本は決算前で未だ実質コストがわかりません。

 

信託報酬の変更履歴

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、未だ信託報酬を引下げた実績はありません。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2018/8/31
 0.486%新規設定。
2019/10/10.495%消費税増税(8%-->10%)
?????? 

他社がiFreeNEXTより低いコストでNASDAQ100連動型インデックスファンドを新規に設定してきただけに、是非、対抗した引下げを期待したいところです。

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iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からiFreeNEXT NASDAQ100インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの人気・評判

2019年までは殆ど売れていませんでしたが、2020年に入り急激に資金流入が増え、ここ最近は10~20億/月と比較的人気のあるファンドです。

純資産総額も2021年7月には325億円と300億円を突破しました。

NASDAQ100連動型インデックスファンドの中では、eMAXIS NASDAQ100インデックスと資金流入額トップの座を争っています。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じNASDAQ100でも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込で配当課税を適切に考慮したインデックスを、ここではベンチマークと定義します。

下図は2021年7月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンド(ETFを含む)でプロットしたものです。

1年以上の運用実績があるインデックスファンド2本(iFreeNEXT、NZAM)に加え、東証上場ETF NEXT FUNDS【1545】、及び米国ETF Invesco QQQのデータもプロットします。

*QQQは分配金10%課税後再投資した場合の終値での円換算騰落率。(終値は米国Yahoo Finance、分配金は米国Invesco社サイトより引用)

グレーの点線が、傾き=-(1+ベンチマークの騰落率)、切片=ベンチマークの騰落率です。ベンチマークとの乖離がなければこの点線上に乗る筈です。
*配当込みで米国源泉徴収税率を適切に考慮したベンチマークの正確な値は分かりませんので、多くのファンドがコスト要因以外での乖離がないであろうとの仮定の下、管理人の主観で決めています。

*図中△は東証ETF、◇は米国ETF QQQ

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの評価

各ファンド、ETFとも図中グレーの点線上にのっており、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、コスト要因以外のベンチマークとの乖離がない運用になっていると推測出来ます。

 

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの分配金

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは分配金を出した実績はありません。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては分配金を出さない投資信託の方が有利です。
分配金を出すか否かは運用会社が決定しますが、多くのインデックスファンドが分配金を出さない、無分配としています。
勿論、保有する株式から出た配当はファンドの資産となり、基準価額の上昇につながります。

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まとめ

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100との連動を目指すインデックスファンドの先駆け的存在。

遅れて設定された他社ファンドよりも信託報酬は若干高くなりますが、運用実績があるのは本ファンドだけ、資金流入も2020年以降、順調に伸びています。

NASDAQ100に投資するなら有力な選択肢の一つとなるファンドです。

 

販売会社

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
三井住友カードで投信積立が出来ます。還元率0.5%、2021.12.10まではキャンペーンで1.5%。(ゴールド、プラチナカードはさらに還元率アップ)。
*三井住友カード(NL/ナンバーレス)なら年間費無料。
公式サイト SBI証券三井住友カード(NL)

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券楽天カード

SMBC日興証券(ダイレクトコース)
大手店頭証券で唯一低コストファンドを取扱い(ダイレクトコースのみ)。
国内株式を定額(100円~)、買付手数料無料(100万円以下)で買付・積立出来、さらにdポイントも使えるキンカブ・日興フロッギーも魅力の証券会社。
公式サイトSMBC日興証券

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
公式サイト松井証券

マネックス証券
マネックスカードによる投信積立今冬開始予定。マネックスカードは既に発行を開始しキャンペーン実施中!
参考記事マネックスカード、2021.10.31まで還元率アップ(3%)等のキャンペーン実施中。

その他のネット証券
岡三オンライン証券auカブコム証券等。

尚、NASDAQ100はつみたてNISAの指定インデックスではない為、つみたてNISAでは購入できません。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)ではマネックス証券iDeCoが取り扱っています。

公式サイトマネックス証券 iDeCo

 

他のNASDAQ100インデックスファンド、及び東証上場ETF、さらに米国ETF QQQとの比較は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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