ファンド比較、運用状況、決算

【国内債券インデックスファンドの評価】2019-2020年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

投稿日:

NOMURA-BPI総合との連動を目指す国内債券インデックスファンドについて純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

*原則3~6カ月毎に更新します。

[最終更新日:2020.1.18]2019年12月末日時点の情報に更新

*本記事は2019年12月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)を確認します。

スポンサーリンク

比較した国内債券インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2019年12月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*信託報酬は税込み、実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかるとして消費税率10%に換算した概算値です。
*DC専用ファンドは参考値扱い。(表中グレーの行のファンド)

ファンド信託報酬
(実質コスト)
設定日純資産総額(億円)
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)0.1320%
(0.135%)
2012/10/29381.8
eMAXIS Slim国内債券インデックス0.1320%
(0.135%)
2017/2/2778.6
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド0.1320%
(0.133%)
2015/1/2980.9
iFree 日本債券インデックス0.1320%
(0.138%)
2016/9/82.2
Smart-i 国内債券インデックス0.1320%
(0.144%)
2017/8/295.5
たわらノーロード国内債券0.1540%
(0.156%)
2015/12/18125.8
三井住友・日本債券インデックス・ファンド0.1760%
(0.179%)
2002/1/4778.2
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド0.3850%
(0.387%)
2009/2/232.7
SMT国内債券インデックス・オープン0.4070%
(0.413%)
2008/1/9242.3
日本債券インデックスe0.4070%
(0.413%)
2010/4/619.4
野村インデックスファンド・国内債券[Funds-i]0.4400%
(0.442%)
2010/11/2644.8
eMAXIS 国内債券インデックス0.4400%
(0.443%)
2009/10/28134.9
(日興)インデックスファンド日本債券0.4950%
(0.499%)
2001/10/1796.1

*参考データとして比較する三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)は、SBI証券(オリジナルプラン)マネックス証券松井証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っています。

信託報酬最安値はeMAXIS Slim国内債券インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドiFree日本債券インデックスファンドSmart-i国内債券インデックスファンドの4本。

Smart-iが先に信託報酬引下げを発表したものの、すぐにeMAXIS SlimiFree<購入・換金手数料なし>ニッセイも対抗し、現時点では同率で4本が首位となっています。

実質コストではSmart-i以外の3本はほぼ同等。

Smart-iは2期目決算結果が出ましたが、その実質コスト、1期目より0.005%下がったものの、まだ若干高めです。

純資産総額トップは三井住友・日本債券インデックス・ファンド。ここで取り上げたファンドの中では日興インデックスに次いで古く、その純資産総額778億円と2位以下を大きく引き離してのトップです。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


資金流出入額 [国内債券インデックスファンド 人気ランキング]

2019年10~12月の概算の月次資金流出入額(*)3カ月合計、及び2019年1年間の累計を見てみます。

10~12月の資金流出入額が大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

国内債券インデックスファンド 資金流出入額
2019年10~12月2019年累計
順位ファンド(億円)順位(億円)
1SMT国内債券インデックス・オープン20.5436.5
2たわらノーロード国内債券17.2256.7
3三井住友・日本債券インデックス・ファンド16.61112.5
4eMAXIS Slim国内債券インデックス13.6356.3
5<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド5.5516.1
6三菱UFJ 国内債券インデックスファンド3.094.7
7eMAXIS 国内債券インデックス2.712-3.7
8Smart-i 国内債券インデックス2.084.8
9インデックスファンド日本債券1.375.7
10iFree 日本債券インデックス0.6100.4
11野村インデックスファンド・国内債券[Funds-i]0.369.5
12日本債券インデックスe-0.611-0.7
参考三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)21.2参考95.4

直近3カ月の1位はSMT国内債券インデックス・オープン

2019年累計の1位は純資産総額トップの三井住友・日本債券インデックス・ファンド

最安値ではないものの比較的低コストのたわらノーロード国内債券が3カ月、1年とも2位に入っています。

一方、信託報酬最安値の4本、eMAXIS Slim国内債券インデックスが年間3位と唯一健闘しているものの、他の3本はあまり売れていません。

特に、iFreeSmart-iが苦戦しています。

スポンサーリンク

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は?

2019年12月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的には(配当・利息課税を適切に考慮した)インデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。

国内債券の場合、利息が出てもそれに課税される事無くファンドの資産となりますので、指数がそのままインデックス騰落率となります。(ここではたわらノーロード月報記載の値をインデックス騰落率として使用します)

 

3カ月・1年騰落率

3カ月、及び1年間の騰落率を実質コストに対してプロットします。

国内債券インデックスファンド

国内債券インデックスファンド

図中、茶色の点線がインデックス騰落率。グレーの点線は傾き=-(1+インデックス騰落率)、切片=インデックス騰落率の直線です。ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)が無ければ、この線上にのる筈です。

3カ月騰落率ではファンドにより大きなバラツキがあり、特に、<購入・換金手数料なし>ニッセイがマイナス側に乖離しているように見えます。

一方、1年騰落率になると殆どのファンドが、その実質コストに応じた騰落率になっており、コスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない事が分かります。

そして、コストの低いファンドが順当に騰落率も高くなっています。

 

まとめ & おすすめファンド

以上、国内債券インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

純資産総額、資金流入額ともに大きいのは三井住友・日本債券インデックス・ファンド

比較的新しい超低コストのファンドの中ではたわらノーロードeMAXIS Slimが売れています。

ベンチマークとの乖離は1年騰落率で見る限り多くのファンドで概ね問題有りません。

 

国内債券インデックスのおすすめファンド

本サイトが選ぶ現時点でのおすすめファンドは、

期待リターンが低い国内債券だけにコストを最重要視し、信託報酬最安値で将来にわたってその座を維持するであろう

eMAXIS Slim 国内債券インデックス

資金流入は安定しており、純資産も徐々に大きくなってきています。

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券岡三オンライン証券など。

尚、国内債券インデックスファンドはつみたてNISAでは購入できません。つみたてNISAで国内債券に投資したい場合はバランスファンドを購入する事になります。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)で信託報酬最安値の三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)を取扱っているのは、SBI証券 iDeCo(オリジナルプラン)マネックス証券 iDeCo松井証券 iDeCoです。

 

 

 

他のアセットクラスの最新の情報・結果は下記記事を参照して下さい。

先進国株式インデックスファンド

新興国株式インデックスファンド

米国株式インデックスファンド

全世界株式インデックスファンド

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

国内株式(JPX日経インデックス400)インデックスファンド

国内株式(JPX日経中小型株指数)インデックスファンド

先進国債券インデックスファンド

国内債券インデックスファンド (本記事)

新興国債券インデックスファンド

先進国REITインデックスファンド 

国内REITインデックスファンド

 

スポンサーリンク

応援お願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

-ファンド比較、運用状況、決算

Copyright© しんたろうのお金のはなし , 2020 All Rights Reserved.