ファンド比較、運用状況、決算

【国内株式(TOPIX)インデックスファンドの評価・比較】おすすめの投資信託は?人気ランキング、運用成績の比較(2022年版)。

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TOPIX

TOPIXとの連動を目指す国内株式インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

*原則3~6カ月毎に更新します。

[最終更新日:2022.1.11]2021年12月末日時点の情報に更新。

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

*本記事は原則2021年12月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離を確認します。

尚、ベンチマークとの乖離、各社、決算時の運用報告書や月報に記載されていますが、これを信じてはいけません。同じTOPIXといっても、各社のベンチマークは配当込・除くと2種類有り、そのベンチマーク騰落率が異なるからです。

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比較した国内株式(TOPIX)インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2021年12月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*信託報酬・実質コストは税込み(消費税10%)
*DC専用ファンドは参考値扱い。(表中グレーの行のファンド)

ファンド信託報酬
(実質コスト)
設定日純資産総額(億円)
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)0.1540%
(0.159%)
2017/2/27444.7
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド0.1540%
(0.156%)
2015/4/27462.8
iFree TOPIXインデックス0.1540%
(0.161%)
2016/9/868.7
Smart-i TOPIXインデックス0.1540%
(0.164%)
2017/8/2926.1
東京海上セレクション・日本株TOPIX0.1540%
(0.166%)
2001/9/25274.3
野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX0.1540%
(0.158%)
2007/9/27227.8
One DC 国内株式インデックスファンド0.1540%
(0.157%)
2007/9/27661.4
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.1760%
(0.187%)
2011/12/9614.5
たわらノーロードTOPIX0.1870%
(0.190%)
2017/3/2140.1
i-SMT TOPIXインデックス0.1870%
(0.194%)
2018/1/121.6
(三菱)つみたて日本株式(TOPIX)0.1980%
(0.203%)
2017/8/16131.3
日本株式インデックスe0.4070%
(0.413%)
2010/4/633.1
SMT TOPIXインデックス・オープン0.4070%
(0.414%)
2008/1/9215.8
野村インデックスファンド・TOPIX[Funds-i]0.4400%
(0.444%)
2010/11/2643.2
eMAXIS TOPIXインデックス0.4400%
(0.446%)
2009/10/28165.3
[日興]インデックスファンドTOPIX(日本株式)0.6820%
(0.686%)
2001/10/31202.7

野村アセットマネジメントが同社の確定拠出年金用ファンド(野村国内株式インデックスファンド・TOPIXなど)信託報酬引下げを2019年2月6日に発表したのを契機に、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)iFree TOPIXインデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドと引下げが相次ぎ、

さらにSmart-i TOPIXインデックスも2020年2月28日、東京海上セレクション・日本株TOPIXが2020年10月1日に引下げ、

現在この5本が同率で信託報酬最安値となっています。

この引下げからかなり経ちますが、その後、各社、信託報酬引下げはありません。日経平均株価連動型ですがPayPay投信日経225インデックスが2021年3月8日に信託報酬 0.143%(税込)で設定されたものの、これに対抗する動きも現時点ではありません。

純資産総額1位は三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドで615億。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドも設定から約6年半強ですが463億円と健闘しています。

常に最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)も設定が新しい事を考慮すると十分大きな純資産総額です。

一方、たわらノーロード、iFree TOPIXインデックスは40~70億、i-SMTはまだ1.6億です。

当初、実質コストが非常に大きかったSmart-iは、徐々に信託報酬以外のコストが下がり、現在ではほぼ他のファンドと同等になってきましたが、純資産総額は26億に留まっています。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


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資金流出入額 [国内株式(TOPIX)インデックスファンド 人気ランキング]

2021年10~12月の概算の月次資金流出入額(*)3カ月合計、及び2021年累計(1~12月)を見てみます。

2021年10~12月の資金流出入額が大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

国内株式(TOPIX)インデックスファンド 資金流出入額
2021年10~12月2021年累計
順位ファンド(億円)順位(億円)
1eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)46.71157.3
2三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド30.62109.7
3<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド22.1375.9
4(三菱)つみたて日本株式(TOPIX)14.8448.7
5iFree TOPIXインデックス8.9535.5
6eMAXIS TOPIXインデックス6.414-29.2
7SMT TOPIXインデックス・オープン5.4623.9
8東京海上セレクション・日本株TOPIX4.4105.8
9野村インデックスファンド・TOPIX3.9811.5
10たわらノーロードTOPIX3.9713.8
11Smart-i TOPIXインデックス2.199.0
12i-SMT TOPIXインデックス0.1110.8
13日本株式インデックスe-0.113-1.9
14インデックスファンドTOPIX(日本株式)-1.112-1.5
参考One DC 国内株式インデックスファンド50.1参考136.4
参考野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX10.8参考20.5

直近3カ月の上位3ファンドは、

1位 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

2位 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

3位  <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

2021年累計(1~12月)でも同一順位です。

信託報酬同率最安値ながら資金流入が伸びないのがSmart-i。また、比較的低コストのたわらノーロード、i-SMTもあまり売れていません。

 

eMAXIS Slim、三井住友・DC、<購入・換金手数料なし>ニッセイの月次資金流出入額の比較

直近3ケ月、2021年累計で1位~3位のeMAXIS Slim三井住友・DCつみたてNISA<購入・換金手数料なし>ニッセイ、この3本の月次資金流出入額の推移を見てみます。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドの人気・評判

3本が競い合っている状態ですが、その中で2019年に頭一つ抜け出したのが三井住友・DCつみたてNISA。確定拠出年金などで購入している方が多いのか、毎月の資金流入額が安定しています。

しかし、2020年以降はeMAXIS Slimが急速に伸びてトップに躍り出ました。特に2020年3月、2021年3月のように全体的に資金流入が多い月に、他ファンドよりeMAXIS Slimに大きな資金が流入する傾向に見えます。スポットで購入する方が多かったのでしょう。

一方、<購入・換金手数料なし>ニッセイは資金流出の月があるなど安定しません。

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リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離は?

2021年12月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から管理人が独自に計算した結果です。
*騰落率は全て分配金再投資時(分配金課税無)の基準価額より計算。

*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的には配当課税を適切に考慮したインデックス(指数)騰落率(これを「真のインデックス」と定義)から決まる傾き、切片の直線になります。国内株式の場合、配当が出ると、それに課税される事無くファンドの資産に入りますので、配当込指数が「真のインデックス騰落率」となります。

図中、茶色の横線は配当込指数の値です。そして、グレーの点線が傾きが-(1+インデックス騰落率)、切片(コストが0の時)がインデックス騰落率(=配当込指数)の直線です。

*配当込み指数値は日本取引所グループ・サイトより引用。

3カ月騰落率

先ずは、2021年12月末日時点の3カ月騰落率を見てみます。

実質コスト/4に対して3カ月騰落率をプロットします。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドの評価・比較

各ファンド、概ねコストと配当込み指数から決まる図中グレーの線上にのっていますが、超低コスト(実質コスト<0.2%)のファンドは、そのコスト差が小さい事もあり、ファンド間の差は良く分かりません。

ただ、東京海上が大きくプラス側に、さらに厳密には野村DC、Funds-iが若干プラス側に乖離しているように見えます。

 

1年騰落率

次に2021年12月末日時点の1年騰落率を見てみます。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドの評価・比較

殆どのファンドが配当込み指数から決まる図中グレーの線上にのっており、それぞれのコストに応じた騰落率となっています。これはコスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない事を意味します。

ただ、3カ月騰落率と同様、東京海上が大きくプラス側に、さらにiFreeも若干プラス側に乖離しているように見えます。

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まとめ & 国内株式(TOPIX)のおすすめファンド(投資信託)は?

以上、国内株式(TOPIX)インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

人気を集めている=資金流入額が大きいのがeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

信託報酬はeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドiFree TOPIXインデックス、そしてSmart-i、東京海上セレクションが同率最安値です。

ベンチマークとの乖離は東京海上セレクションでプラス乖離が見られたものの、多くのファンドで概ね問題なく、コストで説明できる騰落率となっています。

 

おすすめの国内株式(TOPIX)インデックスファンド

(ここでは示しませんでしたが)マザーファンドの大きさ、資金流入額の多さ、さらに今後の信託報酬引下げ競争でも優位にたつであろう点を考慮すれば、

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

が現時点のおすすめファンド。

ただ、コスト差が小さいことから、

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドiFree TOPIXインデックスを選択しても大きな差はないでしょう。

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

 

販売会社

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)は主にネット証券で取り扱っています。

SBI証券
投資信託保有で毎月TポイントまたはPontaポイントがもらえます。さらにT or Pontaポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
(つみたてNISAでも購入可能)
三井住友カードで投信積立が出来ます。還元率0.5%(ゴールド、プラチナカードはさらに還元率アップ)。
*三井住友カード(NL)なら年間費無料。
公式サイト SBI証券三井住友カード(NL)

楽天証券
楽天ポイントで投資信託を購入出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト楽天証券楽天カード

マネックス証券
(つみたてNISAでも購入可能)
マネックスカードによる投信積立2022.2下旬開始予定。
公式サイトマネックス証券
参考記事マネックスカード(クレジットカード)、投信積立決済サービス開始予定(2022年1月以降)!

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでも購入可能、但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
公式サイト松井証券

その他のネット証券
auカブコム証券岡三オンライン等。

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります。またつみたてNISAでしか購入できない金融機関もあります)

また、参考データとして取り上げたOne DC国内株式インデックスファンドは確定拠出年金専用ファンドで、個人型確定拠出年金(iDeCo)ではマネックス証券 iDeCo松井証券 iDeCoで取扱っています。

 

TOPIXとの連動を目指すETFの比較については下記記事をご覧ください。

 

他のアセットクラスの最新の情報・結果は下記記事を参照して下さい。

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