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【インデックスファンド評価・解説】<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

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<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

国内の株式に投資し、TOPIXとの連動を目指すインデックスファンド<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドについて解説します。

[最終更新日:2020.4.15]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2020.3月末日時点の情報に基づき記載しています。

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<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの基本情報

購入・換金手数料なしシリーズは、「徹底した低コスト」、「シンプルで分かりやすい」、「組合わせ方は自由」の三つを特徴・コンセプトとしたニッセイアセットマネジメントが運用するインデックスファンド・シリーズで、インデックスファンド低コスト化の先駆け的存在です。

今回解説するのは、国内の株式に投資する<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

先ず、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの基本情報をまとめます。

運用会社ニッセイアセットマネジメント
設定日2015年4月27日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークTOPIX(配当込み)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1540% 
実質コスト0.157%
純資産総額 252.95億円(2020.4.14時点)
(マザーファンド) 純資産総額 682億円(2020.2.20時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークTOPIX[配当込]で、国内の株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]の2種類ありますが、実際の運用成績は(過去においては)変わりません。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

ただ、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意して下さい。ベンチマークが配当込みですので、通常はファンドの方がコスト分だけ騰落率が低くなります。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

投資銘柄

投資している銘柄数は1,860(2020.2.20時点)、TOPIXの構成銘柄数は2,159(2020.2月末日時点)ですので、約86%を保有している事になります。

(注)インデックスファンドでも、そのベンチマーク対象銘柄を全て保有しているとは限りません。各社のモデルに基づき、ベンチマークと連動するよう一部銘柄のみでポートフォリオを構成する場合もあります(層化抽出法など)。

組入上位10業種、10銘柄は下表のとおり。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

画像引用:<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 月報(2020/3)

日本を代表する企業が上位を占めていますが、

1位のトヨタ自動車でも3.7%と、日経平均株価に比べ広く分散されている事がわかります。

また、日経平均株価では、1位 ファーストリテイリング、2位 ソフトバンクの2社で全体の約13%を占めますが、TOPIXではソフトバンクが1.5%、ファーストリテイリングは上位10位にも入っていません。

尚、TOPIXでは三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFGといった銀行業の比率が5.2%と高いのも特徴です。

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの最大の魅力は、何と言っても信託報酬の低さ。

信託報酬 0.1540%(税込)です。

一時期はeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)にトップの座を譲りましたが、2019.6.27からの引下げで再度同率一位となりました。

実質コスト0.157%(税込)。信託報酬以外のコストも十分低くなっています。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

他社 国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

TOPIXをベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)0.1540%0.160%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド0.1540%0.157%
1iFree TOPIXインデックス0.1540%0.162%
1Smart-i TOPIXインデックス0.1540%0.180%
5三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.1760%0.186%
6たわらノーロードTOPIX0.1870%0.190%
6i-SMT TOPIXインデックス0.1870%0.193%
8(三菱UFJ)つみたて日本株式(TOPIX)0.1980%0.202%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの信託報酬は、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)iFree TOPIXインデックス、Smart-i TOPIXインデックスと並び1位、

ただ、上表にあげたファンドであれば先進国株式、新興国株式のように大きな差がある訳ではありません。

 

信託報酬の変更履歴

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、設定から3回の信託報酬引下げを行っています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2015/4/27
 0.3132%新規設定
2016/11/180.19444%iFree、三井住友・DCに対抗
2018/2/210.17172%eMAXIS Slimに対抗
2019/6/270.1512%eMAXIS Slim、iFreeに対抗
2019/10/10.1540%消費税増税(8%-->10%)

2018.2.21の信託報酬引下げ(2017.10.6公表)は、先に引下げを発表したeMAXIS Slimを下回る設定でしたが、eMAXIS Slimもすぐに再度の引下げを実施し、その後再々度の引下げを実施したeMAXIS Slimに負けていました。

しかし、2019.6.27の引下げで再度同率最安値となりました。

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<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額から、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

2017年以降は概ね毎月5~10億円の資金流入が続いていましたが、2019年に入り月により流出入の差が大きくなり、資金流出の月もあります。

それでも、TOPIX連動型インデックスファンドの中では比較的売れているファンドです。

また、純資産総額は250億円を超え、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドとならび十分大きいファンドになっています。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じTOPIXでも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込インデックスを、ここではベンチマークと定義します。
尚、国内株式の場合、所有する銘柄から配当があっても、それに課税される事無くファンドの資産となります。

下図は、2020年3月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

図中グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、信託報酬、そして実質コストでも概ね同率のeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)iFree TOPIXインデックスと同等の騰落率で、その低いコストに応じた高い騰落率になっている事がわかります。そしてベンチマークとの乖離も殆どありません。

 

まとめ

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、信託報酬・実質コスト最安値、若干資金流出入が安定していない印象を受けますが、運用自体は問題ありません。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドとして、お勧めできるファンドの一つです。

懸念点を強いてあげるとすれば、マザーファンド純資産総額がeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドに比べ小さい点。ただ、それでも600億円以上はありますので、そう心配する必要はないでしょう。

 

販売会社

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは下記の金融機関で購入出来ます。

*主にネット証券、ネット取引での取扱いとなります。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天スーパーポイントがもらえます。さらに楽天スーパーポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト楽天証券楽天カード

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでも購入可能、但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
公式サイト松井証券

その他のネット証券
マネックス証券岡三オンライン証券GMOクリック証券等。

大手店頭証券
SMBC日興証券(ダイレクトコースのみ)

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります。またつみたてNISAでしか購入できない金融機関もあります)

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド  (本記事)

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

iFree TOPIXインデックス

たわらノーロード TOPIX

つみたて日本株式(TOPIX)

 

他の国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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