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【インデックスファンド評価・解説】eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)。

投稿日:2018年9月13日 更新日:

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

国内の株式に投資し、TOPIXとの連動を目指すインデックスファンドeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)について解説します。

[最終更新日:2019.9.18]消費税10%表記に変更。
[2019.8.26]ライバルファンドのつみたて日本株式の実質コスト更新。
[2019.8.6]実質コストを2期目の値に更新。
ライバルファンドのSmart-i実質コスト更新。
[2019.5.24]ライバルファンドのiFree、<購入・換金手数料なし>ニッセイの信託報酬引下げを反映。
[2019.4.26]2019.5.14からの信託報酬引下げ、及びベンチマーク配当込へ更新。
一部を最新情報に更新。
[2019.4.9]<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXの実質コストを更新。
[2019.2.9]純資産総額、他社ファンドの信託報酬・実質コストを最新情報に更新。
[2019.1.23]2019.2.15からの信託報酬引下げに対応。
[2018.9.13]初版

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eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の基本情報

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」をコンセプトとした三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドで、「他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、今も、そしてこれからも業界最低水準を目指し続ける」と公表しています。実際、設定から既に数回の信託報酬引下げを行い、常に最低水準の座を維持しています。

今回解説するのは、国内の株式に投資するeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

先ず、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2017年2月27日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークTOPIX(配当込)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1540% 
実質コスト0.159%
純資産総額 79.07億円(2019.4.25時点)
(マザーファンド) 純資産総額 2,450億円(2019.3.25時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークTOPIX[配当込]で、国内の株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]の2種類ありますが、本ファンドは2019.7.1より[除く配当]から「配当込」に変更になりました。ただ、実際の運用成績が変わるわけではありません。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

 

投資銘柄

投資している銘柄数は2,104(2018.8月末日時点)、TOPIXの構成銘柄数は2102(2018.7月末日時点)ですので、ほぼ100%保有している事になります。

組入上位15銘柄は下表のとおり。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

画像引用:eMAXIS Slim先進国株式 マンスリーレポート(2018/8)

日本を代表する企業が上位を占めていますが、

1位のトヨタ自動車でも3.4%と、日経平均株価に比べ広く分散されている事がわかります。

また、日経平均株価では、1位 ファーストリテイリング、2位 ソフトバンクの2社で全体の約13%を占めますが、TOPIXではソフトバンクが1.9%、ファーストリテイリングは上位15位にも入っていません。

尚、TOPIXでは三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFGといった銀行業の比率が高いのも特徴です。

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の最大の魅力は何と言っても信託報酬の低さ。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドとしては最低水準の0.1540%(税込)

実質コスト0.159%(税込)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

受益者還元型信託報酬

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、下表のように純資産総額に応じて信託報酬率が変わる受益者還元型信託報酬を採用しています。

純資産総額信託報酬(税込)
500億円未満の部分0.1540%
500億円以上1,000億円未満の部分0.1485%
1,000億円以上の部分0.1430%

 

他社 国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

TOPIXをベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

 ファンド信託報酬実質コスト
1eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)0.1540%0.159%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド0.1540%0.157%
1iFree TOPIXインデックス0.1540%0.162%
4Smart-i TOPIXインデックス0.1705%0.196%
5三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.1760%0.195%
6たわらノーロードTOPIX0.1870%0.189%
6i-SMT TOPIXインデックス0.1870%0.193%
8(三菱UFJ)つみたて日本株式(TOPIX)0.1980%0.202%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の信託報酬は、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスiFree TOPIXインデックスと同率で最安値、

上記、受益者還元型信託報酬もあり、コストで選ぶなら常に最低水準の信託報酬を目指すeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と言って良いでしょう。

ただ、先進国株式、新興国株式のように他のファンドと大きな差がある訳ではありません。

 

信託報酬の変更履歴

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、業界最低水準の信託報酬を目指し続けるというコンセプト通り、既に設定から複数回の信託報酬引下げを行っています。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2017/2/27
 0.1944%新規設定
2017/10/20.1836%たわらノーロード、iFree TOPIXの引下げに対抗
2017/11/100.17172%<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXの引下げに対抗
2019/2/150.1674%Smart-i TOPIXの引下げに対抗
2019/5/140.1512%野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX等に対抗
2019/10/10.1540%消費税増税(8%-->10%)

2017年2月に新規設定された後、既に4回の信託報酬引下げを行い、(一時期を除き)最低水準の信託報酬を実現しています。

 

 

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額から、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

2017年末より急激に資金流入が増え、ほぼ毎月2~6億円の安定した資金流入が続いています。純資産総額も設定から1年半で40億円を超えています。

今、最も売れている国内株式(TOPIX)インデックスファンドの一つになります。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じTOPIXでも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込インデックスを、ここではベンチマークと定義します。
尚、国内株式の場合、所有する銘柄から配当があっても、それに課税される事無くファンドの資産となります。

下図は、2018年8月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

図中グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、最もコストが低く、そして、その低いコストに応じた高い騰落率になっている事がわかります。そしてベンチマークとの乖離も殆どありません。

尚、上図は2018年8月末時点の1年間騰落率ですが、信託報酬引下げを複数回行っているeMAXIS Slimは、この1年の平均信託報酬が0.1750%となります。2019.5.14以降の信託報酬率は0.1512%(2019.10より消費税増税で0.154%)ですので、今後はさらに低いコスト、そして他のファンドより高い騰落率になるでしょう。
(2019.6以降、<購入・換金手数料なし>ニッセイ、iFreeも同じ信託報酬となりましたので、この3本は概ね同等の騰落率となるでしょう。)

 

まとめ

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、他社類似ファンドが引下げを行っても、(今までの実績では)即座に、それに対抗した引下げを行うなど、将来にわたってコスト面では優位にたつであろうファンドです。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドとして、お勧めできるファンドの一つとなります。

まだ設定から日が浅い事もあり、ファンド純資産総額が他社ライバルファンドに比べて小さいという懸念はありますが、資金流入は順調ですので今後伸びていく事でしょう。さらに巨額の純資産を持つマザーファンドで安定した運用も行われています。

信託報酬・マザーファンド純資産総額を重視するならeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)という選択になるかと思います。

尚、三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS TOPIXインデックス(Slimがつかない)つみたて日本株式(TOPIX)(つみたてんとうシリーズ)は、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と同じマザーファンドで運用する兄弟ファンドですので、この中では、コストが圧倒的に低いeMAXIS Slimを強くお勧めします。

 

購入先

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券auカブコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券岡三オンライン証券GMOクリック証券ジャパンネット銀行、岩井コスモ証券(ネット専用)、フィデリティ証券、三菱UFJ国際投信ダイレクト(matttoco)

現時点(2019.4)で上記金融機関以外では購入出来ません。低い信託報酬(販売会社の利益が少ない)、かつ機動的な信託報酬の引下げに合意できる金融機関のみが取扱うという事でしょう。

楽天証券なら楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです(上限5万円/月)。さらに、そのポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト楽天カード

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります)

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)   (本記事)

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

iFree TOPIXインデックス

たわらノーロード TOPIX

 

他の国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

eMAXIS Slimシリーズの他のファンドの評価・解説は下記記事をご覧ください。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) *本記事

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

 

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