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ファンド紹介・解説

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の評価・評判・人気。~低コスト・インデックスファンド~

投稿日:2023年8月9日 更新日:

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

純資産総額 500億円突破(2022.5.30)

国内の株式に投資し、TOPIXとの連動を目指すインデックスファンドeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)について解説します。

[最終更新日:2023.8.9]全て最新情報に更新。
本記事は基本的に2023年7月末日時点の情報に基づき記載していいます。

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eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の基本情報

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」をコンセプトとした三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドで、「他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、今も、そしてこれからも業界最低水準を目指し続ける」と公表しています。実際、設定から既に数回の信託報酬引下げを行い、常に最低水準の座を維持しています。

今回解説するのは、国内の株式に投資するeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

先ず、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2017年2月27日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークTOPIX(配当込)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1430%
実質コスト0.147%(*1)
純資産総額 842.0億円(2023.7.31時点)
(マザーファンド) 純資産総額 8,549億円(2023.3.27時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.03%

(*1)実質コストは2023.4.25決算の値より、2023.5.11の信託報酬引下げ分を引いた値。
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)

 

投資対象

ベンチマークTOPIX[配当込]で、国内の株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク(除く配当/プライス、配当込/グロス・ネット)と乖離の評価方法。

 

投資銘柄

投資している銘柄数は2,159(2023.7月末日時点)、TOPIXの構成銘柄数は2,157(2023.6末日時点)ですので、ほぼ100%保有している事になります。

組入上位10銘柄は下表のとおり。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

画像引用:eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) 月報(2023/7)

日本を代表する企業が上位を占めていますが、

1位のトヨタ自動車でも3.9%と、日経平均株価に比べ広く分散されている事がわかります。

また、日経平均株価では、1位 ファーストリテイリング、2位 東京エレクトロン、3位 ソフトバンクの3社で全体の約20%を占めますが、TOPIXでは3社とも上位10位に入っていません。

尚、TOPIXでは三菱UFJ FG、三井住友FGといった銀行業の比率が高いのも特徴です。

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の最大の魅力は何と言っても信託報酬の低さ。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドとしては最低水準の0.1430%(税込)

実質コスト0.147%(税込、2023.4決算時点の値から2023.5.11の信託報酬引下げ分を引いた値)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

受益者還元型信託報酬

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、下表のように純資産総額に応じて信託報酬率が変わる受益者還元型信託報酬を採用しています。

*以前は500億円、1,000億円で信託報酬が下がっていましたが、2023.5.11の信託報酬引下げに伴い、受益者還元型信託報酬も変更になりました。

純資産総額信託報酬(税込)
2,500億円未満の部分0.1430%
2,500億円以上5,000億円未満の部分0.14289%
5,000億円以上の部分0.14278%

2023.7末時点で純資産総額842億円ですので、2,500億円突破はまだまだ先の事になるでしょう。

 

他社 国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

TOPIXをベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
1ステート・ストリートTOPIXインデックス・オープン0.1078%---
--SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス0.1133%---
2eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)0.1430%0.147%
2<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド0.1430%0.146%
--はじめてのNISA日本株式(TOPIX)0.1430%---
4iFree TOPIXインデックス0.1540%0.165%
4Smart-i TOPIXインデックス0.1540%0.161%
4My SMT TOPIXインデックス0.1540%0.160%
4東京海上セレクション・日本株TOPIX0.1540%0.160%
8三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.1760%0.184%
8たわらノーロードTOPIX0.1870%0.189%
10(三菱UFJ)つみたて日本株式(TOPIX)0.1980%0.202%

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の信託報酬は<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスなどと並び同率最安値。

これに、iFree TOPIXインデックス、Smart-i TOPIXインデックス等が続きます。

*信託報酬上は2023.7.12に設定されたSBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンドが最安値ですが、本ファンドは東証上場ETFに投資し、ETFの信託報酬以外のコストが含まれていませんので、実際のコストははさらに上がると推測されます。実際のコストがわかるまでは参考値として記載。

 

信託報酬の変更履歴

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、業界最低水準の運用コストを目指し続けるというコンセプト通り、既に設定から複数回の信託報酬引下げを行っています。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2017/2/27
 0.1944%新規設定
2017/10/20.1836%たわらノーロード、iFree TOPIXの引下げに対抗
2017/11/100.17172%<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXの引下げに対抗
2019/2/150.1674%Smart-i TOPIXの引下げに対抗
2019/5/140.1512%野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX等に対抗
2019/10/10.1540%消費税増税(8%-->10%)
2023/5/110.1430%たわらノーロード日経225、またはDCニッセイ国内株式に対抗

2017年2月に新規設定された後、既に5回の信託報酬引下げを行い、(一時期を除き)最低水準の信託報酬を実現しています。

 

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eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額から、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の人気・評判

2017年末より資金流入が増え始め、最近では10億(/月)を超える月が多くなっています。

純資産総額も設定から6年半弱で800億円を超えています。

今、最も売れている国内株式(TOPIX)インデックスファンドの一つです。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じTOPIXでも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込インデックスを、ここではベンチマークと定義します。
尚、国内株式の場合、所有する銘柄から配当があっても、それに課税される事無くファンドの資産となります。

下図は、2023年7月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価

図中グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の騰落率は図中グレーの点線上にあり、これは、コスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない事を意味します。

そして、その低いコストに応じた高い騰落率を示しています。

*上図の評価期間には2023.5.11の信託報酬引下げが1/5程度の期間しか含まれていませんので、今後はさらに低コスト、そして他のファンドとの騰落率の差が広がると推測されます。

 

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まとめ

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、他社類似ファンドが引下げを行っても、(今までの実績では)即座に、それに対抗した引下げを行うなど、将来にわたってコスト面では優位にたつであろうファンドです。

毎月多くの資金流入があり、ファンド純資産も順調に伸びています。さらに巨額の純資産を持つマザーファンドで安定した運用も行われています。

低いコスト、安定した運用、大きな純資産総額とインデックスファンドとしての要件を全て満たしており、国内株式(TOPIX)インデックスファンドとして、お勧めできるファンドの一つです。

尚、三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS TOPIXインデックス(Slimがつかない)つみたて日本株式(TOPIX)(つみたてんとうシリーズ)は、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と同じマザーファンドで運用する姉妹ファンドですので、この中では、コストが圧倒的に低いeMAXIS Slimを強くお勧めします。

 

販売会社

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は下記の金融機関で購入出来ます。

*主にネット証券、ネット取引での取扱いとなります。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5万円超は未定])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 クレジットカード積立 ポイント付与率0.5%~
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで0.5%、ゴールドカードなら1.0%
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

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楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト(PR)楽天証券

公式サイト(PR)楽天カード

 

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります。またつみたてNISAでしか購入できない金融機関もあります)

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)   (本記事)

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

iFree TOPIXインデックス

たわらノーロード TOPIX

つみたて日本株式(TOPIX)

 

他の国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

eMAXIS Slimシリーズの他のファンドの評価・解説は下記記事をご覧ください。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) *本記事

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

 

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マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

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