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アクティブファンド

SOMPO123 先進国株式の評価・評判・人気 ~超低コストのアクティブファンド~

投稿日:2023年8月25日 更新日:

SOMPOアセットマネジメントが運用するSOMPO123 先進国株式、日本を除く先進国株式に投資するアクティブファンドです。

アクティブファンドながら、インデックスファンドよりも低い信託報酬が特徴のファンド。

そのSOMPO123 先進国株式を評価・解説します。

[最終更新日:2023.11.3]松井証券ポイントを最新の値に更新。
[2023.8.25]最新の情報に更新。
本記事は原則2023年7月末日時点の情報に基づき記載しています。

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SOMPO123 先進国株式の基本情報

先ず、SOMPO123 先進国株式の基本情報をまとめます。

運用会社SOMPOアセットマネジメント
設定日2021年12月21日
信託期間無期限
運用形態アクティブファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク
参考指数MSCIコクサイ(配当込/グロス)
購入時手数料無(ノーロード)
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.077%
実質コスト0.507%(*1)
純資産総額 22.5億円(2023.7.31時点)
マザーファンド 純資産総額 15.5億円(2022.12.21)
分配金実績
つみたてNISA対象外
個人型確定拠出年金(iDeCo)---
SBI証券ポイント還元年率0.022%
楽天証券ポイント還元年率(取扱無)
マネックス証券ポイント還元年率対象外
松井証券ポイント還元(年率)0.022%

(*1)2022.12.21 1期目決算より

 

SOMPO123 先進国株式の運用方針、投資対象

運用方針

1.日本を除く先進国の金融商品取引所に上場している株式に分散投資

2.SOMPOアセットマネジメントの外国株式投資ユニバース採用銘柄の中から、原則として概ね123銘柄程度に分散投資を行います。

3.実質組入外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行いません。

SOMPO123 先進国株式 交付目論見書より抜粋して引用。

先進国株式 約123銘柄に投資するアクティブファンドです。

ファミリーファンド方式で運用し、マザーファンドは「先進国株式マザーファンド」。信託契約締結日が2021年12月21日となっており、SOMPO123 先進国株式の設定と同時に新規に設定・運用を開始したものと思われます。

ベンチマークはありません。

参考指数はMSCI KOKUSAI(配当込/グロス)。
*配当込みですが、配当に対する課税は考慮していません。

尚、日経新聞電子版の報道によると、先進国株式の代表的な指数 MSCI KOKUSAIと比べた変動幅が上下2%程度におさまるように運用するとあります。

因みに、MSCI KOKUSAIの構成銘柄数は1,275(2023.7末時点)ですのでSOMPO123 先進国株式は約1/10の構成銘柄です。

仮に時価総額上位123銘柄を選択したとすると、MSCI Kokusaiの時価総額に対し約56%となります(MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信【1550】の2023.7末時点の構成銘柄より管理人が計算)

 

投資対象

2023年7月末時点の銘柄総数は123銘柄、組入上位10銘柄は下表のとおり。

参考までに各銘柄のMSCI KOKUSAI(MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信【1550】)での構成比、順位も記載します。

*MSCI KOKUSAIのALPHABETはCL A/Cを合計し1銘柄として順位、構成比を表記

順位銘柄
比率MSCI KOKUSAI構成比
(順位)
1APPLE INC
5.8%5.3%
(1位)
2MICROSOFT CORP
4.6%4.3%
(2位)
3ALPHABET INT-CL A
3.2%2.8%
(3位)
4NVIDIA CORP
2.7%2.2%
(5位)
5AMAZON.COM.INC
2.6%2.3%
(4位)
6META PLATFORMS
INC-CLASS A
1.7%1.2%
(8位)
7LVMH MOET HENNESY
LOUIS VUITTON SE
1.4%0.4%
(30位)
8EXXON MOBIL CORP1.3%0.8%
(13位)
9ENBRIDGE INC1.3%0.1%
(147位)
10S&P GLOBAL INC
1.3%0.2%
(71位)

データ引用:SOMPO123 先進国株式 マンスリーレポート(2023/7)
MSCI KOKUSAIはMAXIS 1550(2023.8.24)から引用

上位10銘柄はMSCI KOKUSAIに類似しています。

ただ、MSCI KOKUSAI 7位 TESLA、9位 BERKSHIRE HATHAWAY、10位 UNITEDHEALTHが、SOMPO123 先進国株式の上位10銘柄には入っていません。また、MSCI KOKUSAIでは下位のENBRIDGEやS&P GLOBAL INCがSOMPO123 先進国株式では9位、10位に入っています。 

尚、構成銘柄が少ない為、各銘柄の構成比率は高くなっています。

 

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SOMPO123 先進国株式のコスト(信託報酬)

超低コストの先進国株式ファンド

SOMPO123 先進国株式の最大の特徴は信託報酬の低さ。

信託報酬 : 0.077%(税込)

超低コストで先進国株式に投資する事が出来ます。

ただ、2022.12の初回決算では実質コスト0.507%と、信託報酬以外のコストが非常に高くなっています。

2期目以降、これが下がっていくかに注目です。

 

先進国株式インデックスファンド(MSCI KOKUSAI)との信託報酬比較

SOMPO123 先進国株式の信託報酬を、日本を除く先進国株式に投資しMSCI KOKUSAIとの連動を目指す信託報酬最安値のインデックスファンド3本と比較します。

*期間限定で信託報酬0%となる野村スリーゼロ先進国株式投信は除く

[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]

超低コストファンドの信託報酬の配分 (税込)
ファンド信託報酬委託会社販売会社受託会社
SOMPO123 先進国株式0.077%0.033%0.0242%0.0198%
eMAXIS Slim先進国株式(*)0.09889%0.03845%0.03845%0.022%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式
0.09889%0.03823%0.03867%0.022%
たわらノーロード
先進国株式
0.09889%0.02849%0.055%0.0154%

(*)eMAXIS Slimは純資産総額に応じて信託報酬が下がる受益者還元型信託報酬を採用していますが、本表記載の値はこれの適用前。

SOMPO123 先進国株式は、MSCI KOKUSAIインデックスファンドで信託報酬最安値のeMAXIS Slim先進国株式インデックス等より0.02%ポイントも低くなっています。

尚、SOMPO123 先進国株式は運用会社(委託会社)だけでなく、販売会社、受託会社の費用も低く抑えています。

 

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SOMPO123 先進国株式のパフォーマンス (MSCI KOKUSAIと比較)

*以下、年率リターン・リスクは月次データ(終値)より計算。またシャープレシオは、無リスク資産の収益率0としています。
*基準価額は運用会社または投資信託協会のサイトより引用。分配金がある場合は分配金再投資の価額に独自に変換。

 

SOMPO123先進国株式とMSCI KOKUSAIインデックスファンドとのパフォーマンス比較

SOMPO123 先進国株式のパフォーマンスをMSCI KOKUSAIインデックスファンドと比較します。

 

設定来のリターン・リスク・シャープレシオ

MSCI KOKUSAIインデックスファンドの代表的ファンドとも言えるeMAXIS Slim先進国株式インデックスと、SOMPO123 先進国株式の設定来のリターン、リスク、シャープレオを比較します。

SOMPO123 先進国株式の設定日は2021.12.21ですので2023.7末時点の1年7カ月の結果を見てみます(リータン、リスクは年率換算)

SOMPO123先進国株株式の直近1年7か月の年率リターン・リスク 
(2023.7末時点)
 SOMPO123
先進国株式
MSCI KOKUSAI
(eMAXIS Slim)
年率リターン13.33%11.62%
年率リスク15.43%17.58%
シャープレシオ0.860.66

*一般的にシャープレシオが大きいほど投資効率が良いとされています。

SOMPO123 先進国株式はリターンでeMAXIS Slim先進国株式を1.7%ポイント上回り、かつリスクも小さく、シャープレシオでも十分勝っています。

 

SOMPO123 コストに対する直近1年間のリターン

下図は2023.7末日時点の実質コストと1年騰落率の関係を示したものです。

SOMPO123 先進国株式の評価

信託報酬は十分低いものの、初回決算では実質コストが高かったSOMPO123 先進国株式ですが、それでもコストに対する1年騰落率の関係から見ると、同一コストに対し、MSCI KOKUSAIインデックスファンドを約1%ポイント上回っています。

 

SOMPO123 先進国株式の分配金

SOMPO123 先進国株式は未だ設定されたばかりですので、分配金の実績はありません。

多くの低コストインデックスファンドは分配金を出しませんが、SOMPO123 先進国株式が分配金に対してどういう方針なのかは分かりません。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては、分配金に対する課税を考慮すると、分配金を出さない投資信託の方が基本的には有利です。

 

SOMPO123 先進国株式の人気・評判

月次資金流出入額純資産総額からSOMPO123 先進国株式の売れ行き・人気を見てみます。

*月次資金流出入額は純資産総額の増減に日々の基準価額変動を考慮して計算した概算値です。

SOMPO123 先進国株式の人気・評判

設定直後は2億前後(/月)の資金流入がありましたが最近では1億以下と減っています。

インデックスファンドの信託報酬も1%を割る時代になり、本ファンドのコスト的な優位性が小さくなっている事も起因しているのでしょうか?

純資産総額も22.5億円(2023.7末時点)に留まっています。

とはいえ、未だ設定されたばかりのファンドですので、今後の資金流出入動向に注目です。

 

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まとめ

以上、SOMPO123 先進国株式の解説、及びパフォーマンスの評価でした。

設定から約1年7カ月。この期間、MSCI KOKUSAIを大きく上回る好調な成績を残しています。

といっても、パフォーマンスを評価するのに十分な運用期間とは言えませんので、あくまで参考程度に留めてください。

SOMPO123 先進国株式の最大の特徴はインデックスファンドをも凌ぐ信託報酬の低さです。

アクティブファンドの致命的な欠点の一つが信託報酬の高さにありますが、この常識を打ち破り、超低コストで運用するSOMPO123 先進国株式、今後のパフォーマンスが楽しみなファンドです。

ただ、初回決算では信託報酬以外のコストが高く、実質コストとしてはコスト的な優位性が見られませんでした。今後も好調なパフォーマンスを維持する為にも実質コストの削減に期待していところです。

(注意)本記事ではMSCI KOKUSAIと比較してきましたが、MSCI KOKUSAIはSOMPO123 先進国株式のベンチマークではありません。あくまで参考指数扱いです。

 

販売会社

SOMPO123 先進国株式は下記のネット証券で購入時手数料無料で購入する事が出来ます。

マネックス証券SBI証券auカブコム証券ではクレジットカードで積立が出来ます。勿論、ポイント付与があります。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5~10万円部分も2.2%])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 三井住友カードでのクレジットカード積立
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで最大0.5%、ゴールドカードなら最大1.0%(2024.11買付分からはカード利用実績に応じた付与率に変更)
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
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Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
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*これらは全て過去のデータですので、将来のリターンを保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

 

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