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【インデックスファンド評価・解説】<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

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国内の株式に投資し、TOPIXとの連動を目指すインデックスファンド<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドについて解説します。

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*本記事は2018年9月15日時点の情報に基づき記載しています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの基本情報

購入・換金手数料なしシリーズは、「徹底した低コスト」、「シンプルで分かりやすい」、「組合わせ方は自由」の三つを特徴・コンセプトとしたニッセイアセットマネジメントが運用するインデックスファンド・シリーズで、インデックスファンド低コスト化の先駆け的存在です。

今回解説するのは、国内の株式に投資する<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

先ず、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの基本情報をまとめます。

運用会社 ニッセイアセットマネジメント
設定日 2015年4月27日
運用形態 インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
ベンチマーク TOPIX(配当込み)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込) 0.17172% 
実質コスト 0.180%
純資産総額 196.92億円(2018.9.14時点)
(マザーファンド) 純資産総額 509億円(2018.2.20時点)
分配金実績
つみたてNISA 対象商品
SBI証券ポイント還元年率 0.05%
楽天証券ポイント還元年率 0.048%

 

投資対象

ベンチマークTOPIX[配当込]で、国内の株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[配当込]の2種類ありますが、実際の運用成績は(過去においては)変わりません。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク、配当込、配当除くで実際の運用成績は異なるか?

ただ、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意して下さい。ベンチマークが配当込みですので、通常はファンドの方がコスト分だけ騰落率が低くなります。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

投資銘柄

投資している銘柄数は1,820(2018.2.20時点)、TOPIXの構成銘柄数は2102(2018.7月末日時点)ですので、約87%を保有している事になります。

(注)インデックスファンドでも、そのベンチマーク対象銘柄を全て保有しているとは限りません。各社のモデルに基づき、ベンチマークと連動するよう一部銘柄のみでポートフォリオを構成する場合もあります(層化抽出法など)。

組入上位10業種、10銘柄は下表のようになります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

画像引用:<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 月報(2018/8)

日本を代表する企業が上位を占めていますが、

1位のトヨタ自動車でも3.4%と、日経平均株価に比べ広く分散されている事がわかります。

また、日経平均株価では、1位 ファーストリテイリング、2位 ソフトバンクの2社で全体の約13%を占めますが、TOPIXではソフトバンクが1.8%、ファーストリテイリングは上位10位にも入っていません。

尚、TOPIXでは三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFGといった銀行業の比率が6.8%と高いのも特徴です。

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの最大の魅力は、何と言っても信託報酬の低さ。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドとしては、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)と並び最低水準の0.17172%(税込)となっています。

実質コスト0.180%(税込)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

TOPIXをベンチマークとする他社のインデックスファンドと比較してみます。

(低コスト)国内株式(TOPIX)インデックスファンドの信託報酬・実質コスト比較
ファンド 信託報酬
実質コスト
eMAXIS Slim
国内株式(TOPIX)
0.17172%
0.178%
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ
TOPIXインデックス
0.17172%
0.180%
三井住友・DC
つみたてNISA・
日本株インデックス
0.1728%
0.184%
iFree
TOPIXインデックス
0.1836%
0.190%
たわらノーロード
TOPIX
0.1836%
0.187%
i-SMT
TOPIXインデックス
0.1836%
(0.190%)(*)
Smart-i
TOPIXインデックス
0.1836%
0.277%
三菱UFJ
つみたて
日本株式(TOPIX)
0.1944%
0.199%

*i-SMTの実質コストは、信託報酬以外のコストがSMTと同一と仮定した推定値。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの信託報酬は、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)と同率で最安値、

実質コストでは、eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)に若干負けています。(但し実質コストは毎年変動します。)

ただ、上記2本に三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドを加えた3本であれば、先進国株式、新興国株式のように大きな差がある訳ではありません。

 

信託報酬の変更履歴

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、設定から2回の信託報酬引下げを行っています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの信託報酬変更履歴
引下げ日 信託報酬(税込) 備考
2015/4/27
 0.3132% 新規設定
2016/11/18 0.19444% iFree、三井住友・DCに対抗
2018/2/21 0.17172% eMAXIS Slimに対抗
??? ???% ???

2018.2.21の信託報酬引下げ(2017.10.6公表)は、先に引下げを発表したeMAXIS Slimを下回る設定でしたが、eMAXIS Slimもすぐに再度の引下げを実施し、現在は両者同じ信託報酬となっています。

 

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (人気は?)

月次資金流出入額純資産総額から、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

2017年以降は、概ね毎月5~10億円の資金流入が続いています。純資産総額も190億円を超え、200億円に達する勢いです。

TOPIX連動型 超低コスト・インデックスファンドの中では最もファンド純資産総額が大きく、資金流入額でも三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドには僅かに負けるものの、激しいトップ争いを繰り広げています。

今、最も売れている国内株式(TOPIX)インデックスファンドの一つになります。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じTOPIXでも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込インデックスを、ここではベンチマークと定義します。
尚、国内株式の場合、所有する銘柄から配当があっても、それに課税される事無くファンドの資産となります。

下図は、2018年8月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

図中グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、その低いコストに応じた高い騰落率になっている事がわかります。そしてベンチマークとの乖離も殆どありません。

尚、上図は2018年8月末時点の1年間騰落率ですが、若干eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)に騰落率で若干負けています。これは、2018年2月に信託報酬引下げを行った<購入・換金手数料なし>ニッセイは、この1年の平均信託報酬が0.1825%となり、現在の信託報酬0.17172%より0.01%高くなっている影響です。今後はeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)と同等の騰落率になると推測されます。

 

まとめ

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、信託報酬最安値、資金流入も順調、運用自体も問題ありません。

国内株式(TOPIX)インデックスファンドとして、お勧めできるファンドの一つとなります。

懸念点を強いてあげるとすれば、マザーファンド純資産総額がeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドに比べ小さい点。ただ、それでも500億円以上はありますので、そう心配する必要はないでしょう。

 

購入先

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは下記の金融機関で購入出来ます。

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券GMOクリック証券 等。

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。(上記金融機関でもつみたてNISAを取扱っていない場合があります)

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド  (本記事)

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

iFree TOPIXインデックス

たわらノーロード TOPIX

 

他の国内株式(TOPIX)インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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