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ファンド紹介・解説

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の評価・評判・人気~信託報酬最安値のNYダウ・インデックスファンド~。

投稿日:

米国の株式に投資するインデックスファンドMy SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)について解説します。

[最終更新日:2024.11.14]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2024年10月末日時点の情報に基づき記載しています。

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My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の基本情報

My SMTシリーズは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するインデックスファンド・シリーズです。多くのラインアップ、巨額の純資産総額、長い運用実績を誇るSMTシリーズと(基本的には)同じマザーファンドで運用し、さらなる低コスト化を図ったインデックスファンド・シリーズとして2017年11月にi-SMTシリーズとして新規設定されました。さらに、2022年3月29日には新たにMy SMTシリーズとして7本が追加、先に設定されたi-SMTシリーズもMy SMTシリーズに名称変更し、現在11本がラインアップされています。

本記事で解説するのは、米国株式に投資し、NYダウとの連動を目指すMy SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)

先ず、My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の基本情報をまとめます。

運用会社三井住友トラスト・アセットマネジメント
設定日2022年3月29日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークNYダウ[ダウ・ジョンーズ工業株価平均](配当込/グロス)
購入時手数料
信託財産留保額0.20%
信託報酬(税込)0.0968% 
実質コスト0.116%(*1)
純資産総額 56.2億円(2024.10.31時点)
(マザーファンド) 純資産総額 1,600億円(2023.4.20時点)
分配金実績
NISA(つみたて投資枠)対象外
NISA(成長投資枠)対象商品
SBI証券ポイント還元年率取扱無
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.03%
松井証券ポイント還元年率0.034%

(*1)実質コストは2024.3.26 2期目決算より
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)

 

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投資対象

ベンチマークNYダウ[配当込/グロス]で米国株式に投資します。

グロスとは配当課税前の指数です。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク(除く配当/プライス、配当込/グロス・ネット)と乖離の評価方法。

 

NYダウ

NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均、ダウ平均株価とも言われる米国株式を代表する指数です。

株価平均型の指数で、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場し、米国を代表する優良企業(ブルーチップ)30社から構成されています(輸送・公益事業を除く)

NYダウの詳細は下記記事を参照してください。

 

投資銘柄

投資している銘柄は下表のようになります。

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)

画像引用:My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス マンスリーレポート(2024/10)

ユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス、マイクロソフト、ホームデポ等、各業種で米国を代表する企業に投資しています。

投資銘柄数は30社で、保有株数は各社同数です。

 

手数料(信託報酬、実質コストなど)

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の信託報酬は0.0968%(税込)

実質コストは0.116%(税込、2024.3 2期目決算)

巨額のマザーファンドを有する事から初回決算から信託報酬以外のコストも十分低く抑えらています。

*実質コストは固定されたものではなく、毎年変動します。

購入時手数料無料(ノーロード)ですが、信託財産留保額が0.20%かかります。

 

他社 NYダウ・インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

NYダウをベンチマークとする他社のインデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド
[設定日]
信託報酬実質コスト
1My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス
[2022.3.29]
0.0968%0.116%
2PayPay投信 NYダウインデックス
[2021.3.8]
0.1980%0.279%
3NZAM・ベータ・NYダウ30
[2020.3.12]
0.2310%0.313%
4iFree NYダウ・インデックス
[2016.9.8]
0.2475%0.259%
4たわらノーロード NYダウ
[2017.3.21]
0.2475%0.265%
6SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン
[2013.11.19]
0.5500%0.566%
7eMAXIS NYダウインデックス
[2013.8.7]
0.6600%0.675%

*PayPay投信NYダウインデックスはPayPayアセットマネジメントの事業終了に伴い繰上償還予定

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)信託報酬は2位以下に大きな差をつけてのトップ(最もコストが低い)

実質コストでも最安値です。

 

信託報酬の変更履歴

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックスは、設定されて未だ2年半強と新しいファンドですので、信託報酬引下げの実績はありません。

引下げ日信託報酬(税込)備考
2022/3/29
 0.0968%新規設定。
??????%???

既に2位以下のファンドを大きく引き離しての最安値ですので、他社が大きな引下げを行わない限り、本ファンドの引下げは可能性が低いと推測しますが、どうでしょうか?

 

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My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からMy SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の人気・評判

当初販売会社が三井住友信託銀行のみ、その後、2023年9月末に松井証券、2023年11月末にマネックス証券、2024年7月末にauカブコム証券での取扱い開始とネット証券での取扱いが遅れ、未だ販売会社が少ない事もあり、資金流入額は0~5億程度(/月)に留まっています。

純資産総額は設定から2年半強経つも59億(2024.10末時点)と大きくありません。

ただ、2024年11月14日に楽天証券での取扱いが開始されましたので、今後資金流入額も増えてくると期待!

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は、2024年10月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)の評価

グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。
*多くのファンドがコスト起因以外でのベンチマークとの乖離はないだろうという前提で評価。

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)は、この1年間騰落率で見て(コスト要因以外での)ベンチマークとの乖離が殆どなく安定した運用である事がわかります。そして、その低いコストに応じて最も高い騰落率を示しています。

勿論、人気のiFree NYダウ・インデックスたわらノーロードNYダウよりも高い騰落率です。

 

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まとめ

NYダウとの連動を目指すインデックスファンドMy SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)は他社を圧倒する低コスト、さらに巨額のマザーファンドによりコスト要因以外のベンチマークとの乖離がない安定した運用となっています。

未だ、販売会社が少ない事もあり、資金流入額、純資産は大きくありませんが、2024.11に楽天証券で取扱いが始まった事で今後増加していくと期待。

後はSBI証券で取り扱えば、もっと多くの方が購入・投資する魅力的なファンドになるかと。

 

販売会社

My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)はネット証券ではマネックス証券松井証券楽天証券auカブコム証券、moomoo証券のみの取り扱いです(2024.11.14時点)

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではdカードやマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までの投信積立では最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(dカードGOLDでNISA口座なら月10万円までクレカ積立還元率1.1%)
*dカード、マネックスカードとも通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

公式サイトマネックス証券

 

auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.21%、au Payアプリ等の連携で最大0.31%になるのも魅力。

公式サイトauカブコム証券

 

楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアム、ブラックなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(ブラックなら2.0%)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト楽天証券

公式サイト楽天カード

 

松井証券 投信保有での最高水準のポイント還元
松井証券は、投資信託保有による最高水準のポイント還元率が魅力。
またMATSUI Bank(住信SBIネット銀行マツイ支店)の口座開設すれば普通預金金利 年0.31%になるのも魅力。

公式サイト松井証券

尚、NISAでは成長投資枠での投資になります。(つみたて投資枠は対象外)

 

 

ライバルとなるファンド

iFree NYダウ・インデックス

たわらノーロード NYダウ

eMAXIS NYダウインデックス

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

 

他のNYダウインデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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