ファンド比較、運用状況、決算

【国内リート(J-REIT)インデックスファンドの評価】2019年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

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東証REIT指数との連動を目指す国内リートインデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

*原則、3カ月毎に更新します。

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[最終更新日:2019.1.22]2018年12月末日時点の情報に更新

*本記事は2018年12月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)を確認します。

 

比較した国内リート(J-REIT)インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2018年12月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*DC専用ファンド、ETFは参考値扱い。(表中グレーの行のファンド)

ファンド 信託報酬
(実質コスト)
設定日 純資産総額(億円)
ダイワ上場投信-東証REIT指数[ETF:1488] 0.1674%
(0.206%)
2016/10/24 672.6
Smart-i Jリートインデックス 0.1836%
(0.358%)
2017/8/29 6.5
たわらノーロード国内リート 0.270%
(0.274%)
2015/12/18 35.5
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 0.270%
(0.277%)
2013/6/28 90.5
三井住友・DC日本リートインデックスファンド 0.2700%
(0.275%)
2016/9/23 9.7
DCニッセイJ-REITインデックスファンドA 0.270%
(0.282%)
2016/10/21 11.5
iFree J-REITインデックス 0.3132%
(0.319%)
2016/9/8 3.3
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信[ETF:1343] 0.3456%
(0.372%)
2008/9/17 2980.2
SMT J-REITインデックス・オープン 0.432%
(0.442%)
2008/1/9 178.3
野村インデックスファンド・J-REIT[Funds-i] 0.432%
(0.437%)
2010/11/26 57.3
eMAXIS 国内リートインデックス 0.432%
(0.438%)
2009/10/28 105.4

*三井住友・DC日本リートインデックスファンドは2018.11.22より信託報酬0.2808%から0.2700%への引下げを行いました。
*参考データとして比較するDCニッセイJ-REITインデックスファンドAは、SBI証券(オリジナルプラン)マネックス証券個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っています。

信託報酬最安値はSmart-i Jリートインデックス。2位以下を大きく引き離してのトップです。但し、1回目の決算を迎え実質コストが判明しましたが、0.358%と信託報酬以外のコストが非常に高くなっています。また純資産総額も6.5億円と大きくありません。

実質コストでは、たわらノーロード国内リートが最安値となります。

純資産総額トップはSMT J-REITインデックス・オープン。設定から10年以上の歴史のあるファンドです。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


資金流出入額 [国内リート(J-REIT)インデックスファンド 人気ランキング]

直近3カ月(2018年10~12月)の月次資金流出入額合計(*)、及び2018年の累計(1~12月の1年間の合計)を見てみます。

直近3カ月の資金流出入額の大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

直近3カ月(2018年10~12月) 2018年累計
順位 ファンド (億円) 順位 (億円)
1 たわらノーロード国内リート 7.4 1 14.9
2 Smart-i Jリートインデックス 4.0 2 6.2
3 <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 2.7 5 -3.1
4 三井住友・DC日本リートインデックスファンド 2.5 3 5.1
5 iFree J-REITインデックス 0.1 4 0.0
6 野村インデックスファンド・J-REIT[Funds-i] -0.7 6 -9.4
7 eMAXIS 国内リートインデックス -3.7 8 -21.8
8 SMT J-REITインデックス・オープン -4.0 7 -17.7
参考 DCニッセイJ-REITインデックスファンドA 3.2 参考 7.2

直近3カ月、2018年累計とも1位となったのは実質コスト最安値のたわらノーロード国内リート。2位以下に大差をつけての1位です。

そして、信託報酬最安値のSmart-i Jリートインデックスが直近3カ月、年間とも2位に入りました。

 

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は?

2018年12月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から「しんたろう」が独自に計算した結果です。
*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。
*ETFの騰落率は分配金再投資時で分配金の課税は考慮していません。

騰落率とコストの関係は、理想的にはインデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。

国内リートの場合、配当が出ると、それに課税される事無くファンドの資産となりますので、配当込指数がインデックス騰落率となります。

 

3カ月・1年騰落率

実質コストに対して3カ月、及び1年騰落率をプロットします。

国内リート・インデックスファンド国内リート・インデックスファンド

図中、茶色の点線が配当込指数。グレーの点線は傾き=-(1+インデックス騰落率)、切片=インデックス騰落率の直線です。ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)が無ければ、この線上にのる筈です。

ファンドにより大きくばらついており、騰落率のコスト依存性があまり明確ではありません。

その中で最もベンチマークとの乖離が少なく騰落率が高いのが実質コスト最安値のたわらノーロード

信託報酬最安値のSmart-i、その実質コストの高さに起因してたわらノーロードより低い騰落率となっています。

Funds-ieMAXISSMTはプラス側に乖離しているように見えます。一方マイナス側に乖離しているのが<購入・換金手数料なし>ニッセイDCニッセイ

尚、同時にプロットしたETF2本は、ベンチマークとの乖離が小さく安定した運用になっています。

 

まとめ & おすすめファンド

以上、国内REIT(リート)インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

資金流入が安定して大きいのがたわらノーロード。実質コストも低く、騰落率も高くなっています。

設定が古く純資産総額も比較的大きいFunds-ieMAXISSMT、さらに<購入・換金手数料なし>ニッセイはベンチマークとの乖離が大きくなっています。

 

国内リート(J-REIT)インデックスのおすすめファンド

安定した資金流入・運用、実質コストで最安値、そのコストに応じた高い騰落率という点から判断して、

本サイトが選ぶ現時点でのおすすめファンドは、

たわらノーロード国内リート

そして、未だ純資産総額が小さく実質コストが非常に高くなっていますが、期待するファンドとしては、圧倒的に信託報酬が低い、

Smart-i Jリートインデックス

現時点では販売会社が3社に限られています(2019.1時点)。もっと多くの金融機関で扱うようになれば、より純資産も増え、安定した運用にもつながると思うのですが・・・。

*「おすすめ」というのは必ず利益が出るという意味ではありません。他の類似ファンドに比べ、同等以上の成績を残すであろうと管理人の主観・推測で選んだものです。最終的なファンドの選択はご自身の判断で行ってください。

たわらノーロード 国内リートSmart-i Jリートインデックス、両方を取扱っている金融機関は下記の3ネット証券のみとなります。(2019.1時点)

販売会社 SBI証券楽天証券 マネックス証券

尚、国内リート・インデックスファンドはつみたてNISAでは購入できません。つみたてNISAで国内リートに投資したい場合はバランスファンドを購入する事になります。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo)たわらノーロード 国内リートを取扱っているのは、松井証券 iDeCoイオン銀行のiDeCoです。

 

 

 

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