ファンド紹介・解説

iFree 日経225インデックスの評価・評判・人気。~低コストの日経平均株価インデックスファンド~

投稿日:2022年3月14日 更新日:

国内の株式に投資し、日経平均株価との連動を目指すインデックスファンドiFree 日経225インデックスについて解説します。

[最終更新日:2022.3.14]全て最新の情報に更新。
本記事は原則2022年2月末日時点の情報に基づき記載しています。

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iFree 日経225インデックスの基本情報

iFreeシリーズは、大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンド・シリーズです。「低水準の運用管理費用」と「豊富な商品ラインアップ」をコンセプトに、「投資(investment)、もっと自由(Free)に」の思いを込めてネーミングしたとの事。  (iFree公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは、国内の株式に投資するiFree 日経225インデックス

先ず、iFree 日経225インデックスの基本情報をまとめます。

運用会社大和アセットマネジメント
設定日2016年9月8日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク日経平均株価(配当除く)
購入時手数料(販売会社が独自に設定)
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1540% 
実質コスト0.161%(*1)
純資産総額 292.7億円(2022.2.28時点)
(マザーファンド) 純資産総額 1,982億円(2021.9.22時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.03%

(*1)実質コストは2021.9.21決算より
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更

 

投資対象

ベンチマーク日経平均株価(日経225)[除く配当]で、国内の株式に投資します。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。

 

マザーファンド

iFree 日経225インデックスファミリーファンド方式で、下記マザーファンドに投資します。

iFree 日経225インデックス

画像引用:iFree日経225インデックス交付目論見書

ストックインデックス225・マザーファンドは1,982億円(2021.9.22時点)と巨額の資産を有するマザーファンドです。

 

投資銘柄

投資している銘柄数は225(2022.2.28時点)、日経平均の構成銘柄全てを保有している事になります。

組入上位10銘柄は下表のとおり。

iFree 日経225インデックス

画像引用:iFree日経225インデックス 月次レポート(2022/2)

日本を代表する企業が上位を占めていますが、

1位 ファーストリテイリング、2位 東京エレクトロン、3位 ソフトバンクグループの3社だけで全体の約19%を占め、値がさ株の比率が高くなっています。

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

iFree 日経225インデックスの最大の魅力は何と言っても信託報酬の低さ。

国内株式(日経平均)インデックスファンドとしてはeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドと並ぶ0.1540%(税込)

実質コスト0.161%(税込)

購入時手数料は、交付目論見書上は「販売会社が別に定める料率」となっていますが、現時点で徴収している販売会社は無く、事実上、無料(ノーロード)です。

信託財産留保額もありません。

 

他社 国内株式(日経平均株価)インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

日経平均株価をベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
1PayPay投信 日経225インデックス0.1430%(決算前)
2eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)0.1540%0.160%
2<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド0.1540%0.157%
2iFree 日経225インデックス0.1540%0.161%
2SMBC・DCインデックスファンド(日経225)0.1540%0.164%
6NZAM・ベータ日経2250.1760%0.184%
7野村つみたて日本株投信0.1870%0.194%
7たわらノーロード日経2250.1870%0.195%
7i-SMT 日経225インデックス0.1870%0.196%
7Smart-i 日経225インデックス0.1870%0.207%
11(三菱UFJ)つみたて日本株式(日経平均)0.1980%0.204%
12日経225 インデックスe0.2090%0.218%
--ニッセイ日経225インデックスファンド0.2750%0.279%

iFree 日経225インデックスの信託報酬は、PayPay投信 日経225インデックスに次いで2位。eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドと同率です。

 

信託報酬の変更履歴

iFree 日経225インデックスは既に3回信託報酬引下げを行ってます。

iFree 日経225インデックスの信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2016/9/8
 0.2052%新規設定
2017/10/20.1836%Smart-iに対抗
2018/12/130.17172%eMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイに対抗
2019/6/130.1512%eMAXIS Slimに対抗
2019/10/10.1540%消費税増税(8%-->10%)

2018年12月の信託報酬引下げで、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドに並びましたが、その後、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)が2019年2月、5月に引下げを行った為、一度は差がつきました。しかし2019年6月の引下げで再度同率となりました。

 

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iFree 日経225インデックスの運用状況(評価・人気)

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からiFree 日経225インデックスの売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

iFree 日経225インデックスの人気・評判

日経平均株価との連動を目指すインデックスファンドは全般的に資金流出入額が安定しませんが、iFree 日経225インデックスも同様の傾向で資金流出の月もあります。ただ、10億を超える資金流入の月も多く、比較的売れていると言って良いでしょう。

 

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドとの比較

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドと資金流出入額を比較します。

日経平均 iFree、eMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイの人気比較

2021年の1年間累計で比較すると、

  1. <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 133億円
  2. iFree 日経225インデックス 123億円
  3. eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 109億円

この3本は概ね互角と言って良いでしょう。

尚、信託報酬最安値のPayPay投信 日経225インデックスは2021年累計(3月から)で3億程度しか売れていません。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じ日経平均株価でも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込インデックスを、ここではベンチマークと定義します。
尚、国内株式の場合、所有する銘柄から配当があっても、それに課税される事無くファンドの資産となります。

下図は2022年2月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

iFree 日経225インデックスの評価

図中グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。但し多くのファンドがこのグレーの点線より下方に位置しています(理由はよく分かりませんが、日経平均では良く見られる現象です。配当がファンド、指数に入る時期が異なるのでしょうか???)。
そこで、多くのファンドが乖離がないという前提のもの、主観を含めて引いた線が水色の点線。この点線を基準にベンチマークとの乖離を評価します。
即ちグラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そして水色の点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

iFree 日経225インデックスは、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)と同等の高い騰落率を示しており、ベンチマークとの乖離もありません。

*尚、コロナショックの影響でボラティリティが非常に大きかった2020.3にベンチマークに対してプラスの乖離を起こした事があります。ただ、管理人が把握している限りでは、その他の期間については問題ない(ベンチマークとの乖離がない)運用となっています。

 

iFree 日経225インデックスの分配金

iFree 日経225インデックスは分配金を出した実績はありません。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては分配金を出さない投資信託の方が有利です。
勿論、分配金を出さなくても、保有する株式から出た配当は、ファンドの資産となり、基準価額の上昇につながります。
尚、分配金を出すか否かは運用会社が決定しますので、将来の分配金については分かりません。

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まとめ

iFree 日経225インデックスは低い信託報酬、そして巨額の純資産を有するマザーファンドで運用され、資金流入も比較的多く人気があるファンドです。

残念ながら2020年3月にベンチマークとの乖離を起こた事はありますが、この期間を除けば安定した運用になっています。

国内株式(日経平均株価)インデックスファンドとして、お勧めできるファンドの一つです。

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド、そしてiFree 日経225インデックスと現時点でどれを選んでも大きな差はないでしょう。

懸念としては販売会社の多さ。より多くの金融機関で低コストのファンドが購入できる事は良い事ですが、一方で、今後の信託報酬引下げ時の足かせとならないかが心配。
*信託報酬を引き下げると、通常、販売会社の取り分も下がります。

ただ、iFree 日経225インデックスの今までの実績を見ていると、常に最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)に追従するよう引き下げを行うなど積極的に低コスト化を図っています。

 

販売会社

iFree 日経225インデックスは下記のネット証券などで購入出来ます。

iFreeを銀行などで購入している方も多いかと思いますが、クレジットカード決済で投信を積立出来る(ポイント還元あり)下記ネット証券をお勧めします。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は最高水準の1.1%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)

*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

公式サイトマネックス証券

 

SBI証券 クレジットカード積立 ポイント還元率0.5%~
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント還元率はスタンダードカードで0.5%、ゴールドカードなら1.0%(プラチナカードなら2.0%)
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト SBI証券

*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料。

公式サイト三井住友カード(NL)

公式サイト三井住友カード ゴールド(NL)

 

auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%。さらにau/UQmobileユーザー特典有。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

公式サイトauカブコム証券

 

楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。ただ信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.2%に低下、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2022.9買付分より)
また、2022年8月より楽天キャッシュ決済で投資信託積立が出来るようになります。楽天カードからチャージすると0.5%のポイント還元(2022.12買付分まではキャンペーンで+0.5% 計1.0%)。
楽天カード決済で5万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月10万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト楽天証券

公式サイト楽天カード

 

その他、多くの銀行等でも取り扱っています。

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

iFree 日経225インデックス (本記事)

ニッセイ日経225インデックスファンド  

つみたて日本株式(日経平均)

 

他の国内株式(日経平均)インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

本サイトでは、広く分散(銘柄、投資国)された投資を推奨しています。もし国内株式だけに投資されているのであれば、外国株式にも目を向けてみませんか?外国株式にも簡単に投資できるのが投資信託の魅力の一つです。
例えば先進国株式インデックス。iFreeシリーズにも先進国株式に投資できるファンドがあります。
参考記事【インデックスファンド評価・解説】iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

マネックス証券

マネックスカード(クレジットカード)での投信積立が2022.2.25より始まりました。投信積立でのポイント還元率は最高水準の1.1%

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

公式サイトマネックス証券

マネックス証券の口座は新生銀行経由でも開設出来ます。新生銀行口座を新規に開設すると取引条件に応じて最大8,000ポイントがプレゼント!

公式サイト新生銀行

 
auカブコム証券のクレジットカード投信積立

auカブコム証券

au Payカード(クレジットカード)での投信積立が2022.3.28より始まりました。投信積立でのポイント還元率は1.0%

*1年間だけながらauユーザーは最大5%、UQ mobileユーザーなら最大3%

公式サイトauカブコム証券

 
無リスク資産の預け先として最適な銀行定期預金

UI銀行(東京きらぼしフィナンシャルグループ)

円定期1年/2年/3年/5年 0.20%(税引前)
他行宛振込手数料も条件により一定回数無料になります。

公式サイトUI銀行
 

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