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ファンド紹介・解説

つみたて日本株式(日経平均)の評価・評判・人気。~ つみたてんとうシリーズ インデックスファンド~

投稿日:2024年3月18日 更新日:

 

つみたて日本株式(日経平均)(つみたてんとう)

国内株式に投資するインデックスファンドつみたて日本株式(日経平均)について解説します。

尚、つみたてんとうシリーズにはTOPIXとの連動を目指すつみたて日本株式(TOPIX)もありますが、ここで取り上げるのは日経平均の方です。

[最終更新日:2024.3.18]全て最新の情報に更新。
本記事は基本的に2024年2月末日時点の情報に基づき記載しています。

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つみたて日本株式(日経平均)の基本情報

つみたて日本株式(日経平均)は三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックスファンド「つみたてんとうシリーズ」の一つです。eMAXISやeMAXIS Slimシリーズとは、基本的に同じマザーファンドで運用する姉妹ファンド。eMAXIS Slimが原則ネット証券・銀行専用商品なのに対し、つみたてんとうシリーズは、「つみたてNISA」(現NISAつみたて投資枠)を主なターゲットとし、最寄りの金融機関で相談できるファンドとして2017年8月に設定されました。現在9本のファンドから構成されています。コスト(信託報酬)はeMAXISよりは低く、eMAXIS Slimよりは高くなっています。

本記事で解説するのは、国内株式に投資し、日経平均株価との連動を目指すつみたて日本株式(日経平均)

先ず、つみたて日本株式(日経平均)の基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJアセットマネジメント
設定日2017年8月16日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマーク日経平均株価(配当込み)
(日経平均トータルリターン・インデックス)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.1980%
実質コスト0.203%(*1)
純資産総額 969億円(2024.2.29時点)
(マザーファンド) 純資産総額 3,593億円(2023.5.22時点)
分配金実績
NISA(つみたて投資枠)対象商品
NISA(成長投資枠)対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.03%
松井証券ポイント還元年率0.08%

(*1)実質コストは2023.6決算時点
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)

 

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投資対象

ベンチマーク日経平均株価[配当込](日経平均トータルリターンインデックス)で国内の株式に投資します。

*日経平均トータルリターン・インデックスは日経平均株価に配当を含めた指数です。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。

 

マザーファンド

つみたて日本株式(日経平均)ファミリーファンド方式で、下記マザーファンドに投資します。

つみたて日本株式(日経平均)(つみたてんとう)

画像引用:つみたて日本株式(日経平均) 交付目論見書

日経225マザーファンドは「eMAXIS 日経225インデックス」やeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)も投資するマザーファンドで、3,593億(2023.5時点)と巨額の純資産を有します。

マザーファンドを共有するeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)等とは姉妹ファンド、運用そのものは事実上変わらず、異なるのは後述する信託報酬や販売会社のみと言って良いでしょう。

 

投資銘柄

投資する銘柄数は225銘柄、日経平均株価(日経225)の構成銘柄全てを組み入れていると思われます。

組入れ上位10銘柄は下図の通り。

つみたて日本株式(日経平均)(つみたてんとう)

画像引用:つみたて日本株式(日経平均) 月報(2024/2)

1位 ファーストリテイリング、2位 東京エレクトロン、3位 アドバンテストなど日本を代表する銘柄が占めています。ただ、これは日経平均株価の特徴なのですが、株価の高い銘柄(値がさ株)に集中する傾向があります。

TOPIX、日経平均株価の違い・比較については下記記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

 

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

つみたて日本株式(日経平均)信託報酬0.1980%(税込)

実質コスト0.203%(税込)

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社 国内株式(日経平均)インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

他社の低コスト・国内株式(日経平均)インデックスファンドと信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
--SBI・iシェアーズ・日経225インデックス0.1133%---
--楽天・日経225インデックス0.1320%---
1eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)0.1430%0.148%
1たわらノーロード日経2250.1430%0.146%
1<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド0.1430%0.146%
1PayPay投信 日経225インデックス0.1430%0.262%
--はじめてのNISA日本株式(日経225)0.1430%---
5iFree 日経225インデックス0.1540%0.161%
5SMBC・DCインデックスファンド(日経225)0.1540%0.163%
5My SMT 日経225インデックス0.1540%0.163%
8NZAM・ベータ日経2250.1760%0.183%
9野村つみたて日本株投信0.1870%0.193%
9Smart-i 日経225インデックス0.1870%0.210%
11(三菱UFJ)つみたて日本株式(日経平均)0.1980%0.203%
12日経225 インデックスe0.2090%0.216%
--ニッセイ日経225インデックスファンド0.2750%0.279%

つみたて日本株式(日経平均)は11位。

姉妹ファンドのeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)とは信託報酬で0.055%ポイントの差があります。

ただ、上表では低コストのファンドのみリストアップしていますので、全体から見るとつみたて日本株式(日経平均)も十分低コストの部類です。

 

信託報酬の変更履歴

つみたて日本株式(日経平均)は、2017年8月に設定された後、まだ信託報酬引下げの実績はありません。

つみたて日本株式(日経平均)の信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2017/8/16
 0.1944%新規設定。設定時はeMAXIS Slimと同じで最低水準。
2019/10/1 0.1980%消費税増税(8%-->10%)
??????% 

設定当初はeMAXIS Slimと同じ信託報酬で、他社を含めて最低水準のレベルでした。しかし、その後、eMAXIS Slim<購入・換金手数料なし>ニッセイが複数回の引下げを行い、今では大きな差がついてしまいました。

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つみたて日本株式(日経平均)の運用状況(評価・人気)

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からつみたて日本株式(日経平均)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値です。

つみたて日本株式(日経平均)(つみたてんとう)の人気・評判

つみたてNISAが始まった2018年以降、資金流入が増加傾向にあり、2021年以降は毎月10~15億円程度の安定した資金流入が続いています。

日経平均株価連動型インデックスファンドの場合、短期の売買が多いのか資金流入・流出の変動が激しいファンドが殆どで、このように安定した資金流入があるのはつみたて日本株式(日経平均)の大きな特徴です。

純資産総額も2024.2末時点で969億円、設定から約6年半という事を考慮すると十分大きな資産額です。

 

運用状況は?

インデックスファンドではベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

*ベンチマークは同じ日経平均でも配当込・除くなどファンドにより異なりますが、実際の運用は両者で変わらない事から、配当込インデックスを、ここではベンチマークと定義します。

下図は、2024年2月末日時点の実質コストに対する1年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

つみたて日本株式(日経平均)(つみたてんとう)の評価

図中グレーの点線は、コストが0の時、配当込指数と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そして点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

つみたて日本株式(日経平均)は、eMAXIS Slim等と同じ巨大なマザーファンドで運用している事もあり、概ね図中点線上にのっており、ベンチマークとの乖離がない安定した運用になっています。そして、そのコストに応じた騰落率となっています。

ただ、信託報酬・実質コストが低いeMAXIS Slim等には、当然、そのコスト分、騰落率で負けています。

 

つみたて日本株式(日経平均)の分配金

つみたて日本株式(日経平均)は分配金を出した実績はありません。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては分配金を出さない投資信託の方が有利です。
分配金を出すか否かは運用会社が決定しますが、本ファンドは「信託財産の成長を優先とし、原則として分配を抑制する」方針です。
勿論、保有する株式から出た配当はファンドの資産となり、基準価額の上昇につながります。

 

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まとめ

つみたて日本株式(日経平均)は、比較的低コスト、そして安定した運用と、国内株式(日経平均)に投資するインデックスファンドとして間違った選択ではありません。

そして日経平均株価連動型インデックスファンドとしては珍しく安定した資金流入があります。

ただ、より低コストのeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)で運用すれば、さらに高いリターンを得ることが出来ます。(株価低迷時でも損失が小さくなる)

つみたて日本株式(日経平均)と姉妹ファンドとも言えるeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は中身は基本的に同じもの、値段(コスト=信託報酬)と販売会社が違うだけです。

もし、つみたて日本株式(日経平均)だけしか取扱っていない金融機関(多くは銀行や店頭証券)で取引されているのであれば、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)等の超低コストファンドを扱っているネット証券に変更されては如何でしょう。

NISAの口座も毎年変更する事が出来ます。

 

販売会社

つみたて日本株式(日経平均)は、SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券等の主要ネット証券、

さらに多くの銀行、店頭証券で購入出来ます。

一方、上記ネット証券であればeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)も取扱っています。

どちらを選択すべきかは言うまでもないでしょう。

クレジットカード決済で投信を積立出来る(ポイント還元あり)下記ネット証券をお勧めします。

*松井証券はクレジットカード決済には対応していません。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5~10万円部分も2.2%])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

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SBI証券 三井住友カードでのクレジットカード積立
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで最大0.5%、ゴールドカードなら最大1.0%(2024.11買付分からはカード利用実績に応じた付与率に変更)
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

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*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

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楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元(2024.6.4からはチャージ時ではなく利用時にポイント還元に変更)。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

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松井証券 投信保有での最高水準のポイント還元
松井証券は、投資信託保有による最高水準のポイント還元率が魅力。
またMATSUI Bank(住信SBIネット銀行マツイ支店)の口座開設すれば普通預金金利 年0.20%になるのも魅力。

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勿論、NISA(つみたて投資枠)対象のファンドです。(成長投資枠でも購入出来ます。金融機関によってはつみたて投資枠専用としている場合もあります)

 

個人型確定拠出年金(iDeCo)で投資したい方は、つみたて日本株式(日経平均)auカブコム証券で、

低コストのeMAXIS SlimSBI証券(セレクトプラン)で取り扱っています。

 

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

たわらノーロード 日経225 

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

iFree 日経225インデックス 

ニッセイ日経225インデックスファンド  

つみたて日本株式(日経平均)   (本記事)

 

他の国内株式(日経平均)インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

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マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

公式サイト(PR)マネックス証券

マネックス証券の口座はSBI新生銀行経由でも開設出来ます。

SBI新生銀行新規口座開設+エントリーで1,000円、1回3万円以上の入金で2,000円、最大3,000円がもらえます。

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au Payカード(クレジットカード)での投信積立が2022.3.28より始まりました。投信積立でのポイント還元率は月10万円まで1.0%

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