つみたてNISAでは金融庁が認定したファンドしか購入・投資できませんが、それでも現時点で186本ものファンド(ETF除く)があります。
この多くのファンドの中から何に投資したらよいか迷っている方も多いかと思います。そこで、この186本の中から、今、最も売れているファンドをご紹介します。
(*)本記事では金融庁分類でアクティブファンドとなっているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、世界経済インデックスファンド、eMAXIS NYダウはインデックスファンドに分類します。
これだけファンドの本数があっても実際に売れているのはごく僅かの限られたファンドだけです。
下図は2020年10~12月期の1カ月平均の月次資金流出入額をグラフにしたものですが、1億(/月)未満のファンドが128本もあります。
売れているという事は安定した運用(ベンチマークとの乖離が少ない、信託報酬以外のコストが低くなる)にもつながり、さらに繰上償還のリスクが少ない等、ファンド選択の重要な指標の一つとなるものです。
どのファンドを買ったらよいか分からないという方は、先ずご自身のリスク許容度からアセットアロケーション(株、債券など何に、日本、先進国などどこに投資するかの資産配分)を決めたうえで、なるべく売れているファンドの中から選択されてみては如何でしょうか?
尚、つみたてNISA対象ファンドの人気ランキングになりますが、つみたてNISA口座だけでなく、特定・一般口座、確定拠出年金(企業型/iDeCo)などを含めた全ての口座での資金流出入額合計のランキングです。
(*)資金流出入額は日々の純資産総額の増減額に日次騰落率を考慮して算出した概算値です。
基準価額、純資産総額のデータは各運用会社、または投資信託協会より引用。
[最終更新日:2020.12.31]2020年10~12月版に更新。
本記事は2020年12月末日時点の情報に基づき記載しています。原則3カ月毎に更新します。
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つみたてNISA 対象 投資信託(インデックスファンド & アクティブファンド) 資産クラス別 資金流入額比較
インデックスファンドは資産クラス別に分類し、それぞれの資金流出入額を比較します。
*アクティブファンドは投資対象による分類を行わずまとめて集計
順位 | 資産クラス | ファンド本数 | 2020年10~12月 資金流入額[億円] ()内は2020年7~9月 |
1 | 米国株式 | 10 | 314.7 (286.7) |
2 | 全世界株式 | 13 | 153.0 (108.5) |
3 | バランス型 | 82 | 110.2 (136.5) |
4 | 先進国株式 | 18 | 92.6 (127.7) |
5 | 新興国株式 | 12 | 13.9 (18.3) |
6 | 国内株式 | 35 | -74.3 (-22.8) |
7 | アクティブ | 16 | -225.3 (-265.7) |
--- | 合計 | 186 | 384.9 (389.2) |
1位はファンド本数は少ないものの米国株式。圧倒的な資金流入の多さで米国株の人気のほどが伺えます。
そして2位は全世界株式。
3位は本数が多いバランスファンド、4位が先進国株式です。
6位の国内株式は資金流出となっています。流出入の変動が大きく、短期的な売買が多いのが国内株式の特徴です。
また、アクティブファンドも大きな資金流出です。
(注意:つみたてNISAだけでなく全口座の合計です)
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2020-2021年 つみたてNISA(積立NISA) 人気・評判の高いファンド(投資信託)・ランキング
さて、2020年10~12月期、人気トップ15のファンドを見ていきます。
3カ月間の平均の月次資金流出入額でランキングをつけます。
参考までに前期(2020年7~9月期)の順位、2020年累計(12カ月合計)の資金流出入額、順位、
さらにファンドの信託報酬(税込み)、設定日、2020年12月末日時点の純資産総額も示します。
*順位の横に記載する矢印、↑は前月より順位を上げたファンド、↓が下げたファンドです。
[スマホの方は表を横にスクロールしてご覧ください]
15位 つみたて8資産均等バランス
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
15↓ (13) | 11.3 (13.3) | 14 | 151.8 | 0.2420% | 2017/8/16 | 327.0 |
15位は三菱UFJ国際投信「つみたてんとう」シリーズのつみたて8資産均等バランス。
2020年累計では14位。
国内債券・株式、先進国債券・株式、新興国債券・株式、国内リート、先進国リートの8資産に均等に投資するファンドです。
8資産均等型では、同じ三菱UFJ国際投信が運用し、本ファンドの姉妹的存在でもあるeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が10位にランクインしています。
違いは信託報酬だけですので、コストの低いeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の方がおすすめ。
14位 セゾン資産形成の達人ファンド
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
14↓ (11) | 13.1 (16.1) | 11 | 193.4 | 1.35 +-0.02% | 2007/3/15 | 1274.6 |
14位はセゾン投信が運用し、日本を含む全世界の株式に投資するアクティブファンド、セゾン資産形成の達人ファンド。
2020年累計では11位。
参考指数であるMSCI ACWIを上回るパフォーマンスを出しており、2020年も好調な成績でした。
13位 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
13↑ (14) | 13.1 (13.2) | 15 | 146.5 | 0.2750% | 2011/4/18 | 411.8 |
13位は三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド。
2020年累計では15位。
MSCI All Country World Index(除く日本)との連動を目指し、日本を除く全世界の株式に投資するファンドです。
8位に入ったベンチマークが同じeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)には信託報酬で負けますが、確定拠出年金と思われる資金を中心に安定した資金流入があります。
12位 eMAXIS Slim新興国株式インデックス
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
12↑ (15) | 14.2 (11.2) | 13 | 151.8 | 0.1870% | 2017/7/31 | 450.4 |
12位はeMAXIS Slim新興国株式インデックス。
2020年累計では13位。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとし新興国株式に投資します。新興国株式インデックスファンドとして唯一のランクイン。
新興国株式クラスでは最低水準の信託報酬で、他のファンドを寄せ付けない圧倒的な人気のファンドです。
11位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
11↓ (9) | 14.3 (19.1) | 12 | 176.7 | 0.57± 0.02% | 2007/3/15 | 2325.3 |
11位はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。
2020年累計では12位。
直販がメインだけあって流入額が安定しているのが特徴。純資産も2,000億円を超えました。
全世界の株式・債券に50%ずつ配分するバランスファンドで、各地域別の資産配分は時価総額を基準に決定されます。
インデックスファンドの低コスト化が進む中、今となっては決して低い信託報酬ではありませんが、依然、その人気は衰えません。
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10位 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
10↓ (8) | 16.9 (20.7) | 7 | 270.4 | 0.1540% | 2017/5/9 | 719.7 |
10位はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)。
2020年累計では7位。
国内債券・株式、先進国債券・株式、新興国債券・株式、国内リート、先進国リートの8資産に均等に投資するファンドです。
バランスファンドとして圧倒的な信託報酬の低さが魅力。
8資産均等型だけでなくバランスファンド全体の中でも1位です。
2020.5.26には純資産総額500億円を突破、受益者還元型信託報酬が適用され、実際の信託報酬は上表記載の値より若干低くなります。
9位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
9↓ (6) | 17.4 (29.9) | 6 | 452.8 | 0.1023% | 2013/12/10 | 2221.7 |
9位は<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド。前期より順位を三つ落としました。
2020年累計では6位。
MSCI KOKUSAIをベンチマークとし日本を除く先進国の株式に投資します。
MSCI KOKUSAI連動型ファンドの中ではeMAXIS Slim 先進国株式インデックス、たわらノーロード先進国株式と並び3強の一角で、信託報酬はeMAXIS Slimと同率の最安値ですが、最近は資金流入額でeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの後塵を拝しています。
ただ根強い人気を誇るファンドで、純資産総額は約2,222億円と上記2本を大きく上回ります。
8位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
8↑ (12) | 21.2 (15.4) | 10 | 202.3 | 0.1144% | 2018/3/19 | 364.9 |
8位はeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)。
2020年累計では10位。
MSCI All Country World Index(除く日本)との連動を目指し、日本を除く全世界の株式に投資するファンドです。
ベンチマークが同じファンドの中で信託報酬最安値。
2020年累計でも10位と安定した資金流入があります。
7位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
7↓ (10) | 23.4 (18.8) | 9 | 241.6 | 0.2120% | 2017/9/29 | 638.9 |
7位は楽天・全世界株式インデックス・ファンド。前期より順位を三つ下げました。
2020年累計では9位。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとし、小型株を含む全世界の株式(含む日本)に投資します。
米国バンガード社の人気のETF VTに投資する事実上のファンド・オブ・ファンズ(FOF)で、本ファンド1本で全世界の株式の時価総額約98%をカバーする事が出来ます。
6位 たわらノーロード先進国株式
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
6↑ (7) | 25.5 (22.9) | 8 | 268.5 | 0.10989% | 2015/12/18 | 821.3 |
6位はたわらノーロード先進国株式。
2020年累計では8位。
MSCI KOKUSAIをベンチマークとし日本を除く先進国の株式に投資します。
MSCI KOKUSAI連動型ファンドの中では、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスと並び3強の一角で、信託報酬では若干負けているものの、信託報酬以外のコストの低さが本ファンドの特徴です。
比較的、相場に左右されない安定した資金流入があります。
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5位 eMAXIS Slim先進国株式インデックス
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
5- (5) | 35.2 (40.1) | 4 | 573.2 | 0.1023% | 2017/2/27 | 1498.4 |
5位に入ったのがeMAXIS Slim先進国株式インデックス。
2020年累計では4位です。
MSCI KOKUSAIをベンチマークとし日本を除く先進国の株式に投資します。
最も売れている先進国株式インデックスファンドです。
尚、eMAXIS Slimは純資産総額が500億円、1,000億円を超える部分について信託報酬が低くなる受益者還元型信託報酬を採用していますが、既に1,000億円を突破、上表記載の信託報酬より実際は若干低くなっています。
4位 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
4↓ (3) | 70.2 (62.6) | 3 | 768.2 | 0.1620% | 2017/9/29 | 1737.0 |
4位は楽天・全米株式インデックス・ファンド。
前々期は2位でしたが、前期にSBI・バンガード・S&P500に、今期はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)にも抜かれてしまいました。
2020年累計では3位。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとし中・小型株をも含む米国株式に投資します。
1位、3位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、SBI・バンガード・S&P500との違いは中小型株を含むか否か。(中小型株を含むからと言って必ずしもリターンが上がるとは限りません)
米国バンガード社の人気のETF VTIに投資する事実上のファンド・オブ・ファンズ(FOF)です。
尚、2020.11.6に純資産総額1,500億円を突破しました。
3位 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
3↓ (2) | 73.5 (89.3) | 2 | 828.7 | 0.0938% | 2019/9/26 | 1026.9 |
3位はSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に抜かれ前期より順位を一つ落としています。
2020年累計では2位。
2019年9月26日設定の新しいファンドですが早くも大きな人気を集めています。
S&P500をベンチマークとし米国の大型株に投資します。
実際の運用は米国バンガード社のETF VOOに投資する事実上のファンド・オブ・ファンズ(FOF)。
当初、SBI証券 1社だけの販売でしたが、マネックス証券、岡三オンライン証券、佐賀銀行、さらにSMBC日興証券(ダイレクトコース)、auカブコム証券でも取り扱いが開始されました。
ライバルとしては後述のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、信託報酬は税抜きで同率ですが、税込みだとSBI・バンガード・S&P500が若干低くなります(米国ETFの経費率分に消費税がかからない為)。
尚、2020.12.24に純資産総額1,000億円を突破しました。
2位 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
2↑ (4) | 76.7 (44.2) | 5 | 570.3 | 0.1144% | 2018/10/31 | 775.9 |
2位はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)。大きく順位を上げています。
2020年累計では6位、(ベンチマークの異なるファンドも含めて)全世界株式インデックスファンドの中では最も人気があります。
MSCI ACWI[All Country World Index]をベンチマークとし、日本を含む全世界の株式に投資するファンドで、全世界株式インデックスファンドとしては最低水準の信託報酬です。
2020.10.7に純資産総額500億円を突破し、受益者還元型信託報酬が適用され、若干ですが上表記載の信託報酬より実際は低くなっています。
マネックス証券のiDeCo、松井証券 iDeCoにも採用されています。
1位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
月次資金流出入額 2020/10~12期 ()内は前期 | 年次資金流出入額 2020年累計 | 信託報酬 | 設定日 | 純資産総額 (億円) | ||
順位 | (億円) | 順位 | (億円) | |||
1- (1) | 170.9 (130.0) | 1 | 1578.4 | 0.0968% | 2018/7/3 | 2289.2 |
前期に続いての1位はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
2020年累計でも2位以下に大きな差をつけてのトップです。
一度はSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドに信託報酬に差をつけられたものの、(時間はかかりましたが)それに追従した信託報酬引下げを行った事が支持を得たのでしょう。
また、2020.5.28に純資産総額1,000億円を突破し、受益者還元型信託報酬により上表記載の信託報酬より若干ですが下がっています。
さらに、2020.11.25には2,000億円を突破しました。
3位のSBI・バンガード・S&P500と同様、S&P500をベンチマークとし米国の大型株に投資します。
設定から約2年半経ち運用も安定しています(コスト要因以外でのベンチマークとの乖離が少ない)。
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資産(アセット)クラス別 人気ランキング (2020年10~12月期 & 2020年年間)
2020年10~12月期、及び2020年累計で、各資産(アセット)クラス別に最も売れたファンドです。
アセットクラス | 2020年10~12月 | 2020年累計 |
先進国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
米国株式 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
新興国株式 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス |
全世界株式 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
国内株式 | つみたて日本株式(日経平均) | たわらノーロード日経225 |
バランス型 | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) |
アクティブ | セゾン資産形成の達人ファンド | セゾン資産形成の達人ファンド |
インデックスファンドでは圧倒的な強さを見せるeMAXIS Slim、国内株式を除く5部門でトップです。
アクティブファンドではセゾン資産形成の達人ファンドが直近3ケ月、2020年年間とも1位です。尚、ひふみ投信、ひふみプラスは最近大きな資金流出が続いており順位も下位に沈んでいます(2020年もパフォーマンスは良好だったのですが)。
最後に
以上、つみたてNISA対象ファンドの資金流出入額ランキングでした。
低コストで安定して人気のあるファンドが上位を占めています。ファンドを選択する際の参考にして頂ければ幸いです。
繰り返しになりますが、上位のファンドを闇雲に複数買っても意味はありません。あくまでアセットアロケーションを決めたうえで、それぞれの資産クラスでの人気ファンドを組合わせる事をお勧めします。
尚、つみたてNISAは銀行等多くの金融機関で取り扱っていますが、ここにランクインしたファンドはどこの金融機関でも購入出来るという訳ではありません。
超低コストのファンドの殆どを取り扱っているのが下記ネット証券です。
(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、セゾン資産形成の達人ファンドは基本的にセゾン投信の直販です)
*つみたてNISAの金融機関は毎年変更する事が出来ます。
SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
公式サイト SBI証券
楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
公式サイト楽天証券、楽天カード
SMBC日興証券(ダレクトコース)
SMBC日興証券は、ダイレクトコース限定ながら大手店頭証券では唯一、低コストのインデックスファンドを多数取り扱っています。つみたてNISAも対応。
公式サイトSMBC日興証券
松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
公式サイト松井証券
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、セゾン資産形成の達人ファンド
公式サイトセゾン投信
つみたてNISA おすすめの証券会社は?
証券会社の選択に迷っている方は下記ページをご覧ください。
つみたてNISA おすすめのファンドは?
本サイトが選ぶ「つみたてNISA」お勧めのファンドは下記ページを参照して下さい。