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【国内株式(TOPIX)インデックスファンドの評価】2018年人気(資金流出入額)ランキング、運用成績の比較。

投稿日:2018年6月12日 更新日:

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TOPIXとの連動を目指す国内株式インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、運用成績(騰落率、ベンチマークとの乖離)を調査します。

[最終更新日:2018.6.12]2018年5月末日時点の情報に更新

国内株式を代表する指数としてTOPIX、日経平均株価がありますが、両者の違い・比較については下記の記事をご覧ください。
参考記事【国内株式インデックスファンド】TOPIX、日経平均株価どちらを選ぶ? 過去の成績を徹底比較。

*本記事は2018年5月末日時点の情報に基づき記載しています。

先ず、各ファンドの純資産総額、及び、月次資金流出入額から人気のファンドを調べます。

さらに、各ファンドにより実質コスト(信託報酬+α)は異なりますが、それがちゃんとファンド騰落率に反映されているか、そしてベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)を確認します。

尚、ベンチマークとの乖離、各社、決算時の運用報告書や月報に記載されていますが、これを信じてはいけません。同じTOPIXといっても、各社のベンチマークは配当込・除くと2種類有り、そのベンチマーク騰落率が異なるからです。
参考記事【インデックスファンド】運用報告書でのベンチマークとの乖離の見方、乖離0だから単純に素晴らしいファンドとは言えません。

 

比較した国内株式(TOPIX)インデックスファンド、その信託報酬・実質コスト・純資産総額

比較したファンド、及び、その信託報酬・実質コスト、設定日、2018年5月末日時点の純資産総額を下表にまとめます。(信託報酬の低い順に並べてあります)

*DC専用ファンド、ETFは参考値扱い。(表中グレーの行のファンド)
*eMAXIS Slim、i-SMTの実質コストは、信託報酬以外のコストが、それぞれeMAXIS、SMTと同じと仮定して算出。

ファンド 信託報酬
(実質コスト)
設定日 純資産総額(億円)
TOPIX連動型上場投信[ETF:1306] 0.11880%
(0.127%)
2001/7/11 ---
DIAM DC 国内株式インデックスファンド 0.16740%
(0.171%)
2007/9/27 262.5
eMAXIS Slim 国内株式インデックス 0.17172%
(0.177%)
2017/2/27 25.9
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.17172%
(0.180%)
2015/4/27 171.6
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.17280%
(0.184%)
2011/12/9 143.3
たわらノーロードTOPIX 0.18360%
(0.187%)
2017/3/21 5.3
iFree TOPIXインデックス 0.18360%
(0.190%)
2016/9/8 5.4
i-SMT TOPIXインデックス 0.18360%
(0.192%)
2018/1/12 0.5
Smart-i TOPIXインデックス 0.18360%
(---)
2017/8/29 0.2
日本株式インデックスe 0.39960%
(0.405%)
2010/4/6 34.5
SMT TOPIXインデックス・オープン 0.39960%
(0.408%)
2008/1/9 142.6
野村インデックスファンド・TOPIX 0.43200%
(0.437%)
2010/11/26 25.7
eMAXIS TOPIXインデックス 0.43200%
(0.437%)
2009/10/28 212.6
インデックスファンドTOPIX(日本株式) 0.66960%
(0.675%)
2001/10/31 166.2

 

純資産総額1位はeMAXIS TOPIXインデックス。今となっては決して低コストとは言えませんが、設定が古い事もあり大きな純資産総額となっています。

そして2位に入ったのが<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド。低コスト・インデックスファンドの代表的な存在で、設定から3年程ですが早くも170億円を超え、トップのeMAXISにも迫る勢いです。

低コスト・インデックスファンドの中では、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドも健闘しています。

常に信託報酬最低水準を目指すeMAXIS SlimTOPIXでは<購入・換金手数料なし>ニッセイと同じ信託報酬という事もあり、それほど純資産増えていません。(といっても1年ちょっとで25億ですから、他のファンドに比べると十分大きな額です。)

一方、第2グループといっても良いたわらノーロードiFreeは5億、設定の新しいi-SMTSmart-iに至っては、まだ1億にも達していません。

尚、確定拠出年金専用ファンドで、参考データとして記載したDIAM DC 国内株式インデックスファンド、信託報酬最安値、純資産総額もトップです。

最新の信託報酬・実質コスト等は下記記事を参照して下さい。


資金流出入額 [国内株式(TOPIX)インデックスファンド 人気ランキング]

2018年5月の概算の月次資金流出入額(*)、及び2018年の累計(1~5月の5カ月間の合計)を見てみます。

5月の資金流出入額の大きい順にならべてあります。

どのファンドが多く購入されているかの人気ランキングになりますが、純資産が増える事は、それだけ安定した運用にもつながりますし、繰上償還のリスクも減ります。

ただの人気ランキングとしてではなく、ファンド選択の重要な指標の一つとしてみて下さい。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出。
例えば、3月5日の日次資金流出入額は
(3月5日の純資産総額) - (3月4日の純資産総額) x (日次騰落率 + 1)で計算し、
これを1カ月分足して月次資金流出入額としています。

国内株式(TOPIX)インデックスファンド 資金流出入額
2018年5月 2018年累計
順位 ファンド (億円) 順位 (億円)
1 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 10.98 1 42.53
2 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 6.94 2 38.72
3 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 3.28 3 15.71
4 たわらノーロードTOPIX 0.52 8 2.23
5 iFree TOPIXインデックス 0.44 7 2.34
6 i-SMT TOPIXインデックス 0.03 9 0.54
7 Smart-i TOPIXインデックス 0.00 10 0.16
8 日本株式インデックスe -0.09 11 -0.03
9 SMT TOPIXインデックス・オープン -0.32 4 11.58
10 インデックスファンドTOPIX(日本株式) -0.94 5 8.32
11 野村インデックスファンド・TOPIX -1.40 6 5.69
12 eMAXIS TOPIXインデックス -5.46 12 -12.44
参考 DIAM DC 国内株式インデックスファンド 4.82   44.59

2018年5月、2018年累計ともに、

1位 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

2位  <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

3位 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

一方、比較的コストの高いファンドは資金流出となっています。

 

三井住友・DC、<購入・換金手数料なし>ニッセイ、eMAXIS Slimの月次資金流出入額の比較

1位~3位の三井住友・DCつみたてNISA<購入・換金手数料なし>ニッセイeMAXIS Slim、この3本の月次資金流出入額の推移を見てみます。

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

三井住友・DCつみたてNISA<購入・換金手数料なし>ニッセイの2本が激しくトップを競っている状況で、eMAXIS Slimは、この2本の半分以下の資金流入にとどまっています。

 

リターンの比較。実質コスト(信託報酬+α)が騰落率に反映されているか? ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)は?

2018年5月末時点の各ファンドの騰落率を見てみます。

*騰落率は各ファンドの基準価額から「しんたろう」が独自に計算した結果です。
*騰落率は全て分配金再投資時(分配金課税無)の基準価額より計算。

*実質コストに対する騰落率を見ていきますが、期中に信託報酬の変更があったファンドは、その期間に応じて按分した実質コストを用います。

騰落率とコストの関係は、理想的には(配当課税を適切に考慮した)インデックス騰落率から決まる傾き、切片の直線になります。国内株式の場合、配当が出ると、それに課税される事無くファンド内に入りますので、配当込指数がインデックス騰落率となります。

 

3カ月騰落率

先ずは、2018年5月末日時点の3カ月騰落率を見てみます。

実質コスト/4に対して3カ月騰落率をプロットします。(Smart-iだけは信託報酬でプロット)

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

図中、茶色の横線は配当込指数の値ですが、低コスト・ファンドの騰落率はそれを上回っています。これは指数が配当分を組み込む時期(基本的に配当落日)と、実際にファンドに配当が入る時期とのずれに起因するものと推測します。

超低コストのファンドの騰落率は、そのコスト依存が明確ではなく、概ね±0.02%の範囲内でばらついています。(この程度は許容範囲かな・・・)

ただ、その中でSmart-iが若干マイナス側に乖離しているように見えます。

 

1年騰落率

次に2018年5月末日時点の1年騰落率を見てみます。(Smart-iはデータ無)

国内株式(TOPIX)インデックスファンド

図中グレーの点線は、傾きが-(1+インデックス騰落率)、切片(コストが0の時)がインデックス騰落率(=配当込指数)の直線ですが、各ファンドの騰落率はこの直線上に概ね綺麗にのっています。

即ち、各ファンドともベンチマークとの乖離はなく、そのコストに応じた騰落率を示しているという事です。

騰落率トップはETF[1306]DIAM DCと続き、一般に購入出来るファンドでは、eMAXIS SlimiFree三井三友・DC<購入・換金手数料なし>ニッセイたわらノーロードが殆ど並んでいます。

 

まとめ & おすすめファンド

以上、国内株式(TOPIX)インデックスファンドについて、純資産総額、資金流出入額、騰落率、さらにベンチマークとの乖離を評価しました。

人気を集めている=資金流入額が大きいのが三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの2本。それに続くのがeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

国内株式(TOPIX)の場合、ベンチマークとの乖離も小さく、信託報酬の低い上記3本のどれを選んでも大差ないでしょう。

敢えてこの中から1本を選ぶならeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)。現在の人気では三井住友・DC<購入・換金手数料なし>ニッセイには及びませんが、(ここには示しませんでしたが)マザーファンド純資産総額の大きさ、そして、今後の信託報酬引下げ競争でも優位にたつであろう点を評価。

 

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、SBI証券 楽天証券 マネックス証券岡三オンライン証券カブドットコム証券GMOクリック証券 松井証券等のネット証券で取扱っています。

 

また、参考データとして取り上げた信託報酬最安値のDIAM DC国内株式インデックスファンドは、確定拠出年金専用ファンドで、個人型確定拠出年金(iDeCo)では、マネックス証券 iDeCo松井証券 iDeCoイオン銀行のiDeCoで取扱っています。

 

他の株式インデックスファンドの最新の情報・結果は↓の記事を参照して下さい。

先進国株式インデックスファンド

新興国株式インデックスファンド

米国株式インデックスファンド

全世界株式インデックスファンド

国内株式(TOPIX)インデックスファンド(本記事)

国内株式(日経平均株価)インデックスファンド

国内株式(JPX日経中小型株指数)インデックスファンド

 

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