SBI・アセットマネジメントが運用するSBI・Vシリーズの2本が2022年7月11日に初回決算を迎え、その運用報告書がアップされましたので、これから各ファンドの実質コスト(隠れコスト)をまとめます。
今回、決算を迎えたのは下記2ファンドです。
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*決算期間は378日と1年強。そこで信託報酬の比から年率に換算して表記します。
*ライバルとなる楽天バンガードファンドの結果も記載します。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの実質コストです(投資先ETF経費率含む)。
[スマホの方は横にスクロールしてご覧下さい]
期間 | 信託報酬 (ETF経費率含) | 年率 実質コスト | 信託報酬 以外のコスト | |
SBI・V 初回決算 | 2021.6.29~ 2022.7.11 | 0.094% | 0.110% | 0.016% |
参考データ | ||||
楽天バンガード (5期目) | 2021.7.16~ 2022.7.15 | 0.1620% | 0.187% | 0.025% |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの初回決算の実質コストは0.110%。
因みに、同じSBIアセットマネジメントが運用しS&P500との連動を目指す、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの信託報酬以外のコスト(いわゆる隠れコスト)は0.011%(2期目決算/2021.9)。これに比べると若干高いものの、それでも十分低いコストです。
尚、売買委託手数料、有価証券取引税はSBI・V・S&P500インデックス・ファンド同様、無しです。
ライバルとなる楽天・全米株式インデックス・ファンドに比較し、信託報酬以外のコストで0.009ポイント、実質コストでは0.077ポイント低くなっています。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの詳細は下記記事をご覧ください。(近日中に今回の決算結果を反映しアップデートします)
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SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの実質コストです(投資先ETF経費率含む)。
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期間 | 信託報酬 (ETF経費率含) | 年率 実質コスト | 信託報酬 以外のコスト | |
SBI・V 初回決算 | 2021.6.29~ 2022.7.11 | 0.1238% | 0.166% | 0.043% |
参考データ | ||||
楽天バンガード (5期目) | 2021.7.16~ 2022.7.15 | 0.1920% | 0.253% | 0.061% |
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの初回決算の実質コストは0.166%。
信託報酬以外のコストは0.043%と前述のSBI・V・全米株式よりは高くなっていますが、それでも十分低く抑えられています。
本ファンドも売買委託手数料、有価証券取引税はありません。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドに比較し、信託報酬以外のコストで0.018ポイント、実質コストでは0.087ポイント低くなっています。
SBI・V・米国高配当株式インデックスの詳細は下記記事をご覧ください。(楽天・米国高配当株式インデックスとの比較についても解説、近日中に今回の決算結果を反映しアップデートします。)
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まとめ
以上、SBI・V・バンガード・ファンド、全米株式、米国高配当株式 2ファンドの初回決算での実質コストのまとめでした。
SBI・V・S&P500同様、売買委託手数料、有価証券取引税がかかっておらず、直接マーケットメイカーから購入していると思われます。
この影響もあり、両ファンドとも、初回決算でありながら十分低いコストに抑えられています。
主なインデックスファンドの信託報酬・実質コスト一覧は下記ページをご覧下さい。