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【インデックスファンド評価・解説】つみたて米国株式(S&P500)。(三菱UFJ国際投信 つみたてんとうシリーズ)

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米国の株式市場を代表する指数S&P500との連動を目指すインデックスファンドつみたて米国株式(S&P500)について解説します。

[最終更新日:2020.10.22]初版。

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つみたて米国株式(S&P500)の基本情報

つみたて米国株式(S&P500)は三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンド「つみたてんとうシリーズ」の一つです。eMAXISやeMAXIS Slimシリーズとは、基本的に同じマザーファンドで運用する姉妹ファンド。eMAXIS Slimが原則ネット証券・銀行専用商品なのに対し、つみたてんとうシリーズは、「つみたてNISA」を主なターゲットとし、最寄りの金融機関で相談できるファンドとして2017年8月に設定されました。現在9本のファンドから構成されています。コスト(信託報酬)はeMAXISよりは低く、eMAXIS Slimよりは高くなっています。
参考記事三菱UFJ国際投信 インデックスファンド「つみたてんとうシリーズ」運用開始。

今回解説するのは、S&P500との連動を目指し米国株式に投資するつみたて米国株式(S&P500)

先ず、つみたて米国株式(S&P500)の基本情報をまとめます。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2020年3月6日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークS&P500(配当込み・ネット)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2200% 
実質コスト0.273%
純資産総額 0.64億円(2020.10.21時点)
(マザーファンド) 純資産総額 771.8億円(2020.2.25時点)
分配金実績
つみたてNISA対象商品
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率0.048%

 

投資対象

ベンチマークS&P500[配当込み・ネット]で米国株式に投資します。

S&P500は米国の大型株 約500銘柄から構成された時価総額加重平均型の指数で米国株式の約80%をカバーします。米国株式を代表する指数と言っても良いでしょう。

ネットとは配当に対する源泉徴収税を考慮した指数ですが、その税率が日本に対して適切に考慮されているかは定かではありません。

*インデックスファンドのベンチマークは[除く配当]と[税引前配当込/グロス]、[税引後配当込/ネット]の3種類ありますが、ベンチマークの配当除く・含むは運用成績に直接関係するものではありません(少なくとも過去においては)。但し、運用報告書などに記載されているベンチマークとの乖離を見る時は注意が必要です。詳細は下記記事を参照して下さい。
参考記事インデックスファンドのベンチマーク(除く配当/プライス、配当込/グロス・ネット)と乖離の評価方法。

 

マザーファンド

つみたて米国株式(S&P500)ファミリーファンド方式でマザーファンドを介して米国株式に投資します。

つみたて米国株式(S&P500)

画像引用:つみたて米国株式(S&P500) 交付目論見書

マザーファンドは姉妹ファンドでもあるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と同じです。

 

投資国、投資銘柄

つみたて米国株式(S&P500)は米国の株式のみに投資します。

保有する銘柄数は505(2020.9末時点)で、S&P500を構成する全銘柄を保有しています。

組入銘柄上位10は下表の通り。

つみたて米国株式(S&P500)

画像引用:つみたて米国株式(S&P500) マンスリーレポート(2020/9)

勿論、保有銘柄もeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と同じです。

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

つみたて米国株式(S&P500)信託報酬0.2200%(税込)

実質コストは初回決算で0.273%(約3カ月の決算期間の結果を年率に換算した概算値)

信託報酬以外のコストが0.053%、姉妹ファンドのeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬以外のコストが0.044%ですので概ね同じ、設定から未だ半年余りのファンドですが、実質コストも十分低く抑えられています。

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して消費税8%から10%に換算した概算値です。

 

他社 米国株式インデックスファンドとの信託報酬・実質コスト比較

S&P500、及びベンチマークは異なりますが米国株式に投資する他社の低コスト・インデックスファンドと比較してみます。

*ファンド名下の[]内はベンチマーク。[CRSP US]はCRSP USトータル・マーケット・インデックスの略。
*信託報酬・実質コストは税込み表記。

 ファンド信託報酬実質コスト
1SBI・バンガードS&P500インデックス
[S&P500]
0.0938%(決算前)
2eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
[S&P500]
0.0968%0.141%
DC専用?SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)
[S&P500]
0.0968%(決算前)
3楽天・全米株式インデックス・ファンド
[CRSP US]
0.1620%0.209%
4つみたて米国株式(S&P500)
[S&P500]
0.2200%0.273%
5NZAM・ベータ・NYダウ30
[NYダウ]
0.2310%(決算前)
6Smart-i S&P500インデックス
[S&P500]
0.242%(決算前)
7iFree S&P500・インデックス
[S&P500]
0.2475%0.299%
7iFree NYダウ・インデックス
[NYダウ]
0.2475%0.279%
7たわらノーロード NYダウ
[NYダウ]
0.2475%0.382%
-eMAXIS NYダウインデックス
[NYダウ]
0.6600%0.687%

*実質コストは信託報酬以外のコストに全て消費税がかかると仮定して、消費税8%から10%に換算した概算値です。

(ベンチマークの違いを無視し)米国株式に投資するインデックスファンドとしては信託報酬4位(DC専用ファンドを除く)

十分低コストの部類なのですが、最安値のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とは大きな差があります。

 

信託報酬の変更履歴

つみたて米国株式(S&P500)は設定されたばかりですので、未だ信託報酬引下げの実績はありません。

つみたて米国株式(S&P500)の信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2020/3/6
 0.2200%新規設定
??????% 

 

 

つみたて米国株式(S&P500)の運用状況

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からつみたて米国株式(S&P500)の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値になります。

つみたて米国株式(S&P500)の人気・評判

未だ販売会社が少ない事もあり、現時点では殆ど売れていません。

今後、地方銀行のつみたてNISAでの取扱いが増えれば、人気も出てくることでしょう。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は2020年9月末日時点の実質コストに対する6カ月騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。そして、(管理人の主観を含みますが)配当課税を適切に考慮した真のベンチマークから決まるコストと騰落率の関係が図中グレーの点線です。このグレーの点線上にあればコスト要因以外でのベンチマークとの乖離がないと推測できます。

つみたて米国株式(S&P500)

つみたて米国株式(S&P500)はそのコストの低さに応じた高い騰落率を示しており、コスト要因以外でのベンチマークとの乖離がない安定した運用になっています。

ただ、より信託報酬の低いeMAXIS Slim米国株式(S&P500)には騰落率でも負けています。

 

まとめ

つみたて米国株式(S&P500)は、米国株式の代表的指数S&P500をベンチマークとするインデックスファンドです。

信託報酬は比較的低い部類で運用も既に安定しているのですが、姉妹ファンドのeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の方がもっと低く、敢えて、つみたて米国株式(S&P500)を選択する理由がありません。

勿論、米国株式(S&P500)に投資したいがネット証券には抵抗がある、近くの銀行で購入したいという方なら良い選択かと思いますが、そうでないならeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を強くお勧めします。

つみたてNISAの口座も毎年変更する事が出来ます。

 

販売会社

つみたて米国株式(S&P500)は下記の金融機関で購入出来ます。

SBI証券
投資信託保有で毎月Tポイントがもらえます。さらにTポイントで投資信託を購入する事も出来ます。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト SBI証券

楽天証券
投資信託保有で毎月楽天ポイントがもらえます。さらに楽天ポイントで投資信託を購入する事も出来ます。また、楽天カード(クレジットカード)で投資信託を積立購入する事が出来ます(上限5万円/月)。勿論ポイント還元があり事実上1%割引で購入出来るようなものです。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイト楽天証券楽天カード

SMBC日興証券(ダイレクトコース)
大手店頭証券で唯一eMAXIS Slimシリーズを取扱い(ダイレクトコースのみ)。
国内株式を定額(100円~)、買付手数料無料(100万円以下)で買付・積立出来、さらにdポイントも使えるキンカブ・日興フロッギーも魅力の証券会社。
(つみたてNISAでも購入可能)
公式サイトSMBC日興証券

松井証券
松井証券は、複数の投資信託を積立する際、設定したポートフォリオ(配分比率)になるよう自動的に購入商品・金額を調整してくれる「リバランス積立」が魅力(無料で利用可能)。
(つみたてNISAでも購入可能、但しリバランス積立はつみたてNISAでは非対応)
公式サイト松井証券

勿論、つみたてNISA対象のファンドです。

上記ネット証券以外に、青森銀行、南都銀行、北海道銀行、宮崎銀行で取り扱っています。今後、地方銀行での取扱いが増えていく事でしょう。

 

ライバルとなるファンド

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

iFree S&P500インデックス

 

他の米国株式インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

 

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